沖縄を考える

ブログを使用しての種々の論考

詩104

2010年06月29日 17時08分44秒 | 政治論
 沖縄の民意が80%以上基地移設反対の状況にあるとき それは全く意識にないかのようにオバマと菅の合意推進が当たり前のように声明化されるというのは 明らかに国家間の取り決めが民意とは無関係に歩き出したということであり 初めに県内移設ありきで発進した両国政府の非民主的性格を浮き彫りにしているということである つまり国家が民意とは別次元に民意より重大な問題意識として機能する国防問題という分野が存在するということ これは実践的戦略的な問題は別として国民特に関係地域住民に対して 「おまえたちには悪いが国のために国の他の国民のために死と隣り合わせの危険地帯に住んでくれ」という奇妙なというより犯罪的なナチ的な申し渡しをしていることだ これが差別でなくてなんであろう 差別以上に殺人的政策である 第一に絶えずこうして繰り返される国家的国際的圧力は沖縄県民にとって重大な人権侵害である 居住権の侵害 幸福を追求する権利の侵害 つまり重大な憲法違反であり伊波市長が国に提訴するというのは人として当然の反応としかいいようがない これは確かに速やかに司法の場にさらし司法が適切に判断を下し 日米が国家的国際的犯罪を繰り返している実態を明白にすべきであろう

詩103

2010年06月29日 10時51分40秒 | 政治論
 アメリカがアフガンで軍事的に行き詰っていることは誰でも知っている イラクはイラクで内紛は絶えぬしテロはますます激化している 所詮他国に干渉して戦略展開しても傀儡はできるが腐った部分の集合体がその国を支配的に指導することなどできるわけがない ましてアフガンはじめパキスタンや中東は複雑な民族事情を抱えていてよそ者が思うがまま軍事的効率を追及することなど不可能なのだ アメリカはベトナムで何を学んだのだ?あれはまちがいなくアメリカの完璧な敗北でありむしろここからあらゆる他国干渉は墓穴を掘ると覚悟すべきだったのだ 現在国防費にさえ行き詰まり削減傾向にあるのだし いい加減覇権主義や世界の警察意識は捨て去って自国再建に全力をあげたらどうだい そうすれば沖縄の無意味な基地は撤去できるし極東安保の必要もなくなる 元々対中対北は幻想なのだから 

詩102

2010年06月27日 16時37分17秒 | 政治論
 彼は沖縄生まれではない 彼は朝鮮戦争のころ東北に生まれ高度経済成長の真っ只中青少年期を過ごした 戦争を知らない世代 戦後派 戦無派 もはや戦後ではない といった標語の主体 極めつけは団塊だ 「元気な年寄り」の側面で一方に衰弱を準備している そう 死は確実に例外なく彼の生涯にも近づいている ということは常識的には後代が彼の屍を踏み越えて新たな人生の戦いに挑んでいく景色が見えなければならない 一体どこにその姿を見ればいいのか 
 沖縄はかつて彼の視界にはほとんどなかった あらゆる沖縄の現実は記憶に入るも所詮対岸の火事であり本土の事件ほど隣人感覚を刺激しなかった ここに来るときの彼の意識は「基地の町沖縄」だけだった そして問題を抱える島と言う以外決して楽園のイメージはなかったのである だからもし対岸の火事で済ませられるならそのまま済まして生きていくのが 本土の人間としてはまず普通だったのだろう 沖縄が移住者の彼にやってきたのは 屋良朝苗元知事の沖縄本土復帰奮闘記であった 更に沖縄戦にまつわるいくつかの図書 太田元知事の戦時体験記 ひめゆり学徒の悲劇談 等彼の沖縄体験は専ら書物によった 集団自決を美談に言いくるめるあらゆる論評の嘘はあきらかだった 米兵犯罪の猛烈さは度を越していた 日本が日本人が大日本帝国が天皇が沖縄を人身御供にしたことは明々白々だった 沖縄本土並み返還さえその実態は欺瞞に満ちていた そして沖縄琉球の歴史はどこから見ても間違いなく日本国の侵略横暴略奪支配による悲劇によって血塗られていたのである にもかかわらずこの地の声はどこか遠方から聞こえる そして今回の普天間茶番劇である 鳩山君のおかげで県民の大多数が基地に対して反対であるという事実が浮き彫りになった つまりいままで容認派が捻じ曲げてきた民意を県民側に押し戻す効果があったらしい とはいえ推進派はこの少数の容認派を生かしてもう一度民意をねじ曲げようとするに違いない 何故なら彼らはあるものは利権にからみ あるものは間違った安保にだまされ あるものは抑止力により守られていると言うもっともらしい説にだまされ あるものは自己防衛の意味を知らずアメリカにだまされ あるものはやみくもに対米追随し自分の感覚と意見によって現実を直視せずに大樹に寄り添う こうした愚劣な錯誤から抜け出し正当な日本国国民としての権利を堂々と主張し尽くさねば沖縄は永久に日本の恥部 被支配民族 犠牲者で終わってしまう このたびの普天間事件は沖縄の過去最大のチャンスであろう 

詩101

2010年06月26日 09時16分43秒 | 政治論
  琉球王朝がさながら丸腰外交で中国日本に対峙していたことは周知のことだが(欧米の視察団がこの無防備に驚嘆した様子が文献にみえる)おかげで島津藩の武力のまえにあえなく屈し以後江戸幕府にさえ朝貢するはめになるわけだがこの丸腰外交の本質は一種「右のほほを打たれたら」の気高さを感じないこともない それをしも民意が恐怖とするなら話は終わりである 自主防衛と言う場合軍拡を柱とするかあるいは陸戦主体の国民皆兵とし防衛費を極力抑えてこれを福祉費に回すか 問題は一に国民の気概にかかっている ところで沖縄県民は基本的に丸腰外交 すなわち無抵抗主義である いずれにしろ外国の軍隊が自分らを守っているという幻想はいらない あらゆる対外脅威は最初に「自分の身は自分で守る」という基本的な心構えがなければ全て単なる幻想である 幻想に発したあらゆる軍事論は机上の空論つまり幻想だ だから抑止力という発想は初めに軍備ありきからきたこじつけ 作為的でっちあげだ われわれに武器はいらない こうした思想はヤマトゥにはないし求めもしないが沖縄琉球は米軍基地を必要としないし ヤマトゥの狡猾な沖縄搾取には徹底的に抵抗する 数百年の隣人の誼というなら隣人の礼をみせろ

詩100

2010年06月25日 12時25分08秒 | 政治論
 沖縄にドンに対するテロはなかった 何故だろう 慰霊の日だからだ 無残にもこの国に殺されていった沖縄県民の魂に血をもってむくいるわけにはいかないのだ 心のそこから平和を祈念する日に 再びこの地を血で染めるわけにはいかないのだ あらゆる沖縄人がこのドンの「感謝」を憎悪した こいつらはまたしても沖縄をその汚い口で汚した 汚い手で花を墓に投げつけた 汚物にまみれた足で聖地を踏みにじった 断じて許せない 同じ「感謝」をあのアメリカーのやろうもほざいた こいつらはなんで同じなんだ?かつて敵同士だったおまえらがなんで同時に同じ「感謝」を口にするんだ?
 この国はあの忌まわしい戦争を自分の問題として総括することなく 精神の深いところで自省することなく 決定的に誤った自己の近代化を検証することなく 過ちを繰り返さないための自己追及には手を抜き 結果混乱する自家撞着にこの65年を費やした そうして捨石にした沖縄は自分の幻想的自己防衛本能のまま無限に捨石とし省みることがない ふざけた連中だ 断じて許せない 死んでも辺野古には軍事施設など作らせるものか あいつらの防波堤なんて絶対いやだ 

詩99

2010年06月24日 11時32分13秒 | 政治論
 疲れる男だなあ菅のやろうも 「謝罪」のあとに「感謝」といれやがった だからあ 「感謝」は沖縄を愚弄することばなんだよう どうしてこの国の首領は日本語を知らないのだろう
 沖縄が琉球であること 日本ではないこと 日本は沖縄を属国としてしか扱ってない事 しかし日本は沖縄をただ基地負担だけのために日本としていること 皇民化教育で洗脳し捨石作戦に住民を叩き込み日本本土の防波堤とし沖縄県民を盾として自分らはのうのうと生き延びたこと これらの事実に関しなんらの痛痒も感じてないこと そのことを謝罪するのだよう それが一国の宰相としての最も率直な真情の吐露なんだよう 国の安全保障をいうならどうして沖縄は例外になるんだい もう一度捨石にしてるじゃないか 基地負担は等分でなければならないそのためにアメリカにどうぞ沖縄から出て行ってくれというのが一国の責任者の務めなんだよう どうしてそんな簡単なことがわからないんだあ 日米同盟なんざあやくざの取り決めなんだよう 破棄するほうが名誉なんだよう といって 敗残者に自己回復を唱えてもしょうがないか 所詮ボッチャンだからなあ日本人は 沖縄琉球が自分らより下位だと無意識に思っている人種だからなあ いやいや そんな甘ったれたことを言ってる場合じゃあない こいつらに殺されるのはもうごめんだ   

詩98 近代化

2010年06月23日 16時44分07秒 | 政治論
  竹内好「中国の近代化と日本の近代化」(だったか)で竹内は近代化の比較を行い眠れる獅子だった中国と封建鎖国の日本とでその前近代の内実は同等だったが欧米列国に泰平の夢を破られると一方は急激な欧化により瞬く間に近代的軍事国家に変貌し一方は驚きふためいてああでもないこうでもない喧々諤々しながら徐々に重い腰を上げようやく近代への脱皮に着手する 日本はわずかな期間に一気に近代化を成し遂げ中国は抵抗した もちろんそれは欧米への抵抗であり自己の運命に対する怒りである 欧米の近代化は必然的自己発展であり東洋の近代化は欧米の侵攻によって強制された この強制に対して中国は抵抗し日本は猿真似した 一方を劣等生の近代化とすれば一方は優等生の近代化である というのだ 明治維新は支配階級の下級武士から始まり最後は藩閥政府と化す 自由民権運動は弾圧された 近代化は官僚目線で進められた 欧米に追いつき追い越せというスローガンは国民意思にはないものだ まして帝国憲法には天皇絶対制が謳われている 国軍は天皇の軍隊であり兵隊は赤子とされ忠君愛国が基本精神だった つまり近代化が非近代的精神に牛耳られ異常な方向へ舵を切る このときこの国を指導した優等生たちは国民乖離の実態には気づくこともなく破滅の一途を辿った

詩97 安保

2010年06月22日 16時55分59秒 | 政治論
 それにしても60年70年代にはあれ程安保反対非武装中立アメリカ出て行けと言っていたこの国の正義感溢れる論調が今や西を向いても東を見ても社民共産以外は日米安保堅持に完全に移行しているのはいったいどういうことか しかも現今の論調は全てこうした正義の論調を若年期の愚考としかとらえていない 思えば60年70年代というのは高度経済成長の真っ只中で一億総中流といわれた上昇気流のなかにあって後付理論の「安保による核の傘」が世界2位の経済大国に押し上げたというまことしやかな安保肯定論につながった つまり「私の今日あるは全てアメリカ様のおかげです」というわけだ しかし戦後の10年というのは基本的には敗戦国の占領体制が徐々に緩和される時期であり安保も自然解消するのが国際常識だったはずだが 朝鮮戦争以降いわゆる米ソ冷戦構造が日米の極東安保に関して急激に戦略的軍事的色彩を強め ベルリンの壁崩壊まで軍拡路線をひた走ったという経緯がある 問題はこの冷戦構造の解消に関し戦略的見直しは一切なしに軍事同盟のまま今日まできたという事実であるが 以後20年以上経過してさえこの日米軍事同盟が解消も見直しもされず既成事実のように生き残っているのはどう考えても覇権主義に対する敗北もしくは民族自決権の放棄 自己防衛能力の欠如とでもいうしか答えが見えないのである

詩96 慰霊の日

2010年06月22日 03時24分43秒 | 政治論
 明日菅氏は沖縄に乗り込む 6月23日沖縄は慰霊の日であり今や日本政府は沖縄の完全な敵なのだがこの宰相はそのことを承知しているのだろうか 今の天皇が皇太子のときは火炎瓶が投げられたが菅氏にはいったいどんな怒りが投げつけられるのだろうか この国はいったいどこまで沖縄を自分の妄想のために利用する気か 彼の言う「感謝」とは今の沖縄にとって最も筋違いの言葉であることは確かだ 感謝ではなく謝罪つまり過去現在の自己の過ちについての謝罪しかないのである 薩摩侵攻 琉球処分 そして皇民化教育と沖縄戦どれも沖縄に対する重大な犯罪行為なのだ 謝罪で済む話ではないがもし取っ掛かりというならばそこからであろう 君たちの遠い祖先から近い爺様たちの犯したとんでもない過ちについて心の底から成り代わってお詫びをするということだ 勿論今後未来永劫米軍基地はいらない 沖縄琉球は平和主義であり平和外交のみ望みあらゆる手段のうちから戦争を選ぶことはない だから米軍はいらないし他国の軍隊によって守られているという幻想にも加担しない 全て「負担軽減」という名の欺瞞には断固与しないし普天間無条件返還 在沖米軍全面撤退を要求する それ以外のいかなる妥協もありえないのだ 心しろ

詩95 沖縄の独立

2010年06月21日 16時59分51秒 | 政治論
 沖縄の独立は絶対的に無条件ではない 薩摩侵攻以来連綿と続いてきた属国支配差別軽視蔑視不当待遇の罪過につき歴史的検証を加え 最後に大日本帝国が行った重罪沖縄戦の沖縄県民に対する戦争犯罪についての日本政府の公式な謝罪が必要である 次に米軍撤退後想定されるあらゆる問題についての全面的保証を要求する つまり少なくとも一般的には10年間の保証が必要である これは沖縄琉球に対して一方的に権力を行使してきた日本政府の代価であり賠償であるがこれだけで対価とはいえまい つまり沖縄振興策インフラ整備等現在進行中の施策についても無償で持続完遂させなければならない あらゆる日本政府の爪あとを一掃するまで沖縄の利害を最優先し決着させること 勿論これら沖縄対価の施策は必ず住民意見の聴取を前提とすること このため沖縄琉球臨時政府は人民大会の開催と各支部における代議員の選考を前提し円滑スムーズに議決進行すべく一定の配慮はするだろう 内政干渉はこれを許さないが可能な限り友好親善につき日琉政府間で外交努力しなければならない さて一方在沖米軍だが 交渉は当然全て沖縄琉球臨時政府が行い全在沖縄米軍の無条件即時撤退基地全面返還を要求する 従って日本政府の安保方針は沖縄につきこれを含まないとする宣言を発すること ところで沖縄を現在の沖縄県版図のまま全面独立させるかは各離島の住民意見も聴取しなければならない  

詩94 無

2010年06月21日 01時41分49秒 | 政治論
 沖縄独立 道州制 それはそれとして 日米合意につき独立した自治州として沖縄が反対声明を出し米軍ならびに米国に基地の全面返還 在沖縄米軍にかかわる一切の施設の明け渡しを要求した場合 アメリカが即座にOKし出て行ったなら 日本政府は慌てふためくだろうな 尤も常時駐留なき安保という鳩山君の理想は実現をみたことになる ここへ行く道程の永さよ その前に 知事となった伊波君は即座に無条件撤退を要求し普天間は返還される という筋書きだ 日本政府を通さなければ一切は実に簡単に解決するであろう この捻じ曲がった日本政府の政治環境は国民として徹底的に憎悪しなければならない 

詩93 やってらんねえ

2010年06月20日 23時13分03秒 | 政治論
 鳩山のボンクラが自分の公約(党の公約じゃないそうだが)を反故にした責任を取って辞任した これが今回の普天間茶番劇が持つ文脈であるが 菅のばかはその辞任により普天間は決着し辺野古合意をもって普天間問題の結論としこれを(自動的に)踏襲するとぬかしやがった こいつは知らぬ振りしてわざと最初の文脈を誤読したのかそれともまったく読解力を持たないのかどう考えても民主的でない(地元の合意を得てない)辺野古合意を何故もう一度見直し自分の内閣で結論を出すとはいわなかったのか 
 いずれにしろ普天間は終わってないし地元は完全に近く辺野古反対であるが 裸踊りの裸の王様から分厚い冬着を着込んだどちらにしても半可通な首相を抱えるこの国の特に沖縄はまったく持って「やってらんないね」

詩92 戦後日本

2010年06月18日 09時10分20秒 | 政治論
 議会制民主主義の基本である社会契約説の根本精神はキリスト教文化圏の倫理に基づく欧米の性善説であり東洋的虚無思想には馴染まないと思われる面があり 60年安保闘争のデモ隊を官邸の大窓から眺める岸信介にはこれがどう映っているかといえば「小さな小さなニヒリズム」が支配していたろうと三島由紀夫が回想していた それが憎むべき為政者の非情さと映るかどうかはもしかすると彼の欧化度合いによるのかもしれない 東洋的視座から眺め返すと岸信介はあらゆる諸問題の問題性に辟易する小物 つまりはカリスマ性など最初から縁のない事務処理能力ばかりの官吏としか評価できまいが 岸より遥かに実質的に欧米文化に染まっただろう21世紀の鳩山などは多少の理念理想を政治家として実現しようという真情ではあったのだが結果は残念ながら岸と同じ結論に至った 所詮日本の宰相に欧米や後進国の熱情溢れる指導者像をみようとしても彼の中の「小さなニヒリスト」に大衆に対し真逆な裏切り行為を実行させるだけである ちなみに岸は総辞職し暴漢に刺されるが引き継いだ池田勇人は所得倍増計画に着手し高度経済成長に日本を導いた 尤も今の日本にその余力は残されていない

詩91 ??

2010年06月17日 16時30分50秒 | 政治論
 被支配民族に一国の副総理が「独立したほうがいい」というのはこれも大変な錯誤表現でいつも思うのだがお前さん方もう少し国語を勉強したほうがいいとしかいいようがない もしそういうことをいうのなら全ての精神的物質的現状を即刻琉球時代に回復しろということだ 寸分たがわず薩摩侵攻以前の状態に戻せと 何故なら現今のあらゆる不都合は全ておまえたちのせいなのだから どう贔屓目に見ても取り返しのつかない残酷で野蛮な侵略と略奪をこの民族に対してしたのだということを お前らの日本史のなかで学ぶがいい とはいえこの国の日本史に琉球王国はほんの掠める程度しか登場しないのでましてや沖縄戦など嘘八百を並べるだけで(八百もないか)沖縄人が勝手に死んでいったまがいのことをのたまうのだから 一般国民がこれを学ぶことはまずありえないわけで いやはや  

詩90 アメリカの魂胆

2010年06月16日 13時50分25秒 | 政治論
 まず鳩山君の急激な変節 北沢岡田の最初からの裏切り 川内君のグアムテニアン案の黙殺 下地の妙な売県行為 菅の完全な無関心 小沢の無発言 アメリカサイドの徹底的な辺野古固執 これらを総合すると最初から沖縄県内以外に候補などなかったし むしろ負担軽減という名の欺瞞行為につき日米実務者間で「いかにごまかすか」を8ヶ月かけて協議していたというのが真相であろう あの辺野古以外わけのわからない内容の合意文書がそれを物語っている 何故アメリカは辺野古に執拗にこだわったか答えは明瞭である アメリカがほしいのは核の兵器廠でありいざとなれば強引に核持込を図る気だ つまり沖縄を完全な核兵器貯蔵庫にしようとしているのである 恐ろしい国アメリカオバマの正体まさにここにきわまれりである こういうアメリカのいいなりになっている日本政府並ぶに本土の日本国民は先の大戦で沖縄に対して実行した捨石作戦をこのたびもご丁寧にやろうとしている 沖縄県民よ きゃつらにだまされるな 決してきゃつらのいいなりになるな あいつらは君たちを決して同胞とは思っていない まして核など持ち込まれた日には確実に永久的な抑止論で沖縄は基地の島から脱却できはしない 逆に言えばアメリカの核のために どんな気違いが沖縄のアメリカ軍を攻撃しないとも限らない みずから危機を引き寄せることになる