撮れたて箕面ブログ

箕面市公式ブログ!北大阪から全国へ発信中!箕面広報室職員などが取材した市内の出来事、イベント情報などを紹介

西小3年生がジャガイモの植付け体験を行いました!

2014年03月25日 | こんなことがありました!

新稲4丁目にある遊休農地を箕面市農業公社が借り受け、野菜づくり等を学んでもらう学童体験農園として再生し、3月19日(水曜日)には、西小学校3年生130人が春ジャガイモの植付けを行いました。

 
  

種イモは、ジャガイモの主な品種のひとつである「男爵(だんしゃく)」。
種イモは、事前に、芽(め)の出具合を見ながら、芽が2~4個あるように切り分けて、準備しました。
切り口に灰をつけ、陰干しして、切り口を乾かしてから植えます。
 

まずは、市役所職員から、この畑ができるまでのお話。
職員「少し前は、うっそうとした林だったこと、覚えてますか?」

 

児童「うんうん。そうやった!」
「ちょっと怖い感じやったよね。」
職員「ほったらかしになっていた林を頑張ってきれいにして、また畑として作物が育てられるようにしました。広い畑なので、西小学校のみなさんにも、何か育ててもらいたいなと思って、今回、ジャガイモの植え付けを行うことにしました!」

植付けを待つ児童の顔にわくわくが拡がります。

続いて、地元農家さんからジャガイモの植え方や、ジャガイモがどのように育っていくかの説明をしてもらいます。

みんな熱心に聞き入り…

農家さん「ジャガイモは、植えた種イモの上にできます。なので、畝に植え付けてから、土を5~10センチかぶせます。おっちゃんのこぶしやったら、一つ分くらい、みんなのこぶし二つ分くらいかな?わかりますか?」

 
 
児童「おじさんの手、大きいなぁ!」


 
農家さん「ジャガイモにも色々な植え方があります。農家は、植え方を工夫して、たくさん大きなイモが取れるように研究しています。」
児童「へ~~~!」

説明を聞いて、いよいよ、植付け開始!
耕した畝(うね)に、クラスごとに植えていきます。
 


 

 

畝と畝の間を歩くのも初めて!というこどもたちもたくさん。
転ばないように、慎重に…。

 
 
30センチ間隔ってこれくらい??
実際植えるまで、試行錯誤。

 
植付けるイモ配りますよ~!

 
このイモを植えます!

 


 
 
 
「もうちょっと深く植えて、土をかぶせて…」農家さんが直接教えてくれました。

 
 

大きくなってね!と願いを込めつつ植えていきます。
 
 


 

植付け完了!



この時期に栽培するイモは、5月下旬から6月にかけて収穫されます。給食にも頻繁に登場するジャガイモは、収穫の後調理実習で、調理をして試食する予定です!

職員「みんなで植えたジャガイモを使って、おいしいカレーライスが作れるように、収穫まで、畑の観察など頑張ってくださいね!」
児童たち「はーーーーい!」

色々教えていただいた農家さんにみんなでお礼を言って、植付け体験は無事終了しました。


 
「ありがとうございました!」


--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
この農地は、所有者の事情で農業耕作ができず、遊休農地(注)として耕作放棄されていた場所で、2,500㎡とかなり広大な樹林地でした。昨年7月に箕面市農業公社が借り受け、地域の農家さんも応援に加わり、雑木を撤去・開墾していき、学童体験農園として再生に至ったものです。

  

BEFORE(遠景)


BEFORE(下草も生え、踏み込むのもちゅうちょするほど。)


開墾途中(空が見えてきました。)


AFTER


AFTER
 

植付け直前の畑

畑が本来の姿を取り戻し、作物を育てられるまでに…!!
感動もひとしおです。

こどもたちには、この体験を通じて、畑への作付けから、成長を経て収穫まで、実際の野菜づくりに触れながら「野菜はどのようにつくられるのか」
「毎日、新鮮でおいしい農作物が届くのは、農家や届ける人たちがいるから」「作物が育つ時間の長さ」などなど、
いろんな事に、気づいたり、振り返ったり、心に刻んでもらうきっかけとなればと思っています。

今日の農業体験を第一歩として、収穫までの3か月、みんなで畑を見守っていってほしいです。

 
おいしいジャガイモがたっぷり育ちますように!

 

<カレーライス、フライドポテトやポテトサラダなど、モミジーヌもおイモが大好きだよ!大きなおイモが育ってほしいな!!


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

民間企業派遣職員からのメッセージ第3弾(阪急電鉄から)

2014年03月25日 | 民間から学ぶ

民間企業へ派遣中の若手職員からのメッセージをお届けしています。
最終回の今回は、昨年から阪急電鉄株式会社に研修派遣されている久保田さんです。

 

みなさん。こんにちは。
阪急電鉄へ派遣中の久保田です。

2度目の登場となりました。(第1弾はこちらです。)
当初は1年の予定でしたが期間延長となり、今年度も阪急電鉄で様々な業務に取り組むことができました。
それではこの1年で私が携わった業務をご紹介します。

【祝!新駅開業】
2013年12月21日、阪急電鉄87番目の駅として、
京都線に西山天王山駅が開業しました!
 

西山天王山駅は、高速道路とつながっている『新しいカタチ』の駅です。
パーク&ライド駐車場も整備されており、自動車から電車へ乗継ぐことにより、これまで以上にスムーズな移動が実現します。
さらに、この駅の真上には高速道路(京都縦貫自動車道)が走っており、駅と高速バス停がエレベーターで直結しています。高速バスに乗って日本各地へ一(ひと)っ飛(と)び。
遠方へのお出かけにも便利な駅です。行楽などにぜひご利用ください。

さあ、そんな便利な西山天王山駅。
私は駅の魅力をお伝えするための、プロモーションに携わることができました。

中でも見ていただきたいのは、こちら!
 

ラッピング電車「西山天王山駅開業記念号」です。
駅の開業をPRするシンボルビジュアルを車体に装飾し、長い沿線を「走る広告塔」として2014年5月末まで運行しています。
また、この電車の中も特別仕様になっていて、ポスターや車内放映動画も西山天王山駅をPRする内容に統一しており、この電車に乗れば「西山天王山のすべてがわかる!?」ようになっています。

駅の開業前日、寒風吹きすさぶ阪急正雀工場で行われたラッピング作業・・・。
作業に立ち会いましたが、非常に寒かったです・・・
 


【開業関連イベント】
西山天王山駅の開業記念イベントとして、第4回ええはがきコンテストを開催しました。
阪急電鉄の開業100周年記念事業として始まったこの企画ですが、多くの方に支えられ、毎年恒例の人気イベントになりました。
有名な観光地ではないけれど、隠れた名所や地元の人しか知らない景色、まちを愛する人たちが織りなす風景など、『語り継いでいきたい地域の魅力を発掘しよう』というコンセプトの企画です。
みなさんもぜひそんな風景を探してみてください。


【ほかにこんなことも】
昨年のブログで「なぜ載せなかったんだ!」と多数のご意見を頂戴したのが、
“マナーアップ戦隊マナブンジャー”のショーです。

マナブンジャーショーは、毎年春と秋に阪急正雀工場で行われている阪急レールウェイフェスティバルで観ることができます。
小さいお子さん向けのショーで、「放置自転車はやめよう」や「環境にやさしい乗り物を使おう」といったテーマで、子どもたちにマナー啓発・環境啓発を行っています。

そして、このマナブンジャーショーは、なんと社員が演じているんです。
業務時間外に練習を重ね、当日はこんな感じで、大観衆の前で演じます。
 

そして何を隠そう、この時のマナブンジャーを演じているのは私です。
 

おなか周りが大きく見えるのは、背景の紅白幕の赤色と衣装の赤が重なってしまっているからです。(そのはずです)

体型はさておき、こういった形でも啓発することで、より良い環境づくりを行っています。


【終わりに】
最初に説明した西山天王山駅もそうですし、前回のブログで紹介した観光あるき、ええはがきコンテスト、その他各施設、etc・・・・。阪急電鉄は良いモノや楽しいコトを本当にたくさん作り出しています。
しかしながら、それらの魅力や特長をお客様にお伝えするのは非常に難しく、頭を悩ませる部分でもあります。いわゆる「プロモーション」と呼ばれる部分です。

今、阪急電鉄では様々な取り組みを広く知っていただくため、「阪急未来線」と題し、HPなどでPRしています。ここでは、各事業の魅力を分かりやすくお伝えしているほか、担当者の生の声を通じて情報を発信しています。
私もどこかに登場していますので探してみてください。


派遣期間中、いろいろなプロモーションに関わる中で、その重要さを改めて実感しました。どれだけ良いものを作っても、使っていただけなければ意味がありません。そして実際に使っていただくには、まずは知っていただかなければなりません。

それは民間会社に限らず、行政でも同じことです。どれだけ良い制度、素晴らしい施設があったとしても、認知されていないのであれば、「無いのと同じ」になってしまいます。
箕面市の良い部分をもっと多くの皆さんに知っていただけるよう、そして阪急電鉄で経験したことを、箕面市に少しでも還元できるよう、これからの業務に励んでいきたいと思います。
 


(都市交通計画部・企画推進チームの皆さんと)

 

<民間企業に派遣されているみなさん、ありがとうございました!市役所に戻ってからも頑張ってね!


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする