のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

フォッサマグナ

2024年04月09日 | 日記・エッセイ・コラム

 昨夜から今日の午前中は雨になることはわかっていたので、昨日からすでにお休みモード。雷様ありがとう!

 なので、今日は寝るぞ!徹底的に寝るぞ!と気合を入れていたので昨夜は7時ごろに寝てしまいました。当然朝早くに目が覚める。夜明け前の4時ごろ目が覚めてしまい。夕飯を作って食べました。

 それからごろりと横になって地質学の本を読みました。フォッサマグナに関する本で、こういう難しい本を読んでいるといつの間にか眠っているものなんですが、今朝は全然眠れない。私が中高で習った時代とはまた違う発見が出ているので概念も違う。いつの間にか地図帳まで広げてフォッサマグナの北端を探していました。

 南は糸魚川から静岡の断層だということは昔から知られていますが、北はどうやら越後の新発田から小千谷、小出にかけてでこのあたりも大きな地震が起きている。そこから千葉県あたりまであるみたいでその間がどこなのかはまわはっきりしていない。でも関東地方がほぼフォッサマグナの亀裂の中に堆積してできた地盤だということはわかります。私が住んでいるあたりもその中にあるはず。

 ちなみにフォッサマグナを発見したのは明治時代にやってきたナウマンと言う若い学者で、南アルプスの赤石岳の岩が赤いのはかつて海底だったから、ではなぜ標高3000mに海の痕跡が?と調査して断層を八ケ円したんです。ついでにナウマンゾウの化石も。

 私の村では標高1000m近くでサンゴや貝の化石が出ますし、家の真下の岩盤はまだ体細胞生物が出る前の泥岩層。単細胞生物の化石が出ます。こういうの小中学校の頃の山駆け巡って遊んでいて見てきたもので、学問として成り立っているものなんて全然気にしていなかったけど、あの頃に価値がわかっていればなぁ。

 家でゴロゴロしていても仕方ないので隣町のスーパーに買い出しに行ってきました。今年は富山湾でホタルイカが豊漁だとかで、お安く入手できました。昨年は不漁と伺っていたけど、能登半島の地震の影響でもあるのだろうか?昨年から能登半島に行く予定は立てていましたが、地震の影響が落ち着いたら輪島の総持寺祖院に行こうと思ってます。

 でも、フォッサマグナの旅も魅力的だな。とはいえ、雨でも降らなきゃ休めないし。遊びに行きたし金はなし。北原白秋の心境だね。

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