のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

怪我の功名

2020年03月31日 | 日記・エッセイ・コラム

 今朝、石油ファンヒーターのスイッチを入れるとき目に入ったのが「CORONA」のメーカーの名。

 そういえば、給湯器もコロナですし、芯だし式石油ストーブもコロナ。以前乗っていた車はカリーナだったけど、コロナに囲まれてるじゃん!

 こうしてコロナが忍び寄っていたんですね。

 「牛が発情したから見てくれねぇか!」と和牛繁殖農家から電話をもらったのが6時半。すぐに出かけて直検(肛門から手を入れて卵巣の状態を触感で探るんですよ)すると、まだ黄体が取れていない状態なので4-5時間待ってから種付けしよう。ということになりました。

 この農家のオヤジさんが東京で暮らす息子のところに、コロナウィルス騒動で不自由しているだろうと米と野菜を送ったそうです。そしたら、息子からお礼に送られてきたのがコロナビール。メキシコ物ですね。

 どういう信頼関係の下に成り立っているのか?わからないが、いい息子じゃねぇの!

 分け前をもらってきました。

 そのまま山仕事に出かけて、お昼時にまた和牛農家に立ち寄り直検すると今度は黄体もきれいに取れて卵胞も大きくなっておりすぐにも排卵しそうな気配。

 受精して、農家のオヤジさんと立ち話しているとき、おばちゃんがタテゴと呼ばれる牛の顔につけた紐をほどいちゃったんですね。自由になった牛が背後から私の上に覆いかぶさってきて、柵と牛の間に挟まれて胸をしこたま打ち付けました。

 と、言うより、柵の支柱の頭が左胸に刺さるような状態で、「リングにかけろ」で言うならギリシャチームのテーセウスの繰り出すハートブレイクキャノンを食らった剣崎ってとこですかね。

 口から心臓や内臓が飛び出しそうな感覚と、脂汗が噴き出る感覚。

 ヤバイでっせと脈を探るのですが、手首の感覚が分からない。柵にもたれたまましばらく動けぬスタンディングダウン状態。「リングにかけろ」ではここで立ち上がった剣崎は新ブローのギャラクティカファントムを出すのですが、私は柵を乗り越えてリング外に退去。

 受精した証明書を書いて、また山仕事に戻りました。

 が、左胸が痛くてペースが上がらない。火曜日なので整形外科医の同級生がいる病院に電話すると「すぐ来い」ということになりました。

 軽トラのダッシュボードにマスクはあったのですが、先日、木工作業で使ったものだから木くずが付着したまま黒くなっている。ないよりましか。と入っていくと、受付で新しいマスクもらえました。

 「あ、こりゃだめだわ。肋骨折れてらぁ。委員長(私のこと)高校の時も柔道で肋骨やったよな。どういう痛みが来るかわかってるよな。」

 2-3日あたりから痛みが本格的になってくるのだけど、ただただ耐えるしかない。おかげで右肩から指先までのしびれがおさまってしまった。

 怪我の功名。コロナのおかげ。開き直ってよかったよかった。

 明日、あさって様子を見ながら休むぞ!

コメント (3)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大丈夫じゃなかった?

2020年03月30日 | 日記・エッセイ・コラム

 昼時にラジオを付けたら志村けんさんがコロナ肺炎で亡くなったニュースが流れてました。

 「大丈夫だぁ」と戻ってくると思っていたのに、予想外の結果になってしまいました。

 志村けんと同年代のおじさんは、昨日の雪で妹さんが転倒して大腿骨骨折をしたとかで、病院に見舞いに行ったものの親族でも会うこともままならない。見舞いの金一封とタオルなどをナースさんに託して帰ってきたそうです。

 私の父ががんで入院した時にインフルエンザの流行と院内感染が問題になったことがあり、夕方5時になると病院の中に入れなくなりました。毎日仕事帰りに病院に行ってたのですが、時間に間に合わないときは警備員さん経由で洗濯物などの受け渡しをお願いしました。

 志村さんの場合ご家族でさえご遺体にも会えないみたいで、感染症のむごさです。

 例年なら4月末に咲く桜が咲きだしました。

 何か異様です。

 夜8時に小池都知事の緊急記者会見があるというので、どうせまたパフォーマンスだろうと風呂に行きました。

 やはり、志村けんの話題で持ちきりでしたが、パチンコや経由での感染者が出ないのはどういうことだろう?と、話は思わぬ方向に行きました。あの密閉空間で空気も悪いし、客だっておよそ衛生とはかけ離れた人たち。あの環境で蔓延しないわけがない。

 感染者も出なければ球も出ないパチンコ屋の謎?私は飲む打つ買うをしないのでパチンコ屋って行ったことがないのですが、調査に行く必要は?ないね。

 ネットニュースで緊急記者会見とやらを見たらとうに決まっているオリンピック延期と、いかがわしい飲食店に行くなだって。

 お江戸封鎖で外国人と田舎者を入れないとか、都知事辞任だったら緊急記者会見も意味があるでしょうが、換気の悪そうな密閉した空間に記者集めて、この程度のことか。このところニーハオ系が暗躍している歌舞伎町封鎖でもすればいいのに。

 オリンピック延期決定が出るまで腰を上げなかったのは重大責任じゃなかろうか?こうした時代に対応できる法規制がないことも問題ですが、この状況でも論議さえできない雰囲気。わが身に降りかかるまでわからないかな?

 いかがわしい飲食店も密閉した空間に人が集まることもできない田舎暮らしとはいえ、明日は我が身。

 立つ鳥あとを濁さぬよう、身辺はきれいにしておこう。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

また雪でした

2020年03月29日 | 日記・エッセイ・コラム

 昨夜は雨でしたが、明け方目を覚ますと積雪になっていました。

 雨は夜更け過ぎに雪へと変わったのでっしゃろ。さいでんなぁ。ほうでんなぁ。

 雲の流れは昼頃には雪もやむ気配なので、午前中は自宅待機。外に出ようにも出る気になれない健康的な悪天。夕べ早寝しちゃったもんだから眠くもならない。

 地区の役の引継ぎの書類などをまとめて、それから読書。

 数年前に田中角栄を描いてベストセラーになった石原慎太郎の「天才」。賛否両論あるけれど、不世出の政治家でした。

 越後の国の浦佐駅に田中角栄の銅像が立ってますが、路傍の銅像だったので「雪が降ったらとうちゃんが濡れちゃう。」と真紀子さんが屋根をかけました。地元では真紀子ちゃんの唯一の事業と評価されてます。

 外では雪が降る中ウグイスがないてました。雪がいくらか小降りになったところで外に出てみると、ウグイスではなくメジロが生ごみあさってました。

 角さんは目白の闇将軍と呼ばれていたのに、メジロがゴミあさりか?

 1時過ぎ、雪がやんだので山仕事に入りましたが3時過ぎには雨が降り出し撤退。それでも少しは先に進めたので納期が見えてきた。

 7時から区の総会なので、その前に晩飯の用意をせねばならないからスーパーへ直行すると、なんか妙に品物が少ない。入荷しないのか?都会から買い出しが来たからなのか?

 このあたりの人なら見向きもしない米コーナーに米がない。納豆がない。冷凍食品が少なくなっている。カップ麺コーナーも品薄、なぜか、コーラがない。

 さらに、私の行きつけの「賞味期限切れ間近」の割引コーナーに見かけない一団がいる。しかも、手ごわそうなおばちゃんが陣取っている。ここは勝負を避け、大豆もやしとタケノコの煮物にサバの干物と皿うどん。それに、かろうじてゲットした冷凍餃子を買ってきました。

 区の総会。コロナ騒動をこれ幸いの口実に「病気うつしちゃ申し訳ないから、あとでほうこくしてくれ。」 と、私の組は誰も出席しないので出ないわけにはいかない。いつもの半分以下の出席者でしたが、素早く終了。帰宅して組の構成員に出す報告書を作りました。

 例年なら総会の後は親睦会で深夜まで飲んで歌う騒ぎですが、この厄介な親睦会が取りやめとなったので、今年はスムーズに逃げ帰ることができました。

 ニーハオでは致死率の高いハンタウィルスが出ているようで、これが今年の干支のネズミさんが媒介するウィルス。

 ワクチンや対処できる薬はあるといわれていますが、ニーハオのことですからまたいじくりまわして改造ウィルスにしている可能性もある。しかも思い切り管理ができない。

 さらにバッタの大群が追い打ちをかけることでしょうから、足腰が弱ったところで地方から反乱がおきるのがあの国の歴史の常。

 今まで人道に護られてきた来たのに人道をないがしろにした付け合わせを払うことになるのでしょうが冷ややかに眺めるのもまた重要です。

 それより、金ちゃんところがまた何かやらかしたようですが、相手にされていないみたいですね。

 こちら、毎日が非常事態。

 「この世界の片隅で」のすすざんではないけれど、「困ったのう」と、淡々と受け入れるしかない。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日は欅の木

2020年03月28日 | 日記・エッセイ・コラム

 朝ちょっと雨模様だったんです。

 国道に枝がかかった欅の木の伐採を頼まれていたので、クレーンと交通誘導員を依頼してあり、雨でもやらねばなりません。

 今月半ばに役所の年度末の予算調整で急遽出た仕事なので、今月中には片付け中ればならないのですが、クレーンと誘導員の都合が合う日が今日しかない。雨でも雪でもやらざるを得ません。

 道路を片側通行止めにして、木の上に上って、クレーンのワイヤーをセットした枝先から切ってトラックの荷台におろして運び出す。

 とりあえず、朝6時前に家を出て10tトラックを借りてきて、現場に向かいました。

 そのころには雨もやみ青空が見えるようになりましたが、山脈の向こう側の越後方面には分厚い雲がかかっていますし、天気図では太平洋側に全線が。北風になっても南風になっても厄介なことになるので、午前中勝負です。

 12時ちょっとすぎには伐採作業は完了、道路上での仕事は終わりました。あとは仮置き場に積んだ枝や幹を運び出すだけなのでこちら側だけでもできます。

 一番太い部分で直径60cm程度。まだ若い木でしたが、欅の木は狂いが出やすいのでこの若さでは建材としての利用はできない。

 欅の木は巻きにして燃やすと火力もあり日持ちも良いのですが、煙が出てそれもウンコ風味の香りが漂います。故に嫌う人も少なくないのですが、囲炉裏ならまだしもストーブでは苦にならないと思います。

 夏の仕事がない時に大汗かいて薪作りです。

 クレーンのオペレータさんと交通誘導員のおじさんたちとシートを広げて野点の昼ごはん。

 今日の登利平はソースカツどんです。

 午後から北風になってきて夕方には雨が降り始め、最後は土砂降りの雨になってきた6時前にはトラックも返却できて無事完了でした。

 60代半ばの交通誘導員のおじさん、娘がお江戸に嫁いでいるようなのですが、半分都市封鎖のようなものなので大変だろうと米を送ったら「現金も送ってくれたらもっと嬉しい。」と電話があったそうです。ウィルス騒動のおかげでパートの仕事が激減、旦那は自宅での仕事になってしまい収入減が確実視。中学生の孫は学校封鎖とともにこちらに避難してきていますが、野良仕事に目覚めて「東京に帰りたくない」とうれしいことを言い出している。

 昔は都会に出た子供が距離の親のために働いて仕送りしたもんだけど、なんで、こんな年になって働いて田畑作って子供に仕送りせにゃならんのだ!と、言いつつも、この非常事態を楽しんでいます。泣いて過ごそうが笑って過ごそうが事態が変わるってもんじゃない。それなら明るく過ごしていれば糸口は向こうからやってくる。

 なんでヨーロッパであんなに死者が出ているのか?なんて話題になりましたが、チンチンの大きさではなく、まともにカウントしているからでしょうね。ニーハオみたいに共産党が「この日にゼロね!」といえば、ばたばた倒れていてもゼロになってしまう民族性でもない。

 日本の感染者の半数近くが外国人という話もあり、その外国人ってどこの国だ?と想像するとあのあたりか?

 そんな世情の中、健康に仕事で来ていることにまずは感謝。

 に、しても疲れた。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハードな日

2020年03月27日 | 日記・エッセイ・コラム

 オオシラビソの巨木を途中から切る仕事でした。家の近くなので22tのクレーンで吊るして、木の枝を足場に伐採。中間でも直径60cmほどありました。根本は1m超えている。

 オオシラビソはこのあたりではひょうこう1500-1600mを超えないと見かけない樹木で、前々からなんでこんな人里にオオシラビソが生えているのか?気になっていたのですが、不思議に思っておくもので謎が解けました。

 私の中学時代の理科の先生宅の木で、この先生のおじいさんが昭和天皇即位礼の時に植樹したんだそうです。昭和天皇即位礼は昭和3年ですね。このおじいさん、日露戦争に行ってきた人で、その時の戦友が仙台にいてそこから苗木をもらってきたのだそうです。

 天皇即位礼の記念に植樹と道祖神を建てて、一種のご神木として育ってきましたが、近隣の田畑の日陰になるし、穂先が折れてしまったので切る覚悟を決めたそうですが、根元から切るには忍びないので冬至の日の日栄を図って、田畑に影響のない高さで中断切りすることになりました。

 こうしたいわくがついている木なので、粗末にはできません。幹は足場板に利用し、枝は細かく粉砕してブルーベリー農園の畑に敷いてもらうことにしました。おがくずを利用してお香を作ってみようかと画策しています。

 数年前にオオシラビソについていろいろと調べたことがあります。東北地方にオオシラビソが持ち込まれたのはまだ400年ほど昔のことで、もともと東北地方にはなかったと聞いたことがありました。仙台からの里帰りの木でもあったんですね。

 群馬ではイベントごとの定番の登利平の鶏弁当。役所関係のイベントごとは必ずこれが出ますが、運動会など天気に左右されるイベントでも当日キャンセルが効くんだそうです。

 お昼に鶏弁当をごちそうになりました。

 私は鶏肉は苦手なのですが、これと唐揚げは何とか食べられるのでごちそうになりました。しかし、量が少ない。大丈夫かな?と気になってはいたのですが、夕方4時ごろから小池さん風にかっこよく言うとハンガーノック現象。普通に言うとシャリバテが起きました。

 腹が減って脂汗が出てきた。

 枝片付けが大変だったんです。長い枝で10mを軽く超えている。それを束ねて3tトラックで運びだしたのですが、幹と枝で4台分ありました。

 クルマのダッシュボードに雪で閉じ込められた時のためにカロリーメイトが入っていることを思い出し、半分粉末化したカロリーメイトをウーロン茶で流し込んで、作業が終わったのが夕方6時半。

 家に戻るなり、空腹のまま風呂に入ったら危険なので、昨夜食べた湯豆腐の汁に冷や飯ぶっこんで溶き卵入れて雑炊を作って食べてから風呂に行きました。

 とりあえずあと一日。ハードな日が続きそう。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

愚かしい日々

2020年03月26日 | 日記・エッセイ・コラム

 お江戸はこの週末は外出もままならないプチ戒厳令状態になるとか。我々田舎者も入国できなくなるのだろうか?出かける予定もないけど。

 今週末は大型クレーンを頼んでの作業が続くので、お江戸の模様よりも空模様が気になっていますが、雪の可能性もありそう。雪はまだ動けるんですが、雨になったらちょっと厳しい。それよりも風が吹いたら、と考えると過酷な週末になりそうです。

 昼時、スーパーに弁当を買いに行ったら小ぶりのサンマの塩焼きが110円。家に戻ってラーメンを作り、サンマ麺を作りました。気分は横浜中華街さ!アーバンなお昼だ!

 昭和50年代初めにアレックス・ヘイリーの「ルーツ」がベストセラーになりました。

 クンタ・キンテだったかキンタ・マンテだったか、USAに連れてこられたアフリカ系移民のたどった物語で、日本でも「ルーツ探し」なんてものが流行った時代でした。

 学生時代、「ハマっ子」という言葉をよく耳にしまして、「俺んちは代々ハマっ子でよぉ、今は東京に住んでいるけど、スピリッツはハマっ子だぜ。」なんて語る学友がいまして、こいつ、自分のルーツを持っている奴だなぁと感心しました。

 ハマっ子って漁師のことだと思っていたので、やっぱ農山村とは違うんだなぁ。と感心しました。演歌の世界でも漁師ソングは山ほどあるが農山村は「与作」くらいしかない。パワーが違うなぁ。と、尊敬していましたが。

 ハマっ子って横浜の人のことを言って、横浜出身ってことを自慢したかっただけだったんだ。とわかったら、急に嫌味な人間に見えてしまった。

 あの頃はサンマ麺なんか聞いたことなかったけど。

 ニュースメニューから感染症関連を除外したらほとんど事件が起きていない。なんて平和なんだ!

 メディアが怠けて取材に出ていないだけなんでしょうが、とりあえず今必要な情報は山菜の生え具合で、流通が止まっても何とか生きていける食い物のありかは確保しておかければならない。まだフキノトウくらいしか出ていないのですけど。

 封鎖なんてしなくても人も物も金も入ってこない僻地なので、日々、日常がサバイバル。

 サバが威張るのでサバの味噌煮も確保しておきました。

 風呂で昭和9年生まれのおじさんに戦争中の租界の話を聞きました。親戚縁者がこちらに逃げてくることで、自分たちだけなら十分に足りていた食べ物が不足して厳しかったと子供心に感じたそうですが、「そのくらいは備蓄しとかにゃならねぇのさ。故郷の義務。」

 確かになぁ。とか言って基盤がぜい弱だもんなぁ。とはいえ、今の時代米くらいしかとっておけないだろう。ジャガイモはそろそろ植える時期に入ったしなぁ。なにより、弟たちが私を頼って帰ってくるとは思えない。孤独死は心配されているけど。日頃の信頼構築って大切ですね。

 「なぁに、一か月持ちこたえりゃ何とかなるもんよ。」90年代以降の災害見ててもそう思う。

 クルマのガソリンだけでも確保しておこうか?と思うのだけど、このところガソリンも安くなってきているので、もうちょっと値段が下がるまで待とう。

 外出禁止令が出た時のために読む本は手元に出しておいた。とりあえず今は芥川龍之介を読み返しています。

コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

死兆星

2020年03月25日 | 日記・エッセイ・コラム

 最近、朝になるとシジュウカラの鳴き声が聞こえるので家の近くに住んでいるのはわかっていましたが、生ごみあさりに来ているみたいですね。

 還暦を間近にするとシジュウカラってのは酷ですね。ロクジュウカラっていないんだろうか?

 WHOのテドロス事務局長の辞任を求める抗議が相次いでいるみたいですが、もはやWHOの存在意義もあるのだろうか?解体して組織再編しなければ一部の病巣切り取っても意味がないのでは?

 武漢肺炎とか中国ウィルスの名前が差別と騒ぐ国もあるようですが、テドロスさんの貢献を汲んで武漢テドロス肺炎とか中国・エチオピアウィルスって入れてやるのもいいかも。

 コビットなんて、日本じゃ禁句でしょう。黒人嫌いの親子がちびくろサンボだって抹消した国なんですから小人なんてとんでもない。

 志村けんさんが感染したと思ったら、英国のチャールズ皇太子も陽性反応。コロナロイヤルサルーンウィルスへと進化した模様です。しかも環境不良少女のグレタちゃんも感染を疑われるとかで軟禁中。これで二酸化炭素の排出量が減るといいですね。

 米、ヨシ!味噌、ヨシ!山菜、これから!本、山積みになってる!。いつでも籠城できる準備は整っています。

 そんな世相の中、この春から大学生になる知人の息子は花粉症用の眼鏡とマスクを持ってお江戸へと旅立っていきましたが、どう考えても混雑が予想されるような場所にアパートを借りたので心配されています。

 マスクが手に入らなかった時のために顔を隠すバンダナと、「あの学校は白いヘルメットだったから。」と安全第一と入ったヘルメットをプレゼントしました。ゲバ棒は現地調達ですね。

 昨日とは打って変わってうららかな晴れの日で、機能降り積もった雪も消えました。

 夕方、風呂に行くときに空を見上げると頭上に北斗七星が。

 死兆星は見えなかったのでまだ生きていられると思いますが、あれ、アルコルと言って視力を試す指標になっていた星。視力が良いと肉眼で見えるが目が衰えてくると見えなくなるので、アルコルが見えなくなったら年取って先がないってことだ、と高校の時に教わりましたが、その時すでに近眼で見えなかった。

 風呂の中で中学生にそんな話をしていると「視力が衰えても命にかかわる問題でもないから、気にしないで長生きしてください。」と言われました。

 ものすごくありがたい言葉なんだけど「長生きしてください」ってのが妙に引っかかる。まだそんな年ではないと思っているんですが、彼らには年寄りに見えるのだろうか?

 商品券でも現金でもいいから景気対策給付金もらえるまで何とか生き抜く所存です。

コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅雪

2020年03月24日 | 日記・エッセイ・コラム

 チャララチャララチャララチャラララ~ ズン~チャンチャン ズン~チャンチャン

 ♪いかつい顔してあの子やはりバケモンだねって ズンチャカチャッチャ 言われ続けてる現在 生きるのに支障はない♪ ズンチャカチャッチャ

 アミンが「待つわ」を歌って世に出てきた時は驚きました。

 アミンといえばウガンダの独裁者、人食いイディ・アミンで。アントニオ猪木とプロレスで勝負しようかと話題になった武闘派。タンザニアとウガンダが戦争している時代でした。

 その名を冠したフォークデュオ。きっと豪快な連中に違いない!とテレビで岡村孝子を見たとき”かわいいじゃん!話が違うじゃん!”と思いました。

 なんか、あの時代ウガンダはマイブームでしたね。足を踏み込んだら二度と生きて戻っては来られないようなイメージで、怖いもの見たさで行ってみたい国のひとつでした。アミンも最後はサウジアラビアに亡命して2003年に亡くなってしまいました。

 ウガンダってビクトリア湖に面しているから標高も高いのですが、コーヒーの産地だったんですね。今朝はアミンの「待つわ」聴きながら、ウガンダのコーヒー飲んで外に降り積もる雪を眺めました。抒情的なひと時。

 お江戸ロックダウンか!?ロックはスピリッツだぜ!テクニックなんざぁ二の次さ!フュージョン小僧だったのでロックンローラーの言い分は何とも納得できなかったけど、ブリティッシュロックは好きでしたなぁ。イエス、ピンクフロイド、EL&Pなんかよく聴いたもんだぜロッケンロール!英国ロックダウン!ロッケンロール!

 「封鎖」って言えばいいじゃないですか!小池さん。ロックダウンなんて言い方するところを見ると、本気で考えていないな。またパフォーマンスか。

 石原さんだったら「そのうち収束するよ。」って言って、そうかな?と疑いつつ何となくついていったら生活できるんでしょうが、小池さんの役目って都民の不安を掻き立てることじゃないのでは?ニーハオに防護服とマスク提供するだけの余裕があるんでしょ。ロックダウンするのだったらあの時がチャンスだったんですよ。

 なんだかねぇ、自分が批判の矢面に立たないように防護柵張っているようにしか見えないんだけど。こういう人がリーダーで登山に行ったら?私なんかさっさと見限って一人で山を下りちゃうけど。

 こういう有事の時に「正解」なんてものはないんですよ。「なんだかわかんねぇけど、こっちに行ったほうがよさそうだぜ!」ってリーダーが言えば、あとは隊員がいい方向に向くように努めてくれる。崖のど真ん中で宙釣りになってから「下りましょう!」って言われても墜落するしかない。

 25年位前に「アウトブレイク」という映画がありまして、私はUSAの映画館で観たのですが、字幕スーパーがないんですね。ダスティン・ホフマンなんか英語しゃべってました。アメリカの映画館って、困ったもんだ。

 アフリカから密輸されたサルに引っかかれた人から発症したウィルスが全米に拡散するにパニックを描いた映画でしたが、たぶんモデルとなったのはコーヒーの産地ウガンダ出身の西ナイルウィルスだと思います。アミン以外にもえらいもんが潜んでいたんですね。

 ブッシュ政権の時だと思いますが、西ナイルウィルスがUSAに入って、政府は軍まで導入して対策をするパンデミック騒動になりかけましたが、死者は18人でした。「たいしたことなかったんじゃない?」で終わらせるのって手腕ですね。

 大したことないんじゃない?って、昨夜は8時半に寝ちゃったんです。夜半に雪が降るのはわかっていましたが、いい星空でしたし、ちらつく程度だろうと思って目が覚めた午前4時半。積もってるじゃねぇか!

 軽く玄関前の雪かきをして6時半。降り方は宴もたけなわ。午前中は休んで、雪がやむと予言されている午後の作業にしよう!と読書にいそしんでいましたが、やむ気配はない。こんなことならタイミングなんか見計らってないでさっさと寝て過ごせばよかった。決断って難しい。

 梅の花 開(さ)けるのうちに ふふめるは 戀か隠(こ)もれる 雪を持つらか

 万葉集に出てくる昔の人の歌。茨田王(まんだのおおきみ)だったかな。

 梅の花が咲いている中、まだつぼみでいる梅は恋をしているのか?雪を待っているのか?万葉の人は感じたんでしょうね。やはり雪に合わせて白梅だろうか?

 令和発表の時はすでに梅の花が終わる季節だったので、今年は梅の花を楽しもうかと思っていましたが、コロナのせいですっかり忘れていました。

 「戀」は「恋」の旧字体。「糸」と「言」でできた上の部分は「乱れる」という意味らしい。心が乱れて恋になる。高校の時そう教わりました。

 これだけ娑婆が混とんとしてくると、逆に腹が座って「泰然と過ごしてやろうじゃねぇか」と傘さして雪の中の梅を楽しませてもらいました。

 梅雪。こんな光景を見られるのはあと何回あるだろうか?って考えると、案外、幸福な逆境かもしれない。

 ニーハオ肺炎による景気の落ち込みに対応するために国民に給付金が出るようですが、日本国民にですよね。どうせまた野党がバラマキだと騒ぐんでしょうが、消費が落ち込んでいるのですから内需を増やして景気対策は妥当でしょうね。

 現金支給だと預金してしまって流通しないから商品券でもいいと思うけど、期限付きなら消費回復に大いに役立つ。キャッシュレス時代を迎えた都会では使えるのかな?その分こちら僻地に回してもらっても困りません。

 今日の話では富裕層は除外するみたいですが、どこがラインになるのか?ひと悶着ありそうですね。

 富裕層といえば、都会の公園などで寝泊まりしているブルーシートと段ボールの浮遊層。あの人たちも日本人ですよね。どうなるのかな?ニダのなりすましがいたりして。

 ボーナスとは無縁の生活していると棚から牡丹餅がとてもうれしい。

 そういうことにして早寝しよう。

コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タヌキが…

2020年03月23日 | 日記・エッセイ・コラム

 このところ、早寝早起きで9時ごろには寝てしまう。

 近所には日没とともに寝て、日の出とともに起きるニワトリのような高齢者が多数いますが、だんだん近くなっているのかもしれない。

 好天に恵まれた一日でしたが、風向きが北風になったり南風になったり妙に安定しない。北風になったら雪になりそうな雲の流れでしたが、暗くなるまでは安定しない風の向きで、夕方、風呂上りは星空を眺めながら帰ってきました。

 3時のお茶休憩。群馬で肺炎の死者が出た話題になりましたが、もともと疾患を思っていた60代半ばの人らしく「高齢者」と表記されたことにオジサンたちは異論を唱えていました。

 なんだか奇妙な動物が顔を出しました。

 毛の抜けたタヌキです。

 地面を鼻で嗅ぎながら何か多食べ物を探して歩いている様子でしたが、衰弱しているのがひとめでわかる様子でもはや目も見えないのだろう。

 「あっちへ行け!」と音を鳴らすのですが、音のほうに向かって歩み寄ってくる。私から手を伸ばせば届きそうな距離まで近づいてきました。

 「今夜は雪になるから、おそらく明日の朝まで生きちゃいねぇだろうな。成仏しなされ。」

 自然の神様のやることなので、黙ってみるのもマナーです。鍋に突っ込んで食おうなんて考えちゃなりません。

 毛の抜けたタヌキは我々の間を突っ切ってそのまま林の中に消えていきました。

 何年かに一度疥癬が流行る年があるのですが、こうした暖かな冬は出やすいようです。寒ければ寒いで野生動物は淘汰されていくので、これも自然の調整作用かな?ニーハオ人民が無駄に増えすぎたから?・・・なんて口にしないでおこう。

 最近はイノシシにもこの疥癬が伝播したようで、毛のない獣がうろうろしています。

 夕方、共同浴場に行ったら、冬の間はお江戸の娘さんのところに行っていた96歳のおじいさんが昨日帰ってきたので、このおじいさんが風呂に行くときは誰かしら同行することになっています。

 お江戸の生活は?と聞くと、どこに出かけるにもマスクをつけさせられたそうで、気疲れしたそうです。

 娘さん3人、お江戸暮らしですが、それぞれを訪問するときには「電車は感染の危険がある」と送迎付きだったそうです。外食も「危険だから」と禁止され、「ほとんど自宅軟禁状態だった。」と言ってました。

 お江戸に行っている間にマスク不足やトイレットペーパー騒動がありましたが、「俺んとこはそんな影響なかったな。娘連中も田舎育ちだからこんなことで慌てねぇしな。いざとなりゃぁ、電話一本でおめぇたちがかき集めてくれるっぺ。」

 平成の初めの米騒動の時、この家は米などを集配する仕事も営んでいましたが、備蓄していた米を気前よく出してくれたんですね、あちこちに声をかけて集めて。義に報いるってやつじゃないけど、声をかければ動く若い年寄りも多い。

 お江戸では満開の桜を眺めてきたそうですが、花見をしている人たちも少なく、「ありゃぁ野党が悪いんだぜ。」

 気晴らしにこちらで「桜を見る会」でもやらかそうか。なんてことになりました。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

運のうち

2020年03月22日 | 日記・エッセイ・コラム

 昨年壊れたデスクトップパソコンの代替えが手に入ったので設定に大手間をかけてしまいました。本体以外は今までのモニターなどが使えるので安上がりでしたが、なんだか機械の相性が悪いのか?とりあえず落ち着いたといったところです。

 土日開催のお茶屋に行ったら近所の高齢者が集まって雑談していました。

 いつもなら皆が集まってテレビを見ながら雑談していますが、コロナ関連の報道ばかりで不安をあおるだけなのでテレビもつけず、耳の遠い高齢者ならではのお互い好きなことを言っているだけで話がかみ合っていないのだけどなんだか納得している奇妙な会話が成り立っていました。

 週3日ほどは介護施設に行っている90代のおばあさんが施設でやっている塗り絵のカレンダーを持ってきてくれたので、茶屋に貼ることにしました。

 こうした作業もその人の性格が出て面白いみたいです。

 久々に前日からわかっていたお休みだったので、朝から自分の家の周りの片付けなどをしていましたが、昼近くになると雨が降り出し、結構な降水量でした。

 早朝はクルマの窓ガラスに黄緑色の花粉が降り積もっていたので、昨夜は花粉が舞っていたんでしょうが、雨で流れました。

 オリンピックも延期の可能性が出てきましたが、これも考えてみれば「運」のうちで、真夏の危険な暑さの中で開催するより1か月2か月伸ばしたほうが選手にとってもありがたい。

 小池都知事がかき回したがために遅れた道路建設も間に合うかもしれない。そして、都知事が新しくなっちることを期待できる。

 問題は、これから肺炎でにぎやかになりそうな諸外国。ニーハオみたいに投げ出しちゃって「克服しました」なんて国が出てくることでしょうから、本来ならWHOが動かねばならないのでしょうが、機能していないですからね。

 今回の肺炎騒動での景気落ち込みに対して日本政府は22兆円規模の景気対策予算を組むようですが、リーマンショックの時が15兆だったので既にリーマン級の経済混乱が起きているわけですが、消費税は手を付けないみたいですね。

 こうした予算のどのくらいが国外に流れて行ってしまうのか?なんとも疑わしいけれど、二階さんあたりがニーハオやニダに流しちゃうのかな?むしろ経済制裁だと思うけど。

 とりあえず世間一般のお彼岸休みは終わった。

 今夜もいい星空でした。

コメント (5)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鬼畜って

2020年03月21日 | 日記・エッセイ・コラム

 天気晴朗なれど作業進まず。疲労が疲れた!

 なんだかねぇ。広島の母子殺害事件の被告に無期懲役だったり、養護施設の大量殺人に被告が全く反省に色を示さなかったり、人でなしって立憲民主党ばかりじゃないんですね。

 「教誨師(きょうかいし)」って本を読み始めているのですが、教誨師ってのは死刑囚に説法に行くお寺や教会の人たちのこと。極悪人でも死ぬときは人間になって死んでいただこうというボランティアらしいのですが、こうした人たちを受け入れない死刑囚もいたようです。

 大久保清なんかもその類で、一切こうした説法を受け付けなかったらしい。

 はたして、鬼畜のまま死ぬのか?人に戻って死ぬのか?こうした犯人たちの末路も興味深いですが、ウィルス感染で自棄になって出歩いた挙句に感染者を増やしたまま死んだ愛知県の男なんか、鬼畜のままなんでしょうね。

 鬼畜と言うより危険な豚と言った方が近い金ちゃん。まだ生きているのか?影武者なのか?はさておき、またミサイル実験やったみたいですね。その割に宣伝効果もなく、世界から無視されているけど、今や世界の敵は金ちゃんではなくニーハオ肺炎ウィルスとWHOです。

 当初はあれこれと不手際を取りざたされましたが、昨今の世界の流れを見比べるとよく抑えているという日本の状態。やはり、国民の自己管理力のたまものだっと思いますが、事態がこうなる前にもっと防ぐ手立てはあったでしょうね。

 福島の原発事故なんかもそうですが、こういう事態を想定することも許されなかった風潮。これを見直さないと今後も同じ過ちを繰り返すことになると思うのですが、「繰り返しません過ちは」と福島に碑でも建てますかね?

 金ちゃんやニーハオの軍事情勢についても、想定することさえ許されない風潮がまだはびこっています。

 今はまだミサイルが到達していないけど、どこかの街にドカンと一発落ちてからではどうなるんでしょうね?またマスクとトイレットーペーパー買い集めるんですか?

 自分の身に降りかかったことなど想像したくないけど、そんときゃ誰かが何とかしてくれるさ!ってな認識でいると雷は頭上に落ちますぜ。

 こういう有事になると役に立たないどころか邪魔になるのはマスメディアで、連中にとって「不安」は商売道具なんですね。不安があれば新聞や雑誌が売れる。とりあえず今は金ちゃんよりウィルスの方が商売になりそうなので取り扱いが少ないけど、国民だって「知る権利」とか言いながら「知った義務」に関しては全く認識がない。

 あれ、半分他人事だから不安になるんでしょうな。

 どうやって生き抜くか?そこが重要だと思うのだけど。

 冷蔵庫の中身が残り少なくなったので、連休明けたら生き抜くために買い出しに行こう。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春分の日だけど仕事

2020年03月20日 | 日記・エッセイ・コラム

 春分の日と秋分の日は大体天気が悪くなるものですが、今日は一日晴れ模様でした。

 昼頃、県境の山に雪雲が出てやや強めの北風が吹きだしたので「危ないかな?」なんて言ってましたが、何とか一日もちました。

 例年ならフクジュソウが黄色い花をつける季節ですが、今年はすでに花の時期を終えて、紅梅が咲きだしました。

 夕方、書類に署名をもらうため山から下りて地主宅に顔を出したら、都会に出ていた息子が小学生と幼稚園児の子供を連れて帰ってきて賑やかでした。

 いままで気の向くままに生活していたネコは子供たちに追いかけられてご機嫌を損ねたようで、どうやって上ったのか?押し入れの上の天袋に籠城している最中で、子供たちの説得にも応じず立てこもっていました。

 私が顔を出したことで、一家の注目がこちらに向いている合間に、ネコは籠城先の天袋から下りてきて家の奥へと姿を消しましたが、孫たちに追いかけられて気が休まらない生活になっているようです。

 ひと頃のトイレットペーパー不足騒ぎの時に夫婦して奔走して手に入れた結果、ほどなく物不足も解消したので、実家への土産にトイレットペーパー持ってきたそうです。

 オイルショックの時のトイレットペーパー騒動以降に生まれた世代なので、そんな騒ぎも知らなかったのでしょうが、平成に入っての冷害でコメ不足になった時も今頃の時期にはまだ世間が騒いでいました。

 3月21日が母の命日なのですが5回忌の年で、法事に来た母の姉がタイ米を持ってきました。なんでも、抱き合わせで買わされたらしく、どうやって食べていいのかわからないから持ってきたようでしたが、チャーハンにしたらおいしかった。

 あの時も、4月になれば九州の早場米が出てきてコメ不足は解消されると読んでいた農家は早々と米を売り払ってしまいましたが、「取っておけばもっと高くなる。」と欲をかいた農家は暴落の憂き目にあいました。

 同時に食管制度が破綻した事件でもあったのですが、輸入米問題を抱えていた政府には渡りに船の米騒動だったのでしょう。

 江戸幕府がなぜ米を税や禄の代わりにしたのか?なんてことを考えましたが、そこそこ保存はきくけど長期の保存はできない米。流通させないことにはダメになってしまう。そして役所はコメ不足の年に保存した米を配給する。意外と理にかなった制度だったんだなって気が付いたものです。

 米と比べればトイレットペーパーは長もちしますからね。マスクは?

 自分の住民がマスク不足で騒いでいる時に備蓄していたものを国外に寄贈する奇特な行政もいますしね。人道がどちらに向いているのやら?

 トイレットペーパーを土産に持ってくるより、ネコのえさでも持ってくれば籠城事件は回避できたのかも?

 ネコの抗議活動の主張でした。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

彼岸になっていたんですね

2020年03月19日 | 日記・エッセイ・コラム

 昨夜はけっこう長時間、3時か程度かな?星空の観察をしていました。その影響で妙に眠たい昼間でした。

 朝、近所で牡丹餅をもらったので、10時休憩の時に茶菓子代わりに食べて、お昼は牡丹餅で済ませました。

 しばらくたって、ふと気が付いたのですが、お彼岸ですよね。仏様にお供えするの忘れていた!思い出したところで牡丹餅はすでにない。きっと、おタヌキ様が食べてしまったに違いない!

 アンコがくっついたパックが残っていたので、一応気持ちだけでも、とお供えしました。

 娑婆では三連休になるためなのか、観光客やこちらに帰省してくる人が増えてきました。

 夕方、お墓にお供えする花を買いにスーパーに行くと駐車場には県外ナンバーのクルマが大半、いつものお彼岸より多いんじゃなかろうか?

 買い物かごではなくカートを押して山積みの客が多い。それも見かけないお上品な顔なので、この辺りの土着民ではなさそう。お総菜コーナー、何も残っていない。納豆は?なかった。餃子もない。冷凍食品コーナーもガラガラしてました。

 さすが日本人だな、と感心したのは、お米コーナー。高いお米が無くなっている。やはりこんな時でもコメにはこだわるのか。私は質より量ですけど。

 山ごもりでもする気なのかな?

 ネコ用の缶詰はさすがに残っていたので、お彼岸のごちそうにふるまえるとして、私のごちそうがない。出がけに炊飯器のスイッチを入れてきたので、あてこんでいた総菜コーナー空っぽは大打撃。

 ほとんど戒厳令状態のヨーロッパの都市ではありませんが、外出禁止になる前の食料確保ってこんな状態かな?と想像しつつ、この時間に来て割引されていない食材買うほど慌ててはいない。

 サバの文化干しが20パ-セント引き。ここで闘争心に火がついて、一気に勝負に出ることにしました。

 過酷な争奪戦を生き延びてレジに並ぶ。レジに3人以上並ぶほど客がいることも珍しいのですが、5番目でした。しかも前後にはカートに山積み客ばかり。ネコの缶詰とサバ一匹だけで並んで申し訳ないみたいです。

 そして、家に帰ってきて思い出した。

 お墓にお供えする花を買うのを忘れた!

コメント (3)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国誉め

2020年03月18日 | 日記・エッセイ・コラム

 腐れ彼岸と言って、春も秋もお彼岸になると天候が悪化するものですが、今年は晴天になりそうです。

 今夜は見事な星空。ダウンジャケット着こんで双眼鏡もって星を眺めてました。まだオリオン座のベテルギウスは光ってます。

 国難に見舞われたとき、日本人はどうしてきたかと言うと「国誉め」をしてきたんです。

 海がきれいだ、花が美しい、風の音が聴こえるなどと目についたことを淡々と歌い上げてたたえるんです。

 謂わば、一種の「祝い」と呼べる祈りですね。

 コロナ撒くと飲食店などに出かけていた愛知県の男性感染者が死んじゃったみたいですね。この人が行った店で感染者が出たり、店が休業したり、社会的責任も問われることだと思いますが、「呪い」の行動の行く末はそんなもんです。

 2-3日前にスーパーに行ったら納豆がなかったんですけど、買い占めでもあったんだろうか?トイレットペーパーほど長持ちしないと思うけど。ウィルス対策に効果があるならヨーロッパでも需要が起こるのかな?

 なんたってNATOなんて組織があるくらいですから、納豆が軍事物質になるかも?

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

謎の生物

2020年03月17日 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日のプチ吹雪とはうって変わっての晴天。でも、朝の気温は-3度でした。

 山に向かう途中人里のはずれで奇妙な生命体を発見。見覚えがあるようなお初にお目にかかるような。巨大で不気味な生き物。新種の生物?

 軽トラを停めてしばらく見入ってしまいました。

 多分正体は毛のないイノシシ。1970年代だったら抗議の一環として素っ裸で街を飛び歩くストリーキングのおねえちゃんが話題になったものですが、お目にかかったことはない。ましてや、裸のイノシシなんて目にしたところで、何を訴えているのか察しようがない。

 毛の抜けたタヌキは10年に一度くらい流行するんです。一説には人間の残飯などをあさっているとタヌキの毛が抜けるなんて説もありますが、疥癬症ですね。毛が抜けて冬の寒さをしのげずに淘汰されて適当な個体が生き残る。これも自然の摂理です。

 7-8年前にタヌキの疥癬が流行って、毛のないタヌキがうろうろしていました。

 イノシシにタヌキの疥癬がうつるのか?イノシシ向けの疥癬か?それにしても昨日の寒さをよくしのいだもんです。

 思えばイノシシも不憫なもんで、ニーハオ経由で入ってきた豚コレラは当然同じ種族(豚とですよ。ニーハオ人じゃないですよ)のイノシシにも感染する。人様より先にニーハオ伝染病の脅威にさらされていたのに、今度は疥癬ですか。

 もともとこの辺りにいなかった動物なので絶滅しても問題ないけど、この冬はイノシシ猟が不猟だったんです。雪が少ないから足跡を追うことができない。おまけに猟師の高齢化。

 案外イノシシの個体が増えすぎて疥癬が出てきたのかもしれない。そういえば、あの国14億とか15億人とか言ってたっけ。

 ニーハオウィルスに次いでニーハオ疥癬症なんてことにならなきゃいいけど。人間様。

 お雛様って3月3日過ぎたら片付けなければならないんじゃなかったっけ?そうしないと、あの人とか、あの人みたいに行き遅れちゃうんじゃなかったけ?

 今はそういう時代でもないから、無理して嫁に行かなくても、老後の貯えしっかりして頑張って孤独死してください。

 ひな壇って、お内裏様とお姫様の下に三人官女。その下に五人囃子のガキどもがいて、菱餅でお役人。

 やはり、日本の文化って女性や子供の方が偉いってことなんですね。どこが男尊女卑やねん。

 菱餅って女性の股間を象徴しているって説があります。だから他の食べ物と別格に上に飾られるのだとか。それが健やかに育つって、なんかすごーく意味深。

 昨夜気が付いたのですが、我が家の外の街路灯が消えていました。玉切れがないLEDになったはずですが、地区のあちこちのLED街路灯がよく消えている。

 ニーハオ物の安物のLEDらしく、もしかして普通の電球よりも寿命が短いのではなかろうか?

 街路灯がなければないで星空がよく見えるだけなんですが、夜になると獣が出てくるのでこれも有り難くない。そのうち地区の係に連絡しよう。

 なんてことを書いていたら部屋の蛍光灯がプツリと消えた。これも寿命か。

 ランプの灯りでパソコンを打つ。なかなか風流です。

コメント (5)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする