ベトナムとインドネシアは、南シナ海での漁業規制について、昨年、欧州委員会からの「黄色いカード」に対して、違法漁業に対抗する努力をしていることで合意した。(4月25日SfS)
AP通信によると、インドネシア外務省のレトゥルマルシュディ外相は、両国が漁業やその他の海事問題に協力してパートナーシップを強化することを明らかにした。Marsudiは、4月17日(火曜日)、ベトナムのハノイで、彼女のベトナムの相手、Pham Binh Minhとの共同ブリーフィングを行った。
インドネシアの大臣は、「海上と漁業の協力で、我々はこの点について進行中の問題をどのように結論づけるかについて合意した」と語った。
「また両国間のEEZの境界線が両国の利益を増強し、両国間の安全を確保することができるため、排他的経済水域の境界を完成させるために一緒に努力することに同意した」
2014年以来、インドネシアは、ベトナム、フィリピン、マレーシア、タイの船舶を含む数百の漁船を爆破したしたとされている。インドネシアとの協力は、最近、ベトナムが違法、未報告、非規制漁業(IUU)に対抗するために取った最新のステップである。
ミン氏は、「われわれは、他の国の水域に違反しないように、漁民の意識を高めるため、ベトナムは教育と情報を引き続き強化する」と述べ、両国は両国の法律に沿って漁業違反を処理する仕組みを確立することに合意した 。
欧州委員会は、2017年10月にベトナムに「イエローカード」警告を発し、ベトナムに、ハノイが違法漁業に取り組まなければシーフード輸出を完全に禁止することを警告した。
ベトナム当局が「イエローカード」にしたがって厳格かつ毅然とした措置を講じた結果、他の国、特に太平洋の島嶼国では不法に操作されているベトナムの漁船の数が急激に減少した 3月末に農業大臣Nguyen Xuan Cuongが欧州連合(EU)を訪問した後の声明で述べた。
しかし、ベトナムの沖合での漁民と漁船の重複逮捕は未解決の問題である。 ベトナム側は、国境にかかわる問題の解決のために、インドネシア、マレーシア、カンボジアとの排他的経済水域の境界を完成させるべく努力している、と述べた。