空師(そらし)と言われても何のことなのかわからない人が多いかと思います。
高い樹木に登ってアクロバットのように木を切り倒す人で、林業と言う分野よりも園芸の分野に属するマエストロです。
近隣の市のお寺のご神木のケヤキの枝を切るために、前橋方面から空師を呼んで枝を切り落とす作業がありました。
25トンのクレーンで吊り上げられ、ケヤキの枝を切り落とす。下にお寺の建物があるので、枝を下に落とすことはできないので、クレーンの別のワイヤーで切った枝を吊って、枝だけを別の場所に集める。
枝とは言え、樹齢200年を超える木ですから、太さが40cmほどあります。切り出した枝の山だけでもちょっとした林を伐採したほどの量になりました。
空師とクレーンオペレーターの絶妙なコンビワークが必要で、なかなかお目にかかれない光景でした。