駐車場よりアスファルトの道に平行してボランテアの人達によりつけられた原生林の中の道を歩いていくとこの位置よりアカコッコ館が現れます。
毎回又来られたんだと嬉しくなる一瞬です。
2005年に来た時は歩けたのですが今回は原生林と化しアスファルトの道を歩く方法しかなく嬉しくなる一瞬は味わえませんでした。
アカコッコ館は神社跡に昔からある木を切ることなく自然を大切にしながら建てられた木造平屋建ての自然観察館です。
好きな場所のひとつでセルフサービスのお茶を飲みながら一時間以上過ごします。
それに来るといつも三宅島の話をしてくれる掃除係の女性もやめていました。
彼女は「モイヤー先生もレインジャーの人も良いから家にいるよりここへきたほうが良い」と言っていたのに
ここへ来ても2人には合えません。
帰島を待たずして亡くなったモイヤー先生のメモリアルコーナーが2005年に来たとき出来ていて感激しました。
長太郎池で生徒達と、アカコッコ館で(館長をしていた)、彼のところへ来るアメリカンスクールの子供達が客船で帰るのを見送る姿も何度も見かけました。
三宅島には必要な人だったのに」と言った民宿の女主人の言葉が思い出されます。
彼女も2005年に彼女の民宿へ泊めてもらったときは95歳になるおばあちゃんとご主人と3人で暮らしていましが、今回は4月にご主人を亡くし、おばあちゃんは養護ホームに入り1人暮らしになっていました。
同じ毎日が続くようで一寸先、人間ではわかりません。
私も考えてもいなかったのに田舎で暮らす気持ちになり自分の気持ちを納得させる一つとして時間を作り三宅島へ来ました。
アカコッコ館の中からは原生林がみえます。
原生林と化したアカコッコ館までの道ではこんな風景が見られました。
これは新しく出来たさえずりの道で写しましたが・・・。
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