野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

参議議員選挙に行く

2016-07-13 06:19:43 | その他
7月10日の参議院選挙は、事前予想通り、自民党を主とする与党の圧勝。しかも、改憲勢力と言われる政党を加算すると、その勢力は2/3となった。
  
自民、公明の与党は、安倍首相が勝敗ラインに掲げた改選定数の過半数(61)を確保し、大勝。一方、民進党は振るわず、改選45議席を割り込む。
民進、共産など野党4党による統一候補の擁立で注目された改選定数1人区(32選挙区)は自民党が21勝11敗で勝ち越した。

今回の参議院選挙で、個人的に興味をもって注視したことは、民主党と維新が合流してできた民進党が、「民共合作」でどれだけぼろ負けするかであったが、
多くの世論調査では民進党は半減し、共産党が倍増すると予想していた。結果、民進党は票を落とし、共産党は伸びた。「民共合作」の成果は共産党の勝利。
とは言え、かなりのボロ負けするだろうと予想した民進党は、TPP反対の声が高い東北で辛うじて勝った。
選挙後、民進党岡田代表のしょげた顔がテレビに出ている一方、共産党は笑いが止まらないだろう。今や、政策が定まらない民進党から票は離れ、
一方政策にぶれがなく一貫した共産党の訴えに共感する人が多くなった言う事だろう。与党に真向から真逆の異論を唱えるのは共産党しかいないことになった。
しかし、共産党が政権を担えうる政党ではないだけに、共産党が躍進するというのも困ったものだ。その点、是々非々で与党に立ち向かうと称する、
「おおさか維新」には多いに期待し今回も一票を投じた。おおさか維新も躍進を遂げたが、何せ地方政党の弱み、大阪、兵庫以外には伸び切らず。

朝、スポーツコーナーの”喝”を見た後、買い物に出かける途中、車を止めて投票に行った。たまたまであろうが、投票に来た人は少なく、ガラガラの投票所で義務を果たした。
結局、実績評価を優先し、自民党とおおさか維新に一票、開票結果は、これもほぼ予想通りで、なんの意外性もなかった。
自民党がやってきたことは大筋で間違っていないと思うので、評価した。特に経済を前面に押し出し、実行し、結果を一応出してきた。
今、英国のEU離脱で安部政権には逆風だが、自民党以外にまっとうな政策実行を期待できる政党は正直なしと思っている。
何でもそうだが評価できるのは実績/結果のみ。民進党のように口だけで威張り散らす政党や、政策が真逆であぶなかっしい共産党よりか、遥かにまし。

で、選挙後の日経の株式市場は、選挙に勝った安部政権が大型の経済政策を実行するとの期待感から買われ、11,12日で989円高、12日の為替も103円に戻す。
世界経済の不確実性が高まっていることもあり、唯一安定政権となった安倍政権には財政回帰を強めてもらいたいと期待している。
コメント
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