『ロード・トゥ・パーディション』
---Road to Perdition---
2002年(アメリカ)
監督:サム・メンデス
出演:トム・ハンクス、ポール・ニューマン、ジュード・ロウ
1931年、雪の降るイリノイ州ロックアイランドの町。良き夫であり2人の息子の良き父親であるマイケル・サリヴァン(トム・ハンクス)には、町を牛耳るアイルランド系マフィアの幹部という裏の顔があった。
サリヴァンはボスのジョン・ルーニー(ポール・ニューマン)から息子のように愛されていた。
サリヴァンの2人の息子にも実の孫のように接するジョン。
そんな父ジョンを実子コナーは、苦々しく思っていた。
ある日、組織の幹部会でコナーはヘマをしでかしたとジョンに責められる。
次第に追い詰められたコナーは、父への恐れとともにサリヴァンに対する嫉妬と憎悪を膨らませ、窮地に立たせる為ある行動に出る…。
(allcinemaより)
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マイケルは、ボスのジョンに息子のように愛されていました。それを妬んだボスの息子コナーはサリヴァンの妻子の命を奪ってしまいます。
しかし、ジョン・ルーニーは息子の保護を選び、サリヴァンのもとへ殺し屋マグワイア(ジュード・ロウ)を派遣するのです。
可愛がったやり手の手下を、出来損ないの息子のために殺さなければならないルーニーの役を、ポール・ニューマンが演じています。
年を取っても、ニューマンはかっこいいいし、説得力があります。
この映画は、このニューマンの演技がすべてだと思いました。
しかし、ジュード・ロウの殺し屋、ちょっと可笑しかったナ。
この映画の ボスの息子コナーは 許せません
犯罪組織のボスであっても 実の息子に甘すぎたジョン・ルーニー
そのくせコナーは オヤジの影に隠れて組織の金をピンハネをしていたことが 会計係りと接触したサリヴァンが組織の帳簿を手にしたことで発覚
組織の金をピンハネは明らかに 死の制裁があるのに父親のジョンは 知っていてやらない
僕に言わせれば ボスの息子コナーは ホント クズです。そんな男のために妻と次男を殺されたサリヴァン・・・殺しの手を逃れる旅を生き残った長男とするはめになった
確かに見ごたえは ありました
サリヴァンを演じたトム・ハンクス でもサリヴァンをやるには ハンクスは優しすぎます
その、息子をかばうボスがニューマンでなければ
この映画本当に嫌な展開なんですヨ。
でも、私はニューマンの演技ですべて受け入れてしまいました。(^_^;)
ハンクスは人の良さが出てたかもしれません。
そして、ジュードの殺し屋が何かピリッと来なかったです。