のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

彼岸すぎれば

2024年09月24日 | 日記・エッセイ・コラム

 暑い寒いも彼岸までとは言いますが今日は快適な涼しさでした。でもまた暑さがぶり返すみたいですが、今日は快適に過ごせました。

 早朝に山に行ってきたキノコ採りのおじさんが言うには、この涼しさでようやくキノコが出始めているそうで、今まで暑くてキノコも不作。そして、今まで見たことがないキノコが出ているそうです。これも猛暑の影響か?

 今日は10時休みの時に明治きのこの山をお茶請けに綾鷹を飲みましたが、きのこの山もニーハオで偽物が出たり、埼玉の業者が「きのこチョコ」と言う商品名で似たようなお菓子出したり。ブランド守るために企業努力しているみたいです。「たけのこの里」は先端をとがらせる製法が難しいので偽物が出にくいみたいですが、どちらも毎年スキー場のお茶請けにもっていくお菓子たちで、学生バイトたちに評判が良い。何より私の評判が良い。

 なるほどなぁ。それって当たり前だけど。と、発見したのは、神棚セットの材料。「国産ヒノキ」を使用。って、日本製ですね。でも、神棚使うのは日本くらいのものですし、それこそ、「縁起物」に外来材なんか使っちゃぁまずいでしょ。

 至極当たり前のことだけれど、「国産」と強調しないと怪しまれる嫌なご時世でございますなぁ。

 「やっぱお彼岸だよなぁ。出たもん。」と言うのはタダシちゃん。昨年母さんが亡くなってまだ一周忌にもなっていませんが、22日の彼岸参りで雨が降る中お墓に行き、その足で、パチンコ屋に行ったら出たそうです。「なんだかんだで15万円くらいになったかなぁあ。やっぱ日ごろからご先祖様を敬っている霊験じゃねぇかと思ってるんだぁ。」と語っておりました。お彼岸の間は殺生をしたくないので、パチスロ「北斗の拳」をやらずに、ひたすら地道にパチンコで戦っていたそうですが、「基本の技術が身についているからできた業績だ。」と魚肉ソーセージもらったので、半分は猫の三井田さんに食べさせました。猫のご霊験はあるのだろうか?

 この冬はラニーニャの影響で大雪になると予想されていますが、過去の例を見ると私がスタッドレスタイヤを新調した冬は雪が少なく、買いかえない年は雪が多い。今年は、軽トラのスタッドレスが微妙なところで、ダメならこの夏も履き替えずに使い切ってしまうところを「もう一冬使おう」と夏タイヤに履き替えて、古いスタッドレスをこの冬も使う予定です。やっぱ大雪になるのかな?

 もうしばらくするとカマキリの卵が見つけられるので、その高さで雪の量を予想してみます。

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秋雨前線南下

2024年09月23日 | 日記・エッセイ・コラム

 ようやく秋雨前線が列島の南側に移動しました。例年、春分、秋分の日は天気が悪いものですが、今年は日本海側に集中しましたね。

 能登半島の大雨。10月に能登半島にお出かけしようと計画していたのですが、どうなるかな?昨年から輪島市に行こうと予定してたのですが、元旦早々の地震。進まぬ復興。秋には大丈夫かな?と目論んでいましたが、どうも気配が怪しくなってきました。今年中に総持寺祖院に参拝に行きたいのですが、年末にかけては仕事も休めなくなるし、ホントどうなることやら?

 能登半島の大雨被害の情報を検索しようと久しぶりにニュースサイトを見たらSB優勝の見出し。今日はハウスのバーモントカレーなんですが、何でSBが優勝したのか?駅伝か?とクリックしちゃいました。パリーグのソフトバンクがリーグ優勝したってことだったんですね。紛らわしい表現だ。

 三面記事には米泥棒が続出しているのだとか。米価高騰ですから起きるだろうなと予想はしていましたが、平成5年の米不足の時なんか、農家のふりして田んぼの稲刈りして米泥棒なんて奴らもいましたが、農業経験のない連中なら収穫したコメを持ち逃げしたんでしょう。費用対効果を考えれば割の合わない犯罪だと思うけれど、外国人かな?

 今日は一日カン太君のおとっつぁんと仕事してました。重機を使って今週中に運び込む杉の丸太の置き場を整備していました。連休前にはなかったイノシシの作業現場が多数ありました。あちこち地面掘り返してガタガタにしやがった。赤松を積み上げた置き場の周辺を掘り返してました。

 おとっつぁん説では先週末にイノシシの一家を見かけたそうで、子供を6つ引き連れて道路を横断するのを見たそうです。このあたりは猫の三井田さんの監視地区のはずですが、最近、みんなに餌をもらうようになってあまりお出かけしなくなった。今朝も、屋根の下でこちらの様子を睨みつけながら餌を待っていました。イノシシ一家の戦力に対して三井田さんの力ではおよそ勝負にならないので、これもまた懸命な戦術です。

 もともとイノシシなんかいない地域だったので、全滅させても問題ない。いろいろ手を打っているのですが、意外と警戒心が強い動物です。逆切れすると大暴れ。対策は?イノシシ肉の角煮ですかねぇ。以前作ってみたら評判よかったので、この冬いろいろ実験してみよう。

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抒情性

2024年09月22日 | 日記・エッセイ・コラム

 毎年恒例の天気が悪い秋分の日です。朝から雨なのはわかっていたので、今日は一日仕事を休む予定で、気合を入れて寝ました。明け方、外が雨模様なのが分かったので、もはや遠慮はいらない。根性の限り寝よう!と、目が覚めたのは12時のチャイムが流れたとき。

 寝すぎてコクがあるけどキレがない。

 変な夢見てたんですよ。尾瀬の山小屋に塩を運ぶ夢で、そんなのシーズン前のヘリ搬送か歩荷さんが運ぶもんだけど、なぜか牛の背中に乗せて塩を運ぶという仕事の依頼で、そりゃぁ、私は牛も扱えるからこういう仕事が来るのも納得できるけど、用意された牛がチベットやネパールにいる毛の長いヤクと呼ばれる牛の一種。高所で馬がひっくり返るような気圧の低い土地でもなんとか動いている高所対応の牛さんなのでなるほどね。と、思いつつも尾瀬の観光のために、と、チベット族のような衣装着せられて、ヤクの背に塩やお茶などを積んで大清水から尾瀬沼方面へと木道をテコテコ歩いて運ぶ。

 なんでこんなことせにゃならんのだろうな?納得できない変な夢。目が覚めたら寝ていたのに筋肉疲労感がありました。

 朝飯も昼飯もいらないどんよりした疲労感。それでも夕方には腹が減ることを想定してスーパーに買い出しに行きました。

 せっかくの休日だからちょいと足を伸ばして、中之条のベルグに行ってきました。バーモントカレーが安くなっていたので、ジャガイモも玉ねぎも人参もあるし、牛筋を下ごしらえしたのが冷凍庫にある。たまには基本に帰ってバーモンドカレー!と、カレーのルーを買ってきました。ここまで来なくても手に入る代物ですが、半分ドライブ気分で。

 帰りは赤根峠を通って帰ってきましたが、県道のトンネルがあくまでは赤根峠と言うより「牛の糞峠」の名前の方が有名でした。赤根トンネルが開いたときに「アカネ」なんて、こんな上品なお名前があったんだと驚きましたが、土着民にはいまだに牛の糞峠の方がなじみ深い。

 下の写真の岩が牛の糞岩と呼ばれていて、牛の糞清水と呼ばれる湧水が沸いていまsが、なんか、今年は枯れてますね。

 それにしても、牛の糞。抒情性のかけらもないお名前。こういうのが好きな土地柄だからなぁ。

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猫の品性

2024年09月21日 | 日記・エッセイ・コラム

 世間様は三連休になっているようですが、今日はお仕事。天気は曇り空で涼しい。

 自民党総裁選もいろいろ話題となっている中、一人黙々と仕事をしていましたが、猫の三井田さんが様子を見に来ました。三井田さんは総裁選挙も国際情勢も気にしない猫で、もっぱら追い求めているのは猫マンマ。先日ネズミのしっぽが落ちていたので、狩猟採取の仕事もしているみたいです。

 軽トラの助手席ににゃんこフードを積んでいるので、お近づきに一掴みおいておいたら三井田さんがむしゃぶりついていました。なかなか猫情勢も厳しいみたいですね。

 餌をもらっても決して人におもねらず距離を保つ。三井田さんの猫としての矜持ですが、なるほど、品格とはかくあるべきか?と考えました。

 品格の「格」は社会的に成功したり成金でも手に入れることができますが、「品」と言うのはなかなか難しい。

 地位は人を作るとか横綱の品格とかいうけれど、トップに立つものは相応の品性がなければならない。モンゴル人横綱なるものが乱立しましたが、強くても品性に欠ける。これが相撲人気低迷の原因で盛ると思うのだけど、引きずり下ろして自分の目線で語ろうとするマスメディアなんかもいよいよ見放される時代になってきました。

 夕方、風呂で聞いたのですが、大谷と言う選手はすごいらしい。3打席連続ホームラン打ちながら、相手にヤジやブーイングをする自分たちの応援団を制止したらしい。やることをやるだけではなく、こういうことができる若者が出てきていることが大変誇らしく思えます。

 ちょっと上の世代なんか文句を言うことが「カッコイイ」と思い込んでいる世代で、難癖は付けるけれど自分は何もしない。最近は「で、対案は?」で追い詰めていじめていますが、底辺から這い上がろうとする姿勢はない。

 宮沢総理が出たときに「学級委員になれても、生徒会長になれるタイプじゃないな。」と思いましたが、昨今はその学級委員にさえ選ばれないような人物が出てきて騒がせている。掃除当番も満足にできそうにない首相候補者もいる。

 上流下流で分けたくはないが、下流から上を見上げて俎上しようとサケだって頑張っている。産卵できないしね。上から目線で下を見下ろすなんざ話のほか。己が立ち位置をしっかり把握していれば対応できる態度も広がるもの。

 食うに困る貧しさでも三井田さんのように猫の矜持を貫いていれば、そこそこ食うことができる。これもまた猫の品性だね。

 そんな話を三井田さんにしていたのですが、馬の耳に念仏じゃないけれど、振り向きもせずにゃんこフードにかぶりついていましたわ。やっぱ私の話なんかより餌なんですね。

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2024年09月19日 | 日記・エッセイ・コラム

 朝から強い雨が降っていたので、外仕事はできそうにない。なので、今日はお休みしました。雨の影響なのか、昨夜から右ひざに鈍痛が走っていたので、今日はできるだけ足を使わず薬を塗って横になって本を読むことにしました。

 ボルタレンがあったかな?と薬箱を見ると、あることはあった、バッテン中身が空っぽだったとよ!6月ごろ使い切って買ってくる予定だったのだけど、ど忘れしていた。以前、間違えてボラギノールA買ってきて関節炎に塗っていたら治ったことがあったけど、その時のボラギノールは昨年いぼ痔になったカン太君のおとっつぁんにくれてしまった。痔にも効くらしい。

 なんか塗り薬なかったかな?と薬箱をのぞいたら使いかけのオロナイン軟膏のチューブがありました。5年くらい前に冬に手の指先がひび割れたので買ってきたものですが、すっかり忘れていました。なぁに、気分の問題よ!と、オロナイン軟膏を膝に塗って横になっていたら、痛みが消えた気分になった。

 近所に住む従妹が「麵だけでもなんとか料理できるよね。」と、ラーメンのそば玉を持ってきてくれました。旧知の食堂が製麺所から仕入れている生めんを譲ってもらったんだそうで、スーパーなどで売られている面とはちょっと違う。見たところ透明感があってあっさり系のスープに合いそう。インスタントなスープはもったいないのと、夕方、鶏がら買ってきたので煮込んで中華スープを作ってみよう。豚肉ブロックも仕入れてきたのでチャーシュー作って煮汁は醤油ラーメンのタレにする。

 太麺だったら牛乳使ってとんこつもどきのスープも作れるんだけど、昔ながらの中華そばがいいな。長年独り者をやっているとこういう方面で機転が利くようになる。でもやはり、料理ができない嫁をめとると更に機転が利くようになる。苦難な日々もまた良しとしよう。

 とりあえず今日は食堂風の焼きそばにしてみました。せっかくいい麺なので、ソースは使わず塩と胡椒だけで味付けした焼きそばにしました。

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民主主義下で

2024年09月18日 | 日記・エッセイ・コラム

 人々が天を仰いでいるので空飛ぶ円盤が出たのかな?と、つられて見上げたら、高圧線の電線に籠を吊るして点検作業をやっていました。

 こうした高所作業の専門集団がいて各地を回っているみたいです。特殊技術ですね。

 私が小学生の頃に高圧鉄塔の高所作業の人たちが温泉旅館に長逗留して仕事をしていたことがあります。その頃は安全より「粋」を重んじる業界だったようで、背中に絵の入った人たちばかりでした。金額も良かったので羽振りも良かった。

 午後の天気が怪しかったけれどそれまでに作業は終わったようです。3時ごろから雷雨でしたから。

 夕方、セフレ(世間話フレンド)の会の極秘会合で、民主主義にのっとって各自素材を持ち寄り、串かつ食べながら今何かと話題の総裁選挙について相談しました。私はアスパラガス一束と冷凍むきエビとイカのミックスを持って行ったのですが、まだ溶け切っていなかったので串に刺すとき凍った部分を貫くのに苦労しました。誰か持ってくるだんべ!と皆が予想していたレンコン。警戒しすぎて誰も持ってこなかった。それとウズラの卵も。扱い安くて人気のウインナーソーセージを持って来る傾向が高かったため、慌てて豚肉を買いに行く事態も起きました。串カツソースは維新の勢力が強い大阪からなにわ名物串カツソースを取り寄せた猛者がおりました。もちろん、大阪の条例を尊重してソースの二度付けは禁止です。

 かように個々の判断にゆだねる民主主義社会に置いて串カツを作ることは困難を伴いますが、揚げるに軽いからとチープな神輿を選ぶとあとあと名を汚します。今回は総裁レイムダックの中、個々の才覚に信用を置いての持ちより串カツになりました。個々の能力を見極めつつその方向性を指し示すのが総裁。夕方の見切り品セールで半額になるのが総菜です。

 共産主義化の串カツならどうなっていただろう?シイタケの五か年計画とか、月替わりで同じ素材しか使えないとか、洋ガラシを文化的に排除するとか。政府指導の元、一元化され統一された串カツになるのでしょうが、世の中には一元化されることを好む人たちもいるんですね。自分の頭で考えなくて済むので。たった一つの正義をこの世のすべてと思い込む人たちを「バカ」と呼ぶのですが、うさん臭い宗教なんぞにのめりこむのも似たような思考の人たちですね。

 理屈ばかりで行動が伴わない無責任な論客がやる気のあるバカで、他を巻き込んで混乱させるだけで何もクリエイトしない。こういった意見と言うより自己主張に巻き込まれぬよう、メディアなどから距離をとりつつ己の判断と他の予想をしながら串カツの素材を持ち寄りましたが、完ぺきとは言えぬもののそこそこの形にはなる。足りなきゃ慌てて補えばいいだけです。串カツの原型を崩すような無政府主義者がいないことも幸いでしたが、闇鍋をしたくない危ないやつとは静かに離れる。

 民主主義社会において自己責任を伴う串カツ。

 いい社会勉強になりました。 

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ミンミンゼミ

2024年09月17日 | 日記・エッセイ・コラム

 お彼岸の季節なのにミンミンゼミが鳴いていました。時をたがへて鳴く蝉、まことあはれなり。と平安貴族のように優雅な心で受け止めたかったのですが、暑さを倍増させるような席の鳴き声。雅な心で石投げつけてやりました。

 湿気が多いからなのか?洗濯物が乾かない。党是、汗をかいても乾かないから着ているものが重くなっていく。カン太君のおとっつぁんは社会的実験として、介護おむつなら汗を吸収して快適なんじゃなかろうか?給水機能に優れた肌着が開発できるのでは?と、下着のパンツ代わりに介護おむつをして作業していましたが、むしろ逆効果で汗をたっぷり吸いこんだ介護おむつは重くなり、ズボンを押し下げる。よちよち歩きの赤ちゃんのような歩き方になっていました。

 エアコンが効いている環境で仕事をしたい。

 近辺では稲刈り作業が始まりました。今度の三連休あたりは台風の影響がありそうなので、コンバインがフル出動しています。今年は米の価格が上がりそうなので米農家も気合が入っていますが、どこの農家も「今年は親せきが増えちゃってなぁ。」今まで連絡もなかった遠い親戚などが急に連絡をよこすようになったとか。まぁ、故郷なんてそんなもんなんだからこれも役得と考えよう。

 川崎市に嫁いでいる米農家の娘さんから、「次はマスクとトイレットペーパーがなくなるだろうから買い置きしておいて。」と電話があったそうです。そうなると消毒液もかな?なんか、これじゃぁ米騒動の背後にドラッグストアが関与しているみたいだな。このところやたら店舗数も増えているし。

 都会の人ってこちらとは違う斬新な感覚持っているので驚くことが多々ありますが、連休中に薪を買いに来た人もそうでした。連絡を受けたときは軽トラで来るのかな?と思っていましたが、品川ナンバーのルノーのカングーに乗ってやってきて、荷台に薪を満載に詰め込んでいきました。

 欧米職じゃどうかはわからないけれど、日本でこういう使い方はできないよな。

 アウトドアに妖しさを感じてしまう。

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フェーン?

2024年09月16日 | 日記・エッセイ・コラム

 蒸し暑い一日でした。なんとこの時期に脱水症状が出る羽目になってしまいました。午後の作業していると左足が痙攣。太ももの筋肉が反抗的な態度を取り立っていることもままならない。そういえばお茶も飲まずに汗まみれになっていたっけ。

 カン太君のおとっつぁねいよい失調の原因は水分採り過ぎて腸が水ばかり吸い込んで必要な栄養分を補給しない自堕落病だったようで、水分も上手に取らねばなりません。

 巷では台風15号が発生した模様ですが、14・15と大陸に向かいそうな様子でも、雨雲と太平洋の熱い大気を引っ張り込むので当分厄介だぞ。

 中学の1年先輩と、我々が幼少の時の台風のことを話しました。昔は台風が来ると、窓や戸などを板で打ち付けて補強したものです。今は家の造りがよくなっていることもありますが、こうした事前対策はしないし、屋根が飛ばされることもない。山の樹木が倒れることも少ないので、私たちが子供の頃より風は弱くなっているのかな?台風が来ると、学校が早く終わるのでうれしかったなぁ。なんて懐かしんでいましたが、学校帰りに亡くなる子供もいたんですよ。

 私の同級生のお姉さんは、多分滑り落ちたんだと思うけど川に落ちてしまって流されてしまった。生きてりゃ65歳か。先日の同窓会で会ったときにその事故の話をしました。熊でも出ない限り親が通学に付き添うことなんかなかったんですが、この事故からは台風や大雪で早じまいになるときには、先生や父兄が集団登下校に付き添うことが多くなりました。それと、連合赤軍事件があったときですね。鉄砲持った学生がこのあたりにも潜んでいると警戒されていました。

 そう思い返せばまだ穏やかな台風じゃないのか?と言う結論に至りましたが、この暑さは尋常じゃない。

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雨降り

2024年09月15日 | 日記・エッセイ・コラム

 やはり降りましたねぇ。思い切り振りましたねぇ。雨。

 私は駐車場係でクルマの誘導していたのですが、映画の上演前までが仕事。こういうイベントだから県外からも来てくれる人が結構いました。川越ナンバーや大宮ナンバー新潟からも来てくれました。こちらの旅館やキャンプ場に泊まっているみたいです。

 キッチンカーが3台。それと映画主催者側のポップコーンや綿あめ、生ビール販売。結構な盛り上がりだったんです。映画上演までは。

 映画「バック・トゥー・ザ・フィーチャー」が始まると、雨が降り出し、一気に土砂降り状態へ。想定して雨具など持ってきていましたし、会場の中に避難テントも張ってあったのですが、泰さんを決め込む人たちも出てきました。映画の場面なら冒頭のギャングが出てくるあたりで主人公を乗せたデロリアンが猛スピードで走って過去に行くあたりですね。私は駐車場に戻って帰宅する車が国道に出るまでの誘導をしていましたが、まばらに帰っていくので混みあうことはなかった。

 藤原で催されているアコースティック・キャンプも今日が最終日。今頃、木村カエラがバタフライ歌っているんだろうな?と蓑に越後傘かぶって農村コスプレで駐車場誘導していました。

 映画が終わること残っていた車両はこのあたりの人たちじゃない。根性入っているなぁと感心。

 ヒューイ・ルイスが歌ったエンディングの主題歌が流れるころには雨もすっかりやみました。ちょうど映画やっている最中だけ雨ふりでした。

 お客さんがみんな帰って、会場の片付けを始めると、狙いすましたように激しい雨。ずぶぬれになってざっと片付けて、あとは明日!と9時半ごろ帰路につきました。

 湯檜曽川では急な増水でバーベキューで中州に取り残された人が出たのだとか。消防が出動して無事保護されたようですが、あの川は水位が急変することでは知られている川で谷川岳の連峰の沢が終結した場所。どこかの山に雨雲が引っかかっていると、川下は晴れていても川の水位が上がる。それも突然水かさが増す。

 最近はオーストラリアやニュージーランドの外国人が経営するケービングや川下りなどのアウトドアが流行っていますが、あの連中も良く気にかけていますよ。天候と自然の関係など。

 案外、日本人って自然に甘えているなぁってことはよくありますよ。泣く子と地頭にはかなわねぇ!って文化を持っているのにねぇ。

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イベント

2024年09月14日 | 日記・エッセイ・コラム

 天候が気になる15日の地区の野外映画会。今年はバック・トゥー・ザ・フィーチャー。1985年頃の映画です。

 もはや毎年恒例の映画界となりまして、今日は野外スクリーンを設置したり、会場の清掃などをしました。

 問題は明日の午後からの天候で、バケツをひっくり返したような雨になるという予報もあり、どうなることやら?と、様子をうかがっております。

 同様に気がかりなのは藤原地区のアコースティックキャンプでこうしたイベントは雨が点滴、しかしながら私は雨が降れば仕事が休める因果な稼業。嫌な都政だなぁ。

 サンマが豊漁だと言うのでお安くなったか?と、スーパーに行きましたが、サンマが入っていない。米棚に米がないのならこのご時世ですから納得できるけど、パックに入った開きのサンマがあるだけで、丸ごと生のサンマがない。七輪に炭まで用意してから出かけたのに予定が狂ってしまいました。仕方ないからサンマの開きにウナギのかば焼きのタレ買ってきて、フライパンでサンマのかば焼きにしておかずにしました。

 例年なら今頃の季節になると家の外で炭火を起こしてサンマを焼いて秋の風物を感じるのだけど、この暑さでは真夏のサンマ。

 さてさて、娑婆では三連休。台風や雨の害なく心地よく過ごせることを願っています。

 私は雨に関係なく仕事になっちまっただよ。

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13日の金曜日

2024年09月13日 | 日記・エッセイ・コラム

 昭和47年の夏休み前だったから、7月13日だと思いますが、太陽にほえろでマカロニ刑事が刺殺された日でした。その日は赤っぽい月が出ていたのをよく覚えています。翌日、学校での話題は太陽にほえろ問題で、「なんか、13日の金曜ってのは縁起が悪いみたいだぜ。」と言う話題で盛り上がりました。

 何しろおバカな山奥の小学生ですから、仏滅も三隣亡も13日の金曜も意味はわからねぇけれどよくない日らしい。気を付けべぇや。ってな話になったのです。私は興味持つと調べたがる性質なので、いろいろ考えていて発見しました。月の1日が日曜から始まると13日が金曜になって、別に占い師が忌み日を指定しているわけじゃない。普通に年に何回かあるんじゃねぇかい?ってなこと。

 13日の金曜日がなぜ忌み嫌われるのかを知ったのはそれから何年もあとのことでしたが、知ってみたところでなんも変わらぬ怠惰な人生でした。

 藤原のゴルフ場で毎年恒例のNAC・ニューアコースティックキャンプが開催されるので、資材運びに行ってきました。今年は木村カエラやスガシカオやケミストリーなんてアーティストが来るらしいのですが、他はほとんど知らない。数年前に搬入に行ったときにPCR検査をさせられたのですが、やったことなかったので鼻の奥に突き刺して血まみれになって以来、スタッフと顔なじみになってしまいました。

 毎年、秋雨前線や台風で天気を心配ない年がなかったのですが、今年も沖縄の南側に台風が出ているので雨の心配です。しかも今年は異様に蒸し暑い。下界から来た人は「涼しいですねぇ。」と言ってますが土着民にとっては身の危険を感じる暑さです。

 午後になると雷の音が遠くに聴こえましたが、それまでに作業を終えて逃げ帰ってきました。帰りにスーパーで晩飯の素材と、イワシの丸干しが半額だったので、猫の三井田さんのお食事に買ってきました。戻ってみるとこちらは土砂降りがあったみたいで、あちこちに水たまりができていました。いつの間にか屋根の下に三井田さんが来ており、餌桶の前に座ってイワシを待っていました。

 お昼は恒例の武尊食堂でスタミナラーメン食べてきたのですが、昨年の今頃カン太君のおとっつぁんと食べて以来1年ぶり。木曜が定休日の食堂ですが、なぜかこの界隈に仕事に来るときは木曜が多く、いつも休店日。ずいぶん久しぶりな気がしました。

 藤原ダムの水量が思ったより少なかったので、台風の大雨に備えて減らしているのかな?と思いましたが、水力発電に回した水量が多かったようです、それにこの冬の雪不足と夏の猛暑で水も少ないのだとか。柏崎の原発でも動いていれば心配ないのでしょうが、残暑で電力不足が起きる可能性も心配です。

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猫地蔵

2024年09月12日 | 日記・エッセイ・コラム

 紅葉シーズンでもないのに山が赤く色づき始めました。いよいよ冬到来か?なんて話ではなく、残暑が厳しいからざんしょ。

 広葉樹が猛暑によるストレスで葉を落として休眠状態になる。「なんで今頃紅葉に?」と不思議がるキャンプ場のおねえちゃんに説明してやりました。

 今から30年前の平成6年にもこういう現象があり、あの年は水不足で田んぼの水にも苦労した年でしたが、今年はそこそこ雨は降っている。やっぱ、暑さかねぇ。なんて説明したのですが、「平成6年ですか。まだ生まれていません。」おみそれいたしやした。まだ20代だったのか。

 ニュージーランド人の家に行ったら猫地蔵様が額縁に掛けられていました。信仰されているのか?ありがたやありがたや。

 彼の説によると、日本人の生活そのものが漫画やアニメと似ていて、異なることを平然と受け止めて咀嚼してしまうのだとか。動植物や物にまで人格がありそれを平らな目線で受け止める。猫地蔵なんて発想は日本人じゃなければ出てこないだろう。と、感心したようです。

 まぁ、なんたって世界的なコロナパンデミックのパニックの時、頼りにしたのが妖怪アマビエ様ですから、やっぱとんでもない民族だと思いますよ。

 栄養失調によるダウンから奇跡的に回復したカン太君のおとっつぁんが作業の手伝いに来てくれました。酪農家の牛乳絞りに行って栄養失調は業界的にやばいのでトップシークレットになっていますが、以前もこういう事例があり、胡瓜農家のマサノリちゃんが熱中症で救急搬送される事件がありました。熱中症対策には胡瓜!を売りにしていた胡瓜農家業界としてはあってはならない事件なので極秘事項となっております。

 おとっつぁん、日焼けしているので黒くてわかりにくいけれど、多分顔が青くなっているので紫色に見えました。栄養補填のために先日越後で買ってきた缶入りのけんちん汁をプレゼントしました。外仕事はきつそうなので、屋根の下での作業をしてもらいましたが、茶トラ猫の三井田さんが上からずっと監視していたようです。倒れたら三井田さんが何とかしてくれるだろうとおとっつぁんは申していましたが、基本的に三井田さんは猫なのでニャ~と見て見ぬふりだと思います。それでも、監視ご苦労様でしたとにゃんこフードをひとつかみ餌桶に入れておきました。

 やっぱ猫の手だと思うのだけど。

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八咫烏

2024年09月11日 | 日記・エッセイ・コラム

 9.11同時テロから23年?そんなに昔じゃなかった感覚ですが、歳月は早い。

 夕方、大汗かいてぐったりして裁断の機械の屋根の下で休んでいると茶トラ猫の三井田さんがニャ~とやってきました。にゃんこフードを餌桶に入れ、座って様子を見ていると、近くまで来たものの餌には触れず、その場に横になって寝ころびながらこちらの様子をうかがっていました。「自民党総裁選挙はどうなると予想しますか?」と三井田さんに聞いてみると「そんなの関係ねぇからさっさとそこどけ!餌食えねえじゃねぇかよ。」と言う目線でこちらを見ているので、立ち退くと、餌桶に首突っ込んでいました。社会情勢に縛られない猫です。

 巷はどうであれ、このところはまっているのはアニメ「烏は主を選ばない」で、アマゾンプライムで見ています。いまのところ18話まで出ていますが、現在、4巡目を見ています。絵がきれいなアニメで見て楽しいこともありますが、伏線が多い物語なのでどんでん返しが派手でこれがまた楽しい。「鬼滅の刃」並みにはまってしまいました。

 もともとは「八咫烏シリーズ」と言う小説で、作者の阿部智里さんはまだ30歳くらいの女性。しかも前橋出身。群馬県人じゃねぇか。なるほど、宮中の女性たちの描き方など女子高出身でなければ描けない感覚があります。

 年明けの起きた「セクシー田中さん」事件は原作者と脚本家の感情対立で、女性同士の争いに弾き飛ばされた男たちのふがいなさを見る思いがしましたが、なんたって紫式部を生み出した日本ですから、女性クリエイターの能力は高い。今回紹介した「烏は主を選ばない」も「鬼滅の刃」も作者は女性です。しかもち密に伏線を張って物語を構成している。展開もダイナミック。どんでん返しの切り捨て方も躊躇なく冷ややか。

 こういう女性たちって「女ですもの」を口実や言い訳に使わないですよね。能力のなせる誇り?

 時代の潮目が変わったかな?

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新札

2024年09月10日 | 日記・エッセイ・コラム

 その時は来た!

 新紙幣に切り替わってから2か月。いまだに一度もお目にかからなかったが、ついに渋沢栄一のお札がわが村にもやってきた。「見本」と入っていない本物だ!新札手にして時代に先端を行くような気分になった。

 セブンイレブンでスムージー買うときに使ってみたら、ちゃんと支払いの機械に入り、まともにおつりも出てきた。新紙幣対応の村になっていた!

 画期的だった。

 新札ではなく診察の話になるけど、体調不良で病院に行ったカン太君のおとっつぁん。「栄養失調です!」と言われたそうです。およそ栄養失調とは思えない体型なのですが、食生活の偏りなんだとか。スーパーの見切り品弁当ばかり食べているからだろうか?とはいえ、電気も水道もない生活しているので、煮炊きするのも大変、文明開化以前の生活です。

 おとっつぁん、ほとんど料理ができないので、最近もトウモロコシご飯やキノコご飯、イノシシ肉チャーシューやシカ肉シチューなど作って、タッパーに入れて持って行ったのですが、それでも栄養失調か。

 そんなおとっつあんと違い、お馬さんや合鴨さんたちは元気で食欲も旺盛。馬の餌買う金で自分の栄養付けろよ!と言われそうですが、これもおとっつぁんのライフスタイル。

 おとっつぁんが乳しぼり手伝いに行ってる牧場は私の同級生の牧場。「栄養失調みたいだから牛乳飲ませてやってくれねぇかい。」と頼んだら、「あいつ、牛乳飲みすぎると腹下すんだよ。」にしても、栄養価が高い牛乳絞っていて栄養失調じゃ「酪農の敵」みたいな存在だ。

 今日は曲がって出荷できない胡瓜もらったのでイオキムチでも作って持って行ってやろう。

 巷では台風13号14号が出そうでここにきて風神様と雷神様が頑張ってます。私も頑張りたいのですが、こう蒸し暑くちゃどうにもならない。

 暑い寒いも彼岸まで。あと2週間何とか持ちこたえてみよう。

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山の中で

2024年09月09日 | 日記・エッセイ・コラム

 今日は我が家の裏山、大峰山の中で一人黙々と伐採した丸太を重機で運び出していました。

 いろいろ伝説のある山でして、大蛇伝説がある山です。私も長さ3m近いヤマカガシと出くわしたことがあり、太さはビール瓶より太かった。刈り払い機で頭をチョンとはねると中から剣が出てくれば須佐の鵜呑みことになれたのですが、お宝もなく蛇は死んでしまいました。なので、相変わらず貧乏のままです。

 おそらく、古代にひと部落あった土地で、豪族がいたと言われている山。おそらくこの一族が蛇をトーテムにしていたのでしょう。

 私が作業していた場所から100mほど標高を稼いだあたりにかつては沼があり、父はその近くで大きな石臼を見たことがあると言っていましたが、私が小学生の頃に一緒に探検に行ったときには、沼は植林された林の中の湿地帯になっており痕跡もなかった。多分かつて噴火したカルデラなのでしょうが大小の沼が多数あり、大沼と呼ばれる一番大きな山には水中の藻が堆積してできた島が沼の中に浮かんでおり、沼の中を漂いながら浮島として存在しています。1万年以上積もった藻の堆積らしいです。

 教作業していた山の中に何をまつっているのか知らないけれどお社があり、そこに生えていた直径1m頬の黒松が倒れたのでその始末をしてきたのですが、当て込んでいたカン太君のおとっつぁんが体調不良で来られない。なので一人仕事でしたが一日で終わらなかった。

 昭和41年だっ方42年だったか、私が作業をしていた場所から4~500m離れた森でふとい大きな木を伐採して、大きすぎて運び出せないために木挽きと呼ばれる人を呼んで、山の中で製材して運び出すのを見たことがあります。年輩のおやじさんと若者の二人組で、我が家の近くに民泊して弁当作ってもらって1時間半ほど山を登って現場に行き、伐倒した大木を大きなのこぎりで曳いて角材にする。夜になると共同風呂に来ていました。1か月くらい滞在していたかな?

 製材が工場作業になる時代だったので現場での木挽きなんて見ることもないだろうからと、現場を見に連れて行ってもらったのですが、木挽きを見たのは後にも先にもこの時だけでした。

 そういえばあの時代、漆採りなんて職人も来まして、漆の木に傷をつけてその汁を集める細工をしてどこかに移動する。何か月か経つとその漆の樹液を収穫に来てまたどこかに移動する。昭和40年代後半までいたかな?近所に民泊して風呂でいろいろ話を伺う。そんな時代でしたね。

 戦後、満州から引き揚げてきた人たちが開墾して牛を飼っていた場所や、南方で負傷して片手だったおじさんが暮らしていた家など、今はメガソーラになっていますが、半世紀で山の様相も変わり、山の裏側にはスキー場ができています。自分の記憶も伝説になるんじゃなかろうか?

 山と対話しながら枝一本も無駄にしてはなるまいと、先人を思い返してみました。

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