のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

巳年

2013年01月31日 | 日記・エッセイ・コラム

 この季節になると「恵方巻」なる海苔巻きが出現しますが、節分にこんなものを食べる習慣なんて、少なくも私の周囲にはなく、コンビニに出現してから認知されたのがこの10年くらいでしょう。

 「商売繁盛」を祈願した関西文化だろうとは思っていましたが、全国規模になったのはセブンイレブンの努力があったからでしょう。

 郵便局に行ったら巳年の記念切手が飾られていました。あれ?今年は巳年だったの?

 小学生の甥がくれた年賀状に豚に良く似た馬の絵が書かれていたので今年は午年かと思っていましたが、馬の絵のしたに「ミドリのマキバオー」とかかれていました。

 何で年賀状に漫画のキャラクターなのか?歓声が違うのでわかりませんが、インフルエンザで朦朧としていた元旦に来たこのはがきのおかげで1年暦が進んでいました。

 てっきり午年だと思っていたので、12年後の午年は「丙午」になるのだな。なんてことを思い浮かべていましたが、まだ意識が巳年に戻っていません。

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公害

2013年01月30日 | 日記・エッセイ・コラム

 中国の大気汚染が偏西風に乗って日本にまで悪影響を及ぼしているそうです。

 日本が公害をここまで克服できたのは研究・技術を怠らなかった企業や国の賜物だと思いますが、日本でやばそうな産業を規制がゆるい国外に移した効果もあります。

 とは言え、中国の場合公害が動向なんてことは意中にないというより、公害撒き散らせば誰かが手を貸して何とかしてくれるだろうとタカをくくっているようなところがあり、公害対策に一番好ましいことは「中国製の製品を買わない」ことが環境のためになる。と言う結論に至ります。

 昭和55年の夏は猛暑でしたが、東京で光化学スモッグを体験したことがあります。目がチカチカして頭が痛くなり「熱射病?」と疑いましたが、これが光化学スモッグの症状だったようです。

 21世紀になり、石油化学の工場が多いハルビンでたびたび同じ症状に見舞われました。ところが現地の人たちはこれが光化学スモッグだとは思っていないと言うより、公害の意識もない。

 「無知」が産業を支えているんですね。

 私が育ってくる過程で水俣病、イタイイタイ病などの公害病訴訟をリアルタイムで見てきましたが、「この奇病は工業排水や煤煙がもたらすのでは?」と注目し検証してきた住民や学者はたいしたものだと思います。

 その風に乗って被害者を盾に自分の私欲をばら撒こうとしたマスメディアや左翼のタカリ体質がこうした問題を胡散臭くさせてしまった感があります。

 さておき、郊外を減らすために中国製品を買わないようにするのが世のためなんですね。

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百年河清を俟つ

2013年01月29日 | 日記・エッセイ・コラム

 百年河清を俟(ま) 黄河文明発祥の地といわれる現在の河南省、省都は鄭州です。春秋時代の紀元前565年、小国だった鄭(てい)をはさんで大国の晋と楚がありました。

 鄭の属国の子耳という人物が、蔡を討伐して蔡の公子(司馬氏)捕らえましたが、蔡は大国の楚の属国でしたから、楚は仕返しとして鄭に攻撃を仕掛けてきました。

 あわててしまったのは鄭の国です。早速6名の高官が集まり会議を開きました。あるものは「楚に降伏してしまいましょう」と主張し、またあるものは楚と並ぶ大国の晋(鄭はその同盟国だった)に助けてもらおうと主張し、なかなか解決を見ません。

 なかなか解決策は見当たりませんが、子駟(しし)という高官が結論を出しました。

 「濁った黄河の水を澄むのを待っていたら人の寿命などではとても足りないもんです。相談ごとも意見をいう人が多ければ物事は決定しにくくなるものです。ここはひとつ人々がどうなるかということを中心に考えようじゃないですか。とりあえず、楚に従っておいて人々の苦しみを和らげましょう。晋の援軍が来たらまた晋に従えばいいじゃないですか。贈り物を持って楚と晋の国境に行って様子を見て、強いほうについて民を守りましょう。敵が悪いことをしなくて、民が苦しまなければそれでいいではないですか。それが小国の道でしょう」

 どこかの国の考え方に非常によく似ていて好感を感じるやら恥ずかしいやらですが、大きな勢力との緊張中で渡り歩いていくにはこのくらいしたたかでなければ生き延びられません。

 当初、「つまり、北朝鮮が日本人拉致したらUSAが出てきてしまったもんだから謝っちまおうか、時間かせぎして中国(もしくはロシア)の助けを待って・・・」などと当てはめていたのですが、日本だって似たような立場だなと考えてしまいました。

 大国にはさまれた国の心情は2500年前も変わらなかったようですし、2500年前から黄河は濁っていたんですね。とお茶を濁しておきましょう。

 ちなみに、百年河清を俟つの意味は黄河の水が澄むことなどないように「ありえないことに期待をすること。いくら期待しても実現することがないこと」を意味します。

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説明

2013年01月28日 | 日記・エッセイ・コラム

 父の病状のことで病院の説明を受けました。

 結論は胃がんで胃の一部を切除することになりました。当初、「外科医はすぐに切りたがる。」と難色を示していた父でしたが、担当の外科医が女医さんだったので「ひとつよろしくお願いします。」と二つ返事で手術を承諾。なんだこの変貌は?

 ほかに転移もないので胃の一部切除ですむようで、昔ならひた隠しに隠した病名を当人交えて気楽に説明を受ける時代になったことを感じました。

 手術は来週末ですが明後日には外科病棟に移り、検査と準備に入ります。

 80年も生きた人がいない早死に家系だったのでガンになった人などいなかったのですが、私がうまれる前年に84歳で亡くなった祖祖母(祖母の母親)はガンだったそうです。

 父の病室で隣のベッドに寝ていた40代の男性が明日無事退院することになりました。十二指腸潰瘍だったそうで、内科療法で無事集結させたようです。

 仕事のことでこの3年ほど頭がいたい時期が続き、かなりのストレスがあったのだろうと当人も言っていましたが、「民主党性十二指腸潰瘍」だそうです。

 私たちが外科医の説明から戻ってくるとテレビで国会の所信表明演説を見ていたこの男性が「病気が回復するような演説でしたよ。マスコミが景気の足を引っ張らないといいけど。」と言ってました。

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ひねくれ?

2013年01月27日 | 日記・エッセイ・コラム

 台所に冷やし中華のたれがあることを発見しました。この夏買ったものですが、この寒いときに冷やし中華とはなかなかオツな試みかも?

 生めんと一緒にきゅうりとハムを買ってきて、玉子焼きを焼いて、トマトは・・・まぁいいか。

 これはこれでおいしかったのですが、何でこんな寒いときに冷やし中華を食べているのだろう?バカなことをやってしまったのではなかろうか?とそのむなしさも感じました。

 それでも、この夏には鍋焼きうどんに挑戦することでしょう。

 けっこう、ひねくれ者なので、寒い季節になると食べたくなるのがアイスクリーム。

 90年代、ソビエト崩壊直後の冬のシベリアに行ったときに、氷点下30度の街中でアイスクリームを売っていて、「ロシアおねえちゃんって根性あるなぁ」と日本男子を代表してアイスクリームを買って食べたらおいしかった。

 あの頃のアイスクリームは手作りで、今、ロシアの街中で幅を利かせている工業製品としてのアイスクリームとはずいぶん違いますが、あの牛乳風味たっぷりのアイスクリームが懐かしく感じます。

 そんなわけで、コンビニにってアイスクリームを買ってきます。

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ゴム長

2013年01月26日 | 日記・エッセイ・コラム

 吹雪になりました。今夜あたり荒れそうです。

 今年は例年より雪が少ない感がありますが、気温は決して暖かくないと思います。今朝の気温も氷点下二桁。

 あと一週間もすれば暦の上で春になるので暖かくなってくれると期待していますが、まだ冬を乗り切ったと安心できる状態ではありません。

 そろそろシーズンオフに突入したのか、防寒長靴が安くなってきたので、新しく買い換えようかと靴底を見ると”Maid in China”。今使っている防寒長靴は15年も前のものだけれど日本製。まだ使えるので今回は見合わせました。

 ひところ家電製品などに韓国製が猛威を振るった時代がありましたが、いつの間にか中国製に駆逐されました。あと5-6年すればその中国ものが姿を消すのではなかろうか?

 話がゴム長に戻りますが、子供のころのゴム長靴はすぐに穴が開いたり、破れたり、そのたびに自転車のチューブなどを接着剤でくっつけて穴をふさいで使っていましたが、最近のゴム長靴はゴムではなくプラスチックやウレタンで作られています。穴が開いたらふさぐ手段がない。

 しかも、この十数年外国物が出回るようになってすぐに破れる穴が開く。

 こうした業界のパワーシフトはただ単に労働コストばかりではなく阪神淡路の震災で拠点が崩壊したこともあるのでしょうが、あの震災前の日本のシューズ類はええもん作ってはったんでっせ。

 東北の震災の影響もこうした何かの製品に出るのだろうか?

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メディア

2013年01月25日 | 日記・エッセイ・コラム

 アルジェリアの人質事件で殺害された日揮社員の名前をメディアが勝手に報道し、その後、家族の元にまで押しかけインタビュー。

 マスコミの暴走もきわまりで、国民はこんなことまで知りたくはありません。

 フランスの新聞ルモンドなど、被害者や遺族ではなく、犯人の名前や顔写真を公表しています。これが本来のメディアのあり方ではなかろうか?

 ルモンドでは「異教徒はいるか!」と犯人が拉致相手を探していたとなっていますが、なぜか日本の報道では「日本人はいるか!」になっています。

 生き延びた日本人が味方のアルジェリア人の機転でカフールをかぶり、アラブ人に見せかけて逃げた話など「異教徒」を探していることで納得できます。

 日本のメディアの目線がはんに如利も被害者に行くのは、たぶん報復が恐いから、遺族なら仕返ししてくることはなかろうという安易な思い上がりがあるんでしょうね。

 その前に日本のマスメディアって現地取材しているのだろうか?

 そんなわけでこの事件に関しては日本のテレビニュースも新聞も極力目にしないようにしています。

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簡保Ⅱ

2013年01月24日 | 日記・エッセイ・コラム

 入院中の父は簡保の終身保険に入っており、入院の際には一日1500円ほどの入院保証が付いているので、病院の費用の足しにすることにしました。

 手続きはどうすればよいのか?郵便局に電話したら、簡保担当の職員さんが「おやじさん大変だったみたいだね。入院保障の申請のことかな?」、この職員の親戚が同じ病院に入院しており、たまたま見舞いにいたっときに病室に父の名前を見つけたのだそうです。

 手術をするかしないかで申請の書類が違うこともあり、このあたりが決定してからの申請になるみたいで、退院してからの申請になるのだそうです。

 「退院が決まったら連絡してくれれば書類届けに行くよ。」

 保険の手続きは何かと厄介なので、担当者が気さくな人なら助かります。

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政府専用機

2013年01月23日 | 日記・エッセイ・コラム

 政府専用機がアルジェリアに向かったようで、民間人救出のため政府専用機が派遣されるのは今回が初めてだそうです。

 1992年に政府専用機が日本に導入されたみたいですが、その間、湾岸戦争やペルー人質事件などがありましたが、政府専用機が使用されることはありませんでした。特に湾岸戦争のときなど、民間機で救出に行って国際的に笑いものでした。

 まだ国会は始まっていませんが、今回の政府専用機使用に対して「護憲」を掲げる人たちが批判するのだろうか?

 一応自衛隊法では国外での邦人救出の際の海路と空路の輸送は認められているけど、陸路は認められていないへんな規約になっています。空港や港までは護衛されないのですね。こうした法律の不備なども改正すべきでしょう。

 今回の政府専用機には日揮の社長も出迎えに乗り込んだようです。震災のときに体調不良で行方をくらましたどこぞの電力会社の社長とはえらい違いです。

 たぶん、BPや日揮の最高顧問を狙った身代金目的の誘拐がこの事件の真相でしょうが、あえてこの危険な場所に社長自ら乗り込む心意気は評価したいと思います。

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どうなんだろうね?

2013年01月22日 | 日記・エッセイ・コラム

 アルジェリアの人質事件は日本人を含め多数の犠牲者が出た模様ですが、身代金目当ての誘拐が本音なんでしょうね。マリへのフランス軍の介入は口実なんでしょう。

 アフリカの一部地域では誘拐が産業になっているようで、よく目をつけられるのが中国人という話を耳にしたことがあります。 

 資源をめぐって中国がアフリカ諸国に手を伸ばしていますが、中国人が出る先には必ずその一派がくっついてきて中国人外を作り商売をする。そうなると金回りの良い商人が狙われることになりますが、金で済むことならと簡単に身代金を支払ってしまうので中国商人は誘拐業者にとっては良い客みたいです。

 テロに屈すると言うのもこの類の一種で、安易に要求を呑んでしまうとまた狙われることになる。ゆえにあるじゃリア政府も人質犠牲にしてでも要求は呑まないということになるのでしょうが、巻き添えを食らう人たちにとっては冗談では済まされません。

 ロシアじゃないけど、人質に犠牲が出ても徹底抗戦となると連中も簡単に手を出さないこともまた事実ですが、「人権」って何だろうね?疑いを挟めないのなら一種の宗教かな?

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病院

2013年01月21日 | 日記・エッセイ・コラム

 父が入院している病院に行ったら院内感染非常事態宣言で基本的に入院患者への面会謝絶状態。

 受け付けてカードに記入し入場券をもらっての面会でした。

 CTによるガンの検査も異常なく、今日は大腸がんの検査がありましたが、夕方までに問題なしの判断が出ました。問題は胃の幽門部の潰瘍だけです。

 手術で切除するのか、入院を長引かせて薬物投与で治せるのか?が、判断になるでしょう。

 当人はもういつ退院してもOK状態に気分を持っていっていますが、娑婆に出ればまた無理をするので、こちらとすればもう少し様子を見てもらったほうが安心です。

 今年は年明け早々に葬式が相次いだので、その一角を担わなかったのが幸いでしたが、年末救急搬送したときには冗談抜きでやばい状態でした。

 のどもと過ぎればではありませんが、ガンは大丈夫と判明したとたん当人はもうあの謙虚な病人の姿はなく娑婆での暗躍を模索しているみたいです。

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カスバの女

2013年01月20日 | 日記・エッセイ・コラム

  その昔、私がまだご幼少の頃「カスバの女」なるアンニュイな歌が流行ったことがありました。「ここは地の果てアルジェリア どうせカスバの夜に咲く 酒場の女の うす情け」 とか 「明日はチェニスかモロッコか ないて手を振る後ろ影 外人部隊の白い服」なんて歌詞が意味不明で奇妙な歌だなと子供心に思ったものです。

 アルジェリアの独立戦争とそれを阻止するフランス軍が雇った外人部隊の兵隊。怪しい雰囲気漂う夜の街カスバの女。あんまり健康的な歌ではありませんわな。

 日本人にとって一番身近なアルジェリアはこの歌の歌詞に出てくるアルジェリアだったかもしれません。

 1962年に独立するまではフランス領だったのですが、今回のキリスト教とイスラム教の対立以前にこうした歴史が問題になっているかもしれません。

 ロシアでお笑い映画となっている「カサブランカ」などフランス領だったモロッコのカサブランカにフランスを打ち破ったドイツ軍が駐留し、フランスと同盟国だったアメリカ人のハンフリー・ボガード演じる酒場のオヤジがドイツ兵ふち殺して「俺はこんな男だが、他人に土地に土足で入ってくるやつは許さない。」と行きますドラマ。

 ほんなら、あんたが立っているカサブランカは誰の土地やねん。と思い切り突っ込まれる戦意高揚のアメリカ映画でしたが、私には結構おきに入りの映画なんですね。イングリット・バーグマン大好きですから。

 なぜか彼女がアップになるシーンはソフトフォーカスがかかってこれがまた妙に色っぽいのですが、美人の産地ロシア人に言わせると「ロシア女性ならボカさなくても美しい!」。

 アフリカの地図を見れば国境が直線。こりゃ揉め事起きるわけです。

 国外に進出する企業もまた戦場に乗り込むようなものなんですね。日揮のように需要が国外に多い企業ならこうした覚悟もあるのでしょうが、円高や電力不安や人件費で国外に出て行く製造業にその覚悟はあるのだろうか?

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雪道

2013年01月19日 | 日記・エッセイ・コラム

 雪道で足が滑ったので、転ぶまいと踏ん張った瞬間、太ももの後ろの筋肉にピリっと電気が走りました。

 肉離れの一種だと思いますが、一日足を引きずって歩く羽目になりました。

 昨日の吹雪で、雪が吹き付けたところは締まった硬い積雪になっていましたが、基本的には軽い雪でした。

 日本海側では大雪で除雪費用の不足を懸念する自治体が相次いでいるようですが、こちらは例年並みというより少ない感じがします。年末の雨が響きました。

 それでも除雪が行き届いていないのは予算不足ではなく、役場の怠慢で、役場が直接除雪する道路の雪が実に大胆かつ、いい加減な除雪状態になっています。

 そりゃぁ、除雪を請け負った土建屋さんは信頼問題になるので丁寧な除雪をしていますが、役場は食うに困らないから「とりあえず雪をかいておけばよかろう」でしょう。この考え方がこれからの課題だと思いますが、景気対策も含めて適所適材で外注も良いのではなかろうか?

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少子化の影響?

2013年01月18日 | 日記・エッセイ・コラム

 私立高校の推薦入試を受けた従姉妹の息子が無事合格。それも特待生扱いで入学金免除の特典まだ付いたそうです。

 昨年の夏の甲子園に行った学校なので、野球部ならありそうですが、バスケット部員ですし高校でバスケをやる予定もないのになんでだろう?

 少子化で生徒を確保したい学校側の背に腹はかえられぬ作戦みたいです。

 当人もなんだかわけがわからないまま合格したので、たぶんこれから受験を向かえる同級生を尻目に遊びほうけ、3年間で学んだものをすべておいたまま白紙の状態で高校に入学するのではなかろうか?と周囲は予想しています。

 高校と言えば、最近私の母校の前を通ったら国公立大学何人合格とか、難関大学何十人合格なんて横断幕が掲げられていました。昔ならこんなこと恥ずかしくて表に出さなかったと思いますが、公立高校でもこうしてアピールしなければならない時代なんだろうか?

 思わず笑ったのは実業高校の校門前に「全国蕎麦うち甲子園準優勝」なんて面白い横断幕が掲げられていました。この実業高校は測量士補の合格者が日本一になったのですが、この横断幕より高い位置に蕎麦うち甲子園が掲げられていました。

 少子化で定員割れする高校が多いので、受験生確保にも必死になっているのでしょうが、見ていて恥ずかしい思いがしています。

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アルカイダ

2013年01月17日 | 日記・エッセイ・コラム

 アルカイダ。意味はザ・ネットワークです。ビンラディンが殺されようが、ネットワークは残っています。

 アルジェリアの天然ガスプラントでアルカイダと思われるイスラム過激派テロリストによって、日本人を含む41人の外国人が人質になる事件が起きています。

 犯人側の要求は隣国のマリに対するフランスの軍事介入撤退らしいのですが、フランスが穏やかに撤退すればすむ自体ではなさそうです。半ば自爆テロのような人質事件ではないので、犯人側の要求を呑んでも事は収まらないでしょう。長期戦になりそうな気配です。

 日本人が巻き込まれた人質事件といえば、ペルーの日本大使館占拠事件がありますが、状況としては、むしろその後に起きたロシアのチェチェンでの小学校篭城事件を思い起こしたほうが良いかもしれません。

 テロに屈しないと言うことは口で言うほど穏やかなことではありません。交渉ではなく攻撃になるでしょう。

 日本の場合こうした事態にたいして自衛隊が特殊部隊を出すことができないので、この事件が自衛隊法や憲法改正への足がかりになるかもしれませんが、米国など他の人質を抱える国家の特殊部隊の活躍に依存するしかなさそうです。

 日本人の人質を出した日揮という会社は横浜に本社があるプラント建設の大手企業ですが、かつて鈴木宗男議員の汚職事件で、国後島の支援事業を元受した会社で、この仕事を鈴木宗男を支援する建設業者にマル投げした企業として広く知られるようになった会社です。

 正常が悪い国にプラント建設をしている会社なので、こうした事態を想定しているでしょうし、覚悟を持って出ていることでしょう。

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