のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

煮物?

2024年04月13日 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日は山の神様が樹木の数を数える十二様の日なので地区によっては土地神様が十二様の地区はお祭りでした。大方の山のおじさんたちはその影響で二日酔いのため当然今日は仕事になりません。

 私は土曜の仕事が決まっていたのでお参りだけしてきましたが、この数年は武漢コロナの影響で自粛していたお祭り飲み食いが復活したので、ウサギの鍋などを作って昼間から妙に力が入っていました。君子危うきに近寄らず。危険を察してお参りだけ済ませてきましたが、もっと怖い隣町の姐さんから「寿司食べながらお花見しようよ。」と結局引っ張られてしまった。こっちは酒が入らないので楽ですけど。

 人はおばあちゃんに生まれるのではない、おばあちゃんになるのだ ボーボワールならこう言うだろう。

 昨日のセフレ(世間話フレンド)の花見で還暦の姐さんにタケノコの土佐煮を手土産にもらいました。

 今日、夕食のおかずに温めなおしていただきました。え?旨い!しっかりおばあちゃんの味になっている。男料理では出せない角が取れたまろやかさが出ていて、もはや熟練のおばあちゃんの煮物領域に達している。およそ料理なんかしそうにない雑な性格なのに、しっかりおばあちゃんの味を出している。それも若いおばあちゃんではなく田舎の熟練のおばあちゃんの味です。

 恐るべし姐さん。これで性格がまろやかになれば立派なおばあちゃんになれるのだが、フラメンコダンスなんかやっているのでまだ昔話なら悪いお婆さんの域を脱していない。でも、煮物は良いお婆さんの領域に達している。

 おばあちゃんへの道のりは険しく長い。一歩一歩精進しなされ。

 トラックに乗って越後の国に行ってきました。例年なら田んぼの雪を解かすために作業している時期ですが、今年は雪が少なかったので田んぼに雪が見当たらない。いつでも耕作できるような状態になっていました。

 帰りにスーパーに立ち寄りました。新潟駅のバスターミナルのカレーが有名になっているとかで、そのレトルトを探して買って来い!ついでにカレー似合いそうなお米もね!という指令を昨日姐さんから賜っていたので、新潟レトルトカレーならマイタケ風味の五十六カレーや同じくマイタケ風味のレルヒさんカレー湯沢版がお薦めなんだけどな、と、思いつつもタケノコの土佐煮のお礼に探してきました。

 ずいぶん昔、20年も前になるかな?新潟駅に行ったときに今ではカレーが有名になっている立食い蕎麦屋に行っていたのですが、まさかカレーが有名になるなんて思いもしなかったので普通に天ぷらそば食ってました。あの頃、地域文化だなぁと思ったのは、新潟駅周辺では天津丼や中華丼と言う呼び方はしないで、天津飯や中華飯と言う呼び方をしていて興味深かったです。そのころすでに謎の焼きそばイタリアンがありましたが、越後米を大々的に宣伝しながら地元ではしっかりとインドや中国やイタリアンがグルメになっている。新潟、なかなか策士です。

 とは言え、バスターミナルのカレー、そのうち新潟市に行く機会があるだろうから駅に出向いて挑戦してみよう。あの駅舎、近年やたら増殖して大きくなっているので、そば屋が見つかるかどうか?

 これも今年挑戦する課題かな?

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