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安倍晋三の悪行の数々

2023-12-20 04:13:33 | Peace Cafe


 安倍晋三氏は暗殺された。死んだ人を批判するようなことは趣味の悪い事ではあるが、アベに関してはそこまでやる必要がある。繰返し繰返しアベ批判をしてきた。アベ的な物が、日本人の一番悪い所だと考えたからだ。アベ的な物とは、忖度の押上げで積み上げられた世界だ。自分だけ上手くやれればいいというゲス根性だ。

 アベ的な物を上げれば切りはないが。具体例としては一つ目は統一教会という韓国の反日組織を支持し、利用していたことになる。その安倍晋三氏が統一教会問題で暗殺された。そして、なんと国葬になった。こんなことはありうることだろうか。

 忖度である。その裏にあるのが、ご都合主義の腹黒さである。アベの了解で岸田内閣は出来た。アベとしては言いなりに出来る人物だから、総理大臣に推したのだ。岸田内閣は当初からアベ忖度が目立っていた。そのアベの派閥である清和政策研究会は自民党最大の派閥である。そして跡目は決まらず、未だ内部抗争中である。山口組と同じではないか。

 岸田内閣ではアベ派が重要な役割を、かなりの数の人が担っている。その大勢をここで切り捨てると岸田氏は考えた。そのように考えたから検察が動けたのかもしれない。事前通告がなされ、実行された。過去になかった激動である。今反撃の岸田潰しが進んでいるのだろう。

 すかさず、岸田派も同じだというニュースが出た。さらなる反撃が岸田内閣に襲いかかるはずだ。岸田氏は長年のアベのライバルなので、アベから使わないように言われていた、林元外務大臣に、泣きついて官房長官を引き受けてもらった。キックバックを受けていて引き受け手がなかったのだ。

 安倍晋三氏は自分の権力の拡大のためには、日本人を韓国の反日組織に売り渡すぐらいの悪党である。人身売買ぐらい何とも思わないのだ。悪事を悪事と考えていなかったほどのたちの悪い人間なのだ。アベが悪いという前に、日本の暗黒部分が集結して、アベをがん首にすえたのだ。

 安倍晋三記念小学校事件では、公文書を偽造させたれた官僚が自殺をされた。総理大臣からのパワハラはあきらかではないか。それも握りつぶされた。加計事件では証拠をつかまれながらも、ついにうやむやに終わらせた。この暗黒世界の名目の親分が、アベだった。

 結局、死んでも国葬をせざる得ないほどの悪の影響力があったということだろう。日本人が洗脳されてしまい、祭り上げられた存在だったのだ。当人にそういう能力があったと言うよりも、そういう立場に祭り上げられた存在と考えた方が良い。祭り上げられて如才なくやれたというところが、その能力と言えば言えたのだろう。

 しつこくアベ批判を繰り返してきたのは、そんなアベに日本人の多くの人が騙されていたからだ。なぜこれほど日本をだめにしている総理大臣に投票してしまうかが、恐ろしかったのだ。アベノミクスは結果として日本の停滞の根本原因になった。なぜそれに気付かないのかが不思議だったのだ。

 日本の総理大臣というものは自分の考えなど持たない方がましというのが通り相場である。岸田総理大臣が新しい資本主義と主張し、倫理のある経済を取り戻すというようなことを、言ったような言わなかったような感じだが、まったく意味をなさなかった。それはアベ氏の瑞穂の国発言と同じことである。

 見栄えの良い建前の看板は掲げるが、本当にやりたいことなど無い。やりたいことがあるような政治家であれば、総理大臣にはなれない。総理大臣になることが目的のような人間だけが総理大臣になる。そのためには自分の考えはないほうが良いらしい。

 アベの人集めの方法の一つが、ここに来て公開された。キックバック方式と言うらしい。アベ派に入るとパー券という上納金が選挙区ごとに要求される。それぞれの地域によってノルマが決まっている。暴力団とその点同じである。集金の努力は、成果を上げれば裏金キックバックで、見返りを受けることになる。だから頑張って、汚職をしてでもパー券を売る。

 パー券の購入者はメカジメ料と思って払っているわけだが、それぞれに恩恵があるので、莫大なメカジメ料が集まる。その恩恵は森友学園のように、国有地の格安払い下げであったり、加計学園の場合は大学新設の特別枠である。間違いなく表沙汰にならなかった悪行は数限りなくあったはずだ。

 琉球弧ミサイル基地計画の裏にも、リニアモーターカーの建設にも、大阪万博にも、IRの賭博場計画にも、東京オリンピックにも、コロナパンディミックにも、政府のやることなすことに、メカジメ料が存在するのだ。なぜ最悪の政治状況に国民は気付かないのだろうか。多分、恩恵を受けたいとする人間がごまんといるのだ。

 今回アベ派の5億円だけに捜査が入っていると言われているが、まったく氷山の一角である。時効があるので、5年だけに絞られているに過ぎない。上納金が多かった人物が5人衆に取り立てられて、影響力も大きかったのだ。つまりお願い事が通る確率が高い人物が、幹部なのだ。

 大規模開発事業では、現場では必ずゴタゴタがある。役所の許認可でも1ヶ月で済む人と1年かかる人が居る。私はいつも1年以上かかる人間の枠だからよく分かる。これをアベ派の5人衆に通せば、1週間で通るかもしれない。土地の買収など、一筋縄でいかないことが普通だろう。これを快刀乱麻する効果があるのが、悪の政治力である。

 そんなことは無い。と考えている人は居ないと思う。多分そうだろうと半分の人は疑りながら見ている。半分位の人はそれが当たり前だ。何が悪いんだ。上手く利用すれば良いだけだ。そう考えてパー券を買うのではないか。これが日本の政治風土になってしまったのがアベ時代と言える気がする。

 悪事は数限りないが、「桜の会」事件が象徴的なものだった。桜の会という行事は本来は国に対して貢献した人へのお礼の会であった。例えば長年目立たない形で地域の福祉に携わった方へのお礼の意味の招待である。ところがアベ氏は、自分の権力を地元の人達に見せつけるために利用した。

 暴力団が著名な歌手に宴会で唄わせるのと同じ手口である。自分の力の誇示である。そして、おらが先生は何でもやれる人だと思い込ませる演出である。アベは国家というものを私物化したのだ。もちろんアベノミクスの失政。特定秘密保護法。集団自衛権の合憲。黒川弘務東京高検検事長の定年延長問題。

 これ以上無いような悪い事を繰返しているが、その一番が国政というものを私物化したことだ。これが日本の活力を奪う結果になった。何もやっても空しい、どうにもならない感がまん円した。メカジメ料を払わない人間が、割を食うという社会を確立したのだ。

 日本をパー券を買わない奴が馬鹿を見る社会にした。アベは日本から活力を奪い、ずるい奴が得をする社会を確立した。日本にはそういう胡散臭いところがあったとは思う。しかし、それを悪い事だという程度の慎みはあった。ところが、今ややらない奴がバカだという社会と言える。

 
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