沖縄を考える

ブログを使用しての種々の論考

詩578 日本国の現実 19 国政及び沖縄

2015年02月28日 09時46分19秒 | 政治論

 安倍晋三ヒトラー総統のオウム、菅義偉ゲッペルス宣伝相が言う、「この期に及んで.....」。

http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=105044

 この男の天下取ったといったような不遜な態度には身震いするほど不快な印象を持つ。地元の自治体主体が正当な手段で調査し確認し疑義を挟んだことに対する「この期に及んで」という私的な表現は、政治家の公的な立ち位置からすれば「政治の私物化」としか言いようもない言い方に違いない。一市民、有権者、国民としてそこに沖縄差別意識をまざまざと見、この男の禿頭に鉄槌を下したくなるのを如何ともしがたい。(つづく)


詩578 日本国の現実 18 国政及び沖縄

2015年02月27日 16時16分10秒 | 政治論

 琉球王府時代、古琉球(島津侵攻以前)と言われる全盛期含め対明(及び対清)朝貢冊封外交と東南アジア等対外交易で潤っていた頃、琉球の在り様は、現代日本の半可通が言い募る、対中国服属形質にあったがごとき吹聴は全くの嘘で、朝貢の意味は服属でも従属でもなく、ほぼ自律的対等で優遇に近い関係性にあったし明らかに独立国としての体裁を持っていたことは識者が夙に認めるところだ。当然また沖縄島嶼に自衛隊、海兵隊、米軍基地のあることが対外軍事的抑止力を持っているという説は既に根拠なきものと見做されている。米国軍事専門家が指摘するように現今弾道ミサイルによる攻撃範囲は地球規模で見る必要があり、米軍事基地が集中的に展開する大陸最近区域になる沖縄本島の最優先標的化で、有事に防御不可能な状況へ導かれること間違いない。第一に沖縄県がこれら外国の軍隊や自衛隊を自ら誘致した話は一切ない。つまりなんだかんだと言っては中国、北朝鮮の脅威など沖縄に基地を押し付けるためにでっち上げたデマで籠絡しようというような見え透いた子供だましが、もう、ここでは通用しないのである。むしろ自衛のためにこそ沖縄県民は辺野古の新基地を拒否し追放しようとしている。勿論県内の他の米軍基地も同断である。もしそれでもここに新基地を造ろうというのなら、彼等日本ヤマトゥは沖縄県民をあたら死地に追いやろうと画策する、無類の悪徳人種としか思えまい。

 辺野古に関し法的手続き遵守を強調する政府官僚は、日本が法治国家だと言いたいのだろうが、だったらまさに軍事行為要件に違いない自衛隊や日米軍事同盟は、はたまたその軍拡的新基地建設行為は「法的に正当なのか」と言われて大きに反論できるのか、と言えばできやしないのだ。彼らの矛盾に満ちた言い訳を聞いていると鼻白む。いずれにしろ「辺野古の海にも陸にも軍事基地は造らせやしない」(つづく)