野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

唖然とした

2012-11-20 06:31:16 | 野々池周辺
       「FBに投稿し評判だった、野々池貯水池のリンドウ
「野々池貯水池では予想もしない山野草と巡り合う事がある。・・・リンドウがそうだ。」と、11月11日のブログに紹介した。
10月30日頃に開花し、昨年のように一面にリンドウが咲くのを楽しみにしながらウォーキングしてきた。
11月になって次第に花の数が増えて、これから、昨年も咲いた別の場所のリンドウも咲くのを楽しみに眺めてきたのだが、一向に咲かない。
どうしたのだろうと思っていたが、原因が判った。・・・・「盗掘」されていたようだ。
10日程前にブログ用の写真を撮影した時のリンドウはビックリするほど綺麗で、野々池貯水池はリンドウも咲く良い処だと誇りさえあった。
ところが、今日リンドウの咲き具合を確認しに行ったら穴だらけ。
つい最近掘ったと思われる穴が10数カ所あり、リンドウの数も非常に少なくなっていたので多分盗掘されたのだろう。
綺麗な花を2,3個摘んで持ち帰るのはOK範囲だと思うが、根こそぎ掘って持ち帰られたら、根を張ることもなく、増える事もなく、もう二度と咲くことはない。
西明石駅から歩いて約30分の近い距離、野々池貯水池は神戸新聞やタウン情報誌にも紹介されるハイキングコースのルートでもあり、皆の心休まる場所である。
そんな場所からリンドウが消えつつある。

野々池貯水池に咲いたリンドウは野々池貯水池の季節を表す花で、野々池貯水池の草むらの中に咲いてこそ称賛される。
山野草の栽培には、温度、湿度、土壌等の条件が整った環境が必要で、一般自宅の庭などで簡単に栽培できるものでは多分ないと思う。
美しい野生の草花は公共の財産で、その美しさを将来にわたって継承していけるよう、一人ひとりがモラルとマナーをもって、野生植物の保護を心がけたいものだ。

今日は寂しい気持ちを抑えきれなかった。
  






踏み倒されたリンドウの花
閉じた花弁についた傷跡が痛々しい!
コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (M.B)
2012-11-20 12:21:09
残念やね。また頑張って増えてくれたらいいなぁ。
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残念だけど仕方ないなー (mohtsu)
2012-11-20 17:52:50
回復するには相当な時間が必要だろうな。
少しずつでも増えたらよいが。
返信する

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