沖縄を考える

ブログを使用しての種々の論考

詩623 かつて独立国であった琉球国の主体性を回復すること 18

2016年10月30日 09時28分31秒 | 政治論

 10月29日、30日と、今帰仁村は村の祭りで賑わっている。自分たちは、祭り立ち上がりのイベントである健康関係講演(芸人ベンビー氏)や展示もの参観をしたあと、夜に入って「北山の風」(小中高校生グループ)や歌手大城バネサ公演を鑑賞し最後に花火を見て終わった。一種の息抜きだ。こうした村の催しに行くたび、最初のころ持った印象、イメージからちょっとずつ変わっていく自分を感じるが、深い意味はない。ただ努めて冷静になろうとしているだけだ。例えば、ヤマトゥにいたころはむしろ殺伐として幻滅的な人生を歩んできたかと思うが、ここではその逆に満ち足りた潤いのある生活が戻ってきているのかなと思われる。それでも何か、どこかで醒めた自分が虫唾の走るような感覚で疼いているようにうっすらと感じている。自分は癒しの邦にいるのかな。ではストレスとしてあったヤマトゥとどう違うのか。

 安倍晋三はどうやら、大方の日本人(8割方)には毛嫌いされている(ある世論調査結果)ようだが、安倍晋三個人(彼の個人性は結局彼の出自にまつわる恣意的な政治野心によっている)乃至内閣総理大臣(鳩山元首相の経験談からするとこの役職も官僚風情にいともたやすく牛耳られる限定的な権力者というのが真相らしい)としての彼についてどうこういうよりも、これの取り巻きの陰謀総体こそ極めて警戒すべき勢力を持っているということになろう。筆者の見るところ現行日本国家形質からして、所謂右翼、正銘の国家主義というのは、いきなり現実に結び付くだけの理論的背景を持ってないと思われる(尤も右翼に元々理論もへったくれもないが)。というより多くの場合、例えば歴史修正主義とかデマゴーグ、ネトウヨ系ガセネタ拡散など低劣なレベルで人騒がせしているだけの底の浅いそれ以外印象されないからだ。

 我々は一体何に対して苛立っているのか。辺野古闘争はどう見ても国側の本質的な敗北形勢であり、高江はいずれ国際的にも(地球環境問題等から)大問題になるだろう。沖縄の主体性の回復というムーブメントは自然の流れとして勃興する。それが独立に発展するかどうかは見通せないが、質的な意味のそれは徐々に結実へ向かっている、というより向かわされている(権力側の威嚇、恫喝、弾圧は反作用力として働くものだ)。苛立ちは結局、知的な意味でのコモンセンスが次々と極めてゲリラ的に突き崩されるような世情(これには、当今日本メデア・マスコ・ミジャーナリズムの情報伝播における権力への批判性、体制監視姿勢が情けなくも欠落し始めたということが大きく確実に影響している)を見せつけられているからであろう。我々はここでは自ら養生する必要がある。(つづく)

 

 

 


詩596 高江ツイート   三上智恵氏

2016年10月30日 07時36分14秒 | マスコミジャーナリズム

10月26日

土人発言は「沖縄は私たちとは違う土人の島だから防波堤にしてもいいんだ」という発想に行き着く。今まさに70年前を想起させるような南西諸島の軍事要塞化がすすんでいる。自分たちの残酷さを正当化する理屈を探している国民がいる#マガジン9

 


詩596 Change.org 高江ヘリパッド建設をめぐる集会&省庁交渉(11/2)

2016年10月30日 07時32分40秒 | マスコミジャーナリズム

高江ヘリパッド建設をめぐる集会&省庁交渉(11/2)

FoE Japan

2016年10月28日 — 沖縄の東村高江周辺のヘリパッド建設が強行されています。
やんばるの森を切り裂いて、道路が建設され、約2万4,000本もの樹木が伐採されつつあります。
環境影響評価は形だけ、工事を急ぐあまり、現場ではトラックの過積載、最大積載両の表示がない等の道路運送車両法違反の工事用車両が連日、国道、県道を走行している状況です。これらの問題をめぐり、防衛省、警察庁、国土交通省との交渉を行います。また、高江の工事の最新の状況をご報告します。現地からは北上田毅さんが参加されます。ぜひご参集ください。

◆日時:2016年11月2日(水)12:30~16:00
 12:30~13:45  事前集会
 14:00~16:00  警察庁・防衛省・国土交通省交渉(調整中)
(12:10から通行証を配布します)
◆会場:参議院議員会館 講堂
◆資料代:500円
◆申し込み:不要 
◆主催:FoE Japan、美ら海にもやんばるにも基地はいらない市民の会
◆問合せ:FoE Japan/Tel:03-6909-5983(平日・日中) 
E-mail:henokotakaengo@gmail.com

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詩596 沖縄タイムス記事 辺野古本体工事着手から1年 国は来春の工事再開視野 知事に打つ手は…

2016年10月30日 07時08分45秒 | マスコミジャーナリズム

辺野古本体工事着手から1年 国は来春の工事再開視野 知事に打つ手は…

http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/68761

ありのままの沖縄を見てよ 脚本家・上原正三さん【インタビュー「土人」発言・8】

http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/68690


10月29日(土)のつぶやき

2016年10月30日 05時02分27秒 | マスコミジャーナリズム