ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

どうでもいい話だが(元大鵬の国民栄誉賞授与で思い出したこと)

2013-02-17 00:00:00 | Weblog


国民栄誉賞が、大鵬こと故・納谷幸喜に授与されることが正式に決まりました。私はもちろん世代的に大鵬の現役時代なんてぜんぜん知りませんが(そもそも相撲にあんまり興味がない)、でもやっぱり1940年生まれで1971年に引退した彼は、高度成長時代というか戦後の日本を象徴する人間だったんでしょうね。存命中にあげるべきだったかな。そういう意味で言えば、長嶋茂雄も、たぶんお亡くなりになってから国民栄誉賞になると思います。存命中の授与は、タイミングをはずしているので。

<国民栄誉賞>元横綱・大鵬への授与、首相が正式決定
毎日新聞 2月15日(金)12時5分配信

安倍晋三首相は15日、先月19日に72歳で死去した大相撲の元横綱・大鵬の納谷幸喜(なや・こうき)さんに国民栄誉賞を授与することを正式に決めた。菅義偉官房長官が同日午前の記者会見で発表し「多くの国民が憧れ、愛される国民的英雄として、社会に明るい夢と希望と勇気を与えた」と述べた。25日、遺族を首相官邸に招き、表彰式を開く。

 菅氏は会見で、授与の理由について「人一倍の努力と鍛錬の積み重ねにより、大相撲史上最多となる32回の幕内優勝を成し遂げ、『昭和の大横綱』として相撲界に輝かしい功績を残した」と説明した。

 国民栄誉賞は、レスリング女子の吉田沙保里選手が昨年11月に受けて以来、21例目。大相撲では1989年の元横綱・千代の富士以来、2人目になる。【鈴木美穂】


ところで、これは前に書いたネタですが、国民栄誉賞となるとどうしてもこの方を私は思い出してしまいます。手塚治虫です。

手塚が亡くなったのは1989年で、彼は国民栄誉賞を受けるにいたりませんでした。しかし92年に亡くなった長谷川町子は受賞しています。

手塚と長谷川、どちらが受賞するにふさわしいかは個人が勝手に考えればいいことですが、私は長谷川にあげるのなら当然手塚にも授与すべきだろと思います。

長谷川がもらい、手塚がもらわなかった理由を私は当然知りませんが、これってやはり彼が共産党と仲がよかったことが多少なりとも関係しているんですかね? あれだけ多忙な人でしたが、「赤旗」にはいろいろ寄稿していました。

関係していようがしていまいが、「そうだ」とも「そうでない」とも断言できる人はいないでしょうが、手塚に国民栄誉賞をという声が政府部内でもまったくなかったわけではないでしょう。やっぱり関係はあったんだろうなと私は、勝手に考えています。

なお本日は2013年2月16日で現在午前9時過ぎですが、17日の記事として発表します。


コメント (6)
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