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白バラの祈り -ゾフィー・ショル、最期の日々-

2006年11月12日 | こんな映画見ました~(洋画)
『白バラの祈り -ゾフィー・ショル、最期の日々-』
---SOPHIE SCHOLL/DIE LETZTEN TAGE---
2005年(ドイツ)

監督:マルク・ローテムンド 
出演: ユリア・イェンチ、アレクサンダー・ヘルト、ファビアン・ヒンリヒス、
フロリアン・シュテッター


1943年ナチへの抵抗運動を行なった学生グループ「白バラ」の紅一点ゾフィー(ユリア・イェンチ)は、大学構内でビラを撒いた。
ヒトラー独裁を批判し、自由を唱えたビラである。
即、その場でゲシュタポに兄ハンス(ファビアン・ヒンリヒス)と共に逮捕される。わずか4日間の間に尋問、裁判、処刑が行なわれた。
1990年代に東ドイツで発見された記録を軸に忠実に再現した映画。


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ナチへの抵抗勢力が、やはりドイツには存在してたのか・・・。
日本で言えば軍国主義に抵抗して特高(特別高等警察)に捕まったということになりますよね。
そんな事実があったかどうか、またはあきらかにされているのかどうかは知りませんが・・・。
思想を管理されることは、本当に恐ろしいことです。

第二次大戦を経験した知り合いのおばあさんから聞いた話です。
「戦争中の婦人会の井戸端会議で、女学校の女教師をしてた方が『ガダルカタルで日本軍が勝ってる、勝ってるなんて報道されてますけど、日本は全滅だそうですよ、あなた達気持ちをしっかり持って覚悟しなくちゃいけません。』と私たちに熱弁をふるっていたのよ」って・・・。
この時代にそんなことをおおっぴらに言ってたわけではないにしても、日本の女性も逞しい方がおられたんだわ~って思ったことを思い出しました。

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2 コメント

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おぉ! (メル)
2006-11-13 00:34:31
そういう女性が日本にも当時いらしたんですね~!
日本女性も捨てたもんじゃないですね。
なんでも言いなりになってたばかりじゃなかったんですね。ちょっと勇気がもらえた気がします♪
良いお話をありがとうございます。

で、映画ですが、すごかったですよね~・・・
あのような強い意思と毅然とした態度がとれるなんて
ほんとに素晴らしい!感動しました。

ほんとにそうですね、思想を管理される、発言を
管理される社会にだけはなって欲しくありません。

TBどうもありがとうございましたm(_ _)m
こちらからもさせていただきました♪
メルさんへ! (小米花)
2006-11-13 23:25:08
あの毅然とした態度、信念の強さが分かりますね。
そして、あの女優さん、良かったです!

90年代になってあきらかにされた事実。
東ドイツから出た、とありましたので、まだまだ出てくるのでしょうか・・・。
ある意味ではベルリンの壁の崩壊で戦争の捉え方も変わったのでしょうか・・・。
ドイツ映画はあまり興味がないのですが、これから見逃せない映画もありそうですね~。
また、そんな映画に出会ったら、教えて下さいね。
TBありがとうございました。

あっ、知り合いのおばあさんのお話って、ちょっとドキッとするような話ですよね。
今頃になって、私ドキドキしたりして・・・。

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