のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

ハロウィン

2014年10月31日 | 日記・エッセイ・コラム

 健康検査で引っかかって離脱していたタケさんが復帰しました。

 

 前立腺が検査で引っかかったそうで、肛門に指を突っ込まれたりタマタマの組織を調べられたり、女医さんと研修医に弄ばれてきたそうです。

 

 幸い、「異常なし」の診断を受けたそうですが、「気が滅入って本当に病人になった気分だった」みたいです。

 

 今月の初めに行ったお寺の後ろの気味悪い場所。あれからみんな体調がおかしくなっています。

 

 そういわれてみると、鉄砲撃ちのタケさんの背後には経帷子を着て位牌を持ったクマと天蓋を持ったイノシシに花かごを掲げたしかシカ。その他タヌキやキツネや鳥たちなど、今まで竹さんが撃ち殺してきた動物たちの葬送行列の最後尾に真っ白な顔をした朱美ちゃんが「ダメヨ、ダメダメ」とついてきている。

 

 なんてからかうと「変なこと言うんじゃない。気にしているんだから!」あと半月で狩猟解禁ですが、タケさんは今年の猟を休むそうです。一番の原因は目の病気なんですが、猟師の世界も高齢化して獣たちが大手を振って人里を荒らすご時世、タケさんのような人相が怪しい鉄砲撃ちも必要悪です。

 

 私の場合胆のうがおかしくなったみたいですが、先月あたりから食べ物の好みに変化が出てきて、脂っぽいものを食べたくなくなったり、野菜類を食べたい気分になっていたので、その頃から予兆はあったのでしょう。無理やり山を歩いていたのでついつい食べるものがしつこくなっていましたが、それを受け付けない兆候が出ていました。

 

 20代の頃に十二指腸と胆のうをやられたことがあり、治療の一環で絶食がありましたが、体調が悪いとそれほど苦になりませんでした。高校生の時の柔道の減量では空腹で幻覚が出たのに、病とはすごいものだと感心しました。

 

 

 10月31日はハロウィンですが、もともとはケルト人たちのお祭りで、死者が戻ってくると言う日本で言うお盆のような行事。日本では迎え火・送り火で死者を出迎え見送りますが、ケルト人たちは死者を寄せ付けないために魔女や妖怪の格好をして目をくらませるのだそうです。

 

 近年、日本でも意味も分からずハロウィンのお騒ぎだけやるようになりましたが、この山の中では全然相手にされていません。

 

 20年ほど前から村の英会話教室でハロウィンパーティなるものをやっていましたが、今の講師はオーストラリア人で「ハロウィン?なに?そんなのあるの?知らない。」面倒くさいからやらないことになったようです。

 

 ハロウィンで使う黄色いお化けかぼちゃ。毎年作っていますが子供をだしに使ったおばちゃんたちが持っていきます。一頃、農業祭で大きさを競ったものですが、今は手で持っていける大きさにして数を作って配布しています。

 

 元々は家畜のえさとして日本に入ってきたらしいカボチャですが、よほどまずいのか?周囲にもっとおいしい野菜があるためなのか?野生動物もこのカボチャは食べないみたいです。

 

 ハロウィンでカボチャを掘って加工するなら、お盆の時にキュウリやナスで仏様の乗り物を作ってやってもよさそうなものです。なんか、こっちの方が奥ゆかしい風習だと思いますけど。

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話題になって

2014年10月30日 | 日記・エッセイ・コラム

 隣町の知人に「優子ちゃん問題大変なことになってるね。」と電話をしたら、町長の自宅に検察が立ち入り調査に入り、マスコミなどでごった返していたそうで、もしかしたらテレビに出られるかもしれないと、どさくさに紛れて孫を連れてその周辺をふらふら歩いていたそうですが、インタビューも受けなければニュースにも映っていなかったそうです。

 

 「いったん議員を辞任しても次の選挙に出ればまた当選するよ。」と言ってましたが、前回の選挙では民主党が候補者も立てられない選挙区です。かつては草津町から社会党委員長の山口議員が出ていた選挙区ですが、今やその面影もありません。

 

 「そっちはどうだい?」と聞かれましたが、こちらの代議士のゲンちゃんは援助交際で大臣辞任。これはちょいといただけない。だいだい、このところ何か仕事をした話も聞かない。こちらこそ議員辞職にふさわしいと思うのですが、県庁所在地のある一区なので、県庁勤務のゆるキャラのグンマちゃんでも出したほうがよほど役にたつかもしれない。

 

 それにしてもお隣は優子ちゃん問題に限らず、前回の選挙の時にも八ッ場ダム問題で観光客がドカッと集まり、私なんかリンゴ園のおやじの手伝いで軽トラにリンゴ積んで観光客に売りに行ってました。

 

 ダム建設反対運動をしていた知人がいますが、この時はダム建設中止反対運動をやっていました。今はまたダム建設反対運動に戻っていますが、要は反対運動をすることで自分の存在の糧にしているだけなんですね。対象となるものがなければ輝けないみたいでこれも不憫です。

 

 タケさんの実家はダムに沈む地区だったので、保証金もらってさっさと高崎に引っ越してしまったそうですが、タケさんは婿養子に行ってしまったので移転補償費のご利益はなかったそうです。

 

 ダムに沈む人たちの反対の声なら説得力がありますが、よそから来た人たちがどうこう言っても発言に担保がないので説得力がない。当事者たちに「もっと高い保証金が取れますよ」と耳打ちして反対運動に首を突っ込ませても見透かされる。おまけに内部分裂で足の引っ張り合い。こうした連中の実態を目の当たりにしていれば左側も候補者さえ立てられなくなります。

 

 優子ちゃん問題、メディアすればしばらく食っていけるネタかもしれないけれど、地元にすれば「取るに足らない」事件どころか、「俺たちはタカリじゃねぇ!」と地元に利権をのメディア発言にご立腹です。「地元のことはいいから日本を良くしろ。」とええかっこしで見栄っ張りの群馬県人ですから総理が出てくるわけで、私なんかトンネル抜けて越後に入るたびにその道路の広さの違いに「角さんって偉大だったんだな。」て羨ましく思ってしまいます。

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四日市のおばさん

2014年10月29日 | 日記・エッセイ・コラム

141030 沼田市の池田地区から山岳マラソンの舞台となった武尊山(右側)と、先週の土曜日私たちが行ってきた迦葉山(左側)が良く見えました。

 

 この二つをくっつけて通れたら面白いコースができるだろうなと楽しみにしています。

 

 武尊山は2000mを超える百名山の中で唯一国立公園から外れている山なので、こうした大会を開催しやすい条件を持っていますが、あまり知られていないものの日本で3番目に事故が多い山でもあるそうです。

 

 谷川岳のように巨大な岩場を持つ山ではないけれど、それなりの岩場もありますし、単独峰で裾野が広く登山者以外の入山者も多い山なので道迷いも起こしやすい山です。さらに単独峰は風当たりも強く尾根ひとつで天気がまるで違うので、天候が読みにくい。

 

 私たちが巡視やコース整備の作業で入っていても、毎年2-3件一緒に下山してくる入山者がいます。幸い死亡事故には出会っていませんが、多少なりとも我々も世の役に立っているかもしれません。

141030a 先週は玉原高原から迦葉山に入り、下山してからバスで玉原高原まで戻りました。バスは1日3本しかないので、気にしながら下りてきましたが、途中はめったに人が乗らないので5分前にバスが来てしまいました。我々が乗り込んでから5分ほど時間調整で止まっていましたが、この先はバス停なんかありません。

 

 バスの中で杖を持った年輩のおばさんがいて、てっきり玉原のペンションのおばさんかな?と思っていました。

 

 玉原までバスで登り返し一休みしてから、湿原の巡視に出かけました。地元の自然を守る会の人たちが来ていたので、面白い植物や動物の話でも聞けるかな?と、それも楽しみだったので森をうろついてから湿原に出ると、バスの中で出会ったおばさんがいました。

 

 御在所岳の麓の四日市から来たそうで、今日はこれから沼田市内のホテルまで戻ると言うので、最終バスを待っていたら暗くなってしまうから、私ったちと一緒に山を下りましょうとクルマで市内まで乗せてきました。

 

 あちこちの山を歩いている人みたいで、植物についても詳しく、鈴鹿山脈にも似たような植生があることなどを話してくれました。あの山脈が北と南の植生の境界のような気もします。

 

 武尊山の名前の由来になったヤマトタケルノミコトは今の四日市あたりから船に乗って関東を制圧に来ましたが、群馬のいい加減なおっさんたちの抵抗であっけなく敗れ去って帰っていきました。

 

 関わりはそればかりではなく、沼田の真田の最後の領主は真田伊賀守と言う守護大名でお墓は迦葉山にあります。私の村には伊賀野と言う土地もあり、それより古く伝説の時代には甲賀屋敷と言う豪族の屋敷があったそうで、どうもあのあたりから人が来ていたんでしょうね。

 おばさん説では四日市は喋っている言葉は関西弁に近くても近畿ではなく名古屋の文化圏らしく、近鉄ですぐに名古屋まで出られるそうです。近畿圏に行くには山を越えなければいけないけれど、名古屋なら橋を渡れば平らな道で行ける。

 

 やっぱ、トンカツは味噌カツで食べるんですか?と聞いたら、「四日市言うたらトンテキやわ。」四日市が力を入れているご当地グルメだそうです。心温まる情報を耳にしてしまいました。

 

 名古屋スタートで味噌カツ→四日市でトンテキ→伊勢参りして松阪牛→鳥羽の牡蠣→フェリーで「潮騒」の舞台の初島眺めながら知多半島に乗り込み海産物たらふく食べる「東海食い倒れメタボリックトレイルランニング」なんかいかがでしょうか?喜んで踏査でもコース整備でもしますが、食事つきでどうでしょう?もちろん、福沢諭吉のブロマイド大歓迎です。

 

 四日市のおばさんは沼田に滞在しながら吹き割の滝や谷川岳などを見て回ると申していましたが、夕方沼田市内を通ったらホテルの外を歩いているおばちゃんを発見しました。長期滞在です。

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北風

2014年10月28日 | 日記・エッセイ・コラム

 昨夜から台風のように強い北風が吹いていましたが、今朝、谷川岳が真っ白になっていました。北風に乗って「吹越」と呼ばれる雪が漂ってきました。
 気象庁の思惑通りの北風で、予報が当たってもうれしくない。 「気ままな風」なんて言いますが、こんなものが吹いて来れば風だって気ままじゃない。
 この三連休、武尊山頂付近の踏査に行こうと思っていたのですが、どっしようかなぁ。北面だから凍っているだろうしぃ。藪は思い切り深いしぃ。

 

 それより気がかりなのはこの一か月ほど右わき腹に痛みが走っていることで、最初は腹筋かな?と思っていましたが、どうやらその筋肉の内側みたいで、肋骨の下側にまで鈍痛を感じています。肝臓か?胆のう?に何かしら異変が出ているのだろうか?この2-3日激痛が走るようになったのでやばいかもしれない。
 親の介護もあるので悠長に療養や改造手術もしていられないし、オマケで長生きできているようなものなのでそれだけの価値がある人生でもないし、そこそこ痛みと折り合いつけながら人生閉店への下準備でも始めた方が世のためです。

 

 この冬は暖冬だと気象庁は予想していますが、暖冬と積雪は別物で、暖かい冬だからと雪が降らないわけではない。
 たぶん、例年より雪が多いのではなかろうか?と懸念しているのは、カマキリの卵が例年よりも高い位置に産みつけられているので、たぶん、この冬は雪が多い。
 さらに、私がスタッドレスタイヤを新調した冬は雪が少ないと言われていますが、この冬はスタッドレスタイヤを買い換える予定がない。こうした条件をふまえると、私に新しいスタッドレスタイヤを買い換えるお金をくれればこの冬の雪が少なくなるかも?いかがでしょうか?ハウス農家のみなさん。

 

 テレビが映らないので知らなかったのですが、昨夜はエボラ出血感染戦者と思われる人物が日本に入国したかもしれないと騒ぎになっていたようです。幸い、感染者ではなかったようですが、安穏としていられない時季になってきたようです。

 

 応仁の乱以降きな臭い事件が多い京都も、この半年ほど平穏だったのにまた騒がしくなってきたようです。囚人護送車を爆弾積んだラジコンのヘリコプターで襲撃する事件が起きそうになったようです。昨夜同級生にビデオ借りて報道ドキュメンタリー番組の「科捜研の女」を見て知りました。幸い、沢口靖子達の活躍で事件は無事に解決したようですが、しばらくは京都方面の治安から目が離せなくなります。

 

 病院物と刑事物は予算がかからず視聴率が取れるとはいえ、「科捜研の女」から引き続き「ドクターX」。テレ朝なかなかやるジャン!「ドクターX」は今まで見たことなかったんですけどこれも結構面白い。バックナンバーのビデオ借りてきて秋の夜長を過ごせそうです。
 「ドクターX」が終わると間髪なく「報道ステーション」。同級生も見る価値がないと判断したのか?そこでビデオはストップしますが、まだこの番組やっていたんだ。その前の二つのドラマより信憑性がない報道番組です。

 

 最近、灯油も少しは安くなってきたと言うもののまだ1リットル100円。冬の光熱費削減のためにもシュラフにくるまってごろ寝しながらビデオを見る、寒冷地型カウチポテト族でも決め込もうかな?

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2014年10月27日 | 日記・エッセイ・コラム

 冬になって太陽光の波長が長くなってくると日当たりがよい場所と陰の陰影がはっきりしてきます。

 

 笹や竹の影を見ると、家紋に使われている絵柄によく似ていることに気がつきました。なるほど、いにしえの人々は陰を描き移すことで図柄を単調にしたんだろうな。と考えてしまいました。

 

 近年、竹藪が勢力拡大して里の害になっています。昔ならタケノコはごちそうでしたし、竹竿は多様な利用方法がありましたが、今や単なる巨大な雑草になってしまっています。

 

 竹の林を歩いていたら、中にお墓がありました。まだ新しい黒み陰の墓石が経っており、最近備えられた花が飾られていました。
 お墓がある場所は小高く盛られ経つかのようになっておりその周囲の竹はきれいに伐採されていました。墓石の下には石の階段があり、なにげに目を凝らすとその石段にも字が書かれている。それも戒名が。
 古い墓石を石段に再利用したみたいです。

 

 果たしてこれがよいのか悪いのかわかりませんが、以前、墓石の不法投棄が問題になっているとニュースで見たことがありました。

 

 ヨーロッパに行くと石畳の道が多いのですが、古い墓石を石畳に再利用している場所も多く、石畳のみならず建設物にも再利用の墓石は使われており、ピザの斜塔にも墓石が再利用されています。

 

 石に文字を刻んだ時代から、竹や羊の皮、やがて紙が発明され、記録することは楽になりましたが、記録しやすい媒体ほど消えるのも早い。紙からフロッピーディスクなどの磁気、今やハードディスクやメモリーカードなど記録はたやすくなりましたが、停電一発でおしまいさ。
 後世に残すほどの記録も少なくなったのかもしれません。

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玉原越

2014年10月26日 | 日記・エッセイ・コラム

 今日は昨日の続きのルートを探索に行きました。

141026_1 今回は玉原から藤原に下りるルートを踏査することにしました。

 

 戦中から戦後までこの玉原地区には林業を生業とする人たちの集落があり、小学校の分校もありました。伐採した材木はトロッコなどを使ってみなかみ側に下ろしました。

 

 材木を運んだトロッコの軌道があった場所は今でもわかります。湿原の周りにはその時代の釘が地面から出ていたりします。

141026_2 トロッコの奇跡を追う方法もありますが、とりあえずはすでにできている道を歩いてみようと「玉原越」とか「藤原越」と呼ばれる登山道を下りて見ることにしました。

 

 玉原に林業の拠点があった時代、沼田市に出るよりもみなかみ町の藤原に出る方が近かったそうで、人が歩いて出られる道が今は登山道になっているようです。看板には下りで1時間半とありますが、私たちは1時間ほどで降りたので、ランナーならもっと早いでしょう。

141026_3 多分大会で使わせてもらえるとしたら山を下るルートになると思いますが、下り始めてしばらくは軽トラが通れるくらいの道幅がある緩やかな道になっています。

 

 ところどころ倒木や覆いかぶさった枝がありますが、しっかりした心地よい山道です。

 

 一面、まだ若いブナの森で斜面をジグサグに歩道がつけられています。急傾斜を下りるような場所がないためつま先を痛める心配もないでしょう。

141026_4 雪が積もりはじめれば人の背丈より積もる場所ですが、まだ雪が降っていないので、ランナーやハイカーが来てくれることを期待して目印に赤いテープを巻きながら山を下りました。と言うのも、下って行く分には一本道なのですが、逆に登ってくると道を間違えそうな沢などがあるので要注意です。

 

 今は葉が落ちていますが、葉が茂っている季節には広葉樹の森なので日が当たらないのでしょう。雑草があまり生えていません。

141026_5 木の葉が落ちたので真正面に谷川岳の東面が良く見えます。

 

 一ノ倉沢やマチガ沢の岩場もよく見えました。

 

 三つ見えるピークは左からトマの耳、オキの耳、一ノ倉岳の山頂です。

 

 一番左のピークのトマの耳から長く手前にのびている尾根が西黒尾根で谷川岳登山の代名詞の尾根です。

141026_6 カツラの木の巨木が登山道の横に何本もありました。

 

 カツラの木はハート形の独特の形をした葉を持っており、既に葉は落ちていましたが枯葉を見てもその形でよくわかります。キャラメルのような香りがする木で、私が子供の頃にはこの木で櫛を作っていた職人がいました。

 

 中国の「桂」はキンモクセイなどのモクセイの木を意味しますが、日本の桂はこの木を意味するみたいです。

141026_7 山道の終盤が近くなると沢を2つほど渡ります。

 

 大きな沢ではないので、石を踏みながら濡れることなく渡れると思いますが、苔が生えた石は曲者です。滑るで。

 

 みなかみの森は木と木の間隔が広いので圧迫感がなく湿気もこもらないので心地よい森歩きができます。木の素性も森の雰囲気もすっきりおおらかなので、森の空気も陰湿感がありません。夏、葉が茂って視界は悪くなっても快適な森林浴ができると思います。

141026_8  山道を抜けると舗装路になり、下の県道につながっています。

 

 この舗装路を100mほど下ると変電所が出現します。山の上からも下が光って見えるのでその姿がうっすらわかるのですが、下に下りて実物を見るまでなんだかわかりませんでした。

 

 ここまで降りてきて重大なことを発見しました。下にクルマを置いていないので、帰りは登り返さなければなりません。山は下るもので登るものではないとこのところ横着が身に沁みてきた身にはきつい帰り道です。

141026_9  昨日あれだけ歩いたのにまた歩かなければならないと後悔しながら、来るんじゃなかったと今降りてきた山道を登り返しました。

 

 登りながら目線を変えてみると下ってきたときには足を止めて見ることがなかった滝などが姿を変えて目に入ります。倒木に歩きやすいようにきざみが入っていたり、夏に草刈りに来ていることなどもわかりました。

 

 登り切ってしばらくしたころ、トレランランナーの揚子ちゃんから電話がありました。なんと藤原の宝台樹スキー場まで来ていたとのこと。

 

 毎度毎度何とバッドタイミングなんだろう。一昨年だったか、私が一泊二日で谷川岳から白毛門山まで縦走して”まだまだ行けるジャン!”とご満悦になっていた翌日、同じコースを7時間で走ってしまい、面目丸つぶれになってしまいました。

 すぐ近くまで来ているのだったらクルマに乗せてもらって玉原まで送ってもらえたのに。もう、登り切っちゃったしぃ。

141026_10 クルマでは大回りになるので、歩いてまっすぐ登ってしまった方が時間的には早いと思うのですが、 楽したいしぃ。

 揚子ちゃんは宝台樹スキー場から武尊山頂に登り、先週私たちが立ち入り禁止のロープを張った湿原の尾根を田代湿原方面まで下り、そこから水源の森をみなかみ側に出て、峠の車道をスキー場まで走ってきたとのこと。30kmはあるんじゃないかな?

 やっぱ、まともな人と山に行こう!

141026_11  登り返して湿原を歩いたら光線の加減なのか?昨日より草紅葉が濃く映りました。

 

 昨日のルートから続ければ快適な山を楽しめるルートになると思うけれど、山の反対側に迎えの車でも用意できればいいのにね。

 

 それでも娑婆には人類の常識を超えた人たちがいるからねぇ。行って戻ってくるくらいやらかしかねない。年々山道の距離が長く感じるようになってきたので、じっくり時間をかけて歩くのも楽しいですよ。

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最高なんだけどね

2014年10月25日 | 日記・エッセイ・コラム

 新しいトレランコースとして目星をつけている山の下見に行ってきました。

141025_1 あくまでも下見なので、場所は詳しく申せませんが、玉原湿原の尼ヶ禿山あたりから迦葉山の登山道を歩いてきました。

 

 雲一つない青空、紅葉はそろそろ終わりのシーズンなので、木々の枝の隙間から周囲の山などもよく見ることができました。

 

 なにより心地よい山歩きができたのは幸いで、また来たくなるような山歩きになりました。こんな山を歩けたらトレランランナーも心地よかろうと思うでしょうと考えつつも自分が楽しんで歩いていました。

141025_2_2 多分、コースとしては下から登って来るコースの方が安全でふさわしいと思いますが、私たちは上から下へ下りました。

 

 それには深い理由があり、やっぱ、山は登るよりも下る方が楽だからです。登山家になるより下山家でありたい。そんな深謀遠慮があり、山の上に自動車を置いて下りが多い歩き方を選んだ次第でございます。

 

 ブナ、ブナ、ブナの回廊で、心地よいこと心地よいこと。息を切らして登ってきてはこんな余裕はありません。

141025_3_2 登山道としてガイドブックにも紹介されていますが歩く人はほとんどいないルートなので、大会当日大人数が走っても問題はないと思います。問題は登り口なんですが、後々紹介します。

 

 登山道の手入れはあまりなされていないようで、ところどころ倒木が見受けられますが、片づけることも可能ですし、登山者もこうした障害物を上手に避けて通っています。

 

 山全体で言うならクマが良く出る山らしいのですが、ちょうど今は実りの季節なので、クマはこの山の下あたりに出稼ぎに行っている模様。リンゴ狩りで忙しいみたいでクマは見かけませんでしたが、シカの匂いが2カ所ほどしていました。

141025_4 シカは今頃が発情期なので、凶暴になっているために要注意です。

 

 木々の隙間から武尊山の全容が見えました。山頂も見えたので、山頂からもこの山が見えるわけです。

 

 このあたりの山は戦中から戦後にかけて樹木をすべて伐採して、日本の産業を下支えしてきた山ですが、今はその後に生えた樹木が育ってきています。

 

141025_5 時折、その時代に切られることなく残った巨木も見受けられます。

 

 なぜ伐採されなかったのか?いろいろ理由はありまして、一つは山の守り神として一本残すと言う杣人のしきたりがあったこと。他には材木搬出のためにワイヤーを張った時に支点となった木であったこと、伐採するに値しないひ弱な気であったことなどいろいろ想像はできますが、月日を経てそれなりに説得力ある大木へと育っています。

 木も大木になると霊験を感じるようになります。

 

141025_6 山の樹木の葉を落とし始めると、幹に蓄えた水を落とし、雨が降らない日が続いているのに山全体が水を蓄えている様子を感じます。雨の多い夏場にぬかっていなかった道が、快晴が続いたこの季節にぬかっていたり、山の意図を読み取るのも興味深いです。

 

 今年はブナが実をつけない年なので動物も見当たりませんが来年は多分ブナが豊作、クマがうろうろしているかもしれません。最近の鉄砲撃ちは歩くことをしないので、こんな奥山に来てくれないかもしれませんが、クマが越冬に使いそうな木のウロがいくつかありました。

141025_7
 白樺湿原と呼ばれる小湿原。 

 この湿原を巻く登山道は少しぬかるんでいたので、もしトレランで使わせてもらえるならもう一歩離れた藪を切り開いて、足元の良い道を作るなど工夫をしたい場所です。

 普通に足元に気を付けて歩いていれば問題になるようなぬかるみではないのですが、よれよれになって走って来るランナーを思うとここで不快な思いをさせたくない。

 とはいえ、極力余計な刈り払いや伐採は避けたい。特に湿原は植生が多様なので、芽吹きの季節を迎えたらまたここにきて山の神様と相談しなければなりません。

141025_8 うっすらとですが富士山が見えました。

 

 もう1時間も早ければ霞がかかることもなくはっきり見ることができたでしょう。

 

 富士山はすでに雪をかぶっており、人を寄せ付けない季節に突入したようです。単独峰は風が強い上に気象が読みづらいので意外と曲者です。

 

 富士山の入山料は登山道の手入れの予算なのも考慮すれば正解だと思いますが、これからの季節なら入山料とられないからこの冬あたり狙ってみようかな?

141025_9 途中白樺湿原の手前にバードウォッチャーの夫婦がいただけで、迦葉山の山頂まで登山者とは出会わなかったのですが、山頂には7人ほど登山者がおり、富士山を眺めて大喜びしていました。

 

 山頂からの下り道、多分ランナー的には登り道になると思いますが、岩峰の間を縫うように歩きます。

 

 水分を含みやすい岩のようで滑りやすく感じました。そのため上りの方が安全でしょう。すれ違う登山者も多かったので、このあたりの兼ね合いや譲り合いがポイントだと思いますが、大会やトレランやハイキングに関係なく一度は足を運んでもらいたい景色です。

141025_10 鎖場ではなくロープ場です。

 

 上手に歩けば二本の足だけで十分歩ける場所なので渋滞するようなことはないと思いますが、このルートの中では難所と言うのか?アトラクション。

 

 なぜこんな場所にハイカーがやってくるのか?ここが問題なんです。霊山なんです。信仰の対象になっている山なので、無礼があっちゃならねえのです。清らかな心で入らなければいけない山なんです。

141025_11 競う場所ではなく自分を高める場所なので、本来ならこうした場所は避けるのが得策なのですが、大会に関係なく自分を高めるために足を運んでもらう価値があると思います。

 

 

 どうやってこの山の許可をもらえるのか?ここが頭の痛いところなんですが、いろいろ策を練ってみました。

 

 この冬、下のお寺の境内にルーベンスの画集を持ったヤマさんとワンワンが行き倒れになっているのを雲水さんが発見し、館長様のところに運んでいきます。息を吹き返したヤマさんが「私は”道”を求めて旅をしているしがないトレラン僧のヤマさんと申します。道を探しているうちに迷ってしまいこの境内で倒れてしまいました。」

141025_12 「ワンワン(私は弟子のワンワンと申すかわいい犬でございます。以下同文です)。」

 

 館長さんは前夜フランダースの犬の最終回見て大泣きしたばかりなので、「道が見つかるまでここで修業しなされ」とヤマさん親子を快く宿坊に向かえてくれるでしょう。

 

 ワンワンはおみくじ犬として働き、ヤマさんは「一日一善です。」と箒を持って参道や裏山に行ってはトレランの目印の黄色いテープを巻き付け、いつの間にかトレランルートができたら「ようやく道を見つけることができました。」とワンワンと一緒にお寺を去っていく。

141025_14 ヤマさんたちが立ち去った後に色紙とおむすびのごはんで作った天狗のはり絵が残されており、「もしやあのお方は名高い画家では?」と雲水さんが追いかけるものの、ヤマさんとワンワンはすでに違う山に向かっていた。

 

 群馬テレビの再放送で「裸の大将シリーズ」を見ていた館長様は、シリーズの途中でいなくなってしまった高見千佳のことを気にしていたけれど、「便りがないのは無事の証拠」とヤマさんが残したはり絵を眺めてカメラがフィードアウトするなんて心温まる設定はいかがでございましょう?

141025_13 基本、修行の霊山なのでコース作りも余計なことができません。とってもいいことだと思います。

 

 およそ手が付けられないような巨木が倒れていますが、その下をくぐれば巨漢の私でも通れました。

 

 これも修行の一環とくぐるもよし、面白いアトラクションとくぐるもよし。こうした障害物もいかがでしょうか?これだけ太い木が倒れていることもまれなら、こんな場所を通過できるのもなかなか得られない経験だと思います。

141025_15 お寺の下は長い参道となっていますが、この参道に並んでいる杉の巨木も一見の価値があります。直径が2mを超える巨木がずらりと並んでいます。

 

 昔はこの長い参道を登ってこなければお寺にお参りすることができなかったのですが、今は自動車でお寺の下まで行けるので、この参道を歩く人も少なくなりました。

 

 歩いていかなければこの巨木を見ることもできません。トップランナーの人たちにはこの景色を楽しんではいられないでしょうが、景色や空気を堪能しながら登ってきてもらいたい光景です。 

   141025_16141025_17

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教訓

2014年10月24日 | 日記・エッセイ・コラム

 宮崎県と鹿児島県の境の霧島が小規模噴火の恐れがあるそうで、登山者に入山しないように呼びかけがあったそうです。噴火を懸念される小規模な地震が連続しているそうです。転ばぬ先の杖で、噴火しなくて叩かれる方が、噴火して叩かれるよりは良い。

 

 御嶽山の教訓が生かされていることだと思いますが、民主党政権時代の事業仕分けで火山の研究費が削られたために御嶽山は観測に支障が出ていたそうで、蓮舫は自分の責任を感じてないんでしょうかね?団扇なんぞよりよっぽど重大な問題だと思いますが、蓮舫のパフォーマンスのおかげで命を落とした人っていったいどのくらいいるんだろう?火山の研究費削減には勝間和代さんも旗を振ったみたいですね。

 

 その教訓が生きていないので国会での土砂災害対策の審議拒否。台風シーズンは過ぎたとはいえ、防災対策は火急の問題で、SMバーに18230円出資や東電株たかだか600株より土砂災害の方が大問題だと思うのだけど。反対するにもそれなりの「責任」はある。審議拒否するなら党を上げて議員を辞めればもっと効果がある。やってることがみみっちい。

 

 それにしてもSMバー。アブノーマルなご趣味でございます。さすが大蔵省出身!

 

 昔、剱岳に登った時なんですけど、雨で動けずに一日テントの中で過ごしました。やることなくて暇だったのでローソクの蝋を足の甲にたらしてみたら熱いのなんのって。水ぶくれになって、翌日八つ峰の岩登りの時には足の甲の皮がはがれて血みどろになってひどい目にあいました。山の中でアブノーマルな遊びはしちゃならねえなと教訓になりました。

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タヌキ

2014年10月23日 | 日記・エッセイ・コラム

141023 農家の庭先で何やら丸々した動物がうろうろしていました。

 

 ネコかな?と思ったのですがそれにしては大きい。

 

 あ、こりゃぁタヌキだとしばらく眺めていましたが全然逃げる気配もないので、クルマに戻ってデジカメを持ってきて写真を撮りました。

 

 家の庭に植えた柿の実が落ちたものを拾い食いに来ていたようです。

 

 度胸がいいのか鈍感なのか?それとも人が間抜けなのか?慌てて逃げる様子もなく、私が近くに寄って行くとのっそりと歩きながら草むらの中に入って行きました。こうしたふてぶてしさが「タヌキおやじ」のモチーフかもしれません。

 

 妙にのどかな光景なだぁと、しばらくタヌキが草むらの中を歩いていく様子を眺めていました。

 

 タヌキが寄り付くだけあって、この農家のおやじさんも中々のタヌキおやじで腹が読めない。類は友を呼ぶのだろうか?

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情けない想い出

2014年10月22日 | 日記・エッセイ・コラム

 冬用のシュラフを陰干ししておいたので、せっかくだからシュラフにもぐって寝たらホカホカして実に快適。よく眠れました。

 この季節の雨は身にしみて寒いので、文字通り骨身にしみます。まだ雪が降った方が寒さを感じない。今日の雨は体にきつかったです。
 「小雨決行」のお約束通り、地元の小学校のマラソン大会が開催され、雨合羽を着て交通整理でした。6年生の最後のランナーと一緒に学校まで戻ってきましたが、極力視界に入らぬよう最終ランナーと間をおいて歩きました。

 歩くより遅い速度で走る最終ランナーに付き添いの先生、その後ろに救護のライトバン、ご近所のみなさんにPTA、一番最後に私。物々しい行列になってしまい、なんだかランナーが無理矢理走らされているようで不憫に思えて、無責任に声援を送るのも酷ではなかろうか?と思えてしまいました。

 高校1年の時のマラソン大会のことです。2年先輩に金井豊と言う先輩がいました。ロス五輪の1万メートルで入賞した長距離ランナーですが、高校時代からインターハイや総体で優勝したり、その都市の夏にはUSAでの国際大会にも出ていたする選手でした。

 校内マラソン大会で我々柔道部1年生に下った指令は「一瞬でもいいから金井を抜け!」。柔道部は短距離ならそこそこ早い連中が多く、私も100mなら12秒台前半で走れました。
 1年生と3年生ではスタート位置も違いましたが、金井さんも面白がって我々柔道部の一年生を自分の近くに集めて「がんばって追い抜いてくれや!」と余裕を見せていました。

 いざスタートすると私が全力疾走するより速いスピードで延々走っていってしまいます。500メートルくらいは何とか食いついていきましたが、腹筋は痙攣するし、酸欠で目が回るし、尻が割れるようにいたくなるしでアウト!スタートからわずか500mの間に柔道部の残骸が転がっている光景になってしまいました。
 15kmのコースでしたが残りの14km半はヨレヨレで、大会前に練習で走ったときより20分も遅いタイムになってしまいました。
 
 このときの沿道の声援のありがたくないこと。一休みして呼吸を整えることも出来やしない。ただでさえ情けない気分で満ちているのに。心から”放っといてほしい”と思いました。

 最終ランナーの後を歩きながら懐かしくも情けない思い出が甦ってしまいました。

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お宝

2014年10月21日 | 日記・エッセイ・コラム

 炭焼おやじの家に行ったら茶色いクマさんのブランケットがありました。これってもしかしたらミスタードーナツのポイントカードでもらえる景品のブランケットでは?しまも、茶色のほかにピンクと水色のそれらしきものがテレビの下にありました。

 

 「いいところに来た。ドーナツ屋のポイントカード持ってるか?」と聞かれたので、先日炭焼おやじにドーナツ買って行った時にポイントカードもらったっけなと、財布を見たら3ポイント分のカードがありました。

 

 「景品もらえるのが日曜までなんだ。これでまた一枚もらえるぞ。」変なものを集めることが好きな人です。

 

 変なもの?と言うより今や話題の「小渕優子ワイン」も持ってました。選挙区が違うので全然問題にはならないのですが、炭焼おやじが炭を納めている東京の料亭の社長にもらったんだそうです。酒を飲まない人ですが、優子ちゃんの写真入り地元産ワインなので喜んでもらってきたそうです。サイドボードの赤白二本の小渕優子ワインの横には何気に菊のご紋が入った箸のセットが置かれていました。

 

 宮内庁の勤労奉仕などに行って恩寵の粗品をもらってきたりとマニアックなコレクションを持っている人ですが、今のお気に入りは小渕優子ワインとミスタードーナツのクマさんのブランケットみたいで、居間の目につくところに置いてあります。

 

 育樹祭の時に準備の作業に出て菊のご紋入りののこぎりをもらいましたが、私は使ってしまいすでにボロボロになってしまいましたが、炭焼おやじは使わずに神棚に収めています。このあたりが違うところなんでしょうね。

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秋猫

2014年10月20日 | 日記・エッセイ・コラム

 天高く、馬肥ゆる秋。寒く厳しい冬に備えて脂肪を蓄える季節です。メタボしてますか!

 

 我が家の縁の下には自営業の猫が住み着いています。独立採算性の猫なので人に束縛されることはなく、狩猟採取しながらの生活を生業としているようです。
 この自営業の猫のほかに、個人事業主として独自の稼業を生業としているいわゆるオーナー猫が2ー3匹わが家の界わいに出没しています。

 

 連中にしても冬に備えて食欲が増す季節なので、年末になると年越しし金の借り入れで奔走する中小企業の社長のごとく、餌を求めてなりふり構っていられない季節になっているようです。

 

 人に頭を下げる必要はないが金には頭を下げろと学生時代にバイト先の社長に教わったことがありますが、個人事業主の猫達も私など目もくれないけれどキャットフードのキャネットの言うことは良く聞きます。
 なるほど、あのときバイト先の社長が言っていたのはこうした経営精神だったのか?と今になって理解できる思いもします。「猫に小判」ではなく「猫にご飯」が経営学上の目線でみた場合は正解なのかもしれません。

 

 不況をふてぶてしく生き残る中小企業の社長はおおむねマキャベリストを装った自己中心的な人が多いのですが、明日食えるかどうかわからない生活をしている猫達も似たような身勝手さを持っています。とはいえ、隣国の大陸や半島の人々ほど浅ましくはありませんが、連中なりにいろいろ知恵を絞っています。

 

 夕方私が家に戻る頃になると個人事業主の猫達が集まってJV(ジョイントベンチャー)公共事業(キャネット)を食べますが、このときは「ニャー」とも「ニャン」とも声を上げません。
 夜、私の気配を玄関で感じると「ニャーニャー」鳴き声をあげて餌をねだります。公共事業において100万円未満の事業なら入札を経ずとも発注できるので、小規模な公共事業(キャネット)を出してやります。本来、アベノミクスのおかげで労働単価も上がっているわけですが、罰則もないし猫達は新聞もニュースもみないので、餌の量は民主党政権時代と変わりません。それより、円安と消費税値上げの方が響いてキャットフードが値上がりしたことがよほど響いています。

 

 冬前の皮下脂肪備蓄の時期ですから猫達の食欲の旺盛なことと来たら、喰いっぷりに見合うほど働いているのか首を傾げたくなります。それより、こうして餌をもらっていると言うことは独立独歩の理念に反していないのか?と問いたくもなりますが、おかげさまで我が家の周辺にはネズミも出ない。
 そこそこ社会貢献している猫たちです。

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忍び寄る?

2014年10月19日 | 日記・エッセイ・コラム

141019 まだ色が出ていないから松ですが風で葉が落ちて道路を覆っています。廃道と言うわけではありませんが車が入ってこない林道です。

 

 一気に冬に突入するのだろうか?何より懸念しているのは雪で、雪が降る前に武尊山頂付近の踏査を済ませなければなりません。

 

 ほぼ新ルートのめどは立っているのですが、GPSによる測量が必要だとかで、 あの深い笹の藪の中をどうやって踏査しようか?頭が痛い問題です。雪に押しつぶされて笹薮が下に向かって伸びているので、下から登れば魚出るようで突っかかって登れいない。さりとて上から降りれば滑って思ったように勧めない。さらに横に移動することもままならない。測量刈りしながら歩みを進めて行くしかなさそうで、いったい何日かかるやら?

 

 天候を読んで頂上まで何日か通わなければならなさそうです。

 

141019a 白樺の葉も落ちました。落葉してみるとヤドリギが異様に目につきました。

 

 鳥が種子を運んできて樹木の幹に寄生して生きてきたヤドリギ。たぶんもう実がついていて、鳥がついばんでは別の樹木の枝でウンコして新しい寄生先を見つける季節です。

 

 雲一つない快晴のこの天気も夕方には山の周辺から雲が湧き上ってきたので、これから天候が下り坂になるのだと思います。本当はこうしてのんびり木々を眺めながら風が谷間を下りてくる初冬の気配などを感じていたいのですけどね。

141019b ナナカマドは七回かまどにくべても燃えないと言う説がありますが、たき火に突っ込んだらよく燃える普通の木です。

 

 雪が積もり始めるころまで実がついているので、一面真っ白になった中でこの赤い実だけがやけに映えて見えます。そんな景色の中を歩いているのは鉄砲撃ちくらいのものです。

 

 静かに冬が忍び寄ってきていることを感じながら案じてしまうのは灯油の高さ。そろそろ値下がりするんじゃないかと期待もあって備蓄もしていないのですが全然下がらない。

 

 春のお彼岸が来るまで生き残れるだろうか?暑い寒いも彼岸までと言うけど、彼岸と彼岸を駆け抜けている間に一年が過ぎています。

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踏査

2014年10月18日 | 日記・エッセイ・コラム

141018z 寒くなりました。雲一つない青空が広がり、放射冷却で寒さもひとしお。

 

 こんな時には山に登ろう!と武尊山に行ってきました。

 

 先月トレラン大会を無事に終わらせることができたので、お礼を兼ねて登山道のゴミや風で落ちた木の枝を拾いながら登りました。

 

 今回の一番の目的はセビオス岳(1870m)の先の小湿原に立ち入り禁止のロープを張るためで、かつてはトラロープが張られていましたが雪の重さで落ちてしまい、さらにその上に笹が茂って持ち上げることもできなくなってしまったので、黄色いクレモナロープを一束背負って登りました。

141018 湿原に接している登山道が水はけが悪くてぬかるので、草の生えている湿原に足を踏み込む人が稀にいます。

 

 いつも通るたびに踏み跡があることを気にしていましたが、こうした不躾なことをやらかすのはトレランランナーばかりではありませんが、歴史の浅いジャンル故に疑いの目は必ず向けられてしまいます。

 

 トレラン関係者が後ろ指さされないように、湿原のロープの補修をしておきましょうと、杭を作ってクレモナロープ買って準備してました。

141018a 本当は製材した角材の杭を用意していたのですが、山の景観に無粋ではなかろうか?と思ったので、里山の整備をした時に切った雑木の枝で作った杭を運び上げました。

 

 標高にすれば1900m超えた場所だと思いますが、植生も興味深い湿原です。1600mあたりから姿を見せるオオシラビソもこの高さに来ると人の背丈より少し高いものが目に付くようになります。

 

 登山道横の笹の根元にはイワイチョウが生えていますが、日本海側の気候の地域に生える植物なので、この尾根の東側に行くと姿を見せなくなります。

141018b 日ごろ悪いことばかりしているように思われているおじさんたちですが、たまには良いことだってするんです。

 

 さて、せっかくここまで来たのだから、鎖場の岩場を迂回するルートを探そうじゃないかと、日没までに戻れる時間ぎりぎりまで岩場の下の笹の中を踏査することにしました。

 

 樹木が邪魔して中の岳の全容を見られる場所は少ないので、広葉樹の葉っぱが落ちる季節を待ちましたが、何とかなるんじゃなかろうか?と思えてきました。

141018c 中の岳の鎖場は前衛峰のように頂上下に飛び出した岩場ですが、この岩場の下を大きく右側に迂回して人の背丈を超える深い笹の藪の中をもぐるように、泳ぐように安全に通れそうな場所を探しました。

 

 2mを超える太く高い笹と、地面を這うように生えた樹木の中で、私たちがお互いの位置確認の声をかけながら笹薮の中でもがいていると「こんにわぁ。お疲れ様!」と登山道方面から声がします。登山者だろうか?と思ったら「ミドリです!」え?トレランの緑ちゃん?

 

 「新しいルート見つかりそうですか?」と聞かれたので、何とかめどがついたよ。来年は新しいルートで鎖場を通らなくても競技できそうだよ。

 

 鎖場の岩山を大きく迂回し、3mほどの岩盤の沢を渡るとさらに太く高い笹の斜面で、笹の斜面と言うことは下は土。雪崩が起きそうな場所ですが、冬は雪に覆われて使わないので問題ない。距離は伸びるけれどジグザグに道を開ければ土砂の流出も防げそう。大作業になるけれど道は開けそうです。 

 

141018d  深い笹薮をかき分けてやっとこ登山道に戻ると、緑ちゃんは山頂まで散歩に行ったそうで、手にビニール袋を持っていたので「キノコでも採っているのかな?」と話しましたが、彼女も日々気遣って山に入っている人なので、ゴミ拾いしながら歩いていたようです。

 

 ところで、緑ちゃんと言えば全治十月十日の感染症で今シーズンはランナーとして活動していなかったのですが、もう産まれたのだろうか?近年、出荷まで4年かかったコンニャクだって3年で出荷できるほど早く育つようになる技術革新の世の中、そういえば私の従妹も3月に結婚式あげて10月には子供が生まれていたから、今はこうしたことも時間短縮されているんだな。

 

 清く・正しく・美しく(by宝塚歌劇団with阪急電鉄)を信条とする清らかなおじさんたちにはよくわからない世界です。

 

141018e  緑ちゃんが山頂まで散歩に行ったとはいえ、スカイビューで連覇したり、ハセツネ杯でも優勝しているランナーです。天狗が走っているようなものなのですぐに山頂から降りてきて追いつかれるどころか、軽くぶち抜かれそうなので、「追いつかれないように早く下りよう!」と、こちらも駆け足で山を下りました。登って来る時よりも汗だくで息を切らせながら下山。途中で休憩も取らず、必死になって下って行ったら、緑ちゃんが降りてくる前に自動車までたどり着けました。天狗に追われていると言うより、出刃包丁持った安達ケ原の鬼婆に追われる旅の僧みたいな気分でした。トップランナーが背後にいるプレッシャーは相当なものです。

141018f 10分ほどして緑ちゃんも山から降りてきました。もうすぐ農業の収穫期になるので その前に軽く散歩がてら山頂までひとっ走りしてきたそうです。しかも、おなかの中に赤ちゃんがいるので、胎教の意味もあったんでしょうね。

 

 良く我々が笹の藪の中にいることがわかったねと聞くと、「あんなところに入り込んでいる人なんか皆さんしかいないでしょう。」確かにそうだけどね。

 

 天気も良かったので一般登山者もたくさんいましたが、それぞれの山の形があって、思いがあっていいんじゃないですか。

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どさくさで

2014年10月17日 | 日記・エッセイ・コラム

 お隣の町の小渕優子ちゃんの資金問題で国会が空転しています。

 こういう情報って案外与党内部から出ているのかもしれない。引きずりおろして次は自分だ見たいな欲がうごめいているんでしょうね。もしくは原発問題で経産省の内部から除法が出ているのか?三文記事ネタでにぎわっている背後で重要法案が通過していたりするので、消費税10%があるかもよ。

 

 それより、大企業への女性幹部登用を法律で義務付ける論議の最中こういうことになると、初めに女性幹部登用の数値ありきってどうなんだろう?と疑問視してしまいそうです。

 トップに求められる一番重要なことって、決断力だと思うのだけど。

 

 山を一つ隔てて、こちらは選挙区が違うのだけれど、私の知る限り優子ちゃんの後援会のバス旅行に参加した村のじい様ばあ様が5人ほどいます。明治座のコロッケのショーで、会費1万2千円。チケットや交通費を考えると決して安くはないと思うけれど、人気のコロッケですからね。

 

 顔ぶれを見ると、福祉事業の一環のようなメンバーで、小渕優子が誰なのかは知らないけれど、コロッケがものまねするタレントなら知っているような顔ぶれ。当然選挙区が違うので何のメリットもない人たちだけれど、当人たちは大いに楽しんできたみたいです。

 

 ブームに乗って当選したような人物とは違い、こんなことしなくても楽勝で選挙に勝てる人ですが、古い「政治」の習慣なんでしょうかね。

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