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こばとの独り言

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「春音アリス*グラム」 あらすじ・感想その6 藤乃雪編、感想まとめ

2017年07月06日 00時00分00秒 | 美少女ゲーム

最後は藤乃雪でした~(*'∇')

藤乃雪 キャラクター紹介
成稜学園1年D組。新生会所属。1年生ながら役職は書記を務めている。並列処理が得意のため仕事は3人分を1人でこなしてしまうほどに優秀だが、堅苦しくて居心地が悪いというのと、新生会や風紀執行部にはないソファがあるという理由で黄昏部に入り浸っている。黄昏部で餌付け(?)しているうちに颯太朗に懐き、颯太朗にならパンツを見られても平気。颯太朗のクラスメイト・笠倉乃々花とはルームメイトの関係にある。
マイペースで自由な性格なため、どことなく猫っぽい。発言がいつも一言だけで主語や述語が抜けているため言葉のキャッチボールが非常に難しい。そのせいか人付き合いが苦手。高級料亭“藤乃”の一人娘で料理の腕前はプロ級。本人曰く「料理は身体が全自動で動くイメージ」との事。コーンスープが好物で季節に関係なく飲んでいる。寒いのには弱く暖房が効いた部屋でもマフラーを首に巻いているが、雪曰く「これは私のアイデンティティー」(尚、祖父も常日頃マフラーを巻いている模様)。他にも様々な防寒グッズを常に持ち歩いている。
お店で忙しい両親の代わりに一緒に遊んでくれた祖父(故人)のことが大好きだったお爺ちゃん子。機械いじりが好きな祖父の影響でゲームが好きになり腕前もかなりのもの。それだけじゃなくレビュワーとしての評判も高い。学園だろうが寮だろうが所構わずゲーム機を取り出してプレイしているが、将棋など電源を使わないゲームも強い。早口言葉も得意(ただし、普通の言葉は噛むことがあるw)。運動は苦手で体力が無く、マラソン大会は5分で棄権し、運動会はあらゆる手を使って保健室に逃げ込むほど。頭は良いが必要最低限のことしかやらないため、いつも赤点ギリギリ。
最近生徒たちの間で話題になっている“悠久の場所”の入口を探してる。祖父が行ったことがあるという“悠久の場所”にいつか自分も行きたいと願っている。“悠久の場所”の事になると周りが見えなくなるため、颯太朗に心配されている。
アーケンカードは「ユキノハナの響界(スノウドロップアンビエイト)」。見た記憶を念写できる能力。自分だけではなく人の記憶を念写することが出来る。この能力により“悠久の場所”を念写することも出来る。記憶を念写するという特性上、優理のアーケンカードとの相性は抜群に良い。ただ、それだけじゃなく“悠久の場所”が現れるとそれを察知できる。

藤乃雪 攻略情報
素直に言う→もう少し話していく→雪に会いに行く→話しかける→同じ鍵→アーケンを使う→本命チョコ……?→何かを言わなければ→様子を見る→さすがはエリサだ→肩を揉む→考える→証拠を整理する→笠倉の放送→注目を集めたかった→散歩も悪くない→言うまでもなく雪だ→本心を言う→上手くなったら頼む→だから言わないって→・・・・・・・・・・・・

藤乃雪編 あらすじ
【7章】
ある日、忙しそうにしている雪が荷物を運んでいたため、新生会まで運ぶのを手伝ってあげます。新生会室に着くと北菱がいつもの調子で出迎えますが、颯太朗に構っている時間がないほど忙しそうにしていました。しかし、北菱が颯太朗を自分のところに呼び、耳打ちします。天球儀事件で北菱に失望し脱退した子が1人いて、しかもその子がすごく優秀だったため、抜けた穴は大きいと珍しく弱音を吐いていました。しかし、北菱も人間でありここではリーダーで弱音を吐ける相手もいないだろうと思い、颯太朗は北菱の弱音を聞いてあげます。その後、北菱が仕事に戻ったため邪魔をしたら悪いと思い新生会室を出ようとしますが、雪の仕事の効率が悪いことに気付きアドバイスをすると、それを見ていた北菱は、新しい新生会のメンバーが決まるまでは新生会の仕事を手伝ってほしいと依頼します。こうして、颯太朗は黄昏部の正式な依頼として新生会を手伝うことにし、雪は颯太朗と一緒に仕事が出来ることを喜ぶのでした。
新生会の仕事を手伝うようになって数日後。颯太朗が加わって余裕が出来たのか、雪は自分の仕事をさっさと終わらせてPCのブラウザを立ち上げます。てっきりゲームをするのかと思っていた颯太朗は何をしているのか聞くと、雪はゲームのレビューを書いていると答えます。雪のレビューは購入するかどうか迷っている人を後押しするような内容になっており、とても分かりやすかったため感心します。その後、雪が「ライト・シャイン・ダズリング」という幻のゲームを探しているという話になり、颯太朗は人と話すのが苦手な彼女のために探すのを手伝うことにします。休日、ゲームを探す約束をしていましたが、その前に新生会の仕事が入ったため学園に向かった2人。颯太朗は仕事の合間に北菱に幻のゲームについて聞いてみると、北菱はあまりゲームはやらないので知らないと答えますが、代わりに自分の伝手でその辺のことに詳しそうな人に電話で聞いてくれましたが、その人もタイトルは知っているがそれ以上のことは知らないということで手がかりは得られませんでした。その後、北菱は颯太朗と雪がその幻のゲームを探していることを知り、2人を予定よりも早く帰らせます。
北菱の許可を貰って幻のゲームについて学園で聞き込み調査をしますが、須藤は知らず、まおり先生からは衛星システムでDLするゲームを教えてもらいそこにあるかどうか調べてもらうことにし、他の人にも聞きますが、まおり先生以外はまったく情報がなかったため寮に帰ります。寮に着くとまおり先生から連絡が入り、衛星システムにはなかったと報告され振り出しに戻りましたが、ロビーで会った乃々花に聞いてみると、コンビニでダウンロードできるシステムがあったことを教えてもらい、そういうのに詳しい友人に話を聞いてもらうことになります。そのとき、北菱から従兄弟がゲームを遊んでいた頃にそういったゲームがあったかもしれないことを思い出したと連絡が入り、画像があれば思い出せるかもしれないと言ったことから、2人は急いで新生会室に戻ります。すると、雪が入手したゲーム画像を見た北菱はこれで間違いないと言ったため、雪のアーケンで北菱の記憶を念写してみます。しかし、映像はゲームをプレイしているところで、肝心のゲーム機が映ってなく、せめてゲームをプレイする直前の電源を入れるところか購入するところまで遡ってほしいと思っていると、颯太朗のアーケンカードが雪のアーケンカードに共鳴し、映像が逆再生されたような感じになり、ようやくゲーム機が映し出されます。それは先ほど乃々花が言っていたコンビニのゲーム書き換え用のソフトでした。すると、乃々花から友人がそのソフトを持っているという情報が入ります。その後、その人物は雪のレビューをいつも見ていることが分かり、幻のゲームのレビューを書くという条件付でゲームを貸してくれることになったのでした。
幻のゲームをプレイして数日後、颯太朗は雪の実家に招待されます。雪は着物を着て出迎えたため颯太朗は驚くとともに見惚れますが、その後、店から家の客間に通されると、そこには豪華な料理が並んでいました。どうやら雪が自分で作った料理らしく、いつぞやの調理実習のときよりも遙かに豪華で、雪も「ちょっと本気出してみた」と自信ありげに言います。しかし、颯太朗には何も祝われる覚えがなかったため、理由を聞いてみると、雪は幻のゲームを一緒に探してくれたお礼だと答えます。颯太朗は全て平らげた後、雪に「嬉しかった」と伝えます。そもそも、雪は母親とはあまり上手くいってなく、実家に定期的に顔を見せるように言われててもなかなか帰ろうとはしていませんでした。そのことを以前颯太朗に話し、母親がいない颯太朗から母親を大事にしろと言われたこともあり、それでも家に帰りづらかったため、颯太朗を家に招待してお礼をするという形を取りました。だから、颯太朗は自分が言ったことに対して応えてくれて頼ってくれて嬉しかったと伝えます。すると、雪もソータローが美味しそうに食べてくれて嬉しかった、お母さんとも普通に話せた、全部ソータローのお蔭とお礼を返します。その帰り、雪は祖父の話をして、祖父の影響でゲームが好きになったこと、そして、色んなことを教えてもらったことを話し、その中に“悠久の場所”について祖父が体験したことも含まれていました。祖父は“悠久の場所”でしばらく滞在したことがあるらしく、雪にもいつか見せてあげたいと言っていたと話します。雪が“悠久の場所”に憧れているのも祖父のその言葉があったからでした。雪は“悠久の場所”は私の夢と言いますが、そんな雪を見て颯太朗は、雪が“悠久の場所”を探しに行ったきりもう戻ってきてくれないような、そんな不安が自身の中に生まれるのでした。
雪と黄昏部で幻のゲームをプレイした日の夜、ネトゲの方でも雪と一緒にゲームで遊んでいると、「3日後は雪の誕生日」というSNSからの通知が着たため、自分の誕生日を祝ってもらったことがないという雪のために颯太朗は密かにパーティの準備を乃々花に相談することにします。翌日、新生会の仕事もほとんど片付いたため黄昏部に戻った颯太朗は、早速依頼を受けることにしますが、今度の依頼は浮気調査でした。そこへ雪もついていて一緒に依頼を解決しますが、その時、乃々花から誕生日の準備は順調というメールが着て、颯太朗は「当日まで雪を黄昏部から遠ざけること」という役目を与えられます。黄昏部の部室が好きな雪はすぐ部室に行こうとしたため、颯太朗はフォローするのに必死でしたが、誕生日当日、乃々花から準備が出来たという連絡を受け、雪を部室へと連れて行きます。そして、目を瞑ってもらい、部室に入ってもらって雪が目を開けると、皆で一斉に誕生日おめでとうと祝います。突然のことにしばらく呆然としていた雪。その後、1人1人から誕生日を祝ってもらいつつ、プレゼントを受けとり、ケーキのロウソクの火を消しますが、こういったことにずっと憧れていた雪は、ロウソクの火を消し終えると、嬉しさのあまり涙を流します。こんなに嬉しい誕生日は初めてと言って、皆に「ありがとう」と笑顔でお礼を伝えます。誕生日パーティが終わると颯太朗と乃々花は幹事として残って片付けをしますが、雪もそれを手伝っていました。片付けが終わると乃々花はゴミだしに行きますが、そのまま帰るとメールが着たため、部室に2人きりになり、颯太朗は雪を見て彼女が好きだということに気付き、告白します。すると、雪も一緒にいたいと言って颯太朗の気持ちを受け入れ、2人は恋人同士になったのでした。
【8章】
雪と付き合い始め、周囲からも告白された颯太朗は、初デートの日、彼女と初体験を済ませます。その翌日、乃々花から“悠久の場所”についての怪談話を聞きます。それは夢見がちで違う世界に行きたがっていた女の子が“悠久の場所”を見つけ、そこで1日遊んで“悠久の場所”を出たら外は10年経っていて、そこでは女の子は死んだことにされていたため、女の子が混乱しているところを警察に保護され、精神を病んだとして入院し、病院のベッドで女の子が「この世界の方が間違っている」と言っていたというお話でした。途中から妙にリアルな話になって、かつて自分が雪と迷い込んだ“悠久の場所”を思い出し、危険があるかもしれないと思って、雪にその話を聞かせ少しは警戒してもらおうとしますが、雪はその話を聞いてもまったく気にしておらず、颯太朗にも好きになってほしいと言います。しかし、颯太朗は乃々花が言っていた話の中で“夢見がちで違う世界に行きたがっていた”という女の子と雪の姿がどうしても重なってしまい、不安になります。もしも状況になったとき、“こんな世界より元の世界の方が楽しいぞ”と言って上げられるのか・・・“悠久の場所”なんかより今の世界の方が幸せだと思ってもらえるためにも、雪を幸せにしなくちゃいけないと颯太朗は心に誓うのでした。
ある日、ネットゲームの中で自分たちのキャラクターで結婚した2人。その後も子育てゲームなどで遊びますが、雪は来年颯太朗がいなくなってしまうことに不安を感じていました。颯太朗はずっと側にいると約束し、雪もそれを信じていましたが・・・。
【9章】
いつも通り雪が作ったお弁当を食堂で一緒に食べていると、雪のアーケンカードが“悠久の場所”の出現を察知します。雪は“悠久の場所”へ一緒に行こうと言いますが、颯太朗は危険だから行かせたくないと答えます。しかし、颯太朗が迷っている間にその反応が消えてしまい、雪はガッカリしますが、それでも雪は次は一緒に行こうと言います。雪のその目は“悠久の場所”を諦めていない目で、颯太朗はその執着心がとても危うい気がして不安になるのでした。
その後、雪のフォローと少しでも情報を集めるために、図書室で“悠久の場所”について調べようと提案し、2人で手分けして“悠久の場所”について調べます。しかし、颯太朗が調べたかったのは、“悠久の場所”自体ではなく地元の湊十区で起きた失踪事件でした。颯太朗は過去の新聞を1つずつ調べるつもりでしたが、湊十区の失踪事件をまとめた資料を見つけたため、それを読んでみてある事に気付きます。この本は、過去に1人の生徒が様々な資料を漁った末に個人でまとめたものでした。その殆どが家出ですぐ保護されたり自分から帰ってきたものだったりしましたが、1割は詳細不明でした。“悠久の場所”に行って消滅してしまえば何も分からないとはいえ、失踪の原因が“悠久の場所”かどうかまではその本には書いてありませんでしたが、詳細不明の失踪事件があるエリアに集中していることに気付きます。その後、雪に声をかけられ調査は中断。颯太朗はもう一度“悠久の場所”は行かない方がいいと説得しますが・・・。
ある日の夕方。雪が新生会の仕事だったため、久しぶりに1人で街を出歩いていると、雪の母親とあったため、喫茶店で少し話をすることになりました。雪の母親は既に娘が颯太朗と付き合っていることを知っており、最近雪が連絡をくれるようになった、颯太朗のことをよく話していると嬉しそうに話します。雪の母親はお店が忙しくて娘を構ってあげられなかったことを気にしており、料理を教えても本人はあまり好きじゃなかったのか、自分から厨房に入ろうとはしませんでした。そうしているうちに、雪と母親の会話はどんどん減ってしまい、母親は少し寂しい気持ちになっていました。しかし、そんなある日、雪から昔に教えた料理の細かい手順を電話で聞かれました。母親は興味が出たのかと思っていましたが、そうではなく、雪は食べさせたい相手が出来たと答えました。それから雪は母親に颯太朗や学園のことをよく話すようになりました。雪の母親は娘と再び話せるようになったのは、颯太朗さんのおかげですと感謝し、颯太朗に長男かどうか確認すると、学園を卒業次第、結婚しても構わないと言ったため、颯太朗は驚きます。危うく雪の母親のペースに巻き込まれそうになったところを颯太朗は踏みとどまり、雪の祖父のことについて聞いてみることにします。
不思議な場所に行ったことがあるという話を雪の母親は知ってはいましたが、その話を信じている人はほとんどおらず、雪の母親もそれが同様でした。ただ、お爺ちゃん子である雪がその話を気に入っているのは知っていました。祖父がしばらく“悠久の場所”に滞在していたという話も知っていたようでしたが、その時、祖父を捜索して警察にも連絡したという話をします。全然見つからなくて諦めた頃にひょっこり帰って来たと。しかも、いなくなってから5年が経ってからでした。しかし、本人の話では2~3日しか経ってないと思っていたらしく、それを聞いて颯太朗は、以前乃々花が話していた怪談が実際にあったことに驚き、“悠久の場所”の危険性がどんどん明確になっていくことを感じるのでした。
雪の母親と話した後、颯太朗は以前“悠久の場所”の危険性について話していた祥子のもとへ相談しに行きます。颯太朗が大切な人が“悠久の場所”へ行きたがっているという話をすると、祥子は“悠久の場所”について話を始め、あの場所の存在は確認できるし、影響の観察もできる、でも制御はできないと話します。“悠久の場所”は観測地点によって時間の流れが異なっており、こちらの世界と比べて早いのか遅いのかそれとも止まっているのか、そもそもこちらと同じ時間律なのか、ズレるとしても法則性はあるのかそれらはまったく判明しておらず、時間の流れについては一切不明で、“悠久の場所”に行くと浦島太郎現象が起こることが観測されていました。“悠久の場所”は他の世界にも繋がっている可能性があり、時間の流れがランダムなのも、時間軸が違う世界同士が隣り合っているからではないかというのが祥子の考えでした。祥子は大切な人とちゃんと話をしたほうがいい、それでもダメなら、強く願うことと言います。奇跡的にも戻ってきた人は、「強く願ったらいつの間にか戻ってきていた」と証言していたからでした。
翌朝、一緒に学園に行こうと寮のロビーで雪を待っていると、乃々花がやってきて、雪は昨晩部屋を飛び出したきり帰ってきていないと聞き驚きます。乃々花はてっきり颯太朗の部屋に行ったものと勘違いしていたようで、緊急事態と分かって急いで学園に行って先生たちに報告することにします。颯太朗は乃々花に学園を休むことを告げ、彼女の実家を含め雪が行きそうな場所を当たってみますが、一向に見つかりませんでした。その後、乃々花から雪が部屋を出て行ったときの状況を聞きますが、雪は「あそこに行かなきゃ」と言っていたという話を聞き、颯太朗は昨晩寮の近くに“悠久の場所”が出現し、彼女はそれを察知して行ったに違いないと確信。以前、雪が念写をプリントした写真が部室にあったことを思い出し、学園に行ってそのアルバムを見つけ出します。その後、写真を頼りに湊十区を走りまわってみましたが“悠久の場所”を見つけることは出来ず、疲れて寮に帰ってきますが、他の場所で雪を探していた須藤も帰ってきて見つからなかったと報告を受けます。颯太朗はふと、以前幻のゲームを探したときに雪のアーケンとの能力共鳴で念写したものを逆再生したことを思い出し、この写真にも同じことが出来るかもしれないと考え、アーケンカードを使ってみます。すると、写真が動きだし湊十区のどこかと思われる風景が映し出されますが、颯太朗も須藤も思い出せず、乃々花なら分かるかもしれないと須藤が言った時点で、颯太朗は能力の反動で意識を失うのでした。
目を覚ますと1時間が経っていて、その間に須藤は乃々花を呼んで能力のことは伏せて写真のことを話していました。乃々花は写真の場所に見覚えがあると言い、その場所は臨海公園でした。颯太朗はそこも探しましたが、雪がよく行っていたのは防潮林を抜けた先にあり、普通に歩いていても見つからない場所でした。颯太朗はその場所へ行くと、“悠久の場所”へと入り、そこは以前雪と迷い込んだ場所と同じ吹雪の世界でした。雪を探して歩いていると、彼女を見つけますが、そこへ辿り着く前に颯太朗は意識を失って倒れてしまいます。目を覚ますと颯太朗は雪に膝枕されていて、場所も臨海公園でした。颯太朗はその後、普通に雪と生活していましたが、そこは自分が知ってる世界とどこか微妙に違っていて、次第にその違和感が大きくなっていき、次第に本当の記憶が蘇ってきます。そして、雪に誕生日パーティのときの写真を見せてもらったとき、撮影者だったはずの颯太朗本人が映っていることが決め手となり、雪にここは“悠久の場所”じゃないかと言うと、颯太朗は光に包まれ、元の雪原に戻るのでした。
颯太朗は雪の姿を確認すると、あっちの世界へ戻ろうと言いますが、雪はここは私の理想の世界と言って拒否します。ここは颯太朗と一緒にずっと幸せに過ごせる世界だから。ここにいれば颯太朗は卒業しないし、いなくもならない。自分が願えば学園も部活も存在する。現実の世界と同じ世界を作ることが出来る。それなら私はこの世界で暮らしたい。もうお爺ちゃんの時みたいに大好きな人がいなくなるのは嫌だから。雪は現実世界で颯太朗がずっと一緒にいてくれるか不安に思っていました。颯太朗はそんな彼女を抱きしめ、“悠久の場所”は迷い込んだ人の心を反映するもの、だから雪が願った学園生活が形成されていた・・・そうなると、この雪原の寒さは雪の心の中にある寂しさや不安の現れなんじゃないのか。祖父と離ればなれになったみたいに、颯太朗とも離れ離れになってしまうかもしれない、そんな彼女の不安で孤独な心を映し出した極寒の世界。颯太朗はそんな雪に温かい場所があることを教えます。自分が責任を持って温かい場所になる、だから戻ってきてほしい・・・そう伝え、キスをします。そして、皆も心配している、雪には皆がいる学園生活という帰るべき場所がある、だから一緒に帰ろうと言うと、雪は急に“悠久の場所”が寒く感じるようになり、颯太朗の帰ろうの言葉に頷きます。そして、颯太朗は祥子に言われた「強く願うこと」という言葉を思い出し、雪と一緒に皆が待つ元の世界のことを強く願い、それによって開いた扉で2人は帰っていくのでした。
“悠久の場所”から帰ってきてからの雪は少し大人になりました。これからも颯太朗の隣にいるために頑張ると決めたのです。そんな彼女にもう“悠久の場所”は必要ありませんでした。颯太朗や皆のいるこの世界の方が暖かいと知ったから・・・。

藤乃雪編 感想
雪ちゃん可愛い。他のヒロインとは違う年下らしい可愛らしさがとても良かったです。口数は少ないけど素直で良い子。こういう構ってあげたくなるというか、なでなでしたくなる可愛さは年下の特権だと思います。見た目も好みだったし、料理上手なところもポイント高い。普通なら恋人には大人に見られたいって思うところを、頭を撫でてくれるなら子ども扱いされても良いなんて、もうそんなことを言われたらずっと撫でてしまいますよ(*´Д`*)b でも、子育てゲームのときの会話を見ていると、雪ちゃんは可愛いってだけじゃなくて良いお母さんになれそうですね。親が子どもにとってどういう存在かって理解している。逆に颯太朗は親のエゴを押し付けるタイプに見えるので少し不安を感じました(´ー`) 2人が結婚して子どもが出来たら揉めそうですw
シナリオは“悠久の場所”についてですね。最初に“時間軸の異なる世界同士の間にある世界”という説明がありましたが、最後に颯太朗が“迷い込んだ人の心を反映した世界”って結論付けていました。時間の流れは元の世界と違うっていうより、“その世界にいる人がどう考えているかによって変わる”っていうほうが正しいのではないかなって思ったりします。たまたまかもしれないけど、颯太朗たちは悠久の世界で2日過ごして、現実の世界でも2日経っていた。あれは本人たちが強くあの時の時間にって強く願ったからではないかと。まぁ分かりませんけどね(爆) 「ALIA's CARNIVAL!」の椎名編のあの場所もつまりはそういうことなんでしょうかね。恋愛面に関しては付き合うまでの過程が少し弱いかな。告白もあっさりしてましたし物足りないと感じましたね。付き合い始めてからのバカップルぶりは良かったですがw
Hシーンは4回。ロリ巨乳というヒロインの中でも唯一無二の属性だったので期待してましたが、4回ある本番Hのうち、1つは対面座位につきおっぱいが見えませんでしたが、それ以外は見せたので概ね満足。特に最後の着物Hは良かったですわ~。最初のバックは若干手が邪魔だったけど乳首はちゃんと見えてるしバックを前から見るのは好きなのでヨシとします。パ○ズ○フェ○もありましたが、こちらは少し横から見たアングルで、ボリューム感には欠けるけど、おっぱいは見せてくれてるから良かったです。舐める時間も他のヒロインと比べて長めでしたしね。まぁしかし、やっぱりロリ巨乳はいいぞ!!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!
一般シーンだとやっぱり雪ちゃんの人生初の誕生日パーティかな。青春の1ページって感じがして良かったです。ただ、誕生日パーティは1枚絵が欲しかったかなー。皆と撮った写真でも良いし(小さく出てたけど)、ロウソクの火を雪ちゃんが消すシーンでも良いし、とにかく絵が欲しかった。だって、今まで友達に祝ってもらったことのない雪ちゃんの初めての誕生日パーティなんだよ?それぐらいしてくれても良かったんじゃなかなぁ。エピソード自体は良かったんだけど・・・その直後の告白も呆気なさすぎたなぁ・・・。
他ですとやっぱり料理を作ってくれるところが良かったです!雪ちゃんの手料理がどんな感じが食べてみたい!!あまり上手くいってなかった母親に料理のことで相談してたっていうエピソードがお気に入りですね。それから着物姿が最高ですね~。やっぱり女の子の和装は好きです!!
ロリ巨乳最高!(*´Д`*)b

春音アリス*グラム 感想まとめ
前作「ALIA'sCARNIVAL!」とは世界観の繋がりはありますが、気にするほどではないですし、あくまで前作のファンを「ニヤリ」とさせるための演出ばかりなので、前作を知らない人でも問題なくプレイできます。アーケンに関するのもちゃんと説明はありますし、そもそも今回はアーケンは補助的な役割でそれがメインになっているのは一葉編だけだし、それも今作だけでも充分に分かる内容なので問題ありません。逆に前作ファンには過去作にまつわる部分が至るところに散りばめられてるのでそれを探す楽しみがありますね。特に祥子さん関係は気になります。
シナリオはかなり長め。共通ルートだけで14時間くらいありました。共通ルートは謎解きを中心に展開されていきますが、この部分でも結構面白かったですね。ただ、推理の選択肢が少なかったのでそれが残念。選択肢を使って考えるのが2箇所(選択肢は1つと3つですが)しかなかったし。個人的には毎回あっても良いくらいだったのに、結局は主人公たちが考えているのを見るだけだったのが物足りなかったかな。特にエリサ編の時計塔の謎解きはプレイヤーに考えさせても良かった気がする。面白かったし。あとはアンセム機関のこととか分からないことはまだまだ多いので、この世界観の物語はまだ続きそうな感じですね?
個別ルートはやはりヒロイン毎の差が大きいかな。優理ちゃん、一葉ちゃん、エリサちゃん・・・この3人は共通ルートからの謎が解ける内容になっていて面白かったんですけど、耶々ちゃんと雪ちゃんのは補足的な内容でそれほど重要ではなくアッサリしてたのが物足りなかったです。シナリオの長さもこの2人は短めでしたしね。というか、耶々ちゃんのは削られてない?伏線ほったらかしだったような気がしないでもないんですがw まぁでも、優理編、エリサ編、一葉編の3つはそれぞれ違う方向性で面白かったので、概ね満足です。特に優理ちゃんのシナリオはオススメですね~。恋人になるまでの過程が良かったし、イチャラブも多目で後半は青春ストーリーだったし。バトル好きなら一葉編、謎解きならエリサ編って感じですかね。エリサ編はラストに若干不満はあるけど、謎解きは良かったです。
Hシーンは皆おっぱい見せるので満足でした。やっぱり巨乳っ子はおっぱい見せなきゃダメですよね~。その大きなおっぱいは見せるためにあるのだよ!!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!・・・ただ、中出しと外出しを両方実現するために、中出しした後に引き抜くんですけど、あれだと外出しにしか見えないので、出来れば選択形式で尚且つ選択固定形式にしてほしかったです。別段、外出しは見たくないので。エロゲのエッチシーンは全てゴム無し中出しで良いですよ、ゴム付という妙なリアル感を出さなくてもいいわ(´ー`)(春グラにゴム有はないけど) それからパ○ズ○フェ○が若干不満かな。アングルはどれも良いんですけど、ただのパ○ズ○ばかりでしたし、パ○ズ○フェ○も舐める時間が短いのがほとんどでした。パ○ズ○フェ○で満足できたのは雪ちゃんと一葉ちゃんくらいかな・・・。もうちょっとパ○ズ○フェ○は舐める時間を優先してほしいです。フェ○っていうくらいなんだから。それから、フェ○はいらない。それに1シーン使われてしまうくらいなら、パ○ズ○フェ○で舐めてほしいですわ。せっかく巨乳っ子ばかりなんだから。どうしてもフェ○を入れるというなら、おっぱいがちゃんと見える形でしてほしいですわ!
キャラは文句なしの可愛さですね。メインヒロインだけじゃなくサブキャラの女の子たちも魅力的でした。前作もそうでしたが、今作もキャラゲーとしてなら充分な価値があると思います。とにかく可愛い。ヒロイン5人とも全員料理が出来るという点もポイント高い。恋人になると必ず彼女の作った料理を食べるシチュがあるというのは大変良かった。最近は男が作って食べさせる的なシチュがあったりするけど、そんなのはエロゲには不要である。やはり、ヒロインの手料理が食べたい!変なリアルは持ち込むな!!そういう点では春グラは理想的でしたなぁ。イチャラブは多い子と少ない子で分かれてるけど、そんなに不満はなかったかな。ただ、付き合うまでの過程が少し弱い子が多いのが気になったけど。告白までの流れが良かったのって優理ちゃんくらいだし。あとは何よりおっぱいが大きい!NanaWindさんなのでおっぱい大きいのは分かってるけど、それでも言いたい。( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!
好きな順ですと、優理ちゃん>梢ちゃん>雪ちゃん>まおり先生>エリサちゃん>一葉ちゃん>耶々ちゃん>乃々花ちゃん>朝陽ちゃん>祥子さん>澪・・・かな。やっぱり癒し系の優理ちゃんが最高ですなぁ~お嫁さんにしたい(*´Д`*)b あとは梢ちゃん!何故ヒロインにしてくれなかった!?って思うくらいの可愛さ。ああいう懐いてくる妹は良いです!!雪ちゃんも懐き系の後輩っ子で可愛らしかったし、妹にしたいかなってちょっと思ったくらいですw なでなでしてあげたいw あとは、まおり先生。この人はもうおっぱいです。あのおっぱいを見たい、挟まれたい!少なくとも梢ちゃんとまおり先生の2人はヒロイン昇格を希望ですわ~!!!乃々花ちゃんも良いけどね・・・あの面倒見の良いところは良いお嫁さんになれそう!まぁ女性キャラは全員魅力的でしたし、たぶんFD化してくれるでしょうし、ヒロイン昇格してくれるのを待つことにしますw
まぁそんな感じで。昨年からずっと期待していた作品ですが、ほぼ期待通りなので満足でした。梢ちゃんとまおり先生のヒロイン昇格をお待ちしております!w

さてさて、お次も2017年6月発売タイトルになります~。

「春音アリス*グラム」のあらすじ・感想はこちら↓
共通ルート】【白羽優理編】【神咲エリサ編】【久遠寺一葉編】【凜堂耶々編】【藤乃雪編

「春音アリス*グラム」のグッズ購入品はこちら↓
Character1 2016グッズ】【C90グッズ】【久遠寺一葉B2タペストリー】【クリアファイル】【凜堂耶々B2タペストリー
藤乃雪B2タペストリー】【C91グッズ】【神咲エリサB2タペストリー】【白羽優理B2タペストリー
久遠寺一葉B2タペストリーver.2】【Character1 2017グッズ

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Nanawind第四弾「春音*アリスグラム」応援中!

まったく、ロリ巨乳は最高だぜ!(*´Д`*)b

コメント (12)

「春音アリス*グラム」 あらすじ・感想その5 凜堂耶々編

2017年07月05日 00時00分00秒 | 美少女ゲーム

4人目は凜堂耶々でした~。

凜堂耶々 キャラクター紹介
成稜学園2年E組。黄昏部の部長であり、成稜学園理事長の娘という本物のお嬢様。しかし、父親を亡くした後は母娘の関係が冷え切っている。颯太朗曰く喋らなければ美少女という評の通り、見た目は文句なしの美少女だが中身は皮肉屋でイタズラ好きという困った性格をしている。学内で色々と問題を起こしているせいか、生徒会に監視されることとなった。しかし、そんな状況でも彼女は気にすることなく学園生活を愉しんでいる。何でも完璧のように思えるが、実は動物が苦手で、猫や犬を見かけると警戒してしまう。理由は動物は考えが読めないからどう接していいか分からないからとのこと。そして、1番苦手なのは幽霊。
頭脳明晰で様々な知恵と知識を持っており、冷静沈着。強い信念と鋭い洞察力も持っている。自称IQ184。しかし、颯太朗と同等かそれ以上の頭脳を持っているはずだが、テストでは“平均点を狙って取りに行く”という変わったことをしているため、天才ぶりが表に出ることはない。普段は人の話に乗ってきたりはしないが、負けず嫌いなため、挑発には乗りやすく、彼女をやる気にさせるときは煽るだけでよく意外と単純なところがある。
寮の部屋は今まで一緒にいたルームメイトが引っ越してしまったため1人で使っていたが、エリサが転入してきたときの手違いで色々とあって彼女とルームメイトになった。それ以降エリサとは仲良くなり、危なっかしいエリサの面倒を見ることが多くなった。このことから意外と面倒見がよく、勉強も教え方が上手い。武道にも秀でている。更に料理も普段はやらないだけで実は上手い。色々と高スペックではあるが、演技だけはド下手である。
普段は大人びている彼女ではあるが、スイーツ関係になると年相応の顔を見せる。しかし、ものすごく甘党で、耶々に淹れるココアは“凜堂ココア”と呼ばれており、甘さ3倍濃縮でその甘さから耶々以外誰も飲もうとしない。又、コロッケが大好きで、特に肉屋「マエジー」のコロッケがお気に入り。色は黒が好きで身に付ける服や装飾品も全てが黒というほど。又、父親の影響でアンティークも好き。
アーケンカードは「漆黒の第六感(エヴォニー・シックスセンス)」。能力は使用者が驚異的な超直感力を発揮する。ただし、ものすごく勘が鋭くなってヒントが分かるだけで答えが直接分かるようなものではない。その辺は使用者自身の頭脳に左右される。

凜堂耶々 攻略情報
素直に言う→もう少し話していく→雪に会いに行く→話しかける→同じ鍵→アーケンを使う→本命チョコ……?→何かを言わなければ→様子を見る→さすがはエリサだ→肩を揉む→考える→証拠を整理する→笠倉の放送→注目を集めたかった→散歩も悪くない→みんなおいしかった→本心を言う→上手くなったら頼む→だから言わないって→分からない

凜堂耶々編 あらすじ
【7章】
ひょんなことから耶々と学年末テストで勝負することになった颯太朗。勝った方が負けた方に何でも言うことを聞くという罰ゲーム付でした。その日は簡単な依頼だったため、戻って勉強しようと思っていましいたが、途中で盗撮事件が発生し、犯人が逃げ出したため、追いかけます。すると、反対側から耶々が通りかかり犯人を取り押さえますが、2人が話している隙を突いて犯人が逃げ出そうとします。しかし、犯人はバランスを崩して階段から落ちそうになったため、颯太朗が手を伸ばしますが僅かに届きませんでしたが、耶々が身体を乗り出して犯人の手を掴み、颯太朗は下から犯人を支え、事故を未然に防ぎます。颯太朗が一安心していると、耶々は珍しく犯人のことを叱りつけ、流石の犯人も大人しくなりましたが、普段は怒ることが珍しいことから、颯太朗は驚きます。その後の職員会議で警察に通報するかどうかで教師たちは揉めますが、理事長の一言で警察に通報することに決定。耶々も「こうなると思った」と呟きます。その後、部室に戻るときに耶々が先ほど犯人の手を掴んだとに腕を痛めたことが発覚。颯太朗は彼女を医者に連れていきますが、全治1週間と診断され、利き腕を怪我して勉強しにくいから勝負の件もあるし、公平な勝負にするために一緒に勉強しようという話になります。
翌日、部室で勉強することになりましたが、そこにはエリサや雪もいて、耶々も生徒会の書類の提出を忘れていたため、しばらく勉強会はお預けとなります。その後、エリサと雪が退出し、2人きりになりますが、颯太朗にからかわれた耶々が颯太朗のちょっと恥ずかしいエピソードを話します。「校内放送で教頭先生吊し上げ事件」・・・颯太朗の友人の1人が厳しい両親からの抑圧が強く、そのストレスからスーパーで万引きを働いてしまいます。その友人は大いに反省していたことから警察に通報されることはなくスーパーの人も許してくれましたが、二度とこんなことが起こらないようにと教頭先生がその友人に反省文を書かせ見せしめのために全校生徒の前で読ませて自主退学に追い込み他の生徒の犯罪の抑制をしようと考えていました。反省している生徒を見せしめにしようとしていることが許せなかった颯太朗は、教頭先生の悪事や秘密を校内放送で暴露したことで、友人は救われましたが、逆に颯太朗は問題児として扱われるようになります。自分のことを暴露された教頭先生は颯太朗を退学処分にしようと考えていましたが、それを阻止したのが生徒会長の優理と出張から帰ってきた理事長でした。その後、颯太朗は優理の尽力もあり生徒会預かりになったことで退学は免れ黄昏部に入って耶々と出会ったのでした。
懐かしくなったついでに颯太朗は黄昏部が出来た経緯について耶々に聞きます。耶々が学園に入学した当初は、理事長の娘ということもあって、妙な期待を背負わされていました。耶々は少し面倒だとは思っていたものの、多少の我儘が許されるなら悪い環境ではないと思っていました。その多少の我儘というのが、いくつもの部活の入退を繰り返したり、委員会に自由に出入りするというものでした。七星の間の重要文献を読み漁ったのもその時期で彼女にとってその頃はある意味では一番有意義な時間でした。しかし、少しやり過ぎてしまい、ある時から教師陣は耶々の存在を疎ましく思うようになり、生徒の事は生徒でと生徒会に管理を任せることにしました。颯太朗はふとその耶々が好き勝手やっていた頃に美術部員を怪我させたという噂のことを思い出し、昨日の盗撮犯を助けた理由を助けた理由を聞きます。耶々は気紛れだと答えますが、彼女ははっきりとした理由がない限りは行動しないというのは知っていたため、昨日の状況が美術部員が怪我したときと同じだったからではないかと考えます。あの当時、耶々は美術部員を助けたはずなのに、その美術部員は耶々の才能に嫉妬していたのもあり、階段から突き落としたのは耶々であると言いがかりを付けてきました。すると、事故当時現場にいなかった人まで耶々が突き飛ばしたと言い始めます。結局、その美術部員は誤解を解くことなく転校。それなのに続々と自称目撃者が増え続け、容疑を否認するだけの耶々は追い詰められていました。それでも耶々は信じていました。本当の自分の事を知り協力してくれる人が現れることを。それが優理であり、天球儀事件のときは颯太朗でした。その後、優理は教師や生徒たちには“隔離施設”として「黄昏部」を提案。その真の目的は優理が用意した耶々の“保護施設”でした。耶々はあの当時颯太朗も優理と同じだったのかと聞くと、颯太朗はその当時は興味はなかった、けど、昨日の耶々を見て、凜堂ならきっと助ける、俺はそう信じていると答えます。すると、耶々は君は実に馬鹿だねと言って微笑み、颯太朗はその顔に見惚れてしまうのでした。
翌日、耶々の部屋で勉強をしますが、それが終わって廊下に出ると優理と会い、外で少し話をします。すると、優理は耶々は天才型であり、天才は苦手なものほど出来ないのが欠点だと言います。耶々は自分の欠点を理解しており、本来なら自分の不利なフィールドには上がらないはずで、確実に勝てる勝負しかしないタイプなのに、颯太朗の得意とする定期テストで勝負するというのはどういうことかと優理に聞かれ、颯太朗は考えます。優理が言っているのはつまり、“颯太朗と対等になりたい”ということでした。だから勝つかどうか分からないテストで勝負するのだと。もしくは、もう対等になっていることを確かめたいだけなのかもしれないと。そう優理に言われて、颯太朗は自分の中で耶々がどんな存在であるのか気付き、寮へと急いで戻ります。すると、ロビーで耶々に会ったため、俺は凜堂に勝つと宣言します。彼女と向き合うために。そして、これまで以上にテストに真剣に取り組んだ結果、颯太朗は満点を取り、今まで通り1位、耶々は惜しくも3点差で2位になりました。耶々が間違えたのは彼女が苦手とした読解問題でした。教師の思想により左右されやすいその問題での差だったため、颯太朗は勝負を無効にするか聞きますが、耶々はそれで点が貰えるかどうかは教師からの信頼を勝ち得ているかどうかであり、例え違う回答だったとしても減点はされてたと話します。そんな風に話し少し寂しそうな顔をする耶々を見て、颯太朗は守ってあげたいと思い、罰ゲームは1時間後に時計塔の前で告白するというものでした。耶々は告白の意味を理解していないようでしたが、約束通り時計塔の前まで来ると、颯太朗に好きだと告白され、驚いて聞き返します。そして、颯太朗に返事を求められたためキスをしますが、颯太朗に口で伝えてほしいと言われ、一度しか言わないと言って、私もキミのことが大好きだと返事をします。その後、颯太朗の告白は命令ではないと耶々は言いましたが、颯太朗は時計塔の前まで来てくれというのが命令だったと答えます。すると、耶々がそれはノーカウントだと言ったため、颯太朗はそれだったら、ずっと側にいてくれ、そして凜堂と一緒に支え合っていきたいと命令します。耶々はその命令に対し、キミが望むのであればと了承します。こうして2人は恋人同士になったのでした。
【8章】
手を繋いでいるところを目撃され、交際しているのが早速バレた2人は、付き合っていることを報告し、優理たちに祝福されます。初体験や初デートも済ませ2人の交際も順調でしたが、ある日、飼育員の人手が足りないので手伝ってほしいという依頼を受けた黄昏部は、犬の散歩をすることになりますが、耶々は犬をモフモフしたがっていたものの、相変わらず犬に嫌われ吼えられてしまったため、自分のアーケンカードで犬の考えていることを見抜こうとしますが、当然動物の考えていることなので耶々には理解できませんでした。そこで自分が見たものを教えるから颯太朗のアーケンで分析してほしいと言われ、颯太朗は仕方なくアーケンを使って耶々の身体に触れると、とにかく広い空間を自由に駆けまわっているような映像が頭の中に映し出されます。しかも、その映像が耶々にも見えていました。そのお蔭で耶々はついに犬の考えを理解し触ることが出来ましたが、依頼が終わって部室に戻ってくると先ほどの能力共鳴現象を解明しようと言い出します。学園でアーケンに詳しいのはまおり先生と祥子の2人でしたが、颯太朗が祥子の名前を出すと耶々の顔に陰りが見えたため、不思議に思います。その後、2人は手分けして能力共鳴現象について聞くことにしますが・・・。
祥子に能力共鳴のことを聞くと、耶々の超直感能力と颯太朗の超集中能力が共鳴した結果、もたらされた力は相手の考えていることを聞きとる力などではなく、もう1ランク上の“未来視”かもしれないと言います。その根拠は颯太朗のアーケンカードとのことでしたが、共鳴はこのアーケンカードが原因なのかと颯太朗は聞いたものの、祥子はそれ以上は教えてくれませんでした。翌日、耶々の部屋でまおり先生から聞いた情報を聞いた颯太朗。まおり先生からの解答ではアーケンカード“ミラージュ”では共鳴現象は絶対に起こり得ないため、原因は間違いなく颯太朗のアーケンカードにあるということでした。耶々はてっきり颯太朗のアーケンカードもミラージュだと思っていましたが、颯太朗のアーケンカードが量産型ではなくプロトタイプ型であることを知り、颯太朗がいつも能力を使った後の副作用がある理由に納得します。耶々は能力を使ったときの身体的負担などはないか颯太朗に聞きますが、颯太朗が定期的に祥子さんに見てもらっていると答えると、祥子の名前を聞いた耶々の表情は途端に険しくなります。颯太朗は彼女と祥子の関係について気になりましたが、耶々の性格を考えて彼女から話してくれるまで待つことにします。その後、アンセム機関についての説明も受けますが、颯太朗の方は祥子に聞いた“未来視”については能力使用を控えるように耶々から言われたため、そう共鳴することもないだろうと考え、伏せることにしたのでした。
その日、耶々の部屋に泊まった颯太朗は夢を見ました。幼い耶々が布団に寝ている夢。そこには耶々の父親がいて、何故か祥子もいました。次に見たのは病室らしき部屋で、病院のベッドには男性が寝ていて、その男性は耶々の父親でした。耶々の父親は危篤状態で傍にいた耶々は父親に抱きつきます。耶々は祥子を捜しますが当然その病室にはおらず、父親にはお姉ちゃんなら私のときみたいにお父さんの病気も治してくれると言いますが、父親は目を覚ますと耶々に“お姉ちゃん”は正しいことをした、だから決して恨むんじゃない、そして、幸せに生きてくれと最後のお願いを言って息を引き取り、耶々は泣き崩れました。次に映し出されたのは耶々の父親の葬式でした。葬式にも姿を現さない祥子のことを“私たちのことを見捨てた”と思った耶々は、「絶対に許さない」と言い、父親との約束を破って復讐を誓うのでした。
【9章】
翌日。この日は卒業式で颯太朗は卒業生を見送りますが、学園に来てから耶々の姿を見ていないことに気付き、部室にいるのかもしれないと思って生徒会室に入ります。すると、生徒会ではまおり先生が1人エロゲをやっていましたが、彼女に呼び止められて先日の能力共鳴についてはまだ何も分かっていないことを話します。本来ならアーケンカードを借りたいところでしたが、祥子から絶対に手放さないように言われているため颯太朗が断ると、まおり先生は祥子のことを知っているような口ぶりだったため、彼女から祥子のことについて聞きます。
祥子はアーケンという分野に関して言えば超重要人物であり、元アーケン所持者だった彼女はアンセム機関でも成功したことのない研究を成功させましたが、その内容については禁則事項のため教えてくれませんでした。そんな優秀な研究者である祥子をアンセム機関では保護しようと働きかけていましたが、その理由についても禁則事項のため教えてくれませんでした。しかし、祥子はアンセム機関からの働きかけを拒否し、現在は成稜学園の理事長・・・つまり耶々の母親が祥子を匿っているという状態でした。アンセム機関は学園に寄付金を出して、学園側は研究の場を貸している関係ですが、学園側が場所を提供しているという関係上、理事長の方が立場が上のため、アンセム機関としても強く言えないのが現状でした。まおり先生は理事長について誰も反論できないくらい凄い人と評しますが、その時、耶々からメールが着たため話は中断、まおり先生はエロゲを再開したため、颯太朗は彼女の元へと向かうのでした。
3年生が卒業して春休みに入ったため、ここ数日、黄昏部には何の依頼もなくのんびりと部室で過ごしていると、まおり先生がやってきて、理事長が倒れて病院に運ばれたと言います。まおり先生は耶々と理事長が不仲というのは理解していましたが、それでも行くべきだと言い、耶々はすぐに病院に向かいます。その後、颯太朗とエリサは下校しますが、その途中で耶々からメールが着て、理事長は過労による体調不良が原因で、数日入院すればすぐに回復するという報告を受け、安堵します。翌日、やはり耶々と祥子の関係が気になった颯太朗はまおりや祥子を尋ねて学園に行きますが、生憎不在でした。学園を出て考え事をしながら歩いていると、1人の女性とぶつかってしまい、その女性がたくさんの食材を持っていたことから、家まで運ぶのを手伝います。すると、そこは「ふじの」という料亭でした。颯太朗は女性の顔を見るとどことなく雪に似ていると思います。その後、部屋に通されますが、颯太朗が成稜学園の制服を着ていたため、女性は自分の成稜学園のOGという話をして、颯太朗のことを当時の生徒会長である凜堂会長に雰囲気が似ていると話をします。颯太朗は凜堂という名字が気になったので聞いてみると、どうやら耶々の父親のことのようでした。女性は雪の母親で間違いなく、女性も雪から颯太朗のことは聞いていたため、颯太朗から事情を聞くと、耶々の恋人なら知る権利はあると言って、凜堂家のことについて話し始めます。
耶々の父親の実家は由緒ある神社でした。そして、学園を卒業すると同時に宮司を継ぎました。その神社では武道や神通力と呼ばれるものを教えており、そこには耶々も一時期通っていました。耶々は筋が良く、若くして神社の跡取りとして期待されていました。しかし、凜堂会長が正統な跡継ぎとして選んだのは神無月祥子でした。耶々と祥子はすぐに仲良くなって、まるで姉妹のように遊んでいました。ある日突然、耶々が現代の医療では治せないほどの重い病気に罹ってしまいますが、耶々は父親と祥子の神通力を使ってその病気を治します。しかし、耶々が治ると同時に今度は父親の方が同じ病気を患ってしまいます。当初は病気を治した祥子がいることから耶々の父親もすぐに回復すると思われましたが、その後、祥子は耶々の父親を治すことなく、何の前触れもなく姿を消しました。だから、耶々は祥子を恨んでいたようでした。翌日、耶々とデートすることになり、丁度聞く機会を得られたため、耶々のことについて聞き出します。すると、耶々はやはり父親を助けなかった祥子を恨んでいたようで、颯太朗に近づいたのも颯太朗が祥子の義弟であることを聞いていたからでした。義弟を利用して祥子に復讐しようと考えた耶々でしたが、父親を捨てた彼女なら義弟をも捨てるかもしれないと思い、そう思った途端、颯太朗を利用するということよりも颯太朗を守りたいという気持ちが湧いてきました。それから颯太朗と一緒に過ごした日々の中で、耶々はあっという間に颯太朗に惹かれていきました。
颯太朗は耶々と祥子が不仲なのは心苦しいと言い、祥子が耶々の父親を治せなかったのではなく、治せなかった理由か事情があるかもしれないと話します。耶々もそう考えたことはありましたが、祥子がその理由を教えてくれなかったため、何も言わないのはその理由がないからじゃないかと結論付けました。颯太朗もその理由までは知りませんでしたが、颯太朗は以前荒んでいた時代に祥子に救ってもらったことから、一概に祥子を悪者扱いには出来ないと伝えます。すると、耶々は呆れつつも、颯太朗の意見を尊重し、祥子に会いに行くと言います。その後、制服に着替えた2人は学園の温室へと向かいます。すると、温室では祥子がまるで2人が来るのを予想していたかのようにいつもの席で待っていました。耶々は単刀直入に父親の件について聞くと、祥子も今の耶々になら教えてもいいかもしれないと言って、当時のことについて話を始めます。
そもそも耶々が患っていた病気は、RoP症候群と呼ばれるものでした。この病気は未来科学において、最近重要視されている極秘情報であり、言い換えれば“可能性の暴走”でした。アーケンカードの力の根源は“可能性”。使用者の可能性を糧に能力を発動しています。耶々は常人よりも多くの無限の可能性が溢れていてそれが暴走した結果、RoP症候群を発生しました。この病気に罹る可能性は低いですが、病気に罹った人にはある共通点がありました。それが“悠久の場所”でした。凜堂家が継いできた神社はその“悠久の場所”の入口であり、“悠久の場所”とは“あらゆる可能性が満ちた場所”でした。つまり、“無限の可能性”を持つ耶々が、“あらゆる可能性が満ちた場所”である“悠久の場所”の入口がある場所で育ったため、可能性が暴走して病気を発症したということでした。この病気は現代の未来科学でも治療不可能であり、祥子は耶々を治したわけではなく、移転でした。耶々のRoP症候群を耶々の父親に移転したのです。耶々の父親は自分の命と引き換えに耶々の命を救いました。祥子はその覚悟を前に反対することも同意することも出来ませんでした。何故なら、反対するということは耶々の命を見捨てることになるのだから。同じ方法で耶々の父親を助けようと思えば助けることは出来ましたが、その場合は母親が亡くなっていただろうと祥子は話します。RoP症候群を移転させる相手は血縁関係者であることが必須条件だったのです。耶々の父親も祥子も耶々に真実を伝えなかったのは、当時の耶々に真実を伝えていたら責任を感じてまた別の病に罹ってしまう可能性があったからでした。祥子は耶々の父親から、真実を話すのは物事を正しく判断できる時が来てからにしてほしいと頼まれていたから。耶々の父親の葬儀に行かなかったのは、耶々にどんな顔をして会えばいいか分からなかったから。真実を知った耶々は祥子に復讐しようと考えていたことを打ち明け謝ります。祥子はそれを聞いて辛い思いをさせてしまったと言って耶々を優しく抱きしめます。すると、耶々は辛かったと言って泣きだすのでした。
ひとしきり泣いて落ち着くと、耶々は復讐という目的がなくなり、やることがなくなってしまったとぼやきますが、祥子は颯太朗なら道筋を照らす力になると言い、能力共鳴のことを教えます。しかし、耶々は能力に頼るのは止め、自分には無限の可能性が秘められていた、つまりこの先どう転ぶか分からない、それならいっそ、どんな未来が待っているのか期待しながら毎日過ごすのも悪くないと言います。けど、彼女にとって1つだけ確定している未来事項がありました。それは颯太朗は耶々の人生において欠かせない存在であるということでした。耶々は颯太朗にそう伝えキスをすると、こう宣言します。「さぁ、私たちの人生(ゲーム)を始めるとしよう!」と。

凜堂耶々編 感想
耶々ちゃんと祥子さんの関係が分かるお話。それと“悠久の場所”が人にもたらす影響とアーケンカードの能力共鳴について・・・ですが、この2つはえらく中途半端な扱いになってましたねぇ。特に能力共鳴については消化不良でした。耶々ちゃんのシナリオはなんというか、すごくスケールの小さい話だったような・・・耶々ちゃんの個人的な事情って感じで。母親との確執がいつの間にか無くなってたし、祥子さんがアンセム機関の誘いを断って理事長が匿ってる理由も実際のところは分からなかったし。少なくとも共通ルートで伏線があったので母親のことについては語られるのかと思ってました。けど実際には父親の方ばかりに焦点が当てられてて、何故母親があんな風になってしまったのか、耶々ちゃんとどのようにして溝が深まっていったのかって結局分からないままだったのが残念です。それと、颯太朗の行動が、耶々ちゃんの過去について聞くか聞かないかでずっとフラフラしてたのが少し気になったかなぁ。まぁその分、イチャラブが多めなのは良かったですが・・・。
耶々ちゃんは普段はクールを装ってるけど反応は素直ですよね。可愛いとか好きとか言われると「なっ!?」とか言って驚いた顔して照れるし、通常はイジってくるタイプだけど本当はイジられキャラってところが可愛い。あと、不意打ちのように乙女なセリフを言ってくるのもヤバイくらい可愛い(*´Д`*) クーデレのギャップ萌えも良いですなぁ(*'∇') 寂しがり屋ってところもポイントが高い。あとはやはりエリサちゃんとの関係が良いですね。さすがの耶々ちゃんもエリサちゃんの天然っぷりには勝てないらしく、なんだかんだでエリサちゃんの面倒を見て「やれやれ」って苦笑いするところが好きです。あとは、祥子さんに対する妹っぷりも良いので、出来れば和解してからの2人の会話をもっと見たかったですね。お姉ちゃんに甘える耶々ちゃんを見てみたいw まぁ1番可愛いのは幽霊とか怪談とかの話をしてるときですけど・・・怖がっている耶々ちゃんを超える可愛さはない(ゲス顔
Hシーンは4回・・・なんですけど、オ○ニーを含めると5回になります。何故かオ○ニーがシーン回想に含まれてませんでしたね。自分、てっきりオ○ニーだけで1枠使われちゃうのかと不安になったんですけど、そんなことはなく、4回ともキッチリ本番Hがあります。本番Hでおっぱいを見せるのは3回。背面座位、正常位、バック、騎乗位ですね。バックがお尻からなのでおっぱい見せません。パ○ズ○は1回ありますが、パ○ズ○フェ○じゃないのが残念だったなぁ・・・。本番Hでは正常位と騎乗位の2つが良かったですね。初体験のは颯太朗の手が邪魔だった。正常位は所謂まんぐり返しみたいな体位でしたが、自分これ結構好きなんで良かったですw 騎乗位もこの作品では珍しく颯太朗がおっぱいを揉まないのでじっくり耶々ちゃんのおっぱいを堪能できて良かったです。揉むのは別にいいけど揉み方次第ではおっぱいが隠れちゃうのがイヤなんです。まぁでも、1つ以外はおっぱい見せてくれたので満足でした。( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!
一般シーンですと、エリサちゃんとの寮での会話かなぁ~。たしか共通ルートだったと思うけど、エリサちゃんが大量にご飯作っちゃって、耶々ちゃんが苦笑いしながら食べるっていうシーンがすごく好きでした。張り切るエリサちゃんを止めることはせず、見守ってちゃんと食べてあげるお姉さん的な優しさが良かったです。この2人はある意味では姉妹に感じられるw あとは私服でコロッケ食べてるCGがお気に入りかな。あの衣装を着た耶々ちゃんが1番好きです。黒が好きっていうだけあってすごく似合ってました!
・・・ところで、祥子さんって本当に何者なんだろうw 元ALIAで神社の跡取りで研究者って・・・w

さてさて、お次で最後になります、藤乃雪です~。

「春音アリス*グラム」のあらすじ・感想はこちら↓
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祥子さんとの絡みをもっと見せてほしいです!

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「春音アリス*グラム」 あらすじ・感想その4 久遠寺一葉編

2017年07月04日 00時00分00秒 | 美少女ゲーム

3人目は久遠寺一葉でした~。

久遠寺一葉 キャラクター紹介
成稜学園2年F組。風紀執行部の代表。“成稜の白百合”の二つ名を持つ。颯太朗とは幼馴染だが、最近は疎遠になってしまっている。立場上ライバル関係にある颯太朗に対して素っ気ない態度をとるが、お互いの立場を抜きにすれば以前のように仲良くしたいと思っており、そのキッカケを探している。
冷静沈着、成績優秀、スポーツ万能。完璧そうに見える彼女ではあるが、実は幼い頃から高所恐怖症でそれはまだ克服していない。又、普段はクールで大人びているが、アドリブに弱いため、予想外の事態になると慌てたり年相応の反応を見せる。
颯太朗の妹である瀬真梢とは幼い頃から姉妹に見えるくらい仲が良く親友同士。寮でもルームメイトとなっているが、梢の趣味に付き合わされた結果、漫画やアニメ、ゲームが好きというオタクとなってしまった。その影響で絵を描くようになり、かなり上手い。又、彼女の言動も漫画に影響されたものが多い。ただ、本人はその趣味を隠している。尚、梢は料理が出来ないため、夕飯は一葉が作っているがあまり得意ではない。風紀執行部に入ったのは、正義感があって誠実だった昔の颯太朗に憧れていたからだが・・・。
アーケンカードは「光り輝く天頂の剣(レイディアント・ゼニス)」。レイピア状の剣・輝剣ジュワユーズを顕現し、風の力で身体能力が飛躍的に向上する。一葉の元々の運動神経と合わさることで屈強な運動系男子でも敵わない強さを発揮するが、アーケンを発動したときの無駄に格好いいセリフは明らかにオタク趣味の影響を受けたものと思われるw 覚醒後に使用可能なLv2の能力は「天空の頂(セレスティアル・ゼニス)」。光線を出すことが出来る

久遠寺一葉 攻略情報
素直に言う→もう少し話していく→雪に会いに行く→話しかける→同じ鍵→アーケンを使う→本命チョコ……?→何かを言わなければ→様子を見る→さすがはエリサだ→肩を揉む→考える→証拠を整理する→笠倉の放送→注目を集めたかった→散歩も悪くない→みんなおいしかった→褒めちぎる→上手くなったら頼む→だから言わないって→・・・・・・・・・・・・

久遠寺一葉編 あらすじ
【7章】
生徒会と新生会が協力体制になったものの、理念も組織もまったく違うことから、両者の橋渡し役となっている颯太朗はどうすれば良い関係になれるか意見を求められたものの、無難な案しか出ませんでした。朝、一葉から相談を持ちかけられていた颯太朗は、放課後に風紀執行部の部室に行きますが、風紀執行部の部室には一葉と梢だけ残っていました。
一葉は生徒会と新生会の協力体制について、新生会側も颯太朗と同じ役割の人を用意するほうがいいんじゃないかということで、その役目を梢にお願いしたと言います。梢には一葉も期待しており、自分の後釜と考えているようだったため、これはそのための第一歩でした。一葉は梢のことを宜しく頼むと言いますが、颯太朗は梢だけじゃなく風紀執行部の仕事が一葉に集中していたことから一葉のことも気に掛けました。一葉は自分のことは良いと言いますが、颯太朗が帰るとき梢から一葉が頼れるのはお兄ちゃんだけだから助けてあげてほしいと頼まれ、颯太朗も妹の頼みを聞き入れるのでした。
一葉が颯太朗のサポートを受けてくれることは困難だったものの、風紀執行部に入れば問題ないんじゃないかと考えた颯太朗は、翌日耶々に風紀執行部へ移ることを話しますが、耶々は颯太朗が風紀執行部に移ってしまうと生徒会側の橋渡し役がいなくなってしまうから、黄昏部に在籍したまま風紀執行部に行くことを条件に了承します。その後、早速一葉にこのことを話したところ、一葉は理由を聞いてきます。以前誘ったときは断ったのにどうしてと。颯太朗は以前断った理由は一葉が風紀執行部の強化を目的をしていたからだと答え、今は黄昏部も風紀執行部も関係ない、個人的にも一葉や梢のサポートをしたいから風紀執行部に入りたいと話します。すると、一葉は颯太朗の風紀執行部への入部を許可するのでした。
風紀執行部に入部した颯太朗でしたが、黄昏部の人間が来たことに周囲はざわつきますが、颯太朗の事務処理能力を見て、初日の段階で既に受け入れられました。翌日、仕事が終わった後、一葉と2人で帰りますが、颯太朗は風紀執行部で皆を引っ張っている一葉を見て、昔の一葉は大人しくて消極的だったのに風紀執行部の代表になるなんてと言うと、一葉は変わらないといけない、颯太朗のように強くならなければならないと思った、いつまでも颯太朗の背中に隠れているだけではダメだから。そうしないと本当に大切なものは守れないと思ったから。だから成稜学園に入学して風紀執行部に入り、自分が正しいと思うことをしてきたつもりと話します。けど、風紀執行部で頑張っていたのは颯太朗への対抗心もありました。昔は憧れの存在だった颯太朗が黄昏部というよく分からない部活に入っていたため、ずっと追いかけていた人に裏切られた気持ちになったから。ずっと憧れていた、ずっと目標だった人がすっかり堕落してしまった、それなら私がどうにかしなくてはと一葉は思い代表に立候補しました。一葉は颯太朗にどうして黄昏部に入ったのか聞きますが、颯太朗は問題を起こしていたこともあり、当時の自分には選択肢があまり多くはなかったからと答えます。けど、活動自体は楽しんでいたし、やりがいも感じるようになった、依頼を受けてそれを解決して感謝されると嬉しかった・・・表だって目立つことは無くても、誰かの役に立っているならそれでいいと話します。すると、一葉は颯太朗はやっぱり昔と変わらないと呟き、今の話を聞いて少しだけスッキリしたと言って、機嫌が良くなります。その日の夜、一葉のことを考えていた颯太朗は、アーケンカードに変化があることに気が付きますが・・・。
事務処理の仕事を2日した颯太朗は、次に現場仕事として一葉や梢に同行してパトロールをします。すると、一葉の携帯にZEROが現れたという一報が入ったため、現場に急行すると、そこには黄昏部の2人もいました。盗まれたのはサッカー部の倉庫に保管されていたサッカーボールでZEROからの手紙もありました。しかし、颯太朗はZEROの手口にしては色々と雑で何より今までは予告状がまず送られてきたのに、事後報告だったのが1番違和感がありました。その後、風紀執行部に戻ると北菱がいて、彼は本来ならば新生会に報告して許可を貰ってから行動することになっていたのに、特別な権限を与えられている一葉がいつも独断専行することに苦言を呈し、それを見て今までフットワークの軽い黄昏部にいた颯太朗はすぐ動けないという大きな組織の問題点を認識します。翌日、黄昏部の2人と今回の件について話をしますが、風紀執行部よりも先に黄昏部が現場にかけつけたことから、風紀執行部の組織力に黄昏部の機動力があればもっと有効に動くことが出来るのにと考えます。そこで放課後の風紀執行部の会議で、今の風紀執行部は一葉の指示で動いていて、その一葉も新生会への報告をしなくてはならないことになっている、これでは効率が悪く手遅れになる可能性があるから、少し新生会から独立した権限を持つべきだと意見を言い、北菱への交渉は自分がすると提案します。すると、風紀執行部のメンバーも以前からそのことについておかしいと思っていたらしく、颯太朗の意見を受け入れる雰囲気でしたが、その場は一葉が意見を預かる形を取り会議は終了となりました。会議が終わると一葉も北菱に同じ意見を提案したことがあると話します。しかし、許可が下りなかったため、諦めてましたが、颯太朗の話を聞いてもう一度交渉してみることを決意します。颯太朗はそれなら自分も同席すると言って、2人は新生会へと向かいます。
新生会に行き北菱に先程の意見を言うと、北菱は反対することはせず、あっさりと颯太朗の意見を取り入れます。ただし、条件が1つだけありました。それが、今後の風紀執行部は一葉だけではなく颯太朗が指揮系統のトップに立つことでした。風紀執行部では新入りとなる颯太朗をトップに据え置くのは黄昏部での経験があり現場の指揮も問題なくこなせると判断したからでした。颯太朗は新人の自分よりも適任がいるとは思ったものの、自分が出した意見への責任を負うため、その条件を呑むことにします。すると、北菱は平の部員に権限を与えるのは周囲に示しがつかないことから、颯太朗を副部長に任命しますが、一葉はそれでは颯太朗に負担がかかりすぎると反対し、この案件は一旦保留となりましたが、帰り際に颯太朗が一葉のためにも副部長になると言ったため、颯太朗のことを心配していた一葉も颯太朗の意思を尊重し、颯太朗は副部長になったのでした。
翌日、素直になれない一葉のために梢は颯太朗を誘い久しぶりに3人で遊びます。その帰り、公園で休憩しますが、不意に梢が昔話を始めます。いつも一緒に遊んでいたこと、あの当時はこのままずっと一緒にいられると思ったこと、父親が行方不明になり母親も亡くなったことであっさりと離れ離れになってしまったこと・・・そんな話をして梢は飲み物を買ってくると言って席を外しますが、その後、先に帰るとメールが着たため、颯太朗も一葉も梢はこのために今日のセッティングをしてくれたのだと思い、2人は話をします。一葉は颯太朗のことについて、再会したときは自分や梢の憧れのヒーローだった颯太朗がずいぶんと変わって失望してしまった、颯太朗を更生するために自分は風紀執行部の代表となったと話しますが、最近の颯太朗を見て颯太朗は颯太朗のままで仲間のためにちゃんと動いている、昔と変わってなかったと話し、自分も梢もそんな颯太朗が好きと言います。颯太朗も一葉のことが好きだと伝えますが、一葉はそれを友達として好きという意味で受け取ります。しかし、颯太朗の“好き”は恋愛の意味で好きであり、颯太朗は彼女を抱きしめてそのことを伝えます。すると、一葉もようやく素直になり、颯太朗に振り向いてほしかったと話し、私も好きでしたと返事をします。こうして、2人は恋人同士になったのでした。
【8章】
風紀執行部の副部長となり一葉の恋人となった颯太朗。2人の関係について澪からの追及はあったものの、何とか誤魔化します。2人が一緒なら効率が良いという若干公私混同気味な一葉の意見もすんなり通り、2人で見回りをするようになりましたが、そんな2人の下へ再びZEROが現れたという一方が入り、今度は一葉が新生会へ報告に行き、颯太朗は現場へ急行します。そこには梢、耶々、エリサの3人が先に来ていましたが3人とも来たばかりだったため、4人で状況を確認します。今度は野球部のボールが盗まれていました。再びZEROのものとは思えない手紙が置かれていて、他にも前回から引っかかっている部分があったため、アーケンカードを使おうとすると、アーケンカードが再び変化していることに気付きます。その後、アーケンカードを使って違和感に気付いた颯太朗は、犯人や犯行時間が分かり、耶々にとある依頼をして、新生会に報告に行っていた一葉にも状況を説明し、犯人の目星がついたから現行犯逮捕するために一緒に張り込みをしてほしいと頼みます。そして夜に陸上部の倉庫を張り込んでいると、人影が2つ見え、備品を盗んでいたため張り込んでいた颯太朗と一葉は2人を捕まえようとします。しかし、一瞬の隙を突かれ逃げられそうになりましたが、一葉のアーケン能力のお蔭で1人を確保。まおり先生のところへ連行し、自供しました。犯人はラグビー部でした。動機は大手の部活である野球部やサッカー部、陸上部が優先してグラウンドを使い、ラグビー部は満足に練習もさせてもらえない、だから練習道具を盗んで妨害してグラウンドを横取りしようと計画したようでした。犯行がバレ、ラグビー部は廃部や最悪は退学も覚悟でしたが、下された処分は、2週間の活動停止とその期間は奉仕活動をしてもらい、その期間に問題が起こらなければ部活動は再開可能という比較的軽いものでした。当初は新生会はもっと重い処分を課す予定でしたが、事情を鑑みて一葉が待ったをかけ、今回の問題は部活管理における実力主義への不満が原因であり、重い処分を下したとなれば新生会への反発が起こる、原因となった不満を解消しなければまた同じことが起こる可能性があることを訴えました。それには生徒会会長の優理や颯太朗も賛成したことから、自分が認める2人の意見を無視できない北菱は天球儀事件で似た経験を思い出し執行猶予付きという処分にし、練習場所についての考慮することにしたのでした。
【9章】
ラグビー部の一件が解決した後、ZEROの模倣犯が複数現れますが、今度はまおり先生が配布しているアンセム製ではない偽造アーケンカードを使う者まで現れるようになりました。ただ粗悪品だからなのか1つ欠点があることに気付いたものの、アーケンカードを所持しているとなれば風紀執行部だけでは手に負えないかもしれないからと、颯太朗は生徒会や黄昏部に協力を要請することを提案し、一葉も賛成します。
翌日、早速合同の会議が行われ、その会議の場でまおり先生から偽造カードについて説明がありました。偽造カードは一葉たちの持つアーケンと同様の量産型カード・アーケンミラージュと呼ばれている物でした。その中でも初期のタイプで出力は大したことはないようでした。ただし、偽造カードにはとあるチップが埋め込まれていました。悪意ある感応流動素子・・・電磁波のような波形を発して、持ち主のストレスや悪感情を刺激しているようでした。つまり、偽造カードを持つと悪感情が刺激され、その憂さ晴らしのために能力を使ってしまうというものでした。ただ、偽造アーケンカードの出所については見当はついているものの確たる証拠がない状況でした。又、この偽造アーケンカードはAPという可能性のエネルギーを別の場所に移し替えているため、一種のガス抜けのようになり使用者への負担が大きく、先日颯太朗たちが犯人を捕まえたときのようによろめくことがあるということでした。その後、模倣犯を捕まえるために颯太朗は実働班と陽動班に分けることにします。会議は颯太朗を中心に盛り上がりますが、いつもなら率先して口を出す北菱が大人しいことから、颯太朗は北菱の様子が気になりますが・・・。
会議が終わると北菱は颯太朗と一葉に声をかけ、3人で話がしたいと言って2人を新生会室に連れて行きます。無人の新生会室で北菱は今回の一件で裏を引いているのはおそらく央条財団だと言います。北菱の話では、財団はアーケンには早々と目を付けていて、アーケンへの莫大な予算を投資して研究しているようでした。そして、研究は秘密裏に行われており、その目的はアーケンの軍事利用でした。北菱は相手があまりに強大な組織であるため、学園の生徒にアーケンカードをばらまいている理由は不明でも、自分たちは学園内の問題だけに注力すべきだと警告します。一葉は大元を叩かなければと考えていましたが、北菱や颯太朗は学生でできる範囲でやろうという意見にひとまず納得し、北菱が今夜部室棟で偽造カードの取引をするという情報を掴んでいたため、颯太朗は北菱には引き続き情報収集を頼み、1人で張り込むことにします。しかし、一葉も一緒に行くと言ったため、以前一葉は颯太朗の隣に立ちたいと言っていたのを思い出し、彼女にもついてきてもらうことにしたのでした。
その日の夜、取引現場を押さえた颯太朗と一葉でしたが、生徒の方は簡単に取り押さえられたものの、財団の手の者と思わる人物は武術を習ってる一葉とも互角以上に渡り合い、しかも偽造アーケンカードではないアーケンカードまで使ってきます。2人がかりでやっと互角に戦えるほどの強さでしたが、颯太朗の知略で何とかアーケンカードを手放せることに成功したものの、相手はお込まれるや否や、閃光弾を使って颯太朗たちの視界を奪い逃走します。男が落としたアーケンカードは財団のロゴが入っており、偽造アーケンカードともアンセム製アーケンカードとも違うものでした。その後、取引をしていた生徒とアーケンカードをまおり先生に引き渡し帰った2人ですが、颯太朗は自分が全力で蹴っても倒れなかった財団の男の強さとその男と互角に戦った一葉のことを思い出し、このままでは一葉を守ることなんて出来ないと思いますが・・・。
翌日、ZEROの模倣犯が複数人現れたため、生徒会と新生会の合同作戦により一網打尽にしますが、捕まえた生徒たちを先生に引き渡した後、まおり先生がやってきて昨日の件で分かったことを報告してきます。昨日捕まった生徒は、ZEROと名乗る人物から不思議な力を使えるカードが貰えると言われて取引現場に来たようでした。他の生徒も同様の供述をして、動機はほとんどが興味本位でした。しかし、重要なのはここからで、いずれの生徒もカードを貰う代わりに条件が出されていました。それは、カードをやるからZEROを名乗って学園内で暴れてほしいというものでした。つまり、捕まった生徒たちは目的があったわけではなく暴れること自体が目的でした。財団ロゴ入りのアーケンカードについては、戦闘用に特化したものであり、常に一定の出力を得るために外部からのエネルギーを抽出する仕組みがあるらしく、それはつまり、昨日聞いた話と合わせると、偽造アーケンカードを使うことで抽出されるAPエネルギーが別の場所に転送され、そうして集められたエネルギーを使って一部のカードは大きな出力を得るというシステムでした。偽造アーケンカードはエネルギーを収集するためのツールであり、そのために学園の生徒たちは利用されていました。そして、それは今回の件が財団に繋がらないように目先を変える意味合いもあったようでした。それと、先日からZEROに関する騒動が続いた学園であれば、ZEROの名前に釣られる人が多いと踏んだ可能性もありました。まおり先生は財団が動いているのならアンセム機関も黙ってはいない、あとは機関に任せれば財団を何とかすると颯太朗たちに言い、北菱はそれを聞いてそれまで学園内の事件だけに集中すれば良いと安堵しますが、颯太朗は本当にそれでいいのだろうかと疑問を感じるのでした。
モヤモヤした颯太朗は、以前祥子が財団の話をして自分に首を突っ込むなと忠告してきたことがあったため、彼女のもとを訪れ、今回の一件について一通り話します。祥子は財団には手を出してはいけない、家族も心配すると言いますが、颯太朗は梢や母親ならともかく、自分たちを捨てた父親はそんなことは思わないと言います。すると、祥子は2年前に颯太朗の父親に会ったことがあると話します。颯太朗の父親は埠頭にある央条財団の施設でアーケンの研究をしていました。2年前、祥子が颯太朗と家族になる少し前の話。祥子はとある大きな力を得て、制御できずに苦しんでいました。あまりに強力すぎたため、自分の力をコントロールできずに周囲の人間を傷付けてしまいました。日常も学園に通うことすらもままならないほどに追い詰められた祥子ですが、その時に財団にいた颯太朗の父親に出会いました。祥子の力に興味を持った財団は、颯太朗の父親を通して祥子に接触してきました。祥子は財団の悪い噂を聞いていたため最初は断ろうとしましたが、財団はとある交換条件を提示してきました。それは、祥子が協力したら、大きな力から解放してくれるという条件でした。その言葉を信じた祥子は財団に協力することにし、実際に財団は約束を守り、祥子は力から解放されましたが、その代わりに二度とアーケンカードを持つ事が出来ない身体になってしまいました。かつてはとある学園で最高のアーケン使いの称号であるALIAになり、最強のアーケン「全てを見通す悪魔の眼(ラプラス・アイズ)」を使えるほどの実力者でしたが、それすらも失ってしまいました。その後、力を失い財団を去ろうとした祥子に、颯太朗の父親はとあるお願いをしてきます。どうか、颯太朗や梢のことをよろしく頼む、自分はもう何もしてやれないからと。それからというもの颯太朗の父親とは連絡が途絶えてしまいましたが、その願いを聞いた祥子は荒んでいたという颯太朗に会いに行き、見事に更生させました。颯太朗の父親は自分が恨まれるのは分かっていても、それでも陰から颯太朗や梢を守ろうと必死だったのではないかと祥子は話します。その話に颯太朗は驚きますが、ここで1つ疑問が浮上します。それは、どうして父親が財団の施設で研究していたのかということでした。しかし、祥子はそこまでは聞いていないらしく、分からないと答えますが、颯太朗の父親は優秀な研究者だったため、財団が目を付けたのではないかと推測します。
祥子は父親の話を終えると、再び財団には首を突っ込まない方がいいと注意しますが、颯太朗は今まで過去のこととして割り切っていた父親のことが気になり、父親に会って話がしてみたいと思うようになっていました。そのとき、北菱から財団がアンセムの動きに感付き、今夜遅くに証拠をフェリーに積んで逃げるという情報が入ります。颯太朗は父親はアーケンの軍事利用に協力しているのではないかと思い、逃げられたら手がかりも父親と話す機会も失われてしまう、それなら乗り込むしかないと考えますが、一葉には颯太朗が1人で何か抱え込んでいると見抜かれてしまったため、彼女の部屋で梢も交えて話をすることにします。そして、颯太朗は財団の研究施設に乗り込むことを伝えると、一葉も梢も驚き大人に任せた方が良いと言います。しかし、颯太朗には行かなければならない理由がありました。その施設んは父親がいる可能性がある・・・そして、今回の事件に関わっているかもしれない・・・そう話すと、梢は驚いてショックを受けます。颯太朗は今夜財団が証拠を持って逃げようとしているから、そこへ乗り込み、もしも父親が偽造アーケンカードに関わっているとしたら止めるつもりだと話します。一葉も元々大元を何とかしたいと考えていたため、颯太朗に賛成する代わりに自分も行くと言います。それだけじゃなく、梢までついていくと言い出し、颯太朗は危険だから1人でいくと2人を説得しようとしますが、そこであることに気付きます。それは、今の自分が父親と同じ間違いを犯そうとしているのかもしれないということでした。自分勝手な理由で姿を消したら残された人はどう思うのか・・・それを思い出し、2人の同行を認め、協力してほしいと頼むのでした。
数時間後、フェリーに辿り着いた3人。先ずは梢のアーケンカードでフェリー内部を探り、どこに証拠品があるかを特定。その後、梢を連絡役として港で留守番してもらい、2人はタラップから侵入しようと見張り2人を気絶させます。そこへ現れたのは先日偽造アーケンカードの取引のときに2人を苦しめた男でした。一葉は善戦するものの、徐々に追い詰められていったため、颯太朗は自分に出来るものはないかと考え、自分のアーケンカードで相手の攻撃の癖を見破り、一葉にそれを教え形勢が逆転して見事に男を倒します。その後、煙幕などを使い、梢が見つけてくれた部屋に侵入することに成功。証拠品をいくつか押さえますが、軍事利用に関する報告書の責任者の名前に瀬真龍一朗・・・父親の名前が書いてあり、颯太朗は何と表現したらいいか分からない感情がわきあがります。しかし、今は財団の企みを潰すほうが先決だと考え、一葉と脱出をしようとしますが、フェリーは出航してしまい、2人は甲板に出ます。すると、財団の役員が現れ、部下たちに颯太朗たちを取り押さえるように命令しますが、颯太朗たちはその部下たちを全員難なく倒します。それでも余裕の表情だった役員は、颯太朗の顔を見て、龍一朗の息子だと気付きますが、その直後、ロゴ入りのアーケンカードを使い2人に襲い掛かります。圧倒的な出力のカードを持つ男の前に一葉は防戦一方で、一葉が捕まってしまいます。すると役員の男は颯太朗に昔話を話します。
颯太朗の父親・龍一朗はかつてとある会社の取締役で、その男は父親の秘書でした。龍一朗は優秀だったため財団から研究者として移籍の誘いがかかりました。法外な高待遇であり、龍一朗の右腕だった男も一緒にという条件で、男にとっては美味しい話でした。しかし、アーケンの軍事利用には反対で龍一朗は正義感からその話を断りました。男はそのことが許せなかったため、移籍せざるを得ない状況を作りました。龍一朗を騙し会社を傾かせ、龍一朗に巨額の借金を背負わせたのです。その後、龍一朗は全ての責任を背負って財団に身売りし、男も秘書として高待遇で移籍しました。颯太朗たちの前から失踪した真相はこの男のせいでした。そして、研究がある程度まで完成して龍一朗が不要になると男は龍一朗を捨てます。その後の龍一朗は家族に迷惑をかけたくないと言って財団から去り、行き先は男も知りませんでした。男は全ての真相を話すと2人を殺そうとしますが、父親だけじゃなく一葉まで奪おうとする元凶の男に怒り、かつて祥子に救われるまで自分を支配していた感情・憎しみに囚われ、それに呼応するかのように颯太朗のアーケンカードが発熱します。すると、颯太朗の手には黒い剣が顕現し、その刀身には「InJustice」と刻まれていました。
憎しみに囚われた颯太朗は男を圧倒するも、一葉はそれでは何も解決しないと言って颯太朗を制止します。颯太朗が罪を犯してしまったら全てが台無しになってしまう、颯太朗のお父様だってきっと悲しむと。何よりずっと一緒にいると約束したと。そう言って涙を流す一葉は颯太朗に口付けをすると、颯太朗は冷静さを取り戻し、自分にとって大切なもの・・・一葉との日々、学園での皆との日々であることを思い出します。すると、身も心も軽くなり、さっきまで振り回されていた剣も自分の意思で動かせるようになっていました。そして、漆黒の剣も光輝く剣へと変化し、颯太朗の真っ黒だったアーケンカードも「Justice」へと変化していました。そして、2人で力を合わせ、男を倒しますが、男はもうすぐ他の職員が全員くると告げ意識を失います。颯太朗たちは逃げ場を失いますが、救命ボートの存在に気付き、自分が彼らを引き付けるからその間にボートで逃げろと言います。そのとき、上空からヘリが来てエリサが身を乗り出すようにして手を振っていました。それだけじゃなく、他の生徒会や新生会のメンバーもいました。その後、ヘリから全員下りてきますが、それだけじゃなく、エリサの国のSPもプライベートボートで駆けつけました。どうやら、寮を出る前に梢が連絡したらしく、2人は梢も立派になったものだと感心します。そして、2人は心強い仲間たちと共に財団の職員と対峙するのでした。
それから数日後。財団の悪事が露見し、捜査のメスが入ることになり、偽造アーケンカード事件は一件落着しましたが、2人は緊張感から解放されたのかフェリーの一件以降、腑抜けていました。そこへまおり先生がやってきて、今回の件がニュースで大々的に取り上げられたと教えますが、2人の手柄を褒めつつ危険なことをしたことについては教師として叱ります。さすがの2人も反省し謝りますが、今回の騒動での処分は一切なしと言われ、そうなるよう色々と動き回ってくれたまおり先生に感謝します。もっとも、2人を処分するとなると、あの現場にいた人間が全員対象となり、その面子は生徒会や新生会の役員ばかりだったため、そうなったら学園が混乱してしまうことから、隠ぺいするしかなかったようでした。そして、まだZEROの模倣犯もいるし偽造アーケンカードも全て回収していないと言うと、2人はようやくシャキッとして、見回りに向かいます。見回りの途中、颯太朗は両親のことを考え、今までは過去は捨てるつもりでしたが、今回の一件で過去と向き合わないといけないと思い、一葉に今度母親の墓参りに行くことを告げます。そして、そこに一葉に同行してほしいと頼みます。それだけじゃなく、生きていると分かった父親を捜して、一葉を大切な恋人ですと紹介したいと言います。そして、以前昔みたいに3人一緒にいたいと言っていたけど、昔みたいにじゃなくて、これからの俺たちとして一緒にいたいと伝えます。過去ではなく今。そして未来へ向けて3人は歩きだすのでした。

久遠寺一葉編 感想
どちらかというと頭脳系エピソードが多い春グラですが、一葉編は前作のような戦闘メインのシナリオになっていましたね。熱い展開になっているので、単純に楽しめました。ラスボスが使ってたアーケンカードって、前作の月詠ちゃんの能力とほとんど同じよね。アブソリュート・ゼロだけ使わなかったけど。やはりあれか、一葉ちゃんがツンデレ風紀執行部だから、それとほぼ同じ立ち位置の月詠ちゃんの能力が選ばれたというわけかw 本筋の内容としては颯太朗の父親についてですね。失踪した父親がどこで何をしていたのかが分かります。けど、ここまで父親のことに触れていて、結局父親との再会は果たせなかったのは残念ですね。・・・やはりFD化するんだろうか?w
本筋ではないところでいうと、やはり梢ちゃんの存在が大きいですね~。一葉ちゃんに負けないくらい出番が多く、ずっと可愛い梢ちゃんが見られただけでもう満足でした(*´Д`*)b 一葉ちゃんと梢ちゃんの会話は仲の良い姉妹みたいに感じられてすごく微笑ましかったので、もっと見たかったなぁって思いましたねぇ~。梢ちゃんが失恋するところは辛かったけど、それでも2人の恋を応援する健気さに心を打たれました。やはり、妹は可愛い。妹は正義!!是非とも梢ちゃんルートの追加をお願いしたいw そういえば、梢ちゃん、ついに大好きなお兄ちゃんにだらけきったところを見られてしまいましたねw でも、だらけきってても梢ちゃんは可愛い(*´Д`*)b 何となく自分の中で一葉ルートは梢ルートに思えていました(爆)
一葉ちゃんもちろん可愛かったですね。ツンデレの鑑w もうちょっとオタク趣味のことについて触れてくれると嬉しかったのですけど、つい颯太朗に冷たくしちゃうと悩むところとか良かったですし、デレた後はツンツンしたところが無くなって素直になっていくところは本来の意味でのツンデレらしさがあって良かったです。梢ちゃんとセットのときが1番輝くかな、一葉ちゃんはw お姉さんっぽく振舞ったかと思いきや梢ちゃんにからかわれて恥ずかしがったり、反応が良いですね~。イジりがいがありましたw 欲を言えば個人的にはシナリオで幼馴染らしくもっと過去の思い出を語ってシーン回想があったりすると良かったんですけどね。思い出話をしているだけなのは残念ではありました。やはり幼馴染で大事なのって過去ですから、会話の中で話すだけじゃなく、ちゃんと過去のシーンも見せてほしかったですね。
Hシーンは4回。正常位、バック、正常位、騎乗位。全てでおっぱい見せてくれました!ただ、騎乗位は颯太朗の手が少し邪魔でしたけど、乳首は隠さない程度だったのでヨシとします。個人的には3回目のパ○ズ○フェ○→正常位が1番良かったんだけど、エリサ編同様その状況でエッチしていいのか?とは思いましたw そういえば、何気にパ○ズ○フェ○が2回ありましたね。1回目は颯太朗の手が邪魔でちょっと微妙だったけど、2回目はアングル的にも良かったです。まぁ他のヒロイン同様に出来ればパ○ズ○フェ○のときは喋るよりも舐める方に集中してほしいですけどね。下手すりゃただのパ○ズ○になってしまうので。まぁでも、おっぱいがいっぱい見られたので満足!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!
一般シーンですとやっぱり梢ちゃんも含めて3人でいるときかなぁ~。一葉ちゃんと梢ちゃんの姉妹みたいな会話はずっと眺めていたい気分です。シスコンな私にとっては梢ちゃんの出番が多い一葉編はお気に入りになりそうですw 妹万歳ヽ(´ー`)ノ あとは戦闘シーンが多いのも良かったですね。ラストバトルで颯太朗のアーケンカードが覚醒した展開は燃えました。気になったのは祥子さんのことが語られてた件ですね。忘れてる部分もかなり多いので(もはや大まかな概要しか覚えてないw)もう一度前作の月詠編やってみようかな?って思いました。優理編でもちょっと触れていましたし、いつか祥子さん視点で、桜雲台時代~春グラまでの経緯を見てみたいです。っていうか、祥子さんは「ラプラス・アイズ」が使えたんですねw 蓮ですら明日葉編でしか覚醒してなかったので、アーケン使いとしては蓮より上なのかな?

さてさて、お次は凜堂耶々です~。

「春音アリス*グラム」のあらすじ・感想はこちら↓
共通ルート】【白羽優理編】【神咲エリサ編】【久遠寺一葉編】【凜堂耶々編】【藤乃雪編

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そういえば、家が厳しいっていう設定があったけど、それで習い事してた~とかそういう話こそあったものの、シナリオで活かされたことは殆どありませんでしたね・・・w 寮生活だと親が遠いから、なかなかそういう話にはならないのかな?

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「春音アリス*グラム」 あらすじ・感想その3 神咲エリサ編

2017年07月03日 00時00分00秒 | 美少女ゲーム

2人目は神咲エリサでした~(*'∇')

神咲エリサ キャラクター紹介
海外から成稜学園にやってきた留学生。成稜学園では颯太朗と同じ2年F組に編入された。滞在期間は三学期の間のみ。いつも飼い猫のナナと一緒にいる。寮では1人部屋を用意されていたが、エリサが転入したとき手違いがあって部屋が空いていなかったため、ルームメイトのいない耶々が泊めてあげたところ、そのまま彼女とルームメイトになった。朝は弱くいつも耶々に起こされている。
実は北欧の小さな島国の皇族の第三皇女だが、最高機密事項扱いになってるため、本人から素性を明かすことは出来ない。エリサが嘘を吐けないため対策として“設定”を考えてあるが、その内容はどこをどう聞いてもハ○ジにしか思えないw 皇族というだけあって、長い銀髪、所作は優雅でお淑やか、どことなく気品を感じさせる。しかし、人懐っこい柔らかい笑顔が特徴的だが、ちょっと世間知らずで抜けているところがあり、素直な性格のせいか騙されやすい。音楽が好きで幼い頃からヴァイオリンの習い事をしている。
好奇心旺盛で学園の至る所を探検して回っているが、颯太朗のいる黄昏部に興味を抱き、耶々に勧誘されて入部することとなる。元々料理上手で、その好奇心から和風料理にも興味を示すが、張り切り過ぎてしまうため、彼女と同室で試食係になっている耶々は最近食べ過ぎが悩みになってしまっている模様。運が途轍もなく強く幸運の持ち主。
アーケンカードは「皇妃の算術(ロイヤルアリスマティック)」。このカードは学園のものではなく、幼い頃に祖父から貰った物で、嘘を見破り真実を見極める力がある。アーケンの力を使ってるときは普段は温和なエリサの雰囲気が豹変する。新聞部の浮気澪はこのカードのせいで嘘を次々と見破られてしまい、エリサの事が苦手になってしまった。
何はともあれ、( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!

神咲エリサ 攻略情報
素直に言う→もう少し話していく→雪に会いに行く→話しかける→同じ鍵→アーケンを使う→本命チョコ……?→何かを言わなければ→様子を見る→さすがはエリサだ→肩を揉む→すぐ助けに行く→証拠を整理する→笠倉の放送→注目を集めたかった→散歩も悪くない→みんなおいしかった→本心を言う→上手くなったら頼む→だから言わないって→分からない

神咲エリサ編 あらすじ
【7章】
幼い頃に出会った少女の夢を見た颯太朗。ある日、遥から図書室にポルターガイストが出るという噂があるという話を聞き、黄昏部にも調査依頼が着ていました。耶々は幽霊とかが苦手なため、颯太朗たちに任せようとしますが、負けず嫌いの彼女は結局ついていくことになりました。図書室の依頼人に会うと澪が姿を見せたため、耶々はすぐに事情を察します。どうやら、図書委員の子が澪に頼まれて依頼を出したようでした。颯太朗たちは図書委員の子から事情を聞き調査を開始しますが、颯太朗はすぐに違和感に気付き、依頼人である図書委員の自作自演であることを見抜きます。図書委員の子はウィッシュカードというカードの指示通りに行動したと言い、動機は自分の手品の腕を認められたいからでした。真相が分かったところで颯太朗は澪に報告に行きますが、澪も大体予想済みだったらしく驚きませんでした。その後、澪から学園七不思議について教えてもらい、その中に図書室のポルターガイストがありましたが・・・。
エリサを意識するようになって夢で見た少女が彼女であることに気付いた颯太朗。ある日、今度は澪が直接黄昏部に七不思議の調査を依頼してきます。今度は誰もいない音楽室から声がするというものでした。聞いたのは吹奏楽部で颯太朗たちは依頼を引き受け早速状況を聞きに行くと、課題曲をCDでチェックしてるときに聞こえたということで、颯太朗はすぐに原因が分かります。それはオーディオ機器がラジオか何かの電波を拾っていただけで、すぐに再現することが出来ました。このことを澪に報告すると、澪は今回もハズレであることに大して落胆はせず、最近になって七不思議に似たような現象が立て続けに起こるのはおかしいと言います。つまり彼女は誰から意図的に七不思議を起こそうとしているのではないかということでした。
エリサが自分のことを憶えているか聞こうとするもなかなかその機会を作れなかった颯太朗。七不思議について色々と噂がある中、今度はエリサがお姫様なんじゃないかと言ってくる人物が現れます。エリサは自分がここに留学していることは公になっていないのでバレたら大変なことになると慌てたため、黄昏部はエリサの噂を広めないよう対策を考え、颯太朗はあることを思い付きます。それは中途半端に事実が噂として流れる前に先手を打って、新聞部にジョークとして記事で扱ってもらって、あとはノリと勢いで乗り切るというものでした。実際その颯太朗の策は上手くいき、生徒達にはエリサがお姫様に似ていることは面白おかしい話の1つとして認識されました。その日の帰り、颯太朗は思い切って告白します。エリサも颯太朗の事が好きだと応え、2人とも幼い頃に一緒に遊んでいたことを話し合います。そして、2人は抱き合ってキスをし、恋人同士になったのでした。
【8章】
恋人同士になったことはその日の内に耶々にはバレてしまいましたが、エリサの立場を考えたらあまり公には出来なかったため、皆には内緒で付き合うことにします。そして、初デートの日、帰り際にエリサが七不思議について特に興味がある理由について聞くと、エリサは颯太朗には隠し事はしたくないからと日本に来た理由を話します。エリサはあるものを探しに成稜学園にやってきました。そのことを話すにはまずエリサの祖父のことを知らなければならず、先ずは祖父のことを教えます。エリサには仲の良い祖父がいました。その祖父は旅行好きで色んな場所に行っていましたが、その中でも特に日本が好きで、いつも部屋には日本のお土産がいっぱいありました。エリサはその祖父とよく日本に来ていて、その時に颯太朗と出会いました。そんな祖父でしたが、高齢のため足を悪くしてからは旅行に出るのも少なくなり、エリサに自分が体験した話を聞かせました。その話の中で特に印象に残っていたのが、王家に伝わる秘宝についての話でした。その秘宝は不思議な力を持っていて、時を操ることが出来ると言われていました。エリサの先祖はその秘宝を使い、乱れた国の秩序を正して民を導いたとされていました。しかし、その膨大な力は逆に災いを呼び、王家の人たちは秘宝の力を巡って諍いを始めてしまいます。自分の代まで続いていたその争いを止めるため、エリサの祖父は日本にいる友人の助力を得ることにしました。そして、とある塔の内部にその秘宝を封印することに成功し、諍いを止めることが出来ました。その塔というのが成稜学園であり、エリサが探しているのはそこに封印されているという秘宝「グロウリアの懐中時計(クロノ=グロウリア)」でした。
エリサは祖父の遺品を整理しているときにとある手帳を見つけ、その手帳の中に気になることが書かれていました。「今年のうちに七つの星が並び、懐中時計に掛けられた封印の扉が開かれる」と。しかし、封印が解けるそのときに悪意ある人間によって懐中時計が奪われることを危惧する文章まで書かれていました。そして、あの懐中時計を誰かに悪用されるのは絶対にあってはならない・・・最後にそう記されていました。エリサはその封印を確認するために日本にやってきた・・・というのは表向きの理由で、1番は颯太朗に会うためでした。エリサは七つの星が並ぶときとうのは、惑星が十字架のように並ぶとき、つまりグランドクロスを指しているものと考えられると言いますが、エリサの祖父はからくり好きだったことから(祖父が設計した時計塔に仕掛けや隠し部屋があったように)、彼女はグランドクロスは何かに見立てたものではないかと考えていました。しかし、封印された場所については手がかりがなく、エリサ1人では既に手詰まり状態で困っているようでした。しかし、国に係わる重要な案件だったため、誰にも協力を仰ぐことが出来ず困っていたため、颯太朗は恋人として協力することを決意します。エリサは個人の問題だからと言いますが、それならと颯太朗は言い方を変え、好奇心で秘宝を見たくなったから協力すると颯太朗も個人の事情ということにします。すると、エリサは颯太朗に感謝し、本当はずっと一人で寂しかった、一緒に助け合える仲間が欲しかったと打ち明けます。封印については、エリサの祖父は時計塔の封印解除のための仕掛けを七つ用意しているらしく、時計塔の贈り先である成稜学園の七不思議にちなんだ仕掛けを作ったのではないか・・・とエリサは推測していました。エリサが七不思議に興味を強く示したのもそれが理由でした。
4つ目の七不思議(尚、3つ目の七不思議“枯れない花”は単に上手く世話すれば1年間咲き続ける花ゼラニウムだった)は乃々花からの情報で、“美術室の伝言”という美術室にある机にメッセージが書かれていてそれに返事を書くとまた相手から返事が返ってくるという七不思議で、その相手が誰なのかが不明というものでした。そして、その相手が誰なのか見つけてほしいというのが今回の依頼でした。しかし、美術室に行ってメッセージの内容を見て、返事が書かれたタイミングを乃々花から聞くと、該当する人物は1人しかいませんでした。颯太朗も耶々もそのことにすぐに気付き、すぐその相手のところへ向かいます。向かった先は生徒会室。その相手とは、まおり先生でした。美術教師で頻繁に美術室を訪れ絵心のある人物。2人がまおりに机の落書きのことを聞くと、まおりはあっさり自分が書いたことを認め、乃々花は先生と文通してたことにショックを受けます。しかし、まおりは途中から参加しただけで最初に書いたわけではありませんでした。まおりは成稜学園のOGだったため、事情を聞くと自分の時代にも七不思議があったと懐かしみ、7つ全て思い出そうとしますが、最後の1つだけ思い出せませんでした。学園の七不思議はあまり有名な話ではなく、大半の生徒にとって「存在は知っているが内容は分からない」というものでした。その為、その時代によって変わっていたようでしたが、まおりの知っている七不思議のうち、これまで情報が出てきた4つ全てが該当しており、颯太朗たちは違和感を覚え、ある疑惑が浮上します。まおりの話では一時期は途絶えたという学園七不思議の噂が出てきたのは、誰かが意図的に復活させようとしているのではないかと。颯太朗とエリサは、その人物が祖父の予言していた封印を解こうとしている悪意ある者ではないかと推測しますが、颯太朗は天球儀事件以来音沙汰のなかったZEROのことが思い浮かぶのでした。
翌日、水族館でデートした2人ですが、帰りに耶々と会い、彼女から新聞部より5つ目の七不思議の調査の依頼が来たという話を聞きます。そして、耶々から受け取ったのは1枚の心霊写真でオーブがいくつも映っていました。新聞部からの依頼はこの写真が撮られた教室の調査をしてほしいというもので、その教室は七不思議では“玉響に映る教室”と言われているもので、これもまたまおりの時代の七不思議と同じでした。颯太朗とエリサはデートの延長として学園探索をすることにしますが、写真に写った時計の傷に気付き、あっさり該当の教室を見つけ出します。そのことを新聞部に報告すると、すぐに偽造であることが発覚。撮影者は写真部に所属する3年生の女子で、動機は自分の過ごした教室での思い出がなくなってしまうのを恐れて偽造したとのことでした。七不思議としてあの写真が有名になれば後輩たちの心の中にだけは残るだろうからと。しかし、颯太朗たちにとって重要だったのは、その写真部の女子も最初の図書室委員と同じくウィッシュカードを受け取っていたことでした。今回の件も最初の七不思議と同様にカードの指示通りに動いた結果でした。その数日後、「廊下の壁に不気味な影が浮かび上がる」・・・通称“呪いの壁”の調査依頼が来て、それも解決した黄昏部。単純に壁に仕込まれた鏡に光が反射して奇妙な模様が描き出されていただけというものでした。そして、これもまおりが言っていたものに該当していました。しかし、鏡は何者かによって仕込まれたものであり、その犯人は不明でした。颯太朗が仕込まれた鏡を壁から剥すと、裏に1枚のカードが貼り付けてあることに気付きます。そのカードにはとある場所についての暗号文が書かれていましたが、颯太朗はその場所にすぐ気付きます。ウィッシュカードに書かれていた場所・・・それは時計塔でした。
2人は時計塔の七星の間に入ると、そこには新聞部の澪がいました。澪は七不思議を追いながら、ずっと過去の校内新聞や新聞部の由来を調べていました。七不思議は数十年前から語り継がれてきていましたが、いつぞやから七つ目だけは失われてしまいました。それの真相を調べ、学園に残すことが澪の先輩であり先代部長の願いでした。澪が調べた結果、学園が設立されて間もない頃の古い校内新聞にい最後の七不思議についての情報が掲載されていました。それが時計塔でした。この時計塔の七不思議に関しては不明でしたが、3人で話をしていると、上の方から風が吹き付けてきたため、颯太朗は閉じられているはずの時計塔に風が入るのはおかしいと感じますが、そのとき澪のスマホに連絡が入り、何やら緊急案件だったらしく、時計塔を飛び出します。2人きりになった颯太朗とエリサはこの上に今回の黒幕がいると考えますが、その時、澪から時計塔の針がものすごい速さで逆回転していると外から教えたため、颯太朗たちは外に出ようとしますが、その直前で扉を閉じられてしまい、2人は時計塔に閉じこめられてしまいます。すると、上層階から1通の手紙が落ちてきます。それは今までに何度も目にしたもの・・・そう、ZEROからの手紙でした。
颯太朗が手紙の中身を見た後、祖父が言ってたことの意味がようやく分かり、天球儀のカーテンをめくって見せます。すると、天球儀とそれを周遊していたであろう七つに輝く惑星がありました。その配置はまるで十字架を形どっているようでした。手紙にはこう書かれていました。「クロノ=グロウリアは私が貰い受ける、アスガルドの鍵は現出した。それが開かれるとき私の魂はヴァルハラへ誘われ、全ては終焉を迎えるだろう。生け贄として、遥由宇の血と肉を捧げることにより、最後の扉は開かれる。それを止められる者は瀬真颯太郎、神咲エリサ・・・七つの謎を解きし朋のみ。最上階にて待つ。朋たちに最後にして最高のアリスグラムを贈ろう。我が名はZERO。人々に暗雲ある限り、その記憶から、ZEROの名が失われることはないだろう」と。そして、その手紙の内容を読んだ2人は、遥を助けるために時計塔の上に登ることを決意するのでした。
【9章】
澪に事情を話し、上に登ることを伝え、まおり先生たちに報告するよう伝えた後、時計塔を登った2人。学園祭のときと同じように管制室につき、アーケンカードが鍵となっている仕掛けに気付き、かつて“悠久の場所”に迷い込んだ扉を開けます。すると、そこは以前と同じように複数の階段がある場所になっていましたが、何故かナナがいて、2人を導いてくれたため、難なく中層の“ニヴルヘイムの光の間”へとたどり着きます。そこの仕掛けが七不思議にあったものと似ていたことから、時計塔の封印も七不思議に由来するものなんじゃないかと推測し、その後もナナに導かれながら上へ登って行きます。しかし、1度仕掛けを解くことに失敗し、颯太朗は死んでしまいますが、何故か時計塔を登り始める前の時間に巻き戻っていて、アーケンカードが進化しており「ii」と書かれていました。颯太朗は命にかかわるから澪が先生たちを連れてくるまで待とうと弱気を言いますが、エリサは遥の命がかかっているとそれを拒否し、颯太朗を置いて1人で登ろうとします。自分は皇女であり王家の人間は国民よりも良い生活が出来、尊敬や畏怖の念を一身にうけるもの。自分も留学というワガママをさせてもらっているのも王家の責務を全うしてこそであり、皇女としてやらなければならないことがある・・・そう話すエリサの決意は固く、彼女が意外と頑固者だったことを思い出し、自分も一緒に行くことを決意。こうして、2人は二度目の時計塔攻略に挑戦するのでした。
同じ仕掛けのところはすぐに解いていき、先ほど死んだ場所も今度は正解。いつの間にかナナはいなくなっていたものの、6つ目の部屋に辿り着くとそこは真っ暗で、気付くと管制室と同じような部屋に辿り着いていました。しかし、近くにいると思っていたエリサは鏡で、声が遠くの方からするも姿は見えませんでした。歩けど歩けど同じ場所を回っていると、遥が姿を現します。その後、遥と話しているうちに居心地のいい感覚に囚われ、昔話に花を咲かせますが、遥が言っていた“約束”が何なのか思い出せませんでした。しばらくすると、颯太朗は同じところをグルグル回っていることに気付き、そのことを遥に教えようとすると、遥はその言葉を遮り、颯太朗は昔のことはもう割り切っているんだよね?と聞いてきます。それは以前にも遥に聞かれたことでしたが、そのときと同じように「いつまでも気にしてても仕方がない、過去はもう過ぎたことで、大事なのはこれからだろ」と答えます。すると、遥の反応は酷く冷たく、颯太朗にとっては過去は終わったものなのかもしれないけど、僕にとってあの過去はこれからなんだよと言い、さっきまで隣にいたはずの遥が、一瞬で颯太朗の前に移動し、その遥の顔は学校では理不尽にイジメられ、家庭では親に知識の吸収を強要されていた出会った頃の表情をしていました。すると、「僕はあの頃のまま、変わっちゃったのは颯太朗なんだよ」と言って取りだしたナイフを颯太朗に差します、颯太朗は意識を失う中で、遥の言葉を聞きます。「ねぇ、颯太朗。僕はさ、あの頃が一番楽しかったんだ」と。そして、「今の颯太朗じゃダメなんだ」と言って何度も颯太朗を差し、「でも安心してほしい。僕たちはあの頃のままずっと一緒だから」と言い、その言葉を最期に颯太朗は二度目の死を迎えるのでした。
3度目の七星の間。颯太朗は先ほどの状況から、遥がZEROであると判断。エリサは登ることを止めないだろうから、彼女を護りつつ、遥の真意を聞き出す・・・その2つを目的として、三度目の時計塔攻略を始めます。三度目ということもあり仕掛けは難なく突破したものの、次は問題の遥がいる階層だったため緊張していると、エリサがずっと疲れた顔をしている颯太朗のことを気にして、休憩を申し出ます。颯太朗はエリサに遥の件を除いて自分の体験したことをエリサに話すと、エリサは時間遡行については、クロノ=グロウリアが干渉しているのだろうと推測。そして、颯太朗がそんな辛い思いをしていたなんて知らなかったと言って颯太朗に抱きつき、謝ります。しかし、颯太朗はこれは自分で選んでやっていることだから、エリサが謝ることじゃないと伝え、俺はエリサを守るって決めたんだと言ってキスをするのでした。
その後、鏡の間につき、やはりエリサとはぐれてしまいましたが、颯太朗はようやく遥との約束を思い出します。それは、遥が颯太朗に最高に難しくていつまでも完成しないパズルをプレゼントするというものでした。遥はそのことを喜んだものの、颯太朗が過去は過去と言うと、再びナイフを取り出し、颯太朗を刺そうとしますが、颯太朗は前回刺されたときの違和感・・・正面から刺されたはずなのに腰を刺されていたことから、目の前の遥は鏡なんじゃないかと思って、鏡の遥に体当たりします。すると、割れた鏡の先には次の階層に行く扉が開いていました。そこはどうやら最上階でしたが、そこには手を縛られて気絶しているエリサとナナの姿がありました。颯太朗が急いで駆け寄ると、遥が姿を現します。そして、遥は自分がZEROであることを認めます。遥は自然界にはある自浄作用が人間界では正常に機能していない。理不尽なことをいとも容易く他人に押し付ける事ができる、それだからこそ人間だなんてのは僕からしてみれば不完全で認められない理屈であり、それは悪である。だから例え悪がはびころうとも、ZEROなら正義の名の下に鉄槌を下してくれる。ZEROは概念であり人によって善にも悪にもなり、そういった善悪の自浄作用を行うためだけの存在。そして、誰しもこの概念を知る事で、本当の自由を得る事が出来る。羽ばたくことは出来ると言います。颯太朗はそれを聞いて、そんな概念が一体何の役に立つのかと聞くと、遥はZEROという名前を使って火種を起こしたかったと話します。遥は自分と颯太朗が家庭環境に問題があって孤立していたという似た境遇にあって芽生えた正義は正反対だった、だからいつかこうなることは思っていた、けどもうそれはもう良いと言います。何故なら、ZEROの名前が知れ渡ったことで、もう遥が何もしなくともあとは勝手に皆に浸透し、ZEROは高次元の存在へと昇華するから。しかし、遥は未だクロノ=グロウリアの封印を解いていませんでした。最後の謎がどうしても解けないから。そして、颯太朗をここに呼んだのもそれが理由でした。その謎とは「此の扉を開きたくば、贄と二振りの剣を捧げん」・・・つまり、最後の謎は2人が戦い、どちらかが生け贄になるというものでした。
颯太朗は遥と戦うつもりはありませんでしたが、遥がエリサを生け贄にしようとしたため、彼女を守るために遥と対峙します。運動が得意な颯太朗と生まれつき身体が弱い遥では、戦闘能力に大きな差がありましたが、遥はその差をアーケンカードで埋めることにします。そのカードとはかつて北菱がいつの間にか持っていたという「THE FOOL」でした。本来の持ち主は遥であり、遥が北菱に貸していただけでした。あの天球儀事件は時計塔の第5階層のアリスグラムを解くために北菱を利用して遥が仕組んだことでした。遥はそのことを話すと、「THE FOOL」のLv3「全てを見通す悪魔の目(ラプラス・アイズ)」を発動させます。ラプラス・アイズを使って手に入れた全アーケンと全人類のデータに遥が考えたZEROプログラム。その全能力をもって世界の悪を粛正する。それが遥の目的でした。しかし、身体が弱い上に重い剣を振り回し、しかもオリジナルのアーケンカードのため身体の負担は大きい・・・颯太朗はそう考え、遥に止めるように言いますが、遥はそんなことは承知の上でアーケンカードを使っていました。そう、遥は病に冒されていて時間がありませんでした。その為にクロノ=グロウリアが必要だったのです。もう1度、颯太朗との楽しかった日々に戻るために。しかし、遥は身体がよろめき、足を踏み外して時計塔から落下しようとしていました。颯太朗は慌てて駆け寄り、遥の手を掴みますが、遥はそれを振り払おうとします。そして、僕はいなくなるけど、ZEROの名前だけは世界にうっすらと残る、だから本当にいなくなるわけじゃないと言いますが、颯太朗はお前はZEROじゃないと否定します。お前は遥由宇だ、昔からの俺の大好きな友達なんだと。遥はその言葉に満足し、僕のことを忘れてほしいと最後のお願いをしますが、颯太朗はそれすらも拒否してお前のことは忘れないと言います。すると、遥は自分の命がもう長くないことを伝え、だからクロノ=グロウリアが必要だったと話しますが、死への恐怖ともっと皆と楽しく学校で勉強して遊んで生きてたいと本心を語り、自ら颯太朗の手を離すのでした。
遥が落ちて行った後、颯太朗はエリサを起こし、先ほど起こった出来事を話します。すると、エリサは遥への祈りをささげた後、最後の謎について遥の考えが間違っていることを教えます。生け贄とは颯太朗が思っていたのとは意味合いが違い“風”のことでした。そして、ナナの本名は“フレスヴェルグ=ナナ”と言い、北欧神話の大鷹のことでした。ナナがその翼で風を起こすと祭壇の扉が開き、真っ青な空に光の階段が伸びます。その扉の先はクロノ=グロウリアが置かれている“ヴァルハラの間”でした。そこにはクロノ=グロウリアと日記帳が置いてありました。日記帳にはクロノ=グロウリアを時計塔に隠した頃の出来事が記されていました。エリサはその日記の内容で颯太朗の父親のことを知り喜びますが、颯太朗にクロノ=グロウリアをどうするか聞かれると気を引き締め、このままにしていくことを決めます。エリサの留学の条件はは秘宝を発見次第、祖国に持ち帰ることでした。祖父がクロノ=グロウリアを手放したことで勢力を失った祖父の派閥が、再びクロノ=グロウリアを利用してエリサを次期国王に擁立して返り咲くためというのが目的でした。しかし、エリサは時計を持ちかえれば王位継承権を得られても国が混乱するだろうと判断。だから、このままにしておきたいということでした。クロノ=グロウリアはここには無かったと報告するからと言って。こうして、エリサの国の秘宝は再び封印されることになったのでした。
時計塔の一件からしばらく経ち、3学期の終業式を迎えます。遥の存在は当事者だった颯太朗とエリサ以外の人には忘れ去られていましたが、ZEROの存在だけは学園の生徒たちの記憶に残されていて、遥は颯太朗に忘れてもらうということ以外、自分の目的を果たしていました。放課後、1人で部室に来た颯太朗ですが、そこで耶々から一通の手紙を受けとります。それはエリサが日本に来たときに黄昏部に出した手紙と同じでした。颯太朗は耶々からエリサが日本への目的を無事果たせたから急遽祖国へ帰るために引っ越しの準備をしていたことを聞き、急いで彼女が待ってる時計塔のある屋上に向かいます。屋上に着くとエリサは祖国に帰ることを伝えますが、元々エリサの留学は3学期の間だけということを颯太朗は思い出します。エリサは颯太朗と一緒にいたいと思ってても、皇女としての使命もあるため帰らなくてはなりませんでした。そこへナナがやってきると、上空からもヘリコプターがやってきて、エリサは颯太朗へ別れの言葉を告げます。颯太朗は今までの時間は全て皇女としての役目のためだったのかというと、エリサはそうですと答えます。しかし、颯太朗が学園での毎日、黄昏部の活動、俺との日々も全部役目だったのかと聞くと、エリサはそれは違う、日本に来たのは政治的な理由もあったけど、みなさんとの日々は神咲エリサとして積み重ねた正真正銘本物の思い出ですと答えます。それでも混乱している国を収めることができるのは皇女である自分だから戻らなくてはいけない・・・颯太朗もそれは分かっていましたが、それでもエリサを手放したくないと訴えます。遥がいなくなって次はエリサまでいなくなる・・・大切な人がどんどん離れていくなんて颯太朗には耐えられませんでした。すると、エリサはまた会いにきます、大好きな颯太朗と会うために日本へやってきます、だからその時まで待っていてほしい、私が帰ってこられる場所を守っていてほしいと伝えます。そして、もう泣かないでください、私は絶対にあなたを一人にしませんからと再会を約束すると、颯太朗もそれを受け入れ、2人は幼い頃に交わした挨拶“グッドラック”と言って、エリサは祖国へ帰って行くのでした。

神咲エリサ編 感想
ZEROの正体とその目的、時計塔の謎の解明・・・共通ルートでも主だった部分の謎が解ける非常に重要なシナリオであるため、最後にプレイすることをオススメしたいルートですね。最後の展開は割と衝撃的でした。ZEROの正体については分かってたけどああいう結末になるとは思ってなかった。まぁでもラプラス・アイズがあったからこそ、あんな風に予告が出来たんだなって納得はしましたが。それにしても、彼を救う手立てはなかったのか・・・蓮のときはいのりちゃんが助けてくれたけど、彼にも救いの手は差し伸べられないのか・・・FD化でその辺のことにも触れてほしいですね。そもそもなんであのカードが彼の元に?っていう疑問は残りますし(蓮のことを知っていたような口ぶりだったのはラプラス・アイズの力のおかげ?)。あと、エピローグの終わり方も別れて終わるので切ないですね。だからエリサ編は最後がモヤモヤします。アフターで再会していつでも会いに来れることが分かったとはいえ、個人的にはエンディング前で別れてエピローグで再会するという終わり方の方が良いなぁって感じます。イチャラブに関しては少な目で、付き合うまでの経過もアッサリしてるので、恋愛関係は物足りなさが残りますね。その分のエネルギーを終盤のシナリオの見せ場として使った感じ。それにしても、前作の主人公が使った最強の能力を次の作品の主人公が破るという展開は良いですね。まぁ相手が遥由宇以外だったら颯太朗は負けてたでしょうけど。
エリサちゃん自身は優理ちゃんに負けないくらいの癒し系でしたねぇ。「ふみゅ?」ってのが特に可愛いし、表情がコロコロ変わるのも可愛い。和む。どんなにシリアスな場面でも明るく出来ると言う点が優理ちゃんと違うところかもしれませんね。あと、決断力もあるし。その辺はさすが皇女様って感じ。だから最後はああいう展開になったのかな。
Hシーンは4回。本番Hも4回ですが、おっぱい見せるHは3回。ううーん、メインヒロインで1番大きいので全部見せてくれると思ってたのに残念です。それ以前にそのおっぱい見せなかった3回目のHですが、よくあの状況でHできたなって思いますけどねw ただ、パ○ズ○は2回あります。本編で見られるパ○ズ○はただのパ○ズ○でガッカリしたんですけど、それはただの前触れに過ぎなかった!アフターできっちりパ○ズ○フェ○を見せてくれたので満足でした!アングルも最高!(*´Д`*)b やっぱり巨乳っ子にパ○ズ○フェ○は必須です!!そんなわけで、最後のHが良かったなぁ~。( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!
一般シーンだと・・・「ふみゅ」って言うエリサちゃんが可愛い。これは間違いない。もっと言ってほしい。ふみゅ(*´Д`*) 他だと、ううーん、時計塔でのZEROとの対決が1番面白かったかな~最後が悲しかったけど。最大の見せ場ではありました。まぁしかし、最後の謎解きの答えがアレって・・・ZEROも報われないなぁとちょっと思いましたがw 

さてさて、お次は久遠寺一葉です~。

「春音アリス*グラム」のあらすじ・感想はこちら↓
共通ルート】【白羽優理編】【神咲エリサ編】【久遠寺一葉編】【凜堂耶々編】【藤乃雪編

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ふみゅ~(*´Д`*)

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「春音アリス*グラム」 あらすじ・感想その2 白羽優理編

2017年07月02日 00時00分00秒 | 美少女ゲーム

1人目は白羽優理ちゃんでした~(*'∇')

天使ですわ~、マジ天使ですわ~、癒されますわ~ポスト朝宮椎名ですわ(*´Д`*)b

白羽優理 キャラクター紹介
成稜学園2年生。天使。生徒会の会長を務め、成績優秀、品行方正の優等生。記憶力には自信があり、全校生徒の顔と名前を全て憶えている。そのため、誰とでも親しく会話することが出来ることから多くの人に慕われており、“成稜の白百合”と呼ばれている久遠寺一葉と人気を二分している。しかし、本人には周囲から人気があるという自覚がない。問題児だった颯太朗や耶々は彼女に助けられたことがあるため大きな借りがある。
しっかり者で責任感も強いが、ほややんとした雰囲気を持っているせいか、何となく放っておけないタイプ。癒し系。家事スキルが全体的に高く、特に料理をするのが好き。彼女の料理の腕前は、相部屋の橘朝陽曰く“心が浄化される味”で、彼女の料理を食べると懺悔をしたくなるらしい。本人はイチゴが大好物でしりとりで自分の番で「い」になると思わず「イチゴ」と言ってしまうほど。、辛いのが大の苦手。尚、運動やパソコンなど機械関係は少し苦手な様子。
猫が大好きで、寮の裏庭に集まる猫たちを見に行くのが日課となっている。しかし、猫が可愛いと言ってほわほわしている優理の方がもっと可愛いのではないかと颯太朗は思っている。意外にも漫画をよく読み、特に少女漫画が好き。男子にはモテるものの告白を全て断っているようで浮いた話は今まで1度もなく、“白馬の王子様”に憧れているらしいが・・・。
アーケンカードは「象牙色の記憶(アイヴォリー・リコレクティング)」。一度見たものを完全に記憶することが出来る完全記憶能力。今まで見たこと聞いたことを瞬間的に呼び出すことが出来る。その為、念写能力を持つ雪のアーケンカードとの相性が抜群に良い。
とにかくマジ天使。

白羽優理 攻略情報
素直に言う→もう少し話していく→雪に会いに行く→話しかける→同じ鍵→アーケンを使う→本命チョコ……?→何かを言わなければ→俺を信じて下さい→さすがはエリサだ→アレを揉む→すぐ助けに行く→証拠を整理する→笠倉の放送→注目を集めたかった→散歩も悪くない→みんなおいしかった→本心を言う→上手くなったら頼む→だから言わないって→分からない

白羽優理編 あらすじ
【7章】
協力体制を取ることになった生徒会と新生会の間を取り持つサポートをしてほしいと両会の会長から依頼された颯太朗。しかも、耶々からの許可まで貰っていて(ココア半年分で売られたw)、尚且つ、優理の希望ということもあって、颯太朗は生徒会に異動し会長補佐の任に就く事となったのでした。
生徒会に異動してすぐ優理の手伝いをした颯太朗。そろそろ期末テストも近いことから生徒会の仕事が終わった後、図書室に寄って勉強しようとしますが、優理も同じことを考えていたのか図書室には彼女もいたため、一緒に勉強することにします。そして、完全下校時間になったため、一緒に帰りますが、寮に着くと優理は何か言いたそうな顔をして女子寮へ入っていくのでした。
それからも優理の補佐を続け一緒にいるところを多くの生徒に目撃されていたことから、学園内で2人は付き合ってるのではないかという噂が流れます。今まで男子に告白されても全て断り、尚且つ、浮いた話がこれまで一切なかったという彼女がこれまで男と付き合ったことがない理由は何だろうと気になった颯太朗は、黄昏部に生徒会からの依頼を持ちかけた時に耶々たちに聞くと、その場にいた雪が以前恋バナになったときに、優理が“白馬の王子様”に憧れていると話していたと教えます。ただ、彼女の場合は見た目よりも中身を重視しているようで、理想が高すぎるから今まで浮いた話がないのだろうという結論でした。ただ、それはあくまで理想的なタイプであり、実際に好きな人がいるかどうかは別で、彼女には好きな人がいると教えてもらい、颯太朗はやはりそうかと思います。優理はそれが誰なのかまでは話さなかったようでしたが、先ほど言っていた理想の男性が好きな人のことを言っているのではないかと耶々たちは推測します。
優理の憧れの人がどんな人か気になっていた颯太朗は、いつしか自分が彼女の憧れの人になりたいと思っていることに気付き、優理への恋心を自覚します。そして、テスト期間中のある日、生徒会の活動は休みでしたが、颯太朗は彼女は仕事をしているかもしれないと思い、生徒会室に行くと、案の定、彼女は書類の山に囲まれていました。颯太朗はそれを見て手伝おうと近づくと、彼女が寝ていることに気付きます。優理の寝顔をしばらく眺めていると、彼女が手にしていた漫画本が落ちたため、中身を見ると、美少年と美少女の恋愛漫画のようで、颯太朗はこういう人に彼女は憧れているのかなと考えます。そして、彼女を起こすのは悪いと思い、自分の上着をかけてその日は帰ることにし、ホワイトデーも近いことから優理へのバレンタインのお返しのために色々と買って帰ります。翌日、優理と一緒に生徒会の仕事で各部活を回った後、優理に時間をもらい部室棟の屋上でバレンタインのお返しをプレゼントします。すると、優理は泣いて喜びますが、彼女も渡したいものがあると言って颯太朗の上着を返します。そして、優理は寝顔を見られたことを恥ずかしがりますが、それ以上に読んでいた漫画本を見られたことの方が恥ずかしがっていました。颯太朗が素敵な内容だったと言うと、優理は安堵して、実はすごく憧れている少女漫画のお話があると言って、その漫画の内容を話します。
その物語は、主人公の女の子が知らない街へ一人で出かけたときに道に迷ってしまうお話で、内気な女の子は誰かに道を尋ねることもできず、一人で心細く帰り道を探していました。どうすることもできなくて途方に暮れていた女の子に一人の男の子が声をかけてきました。その男の子はぶっきらぼうで女の子から見れば怖く映りしましたが、男の子は黙って女の子の手を引くと、そのまま駅へと連れていきました。迷子の事を話していないのに、どうして彼は知っていたのか・・・不思議に思った女の子は男の子に訊ねます。すると男の子は「俺もここで道に迷ったことがあるから」とだけ教えてくれました。男の子はそれだけ言って去ってきましたが、女の子はそのちょっと怖そうな男の子の優しさに触れて、心がときめきました。それから数年が経ち、女の子は憧れの学校に入学しました。入学式の日、新入生代表の挨拶を任された女の子は、校舎裏で原稿を読んで挨拶の練習をしていました。その時、手に持っていた原稿が風で飛ばされてしまい、1枚だけ高い木の上に引っかかり取れそうもありませんでした。その原稿を取るのを諦めて再び挨拶の練習をしていると、1人の男の子が声をかけてきます。その男の子は先ほど飛ばされた原稿を持っていて、よく見ると制服が汚れてあちこち傷が付いていました。女の子はその男の子が原稿を取ってくれたのだとすぐに理解しました。その姿に女の子はまたときめきました。その人は昔自分を助けてくれた男の子だったのです。
それは漫画の話ではなく現実の話で、いつしか優理はその女の子を“私”と表現し、とてもとても嬉しかった、再びその男の子と出会えたことに感謝したんですと話します。颯太朗はここまで聞いて、漫画の話ではなく優理自身の話であること、そして、その男の子が自分であることに気付き、当時のことを思い出します。つまり、優理が話していたという“白馬の王子様”は颯太朗のことでした。優理は颯太朗と再会できたのは偶然ではなく必然だと言い、颯太朗も勇気を出して話してくれた彼女に応えなくてはいけないと思い、俺は「キミの事が好きだ、付き合って下さい」と告白します。すると、優理は目に浮かべながら「瀬真君がずっとずっと好きでした」と自分の気持ちを伝えます。そして、2人は抱き合い、キスをして恋人同士になったのでした。
恋人同士になっても優理の立場を考えると公には出来なかったため、周囲には内緒にすることにしました。生徒会も卒業式の準備で慌ただしくなっていましたが、優理は思い出に残る卒業式にしたいと考えていたものの、なかなかそれを言うことが出来ませんでしたが、颯太朗は彼女の気持ちを汲み取り、会長補佐として朝陽に卒業式はいつもと違うことをしようと提案。朝陽は優理もそうしたがっていたことから、週明けまでに計画をまとめるように颯太朗に言い、颯太朗と優理はどういう卒業式にするか考えます。しかし、優理は何か卒業式に関して何か思うところがあるらしく、なかなか納得のいくものが出来ず2人で悩んでいると、耶々たち黄昏部が声をかけてきて、2人の関係を怪しんできます。そこへ朝陽もやってきて、言い逃れが出来なくなった2人は付き合い始めたことを皆に話し、朝陽はショックを受けたものの、黄昏部や朝陽以外の生徒会役員は2人を祝福し、外部には内緒にしてほしいという颯太朗たちの希望も聞き入れてくれます。
その日の帰り、翌日が休日だったことから、デートの約束をしますが、行き先を今日のうちに決めて明日発表することになります。その日の夜、優理は朝陽にデートのことで色々と相談しますが、最初は反対していたと言っていた朝陽も最終的にいは2人のことを見守ることにしますと言って、優理たちのことを祝福するのでした。
【8章】
そして、迎えたデート当日。2人が考えた行きたい場所は同じ水族館でした。そこで夕方まで楽しく過ごし、寮へ戻った2人は颯太朗の部屋に行きます。颯太朗はてっきり須藤がいるものだと思っていましたが、須藤は運動部の打ち上げで遅くなると連絡が入り、優理と2人きりになります。そして、優理と一緒に自分のベッドに座りますが、そこで彼女とキスをした颯太朗は自分を抑えられなくなり、優理を押し倒し、そのまま初体験を済ませるのでした。
それからも順調に交際は続きましたが、未だ卒業式のプランは決まっていませんでした。優理が卒業式で何かしたいと考えているのは昨年の生徒会の不祥事に原因があると颯太朗は思っていました。そして、優理が自分に自信がないのは優秀だったという昨年の生徒会長へのコンプレックスがあったのではと考えます。新聞部の澪が認め、優理が憧れるほどのカリスマを持っている人が何故不正を働いたのか・・・その部分が気になった颯太朗ですが、優理が少し暗い表情を見せたので、先ずは卒業式の方へ意識を集中することにします。優理が考えたのは生徒会主催で卒業生を送り出すこと。今からでは式のプログラムに入れることは難しいため、優理が考えたのは、卒業式が終わった後、卒業生が学園を出るまでの間、見送りをするというものでした。それもただ見送るだけではなく、卒業される先輩たちに感謝を述べたい、名残を惜しみたい、そういった在校生の気持ちを伝えたい・・・そのような場所を生徒会で提供したいということでした。今までもそういった事例はあったようですが、昨年は生徒会のゴタゴタのせいで出来なかったので今年は実現したい、そんな思いもありました。颯太朗は、優理の案を聞いていくつか問題点もあるため、自分が計画をまとめてみることにしますが・・・。
【9章】
卒業式まで残り1週間。ある程度、自分で考えた案をまとめそれを優理に渡し、早速生徒会でも送別会のことを公表します。生徒会役員は優理の案を快く受け入れ、卒業式は朝陽がまとめることになり、あまり人員を割けない送別会は颯太朗主導で動くことになりました。それから卒業式と送別会の準備は進みますが、優理は自分でやらなければならないことがありました。しかし、1人で行くのは不安だったため、颯太朗についてきてもらいます。彼女のやりたいこととは、昨年の生徒会長の不祥事により解散させられた旧生徒会の3年生に送別会に出席してもらうことでした。優理は彼らに送別会に出席してもらってちゃんと見送りたいと伝えますが、旧生徒会のメンバーは未だ自分たちを快く思ってない人たちもいる、今更蒸し返したくはないから放っておいてほしいと言って帰ってしまいます。旧生徒会の卒業生に出席してもらいたいなんて、自分のエゴでしかないと落ち込む優理に、颯太朗は一歩踏み込むことにし、そこまでしてどうしてこの件にこだわるのか聞きます。すると、優理はそのために生徒会長になることを望んだからだと答え、涙を流します。颯太朗はそんな彼女を抱きしめそれ以上聞く事を止めたものの、旧生徒会の事件に彼女がそう決意させる何かがあったのだと感じとりますが・・・。
その後も旧生徒会の3年生を当たってみますが、全て同じ反応でした。2人はその後それぞれの仕事があるためいったん解散し、颯太朗が生徒会室に戻ってきても優理の姿はまだありませんでした。颯太朗は連日の疲れが溜まっていたのか、睡魔に襲われ眠ってしまいます。その眠っている間に颯太朗は夢を見ていました。1年前の優理が生徒会長になる前の出来事。朝陽が優理に生徒会長なってほしいとお願いしてる場面で、元生徒会長の妹である朝陽は、姉から生徒会長を任せられるのは白羽優理だけだと聞かされたと話していました。朝陽は姉が不正をする人ではないと信じており、何か理由があるはずなんだと訴えます。だから、姉の跡を継ごうと考えていた朝陽が、その姉が優理を指名したのも理由があるのだと思い、優理に会長になってほしいとお願いしたようでした。颯太朗は夢にしてはやけにリアルだと感じると急に夢から醒め、目を開けると目の前には優理がいました。颯太朗は優理の相手をしつつ自分のアーケンカードが熱くなっていることに気付き、寝ている間にカードが発動していたことに驚きます。その後、優理と帰り部屋に戻った颯太朗は先ほどの夢を見られたのはアーケンカードが関係していると考えますが・・・。
しかし、優理が旧生徒会と接触していたのが原因で事態は最悪の方向へと向かってしまいます。旧生徒会と現生徒会が裏で繋がってるのではないかと噂され、生徒会を快く思わない連中から現生徒会を解散しろという声が挙がってしまい、新聞部も動き出していました。優理は颯太朗たちに説得され、しばらく表に出ることを止め、裏の仕事に回ります。颯太朗はそんな彼女の傍にいることにしますが、彼女に触れた途端に再び1年前の夢を見ます。今回は優理が生徒会長になることを朝陽に告げるときの夢でした。意識を戻した颯太朗はこのことはアーケンカードが関係しているのだと思い、優理を先に帰らせ祥子のもとを訪れますが、祥子は事情を聞くとアーケンカードについて補足をします。持ち主の精神的な変化によりカードにも変化が訪れること・・・颯太朗のアーケンカードの場合、完全な変化には至ってないようでしたが、心が繋がっている優理のアーケンカードに干渉しようとして、優理の記憶の一部を見たのではないかと推測し、アーケンカードが見せてくれた記憶が問題解決の糸口になるのではないかとアドバイスします。颯太朗は1年前の事件の真相を知らなければ本当の意味で優理を支えてあげることは出来ないと思い、彼女の下へ戻りますが、生徒会室へ行くと思いつめた優理が1人で泣いていました。
颯太朗は今まで自分はあくまで優理の補佐であり彼女が話してくれるまで待つつもりでしたが、優理がここまで傷付き追い詰められるまで何もしようとしなかったことを後悔し、自分がすべきことを成そうと、先ずは泣いている彼女に胸を貸すことにします。すると、彼女は今までずっと誰にも頼れず孤独だったことを打ち明け、颯太朗の胸の中で泣きじゃくります。優理が落ち着くまで待っていた颯太朗は、彼女が泣き止むと当時のことを聞き出します。恋人として対等に彼女を受け入れて導いてあげなければならない・・・そんな颯太朗の気持ちに気付いたのか、優理は当時のことや送別会に拘る理由を話し始めます。
旧生徒会は、昔から続く古風でお堅い派閥関係重視の組織でした。しかしその人情味溢れる政策が学生たちの信頼を得ていました。逆に新生会は無駄を省いて規律と能力を重んじる組織で、新しい事を取り入れて無駄な催事にメスを入れ、既存のルールに縛られない抜本的な革命を目的として作られました。その新生会は当時生徒会の管轄だった風紀委員が母体となってできたものでしたが、当時の風紀委員代表は北菱でした。ただ、その頃の風紀委員はただのお飾りのような存在で特に権力は持っていませんでした。北菱は前生徒会長の橘宵陽とは対立関係にあり、北菱は前生徒会長が失脚した混乱をチャンスだと見て独立し新生会を立ち上げました。北菱が生徒会に残って再編するという道を選ばず、あえて新しい組織を作ったのは、生徒会を残してあえて新生会と対立する図式にしたかったからでした。2つの組織が競い合えばより良い学園生活を生徒に提供できるのではないかと考えて。その後は新生会発足と共に、生徒会も態勢を改め朝陽の推薦で優理が生徒会長となりました。しかし、そもそもの発端である前生徒会長・橘宵陽の不正については優理はずっと疑問に感じていました。颯太朗は前生徒会長は会ったことのない人だったので優理ほど信じられませんでしたが、優理は会長就任直前前に、宵陽から生徒会を本来のあるべき姿に戻してほしい、自分が成し遂げられなかった望みを託すわがままを許してほしいと言われたと話します。その直後、宵陽は不正の責任を取る形で辞任しました。優理は不正をするような人が自分に後を託すだろうか、それに“生徒会の本来あるべき姿”というのも気になっていました。優理はその後、彼女が不正を働く人ではないと思い、調べようとしますが、結局真相は分からず終いでした。しかし、事情があるのなら旧生徒会の人たちはあまりに不憫であり、不正を犯した生徒会のメンバーと思われたまま卒業してしまうのはあんまりだと思うと話します。だから、優理は送別会のことを考えました。事件の真相を明らかに出来なかったけど、せめて先輩方には気持ちよく卒業してもらいたい・・・学園のために力になってくれた旧生徒会の人たちにも他の先輩たちと同じように謝辞を述べたい、あとは私たちに任せて安心して卒業して下さいと伝えたいから。
颯太朗はそんな事情を来て俄然やる気が出て、先ずは前生徒会長・橘宵陽の不正について調べ、真相を明らかにすることで宵陽や旧生徒会の汚名を払拭することが先決だと言います。そうして学園の皆の誤解を解いて笑顔で送別会に参加してもらう。それが颯太朗と優理の共通の想いでした。そして、颯太朗は必ず真相を明らかにすると優理に約束し、誓いのキスをするのでした。
颯太朗は旧生徒会が不正をしていたのではなく、わざと不正事件を起こしたのではないかと考え、当時の記事を書いた澪のもとを尋ね、揺さぶりをかけます。すると、澪は何故今更そんなことを聞くのかと問われたため、優理が言っていたことをそのまま伝えます。旧生徒会の皆も気持ちよく送り出してあげたいと。すると、澪はいつか誰かが聞きに来るだろうと思っていたと話し、上着のポケットから手帳を取り出します。これを読んで判断してほしいと言って手帳を渡します。そこには昨年の事件の真相が書かれていました。颯太朗は手帳を受け取った後、2つ彼女にお願いします。1つは送別会の準備の様子を生徒たちに広めること、そして、もう1つは颯太朗が宵陽の真意を理解できたら不正に関する真実を全て公表することでした。すると、澪は注文が多いと言いつつも、考えておくと答えるのでした。
旧生徒会は、古い学園の体制の維持をする点では正しい存在でした。しかし、これから始まる新たな学園を運営していくには、旧体制に残る古い因習が枷になっていました。その1つが派閥による権力集中でした。生徒会長選は、それぞれの派閥から代表者が選ばれ、選挙という名のただの権力争いに近いものでした。更に時代遅れの学則は穴だらけで、特に生徒会運営に関する条項が大問題で、役柄ごとに後輩を指名する縦割りシステムだったため、人が変わっても派閥の理念は残ってしまい、それが癒着の原因にもなっていました。そんな中で、宵陽は派閥によって選ばれた代表に混じって立候補し、正々堂々と選挙に勝ち、派閥とは関係が無い初の生徒会長となりました。それから宵陽は優秀な手腕を発揮しますが、派閥かた多くの妨害工作を受けて、思うように政策が進められませんでした。その為、このままでは危険だと思った宵陽は生徒会の組織改革に着手します。しかし、妨害工作によって身動きが取れない彼女が逆に目を付けたのは、学則の穴でもある派閥システムでした。派閥と癒着して、不正に部費を水増ししていた部活を利用することを考えます。水増しされた部費を生徒会長権限で横領し、それを私的に利用して取り上げられることで、それまでの癒着関係も明らかになりました。結果的に宵陽は失脚し、旧生徒会は解散に追い込まれたものの、宵陽が無くそうとしていた派閥システムを廃止することが出来、自ら起こした不正事件と引き換えに生徒会に続いていた悪しき風習を破壊した・・・それが不正事件の真相でした。そして、宵陽が私的に利用したというお金については、不当に部費を減らされた部への特別予算として組み込まれていました。つまり、宵陽がしたことは予算を本来あるべきところに戻しただけで不正とは言い難いものでした。そして、澪が不正事件という特ダネの真相を公表しなかったのは、親友であった宵陽の希望だったからでした。そして、宵陽も自分が全責任を負うことで生徒会システムの改革を成功させ、その後を優理に託して真相を抱いたまま卒業していきました。宵陽が優理に託したもの、それは希望でした。颯太朗は澪の手帳の内容の要点をまとめ、それを優理に見せます。すると、不正をしていないと分かった優理は涙を流して喜び、生徒会長になって良かったと言います。そんな立派だった宵陽から後を託された生徒会長という立場にももっと誇りが持てるようになったと。
それからも悪い噂が流れる中で卒業式と送別会の準備も進められましたが、卒業式間近になって澪が颯太朗との約束を守り、生徒会の活動と事件の真相について新聞を発行し、これにより生徒会の悪い噂も次第になくなり、宵陽の名誉も回復しました。そして、今まで手伝う者が少なくて準備が遅れていたものの、新生会や風紀執行部、黄昏部、それだけじゃなく卒業生たちまで加わって準備があっという間に完了します。颯太朗と優理は食堂からの差し入れであるおにぎりを食べながら、準備が終わって和んでいる人たちを眺めていると、そこへ澪がやってきます。颯太朗たちが記事についてお礼を言うと、澪も親友の願った理想を叶えてくれてありがとうと頭を下げます。そして、彼女もまた宵陽から学園のことを頼まれていたため、優理たちの成長を促すために厳しくさせてもらったと話し、厳しく追及されても頑張った2人に労いの言葉をかけて去って行くのでした。
そして迎えた卒業式当日。卒業式が無事終わり送別会もほとんどの人が参加して盛り上がります。澪は後輩には出来る限り多くのものを残したいからと最後の最後まで新聞部として活動していましたが、旧生徒会役員を含む卒業生たちが在校生たちと笑顔で語り合い送り出される姿を見て、優理と颯太朗は喜びますが、優理は誰かを探しているのかきょろきょろしていました。朝陽の話では宵陽が来ているらしいとのことで、優理は成長した自分たちを見てもらいたいと思い、2人で宵陽を捜しますが、最後の卒業生が校門を出て去って行くまでその姿を確認することは出来ませんでした。送別会が終わってから30分。まだ諦めていなかった優理は校門前で宵陽を待ち続けましたが、そこへ1人の女性が声をかけてきます。その人は優理がずっと待ち続けた人・・・橘宵陽でした。そして、優理は宵陽にあなたのおかげで大切な場所を見つけることが出来たと伝えます。自分の宝物だと胸を張ってそう言えると笑顔で言う後輩の姿に宵陽は良い笑顔だと言って微笑みます。そして、今度は優理だけじゃなく颯太朗にも生徒会のことを託します。颯太朗は何故自分を犠牲にしてまでこんなことをしたのか理由を聞くと、宵陽が「特に理由はない、その時に良かれと思ったからそうしただけ」と答えたため、優理は驚きます。学園生活はたったの三年間。その三年間を本気で悩み本気で楽しんで生きたかった、そして後輩たちも本気で楽しく過ごせるような素晴らしい学園にしたかった、私の学んだ学園は世界で一番の学園だと皆に胸を張って言いたかった・・・それが理由でした。そして、その言葉は北菱がよく言っていた言葉でもありました。彼もまた宵陽の意志を継ぐ1人でした。すると、宵陽は「何てね」と言いつつ、1番はこの学園が好きだからと最も単純な答えを言うと、颯太朗も優理も納得します。その後、宵陽はあなたたちに会えて本当に良かったと感謝の言葉を言って去って行き、優理も最後にありがとうございましたと伝えます。優理は宵陽が去った後、自分たちの成長と感謝の言葉を胸を張って言えたことを喜び、颯太朗の胸に顔を埋めます。そして、自分の努力が報われた彼女は、今だけは少し泣かせてと言って、颯太朗の胸で泣き続けるのでした。

白羽優理編 感想
皆に慕われる生徒会長。けど、そうなったのは悪い生徒会のイメージを払拭しようと彼女が努力した結果であり、彼女自身は誰にも頼れずずっと孤独でした。そんな彼女が颯太朗を通じて自分には仲間がいて1人ではないこと、人を頼るということを知り、大きく成長するというお話。後半は感動系青春ストーリーになってて良かったと思います!
7章~8章にかけては優理ちゃんとのラブコメ&イチャラブが主体で、ただひたすらに可愛い優理ちゃんが見られて満足しました。ぶっちゃけると優理ちゃん好きにとってはここがメインですね(爆) 優理ちゃんは家庭的だし癒されるし、もう文句なしです。1度きりとはいえ、幼い頃に会ったことがあるというのもポイント高い。やっぱり自分はこういう子が好みなんだなぁと改めて実感しました。マジ天使!1番良かったのは告白シーンですね。自分が好きな少女漫画に例えて自分の初恋の話をして、そこから告白に繋げるシーンは感動的でした。バレンタインのときのあわあわした可愛らしさも良かったですけどねw
そして、本筋となる最終章は旧生徒会の不正事件の真相でした。前作で言うと月詠編みたいな感じ。こちらはほとんどシリアス一辺倒のようなものでしたが、先輩から後輩へ受け継がれていくモノ、全員で協力して大きなことを成し遂げること、そういった青春を見られたのでとても良かったと思います。特に、新聞部の澪のエピソードは良かったかな。共通ルートではあまり良い印象はない彼女ですが、優理編を見ればそんな印象も変わると思います。彼女もまた優理ちゃんや颯太朗のお蔭で救われた1人と言えますね。
あとは優理ちゃんの涙ですね。ヒロインの涙を見るのは正直とても辛いですが、彼女がずっと1人で悩み抱え込んでいたこと、その全てを吐き出すとても重要なシーンだったので、見るのは辛かったけど受け止めることにしました。まぁ出来れば颯太朗にはこうなる前に動いてほしかったですけどね。まぁでも、その後は少し甘えんぼになるので、ますます優理ちゃんが好きになりましたねぇ~(*´Д`*)b
Hシーンは4回。おっぱい的にはメインヒロインの中では2番手だったので非常に期待していましたが、本番H4回あってその全てでおっぱい見せてくれたので満足です!まぁ騎乗位だけは颯太朗の手が邪魔でしたが乳首はちゃんと見せてたのでヨシとします。パ○ズ○フェ○に関してはHシーン体験版でも言った通り、フェ○の時間が少し短いのが残念でしたが、アングル的には良かったです。1番良かったのはやはり最初の正常位ですが、最後のバックも良かったかな。まぁ何にせよ、おっぱいをたっぷり堪能できるので良かったですわ~(*´Д`*)b
( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!
一般シーンですと、やはり先ほども言った通り、告白シーンですね。初恋の思い出を語り告白に繋げるところはとても良かったです。優理ちゃんがずっと一途に颯太朗のことを想い続けていたという健気なところが愛おしくなりました。それから優理ちゃんが泣くシーンは見てて辛かったですが、どれだけ孤独で辛い思いでいたのかと考えると胸が苦しくなりましたね。あとはお弁当を作ってきてくれるシーンかな~。やはり家庭的なヒロインは大好きなので!ただ、優理ちゃんから「あーん」ってしてくれることがなかったのは残念。何故颯太朗からのはあったのに、彼女からの「あーん」はなかったのか・・・ここだけはライターさんに問い質したいところである!!他には宵陽さんとの邂逅ですかね。優理ちゃんの努力が報われた瞬間でもありましたので。まぁとにかく、優理ちゃんは可愛いシーン盛りだくさんなので、自分はずっと悶えていたような気がしますw
優理ちゃんはマジ天使!!

さてさて、お次は神咲エリサです~。

「春音アリス*グラム」のあらすじ・感想はこちら↓
共通ルート】【白羽優理編】【神咲エリサ編】【久遠寺一葉編】【凜堂耶々編】【藤乃雪編

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いやー、優理ちゃんマジ天使!最後のお嫁さん発言も良かったし、これは新たな嫁の誕生ですな!

コメント (6)

「春音アリス*グラム」 あらすじ・感想その1 共通ルート

2017年07月01日 01時41分40秒 | 美少女ゲーム

2017年6月発売タイトル第3弾は、NanaWindの「春音アリス*グラム」でした(*'∇')

ようやく・・・ようやく発売されましたねぇ・・・この時をどれほど待ったことかw

春音アリス*グラム 概要・設定等
「これから起こる度重なる問題を、キミは解き明かす事ができるかな?」。そんな一文が書かれた差出人不明の朱色の手紙が主人公・瀬真颯太朗の所属する黄昏部に届いたのをキッカケとして、学園内で次々と起こる不思議な事件が起こるようになり、颯太朗やヒロイン達がその“謎(アリスグラム)”を解き明かしていくという学園青春物語。
【成稜学園・概要】
舞台である成稜学園は都心近くの湾岸地域にあり、全校生徒は2000人を超える。男女の比率は4:6で女子の方が少し多く、その理由は女子の制服が可愛いから。比較的ゆるやかな校風の私立校だが、最新設備は揃っており、周辺地域の中でも有数の進学校となっている。
【成稜学園・時計塔】
部室棟の屋上には学園のシンボルである立派な時計塔があり、その時計塔はかつて海外のとある人物から寄贈された物と言われているが、その内部は謎が多く、許可無しでは出入りすることが出来ないようになっている。
【成稜学園・部活動】
部活の数は年々増え続けており、部室や練習場の問題が浮上している。又、冬には部活を中心としたセイカ祭と呼ばれるイベントが行われている。これは卒業する3年生たちに後輩の成果を披露するためというが本来の目的だったが、地味で盛り上がりに欠けているという不満が出ておりこのイベントも色々と問題を抱えている。
【成稜学園・グレゴリオ学園寮】
全寮制で生徒全員“グレゴリオ”という名の学園寮に入寮しており、2人1部屋で暮らすことが原則となっている。基本的に男子寮と女子寮の行き来は禁止されているが、寮長から許可証を貰えば入ることが出来る。寮の中央ロビーにはコンビニや食堂、休憩スペースがあり、休憩スペースではたまにゲーム大会が行われたりする。コンビニには流石に不健全な雑誌は置いておらず、その代わりに参考書などが置いてある。
【成稜学園・黄昏部】
主人公の瀬真颯太朗が所属する黄昏部は“ボランティア系部活”で、目安箱に入れられた生徒達からの依頼を引き受けて解決するという活動をしている。所謂よろず屋。現在の部員は颯太朗と部長の凜堂耶々の2人のみで、この2人が学園に大騒動を引き起こした問題児だった為、現在は生徒会の監視下に置かれており、部室は生徒会の応接間だった部屋を間借りしている。部室にはガチャガチャやアーケードゲームの筐体が置いてあったりカオスな状態だが、結構ゆるゆるな雰囲気があってか憩いの場となっている。
【成稜学園・生徒会】
この学園には2つの生徒代表組織が存在する。学園創立時から存在する生徒会は、主に学園行事をまとめる組織。だが、古い伝統に縛られている部分があるのと、ライバル組織の影響力が強くなってしまったため、現在は殆ど生徒会長・白羽優理の人徳で維持できているようなものである。尚、黄昏部は生徒会の管下にあり、時折生徒会の雑務を引き受けることもある。
【成稜学園・新生会】
1年前に設立されたばかりの新生会は、主に部活動を管理する組織。北菱摩秀会長の下で統率の取れているエリート集団。旧風紀執行部を母体としている。古き伝統を守ろうとする生徒会と対立しており、常に新しいことを画策しているが、やり方が少々強引である。書記の藤乃雪曰く堅苦しくて居心地は悪いらしい。
【成稜学園・風紀執行部】
風紀執行部は、新生会の下部組織。主な活動内容は校則違反をした生徒たちの取り締まりや学園内で発生した各種トラブルの解決で、似たような活動をしている黄昏部とは争いの絶えないライバル関係。代表の久遠寺一葉だけは特権が与えられているが、基本的に新生会の許可無しでは行動できないという欠点を抱えており、フットワークの軽い黄昏部に出し抜かれることも多い。
【アーケンカード】
前作「ALIA's CARNIVAL!」に引き続き、今回もアーケンカードが登場するが、桜雲台学園のオリジナルとは違い、成稜学園で使われているものはアンセム機関と呼ばれる研究機関が作った量産型アーケンカード“ミラージュ”。量産型は機能が制限されており、オリジナルには到底及ばないが、それでも充分な効果を発揮する。成稜学園では教師の佐伯まおりがアーケンカードを一括管理をしていて、全校生徒ではなく一定の条件を満たした者にだけ配られている。尚、颯太朗のみ神無月祥子が与えたオリジナルのアーケンカードになっており、前作の才城蓮のアーケンカード同様、黒く塗りつぶされている。

春音アリス*グラム キャラクター紹介(メインヒロイン5人は個別ルートにて詳細記入)
瀬真颯太朗

本作の主人公。成稜学園2年F組。黄昏部に所属。頭は良く成績も学年主席と優秀だが、1年生の時にとある問題を起こしたため、問題児扱いされている。黄昏部に入るとき、優理に色々と助けられたことから、現在は優理信者の1人となっている。
かつては正義感溢れる少年だったが、父親が謎の失踪をしたにより家族がバラバラになったため荒んだ生活を送っていたが、親戚で今は義姉である神無月祥子のお蔭で更生した。実妹の梢のことは大変可愛がっており、端から見ればシスコンにしか思えない。
アーケンカードは「黄昏の超集中力(フォーカス・トワイライト)」。学園唯一のオリジナルのアーケンカード。使用者の集中力を高め、普段なら気付かない違和感などに気付き、1ランク上の推理が出来るようになる。ただし、使用後はとてつもない睡魔に襲われ眠ってしまうリスクがある。そして、あくまで集中力を高めるだけなので答えを得るには事前にヒントが揃ってなければならず、何もかも完全に答えが分かるわけではない。
アーケンカードは覚醒すると「JUSTICE」(正義)へと進化する。能力もLv1は「黄昏の超集中力(フォーカス・トワイライト)」から「黄昏の調停者(トワイライト・ピースメーカー)」へと進化する(どのような変化があるのかは不明)。Lv2は「獄界の深淵(インファーナル・アビス)」。闇の光線を出すことが出来る。

白羽優理

成稜学園2年生。天使。生徒会の会長を務め、成績優秀、品行方正の優等生。しっかり者で責任感も強いが、ほややんとした雰囲気を持っているせいか、何となく放っておけないタイプ。癒し系。家事スキルが全体的に高く、特に料理をするのが好き。颯太朗は彼女に大きな借りがある。

久遠寺一葉

成稜学園2年F組。風紀執行部の代表。“成稜の白百合”の二つ名を持つ。颯太朗とは幼馴染だが、最近は疎遠になってしまっている。立場上ライバル関係にある颯太朗に対して素っ気ない態度をとるが、お互いの立場を抜きにすれば以前のように仲良くしたいと思っており、そのキッカケを探している。

神咲エリサ

北欧から成稜学園にやってきた留学生。成稜学園では颯太朗と同じ2年F組に編入された。滞在期間は三学期の間のみ。好奇心旺盛で学園の至る所を探検して回っている。猫のナナを飼っている。

凜堂耶々

成稜学園2年E組。黄昏部の部長であり、成稜学園理事長の娘という本物のお嬢様。お嬢様らしく、背筋の伸びた堂々とした姿勢、美しい立ち振る舞いをしているが、性格にはやや難がある。頭脳明晰で様々な知恵と知識を持っており、冷静沈着。強い信念と鋭い洞察力も持っている。自称IQ184。しかし、一見すると、お嬢様で優等生に見えるが、イタズラ好きな性格で、学内で色々と問題を起こしているせいか、生徒会に監視されることとなった。しかし、そんな状況でも彼女は気にすることなく学園生活を愉しんでいる。

藤乃雪

成稜学園1年D組。新生会に所属。1年生ながら役職は書記を務めている。しかし、堅苦しくて居心地が悪いというのと、新生会や風紀執行部にはないソファがあるという理由で黄昏部に入り浸っており、颯太朗には懐いている。ゲームが好きで所構わずゲーム機を取り出してプレイしている。

神無月祥子

颯太朗の義姉。颯太朗は彼女のことを尊敬しており、困ったときはいつも相談に乗ってもらっている。前作「ALIA's CARNIVAL!」でメインヒロインの逢坂明日葉と桜小路月詠の2人が1年生の時に憧れていた元桜雲台学園風紀監査会会長その人である。
現在は成稜学園の臨時講師をしており、特殊生物学の研究に携わっている。主に植物や生命の神秘について研究しているらしいが詳細は不明。
颯太朗が持つ黒いアーケンカードは祥子があげたオリジナル。一方、桜雲台学園時代はALIAにまで上り詰めた祥子であるが、現在はとある事情によりアーケンが使えない身体になってしまっている。耶々とは古い知り合いらしいが・・・。

橘朝陽

成稜学園1年生。生徒会副会長兼会計を務める。優理を生徒会長に推薦した。優理に心酔しており、会長サポートやまとめ役として、生徒会を切り盛りしている。一方で、黄昏部を予算の無駄遣い部署として判断しており、あまり快く思っていない。周囲の女子と比べて背が低くて胸がないことを悩んでいる。
前生徒会会長・橘宵陽は彼女の姉。

瀬真梢

成稜学園1年D組。風紀執行部所属。颯太朗の自慢の妹。かわいい。家庭の事情で兄と離れ離れになっていたが、兄が成稜学園に入学することを知り、一緒の学園に入学するために猛勉強をした。自他ともに認めるブラコン。かわいい。毎朝6時になると兄にモーニングメールを送っているが、起こした本人は二度寝している。かわいい。雪とはクラスメイトで仲が良く、一葉とは姉妹のように見える。かわいい。
かつてはワガママで自堕落だと親に散々怒られていたが今は優等生になっている・・・と颯太朗は思っている。しかし、そうしているのは兄の前だけで、今も自堕落なままである。それでも、いざというときの行動力は目を見張るものがあり、正に能ある鷹は爪を隠す。そして、かわいい。
寮では一葉とルームメイトで、彼女に自分の趣味に付き合せた結果、オタク仲間に引き入れることに成功した。かわいい。
アーケンカードは「濡れ柳のざわめき(ラスル・ウィローズ)」。能力は超聴覚力。周囲のあらゆる音を正確に聞き分け、ターゲットの居場所を特定できる。尚、「濡れ柳の誘い(アフェクション・ウィローズ)」という呼び名もあるが、どっちが正しいのかは分からないw

笠倉乃々花

成稜学園2年F組。颯太朗のクラスメイトでクラス委員を務めている。成稜で面白い事あらば、そこに彼女ありと言われるほどの情報通で、その情報収集能力を活かして定期テストではいつもヤマを当てており、勉強せずとも平均点は取っている。雪とはルームメイトの関係。
明るく元気な性格で世話焼きな一面があり、クラスのムードメーカー。駄菓子が好き。目を開けたまま寝るという変わった特技を持っていて、授業中は堂々と寝ていることがある。

浮気澪

成稜学園3年生。豪胆かつ狡猾な新聞部を取りまとめる部長。口達者な切れ者で“成稜の鬼狸”という異名を持つ。
新聞部はあらゆる派閥の中で中立を自負しているが、一般生徒の味方という建前の元、勝手放題しているため、役員や権力者からは煙たがれている。ただ、記事に関しては嘘は書かない(ただし、装飾はする)。何でも記事にする彼女だが、苦手なのは食レポで、理由は料理が出来ないから。
彼女とまともに話し合えるのは、まおり先生か耶々くらいで、朝陽などはすぐに言いくるめられてしまう模様。しかし、彼女はかつては正義感あるジャーナリスト気質だったらしく、筋の通った話には耳を傾けていたらしいが・・・。

佐伯まおり

成稜学園教師。颯太朗のクラスである2年F組の担任で生徒会顧問も務めている。美人で礼儀正しく先生の見本のような人。担当学科は現代美術で、生徒会の顧問をしている。優しくて相談にも乗ってくれたり、生徒との距離も近いため“まおりん先生”と呼ばれ皆から慕われている。尚、成稜学園の卒業生でもあり、元ミス成稜だった。
実はオタク趣味を持っており、生徒会室にいるときのみオタク趣味全開のゆるい性格に変わる(通称まおりんモード)。そして、それは絶対他言無用で生徒会役員の最重要機密となっている。
実はアーケンについて研究しているアンセム機関の研究者で、成稜学園へは出向扱いになっている。成稜学園にあるアーケンカードは全て彼女が管理しており(颯太朗のアーケンカードは除く)、量産型アーケンカード“ミラージュ”の実験の為、特定の条件を満たした生徒にのみアーケンカードを配布している。

須藤弦

成稜学園2年B組。生徒会に所属。生徒会所属ながら、頭の中は残念。妹がいるらしい。
爽やかな好青年。颯太朗とはルームメイトで入学当時から気の合う友人。スポーツ特待で入学したため、運動神経はすこぶる良く、時々運動部の助っ人として駆り出されている。
化石好きで変なものを集める収集癖があり、たまに黄昏部にあるガチャガチャを回しに来ることがある(そのガチャの中身を補充したり入れ替えてるのは耶々)。
アーケンカードは「想起千鶏(レクホーンメントリー)」。微かな情報や物証から、探す対象に繋がる隠れた要素を見つけ出すことが出来る。指紋程度ならばいつ頃ついたものかまで特定できる。鑑識要らず。

遥由宇

成稜学園2年F組。颯太朗のクラスメイト。颯太朗とは成稜学園入学前から同じ学校に通っていた昔馴染み。知り合った当時、由宇は学校ではイジめられ家庭環境にも問題を抱えていたが、その頃同じく家庭環境に問題を抱えて荒んでいた颯太朗と意気投合して仲良くなったという経緯がある。
男とは思えないほどの可愛らしい容姿をしているが、本人はもっと男らしくなりたいと願っている。しかし、女装すると本当に美少女にしか見えない。
生まれつき身体が弱く力仕事は苦手だが頭は良い。大抵のことをソツなくこなす器用さを持つ。PCの扱いが得意で、大抵のプログラム言語は操れる。パズルを解くのが趣味。
今は両親が離婚したことで家庭環境の問題は解決したが・・・。
彼の
正体はZEROである。その目的は、アーケンカード「THE FOOL」が持つ最強のアーケン能力「全てを見通す悪魔の目(ラプラス・アイズ)」と自分がネット上で作り上げたZEROの概念を利用して世界中の悪を全て滅ぼすこと。そして、時計塔に隠されたとある秘宝で過去へと戻り、颯太朗との楽しかった日々に戻ること。そうした行動に出たのは、彼の命が残り僅かだったから。

北菱摩秀

成稜学園2年生。有名な北菱重工の御曹司で新生会の代表を務めている。頭が良くて自信家で、人の話をあまり聞かない変わった人。何故か颯太朗をライバル視している。普段の言動から印象は悪いものの、真剣に学園や生徒のことを考えており、根は良いヤツである。
その名前と髪型から、親しみを込めて「マッシュ」と密かに呼ばれているが、本人は嫌がっている。又、猫が苦手で近づかれるだけで気絶してしまうほど。耶々に負けず劣らずの甘党である。
女性のことがやや苦手。梢のことが天敵と言えるほどに苦手で、いつも梢の反撃をくらって言い返せず負けている。それだけではなく、梢が作った炭酸入りコーヒーがトラウマとなり、黒い色の飲み物が飲めなくなってしまうw マイペースな雪に対してはあまり強く出られないでいるため、彼女が黄昏部に入り浸っていても何も言わない。

春音アリス*グラム 共通ルート あらすじ
【序章】~【1章 プロローグ】
序章~1章「プロローグ」については、体験版感想記事を見て下さい。
エリサが黄昏部に入部した翌日、颯太朗は一連の騒動について相談するため、温室にいる義姉の神無月祥子に会いに行き、先日の一件と使ったアーケンカードについて報告をします(颯太朗のカードのみ彼女が授けたもので、唯一のオリジナルのため)。祥子は颯太朗に何かを期待しているようでしたが・・・。
【2章 優理】
2月14日、バレンタインデー。颯太朗は梢を始めとしてたくさんの女の子たちからチョコを貰いますが、放課後、部室で耶々たちと受ける依頼について話していると朝陽が入ってきて、颯太朗に優理からの依頼があるという話をします。耶々とエリサは他の依頼に行くことにし、颯太朗は優理のところへ行きますが、優理のお手伝いとは彼女が作ったチョコを部室棟の皆に配るというものでした。颯太朗は皆に配っている優理を見て人望があると感じ、それ以上に1人1人の生徒のことをキッチリ覚えている彼女に感心します。しかし、彼女はその記憶力に関しては複雑な気持ちのようでした。
チョコを配り終わった後、部室棟の屋上に行った2人。颯太朗は人望のある優理を褒めますが、優理はあまり自分に自信がなく謙虚だったため、颯太朗はもっと自信を持っていいと伝えます。すると、優理は本当に自信を持って良いか聞いてきたため、颯太朗はもちろんそう思うと答えると、優理は一度空を見上げて考え事をした後、颯太朗と向き合い、個人的な贈り物と言ってチョコを渡します。他のチョコと明らかに違うチョコでしたが、颯太朗は気の利いた言葉も言えず、ありがとうと言って受け取るだけでした。それでも優理は颯太朗が受け取ってくれたことを喜びますが、恥ずかしくなってその場を去ってしまいます。颯太朗はそんな彼女を見て、本命か義理かどっちなのか考えますが・・・。
翌日の朝、登校途中で優理と一緒になり最初はぎこちなかったものの、優理が手袋と鍋つかみを間違えて手につけていたことが発覚したことをキッカケに緊張した雰囲気がなくなり、元通りになります。放課後、祖母が来るから心温まる大根料理のレシピを教えてほしいという依頼を受けた颯太朗は図書室に大根料理のレシピが書かれた本がないか探しに来ますが、図書室に行くと優理を見かけたため声をかけます。彼女はセイカ祭のことで悩んでいるようだったため相談に乗ると、優理は今月の生徒総会へ提出する企画を生徒会で検討していたけど、意見が割れてしまっていて結論が出なくて困っていると話します。普段なら朝陽がまとめそうなものでしたが、今回は新生会がとんでもない企画を提出してきたことから、生徒会として彼らに対抗するためにいつも以上の案を出さなくならなければならず、その案が決まらないようでした。新生会のとんでもない案とは、予算を倍額にして外部の一流企業を誘致し、学園内でサービスを受けられるようにするというものでした。予算の倍額は会長である摩秀の父親が関わっており、権力者ということもあり学園側も強くは言えないようでした。しかも、収益は各部活へ還元されるということもあり、各部の部長に取った新聞部のアンケートではかなり評判が良いようでした。優理はそれでもそうやって強引に支持を集めるやり方は違う、生徒会と新生会が協力し合えるような関係になれれば良いと思っていました。颯太朗も具体的な案は思い浮かばなかったものの、何か黄昏部としても協力してほしいことがあれば言ってほしいと伝えますが、優理は出来るだけ自分たちで何とかすると言い、逆に何か困ったことはないか聞いてきます。そこで颯太朗は依頼の大根のレシピについて聞くと、優理はそれなら良いレシピがあると言って、明日部活の後に自分の部屋でいかがでしょうか?と提案してきます。颯太朗は反射的にお願いしますと言ってしまったものの、優理が去ってから彼女の部屋に行くということに気付き、緊張してしまうのでした。
翌日の放課後、耶々と一緒にエリサを街案内した後、女子寮に向かい優理と会います。そこで朝陽の裸を見てしまうというハプニングはあったものの、優理からレシピを教えてもらい、依頼の件は一段落。その後、優理は寮長と話があるということで部屋を出て行きますが、颯太朗は朝陽から話があると聞き部屋に残ります。朝陽の話とは生徒会のことについてでした。生徒会は一時支持率がどん底まで落ちたものの、優理のお蔭で復活しましたが、今度は優理に頼り切りになってしまい、今回のセイカ祭の企画についても優理が会議で「何とかする」と言ってしまったため、他の役員は優理なら何とかしてくれると思い、自分たちで考えなくなっていました。朝陽はそんな生徒会を変えたい、何より1人で抱え込んでしまう優理の手助けをしたい、けど1年生の自分では力不足だからと颯太朗に頭を下げて優理会長を助けてほしいとお願いします。颯太朗はその依頼を受け協力することにしますが・・・。
先ずは生徒総会で議題に挙がるセイカ祭について、翌日、早速黄昏部で話し合いますが、資金源が不明瞭な新生会が怪しいことしていることは間違いはないものの、中立の立場である大多数の生徒も興味を示していることから、先ずは魅力的な提案をしなければなりませんでした。なかなかいい案が思い浮かばなかったものの、皆が話していたことを参考に、颯太朗はある妙案を思い付きます。そして、その案に乗った皆で手分けして行動を開始しますが、颯太朗はまず敵のことを知るべく、新生会のことについて調べることにします。情報通の乃々花は新生会は1年前の新生会が出来た頃についてはあまり覚えてなかったものの、当時の学園新聞には載っていたという話をしたため、颯太朗は図書室に行って新聞のバックナンバーを調べます。しかし、図書室には半年前のしか残っていなかったため困ってると、まおりから発行元である新聞部にならあるはずと教えてもらったため、新聞部へと向かいます。
新聞部の澪は生徒の知る権利を守ると言って颯太朗にバックナンバーを見せますが、何故か前生徒会長について載っているバックナンバーから見せます。新生会のことを知るには前生徒会長のことがあるからと。前生徒会長は予算分配の見直し案を提案したところ、声が大きい運動部から猛反発をくらい、挙句会長の不正が発覚したことで対生徒会の人たちによって辞職にまで追いやられてしまいます。そして、その前生徒会長こそが朝陽の姉・橘宵陽でした。そのとき台頭し当時の風紀執行部を母体として新生会を設立したのが北菱摩秀でした。新生会設立の経緯を知った颯太朗は、前生徒会長の不正を批判して支持を集めた北菱が不正を行っている可能性があると考えます。一方、北菱は生徒総会のために今まで色々と根回しをしていたため、事前のアンケート結果で新生会が圧倒的な支持を受けてたことから勝利を確信し、前日になって動き出した生徒会に対して何も対処をせず、自分の勝利に酔いしれていましたが・・・。
そして迎えた生徒総会当日。予算倍増という新生会の企画は生徒達に魅力的に感じていましたが、優理はあくまで生徒主導で行うべきであること、そして予算の出所は明確にすべきであると訴えます。しかし、北菱に対する対案がない優理は次第に押されてしまいますが、そこへ朝陽たちがやってきて、新生会への支持に回った部活の部費の使用履歴が書かれたデータを持ってきます。その内容から北菱の不正行為は明らかでしたが、それでも北菱は昨年までの退屈で思い出に残らないセイカ祭でいいのかと生徒達の感情に訴えます。すると、それを聞いた優理は自分のアーケンカードを発動し、次々と生徒達の思い出を語り出します。そして最後に北菱に対し、新生会を立ち上げたときの言葉を聞き、北菱が覚えていないと答えると、優理が「みんなが楽しく過ごしていける学園にする」と言っていたと話します。そして、さっき皆に話したような思い出が作れる学園こそ、みんなが楽しく過ごせる学園ではないかと言うと、生徒会派と新生会派は拮抗しますが、北菱が今まで通りでは何も変わらないと訴えると、そこへ耶々とエリサが乱入し、第三案を提案します。その案とは、近所の商店街の人たちも一緒に参加して、地域ぐるみで卒業生を送り出すというものでした。
この案は、セイカ祭に参加するお店は出店費を出し、そのお金は生徒会が責任を持って各部に分配する・・・個人が管理するという新生会よりもクリーンであり、尚且つ、商店街の人たちは元々が成稜学園の卒業生ばかりだったため、先輩である自分たちは勝手に楽しむから現役の生徒たちは自分たちで何とかしろという案だったため、外部からのサービスをただ受けるだけじゃなく自分たちで何とかしなくてはならないという自主性も残る、見事な案でした。そして、みんなが考えてくれたこの案を受け取った優理はこれを生徒会の企画として提案し、圧倒的多数の指示を受けて、生徒会の企画でセイカ祭が行われることになり、それだけでなく、優理からのお願いで新生会の全面協力をとり付けることができ、生徒会と新生会で協力し合うという彼女の理想が実現することになったのでした。
それからというもの、セイカ祭の準備で盛り上がる成稜学園の生徒たち。そんな中で、黄昏部の目安箱に再び差出人不明の手紙が投函されていました。その手紙にはこう書かれていました。「今年のセイカ祭では大事件が起きるでしょう、乞うご期待」と。
【3章 エリサ】
そして迎えたセイカ祭ですが、黄昏部に予告状が送られてきました。その手紙には「拝啓。セイカ祭で学園からいくつか大切なものを盗ませてもらおうと思っています」と書かれていました。そして、“怪盗モリアーティ”という名で、それを阻止できるかどうか予告状として送ったとも書かれていました。明らかな挑戦状でしたが、予告してあるだけで何を盗むかは書かれていなかたっため、対策を立てようもなく、耶々はひとまず様子見することにします。それからしばらくは何事もなくイベントは続けられましたが、ミスコンの優勝トロフィーが紛失したのをキッカケに次々と物が無くなってく事件が発生します。
一方、颯太朗はエリサがお手伝いで出演した演劇を見た後、彼女と一緒に見回りがてらセイカ祭を回ります。途中、お昼休憩すると、エリサが時計塔について話をしてきます。時計塔に宝物が隠されていると言われたら信じますか?と。それはどんな願いでも叶えてくれるという宝物らしく、祖父から聞かされたその宝物に関する話を颯太朗に聞かせます。颯太朗はその宝は時計塔にあるのか確認すると、エリサは分からないけど可能性は高いと答えます。けど、エリサは今はこの学園での生活をしばらく楽しみたいと言って、再び歩きだすのでした。
午後1時になるとステージではミス成稜コンテストが行われ、トロフィーが盗まれたことを気取られないために生徒会によって女装させられた由宇が出場していました。しかし、優勝者を決めようとしたそのとき、放送マイクの音が出なくなり、司会をしていた弦は焦りますが、そのときスピーカーから“怪盗モリアーティ”と名乗る人物の声が聞こえ、学園で起きた紛失事件は自分の犯行であると宣言し、学園は騒然とするのでした。
翌朝、生徒会メンバーが集まり、容疑者の絞り込みをしていました。耶々が予告状を受け取った時点で事前に嘘情報を流して、その嘘情報は人によって変えていたため、犯人が犯行声明を出したときに言ったセリフから、乃々花、由宇、澪、北菱の4人に絞られました。しかし、昨日のとは別に違う人物から手紙が送られていました。それは以前の妙な手紙と同じ名前“underONE”からでした。この手紙の内容から怪盗モリアーティに関するヒントのようなものだったため皆で考えます。そして、昨日の騒ぎは無線部にあるということが解けたところでセイカ祭の2日目がスタートします。
颯太朗はエリカと一緒に各所へ回って怪盗についての情報収集をしますが、放送部に来たとき、再び怪盗に放送をジャックされてしまいます。幸い、予め対策を立てていたため、すぐに放送ジャックは止められました。一方、耶々は手紙にもあった放送部へ行って情報を聞き出すと、中継部を押さえているはずなのに怪盗が放送をジャックできた理由は、時計塔があるからではないかと答えます。そこには時刻情報を共有して学園各所へ送るための設備があり、その設備を利用すれば放送ジャックが可能ではないかということでした。耶々はそのことを颯太朗に教え、颯太朗はエリサと一緒に時計塔へと向かいます。そして、上層部に行き颯太朗でも行ったことのない部屋に着きますが、壁に見覚えのない文字が書かれていました。颯太朗はその文字を読めませんでしたがエリサは「ヘルヘイムの間」とあっさり読み取ります。その後、犯人の足跡らしきものを発見。その足跡を追って行くとパソコンのような設備がありました。颯太朗が現場の写真を撮っていると、エリサが奇妙なメモ用紙を見つけたため、何かの手がかりなるかもしれないと思い、そのメモを持ち帰ることにします。しかし、その時先ほどまで閉じられていた更に上層部に行くための扉が開けられており、好奇心旺盛なエリサはその扉に近づきます。颯太朗は嫌な予感がして彼女を止めようとしますが時すでに遅く、エリサは姿が消え、彼女の悲鳴が聞こえてきました。
颯太朗は彼女を助けに行きますが、途中で意識を失い、気が付くとエリサが隣にいました。その後、元の場所に戻るために不思議な空間の中を探索しますが、しばらく彷徨っていると、一緒についてきたナナが付いて来いといわんばかりに歩きだしたため、2人はナナを追いかけると、そこは先ほどまでいた“ヘルヘイムの間”でした。その後、また先ほどの空間に行くかもしれないと思い、時計塔を出て一旦休憩しますが、エリサは幼い頃にも似たような体験をしたことがあり、その時にナナに出会ったと話します。エリサは幼い頃は1人で迷いこんだから泣いていたけど、今日は颯太朗がてくれたおかげで心強かったと伝え、助けに来てくれたことに感謝するのでした。
その後、生徒会室に戻ると、今朝話していた容疑者4人が集まっていました。4人からアリバイを聞いた後、颯太朗は証拠を整理しますが、そこへエリサが声をかけてきて、自分のアーケンカード「皇妃の算術」を使い、犯人の嘘を暴きます。犯人は澪・・・正確には新聞部と放送部でした。エリサがアーケンカードの力で次々と澪の嘘を暴き、最後はエリサが時計塔で見つけたメモ帳が決め手となり、澪はエリサや颯太朗が言っていることが真実であることを認め自供します。そして、事態が大きくなりすぎたのは新聞部と放送部が調子に乗り過ぎたせいで、それを止めきれなかったのは自分の責任だと言って優理に謝罪し、真相を全て暴いた黄昏部の力を認め去っていくのでした。
事件が解決した後、後夜祭でエリサと一緒だった颯太朗は、彼女と一緒にいてどこか懐かしい気持ちになりましたが・・・。
【4章 雪】
一騒動はあったものの、セイカ祭も無事終わり、数日が経ったある日の朝、外を見ると辺り一面雪景色になっていました。登校途中に雪と会った颯太朗は少し散歩しますが、公園のある海岸沿いまで来ると雪は海を眺め、ここよりもっといい場所を知っている、そこに颯太朗と一緒に行きたいと言ったため、颯太朗は頷き、いつか一緒に行くことを約束。その後もしばらく眺めていましたが、気が付くと遅刻ギリギリになったため、2人は必死に駆けて学園に向かうのでした。
その日の放課後、雪が黄昏部でゲームをしていましたが、そこへ優理が目安箱に手紙が入っていたと言って颯太朗に手紙を渡します。手紙は3通ありましたが、その内の1つが何かの暗号文になっていたため、それを読み解くと「3日後に“悠久の場所”の扉が開く」となっていました。“悠久の場所”は雪が探している不思議な空間の場所であったため、彼女は興味を示します。差出人はまたも“underONE”でした。雪はその人物が最近SNSで騒がせている謎の怪盗であることを教えますが、颯太朗はその人物がセイカ祭以降目撃情報が増えた不審者と関係しているのではないかと考えますが・・・。
翌日、調理実習があるから練習するので味見役をしてほしいと梢に頼まれた颯太朗は雪と一緒に食材の買い出しに行き、その帰りに海に寄ります。そこで雪は“悠久の場所”に行ったことがあると言ったため、セイカ祭のときにその場所へ行った颯太朗は驚いて詳しく聞くと、2年前に1度だけ行ったことがあることを話します。雪が“悠久の場所”を知ったのは本で読んだことがキッカケでした。その本の著者は才城鷹途(前作の主人公の父親)。その後、雪は特別に見せてあげると言って、“悠久の場所”で撮影した写真を見せます。その写真は雪が自分のアーケンカードで写したものであり、颯太朗が先日見た場所も念写して見せ、“悠久の場所”は条件によって様々な姿に見えることを教えます。その後、雪の部屋で颯太朗を賭けて後輩たちによる料理対決が繰り広げられましたが、雪が張り切って大量に作ってしまったため、颯太朗は限界を超えてそれを食べることになったのでした(結果は雪の勝利)。
そして、underONEから手紙が来て3日後。予告された日となりましたが、この日はゲームファン待望の新作ゲームの発売日だったため、颯太朗はそわそわしている雪を落ち着かせ、ソフトを買うのに付き添います。その時、雪はゲームを2本予約してましたが、ソフトを買った人はくじ引きできるらしく、颯太朗は雪に言われてクジを引きます。すると特賞で黒ウサポのぬいぐるみが当たり、颯太朗がそれを雪にあげると雪は大喜びします。その後、海浜公園に行き歩きつかれた雪を休ませますが、しばらくすると雪は突然走りだします。そして、颯太朗もすぐ彼女を追いかけますが、途中で景色が変わり、2人は“悠久の場所”へと足を踏み入れます。そこは極寒の雪原地で吹雪いていましたが、雪はようやく来れた“悠久の場所”に興奮を隠しきれず、颯太朗の制止を振り切って歩き始めます。颯太朗はすぐに追いかけますが、あまりの寒さと吹雪によりだんだんと手足の感覚がなくなってしまい、気が付くと雪を見失っていました。必死で雪を探すと近くで音がしたため、その方向へ行くと、雪が倒れていたため、慌てて駆け寄ると颯太朗も次第に意識を奪われ、一緒に倒れてしまうのでした。
気が付くとそこは先ほどまでいた海浜公園で、目を覚ました雪は凄いと言って大はしゃぎし、また行きたいと駄々をこねます。颯太朗も不思議な場所との邂逅でテンションが上がっていましたが、ひとまず興奮しすぎている雪を落ち着かせようとします。すると、空から雪が降ってきて、雪も落ち着き、颯太朗も彼女ももう二度と同じ場所へは行けないだろうと直感で感じとり、それから雪は駄々をこねることはしませんでした。その後、寮に着くと雪はお礼と言って買ったばかりのゲームソフトを2本あるからとそのうちの1本を颯太朗に渡します。そして、料理対決のご褒美である“颯太朗に何でも1つ叶えてもらう”という権利を行使して、颯太朗にこのゲームの戦友になってほしいとお願いするのでした。
【5章 一葉】 
まおりから貰った温水プールの優待券。当初は一葉はメンバーに入っていませんでしたが、優待券のチケットが余っていたため、梢の誘いで一葉も参加することに。一葉は競泳水着しか持っていなかったため、梢はそれじゃダメだと言って颯太朗も連れて3人で水着を買いに行きます。梢は1人で選ぶことにし、颯太朗は一葉の水着を選ぶことになりますが、一葉が試着したときにポロリしてしまうハプニングがあり、少々気まずくなってしまいます。しかし、梢が戻ってくると一葉も調子を取戻し、3人で一緒に遊ぶのは子どもの頃以来だと懐かしみます。翌日、プールを楽しんだ颯太朗たち。所属に関係なく一緒に遊ぶ光景を見て、優理は颯太朗にこんな風にまた皆で遊びたいと言い、颯太朗もそれに頷くのでした。
プールに行った翌日、颯太朗は早朝会議があるという一葉と一緒に登校しますが、そのとき生徒会や執行部で捜索している不審者について話し合います。最近は盗難事件も発生していて、いくつか学園にあったものが盗まれていました。しかし、一葉が自信ありげに風紀執行部が解決してみせると笑顔を浮かべたため、颯太朗は何か手がかりを掴んだのだろうと思いましたが・・・。
放課後、再びunderONEから奇妙な暗号文が送られてきます。颯太朗はどんな人物か考えますが、部室でゲームをしていた雪は“underONE”はSNSでは“ZERO”と呼ばれている教えます。当初は予言が当たらなかったため、皮肉を込めた名前になっていましたが、成稜学園で起こった事件をことごとく当てたことから、ZEROの噂は成稜学園内にも広まっているようでした。ZEROは成稜学園のことをよく知ってることから、学園の関係者なのかと疑うものの、手がかりが少ないため、正体については置いておき、先ずは送られてきた手紙の解読を始めます。前回の手紙同様に縦読みできなくもなかったため、それで解読するとどうやら囲碁部が狙われているらしいということが分かり、颯太朗は手紙に違和感を覚えたものおん、先ずは犯人を捕まえにいこうとしたところ、弦が犯人が捕まったと教えに入ってきて黄昏部は驚くのでした。
犯人を捕まえたのは一葉。梢に協力してもらってのことでしたが、直接捕まえたのは一葉だったため、翌日彼女は新聞部からインタビューを受け、一般生徒からも注目を浴びていました。昼休み、取材攻勢にあった一葉やエリサと一緒に昼食を食べた颯太朗ですが、先日の手紙を見せると、一葉はあることに気付きますが、颯太朗には何でもないと誤魔化します。颯太朗が手紙の違和感の正体について知ったのは放課後、耶々に教えてもらってからでした。手紙が時間経過で浮かび上がる透かし文字になっていたのです。そして、昨日捕まったZEROは偽物で、本物はまだ捕まっていない可能性が浮上するのでした。
颯太朗は祥子がいる温室に一葉を見かけたため、中に入りますが、一葉は颯太朗を見るなりすぐに出て行きます。その後、颯太朗は祥子に今回の件を話し、ZEROの正体について意見を聞きますが、学園にちょっかいを出しそうな組織なら心当たりがあると話し、その理由をアーケンカードだと教えます。そして、それを狙っている組織というのが央条財団というところで、颯太朗もその名前は聞いたことがありました。しかし、祥子は颯太朗にカードを渡したのは、危険な事に首を突っ込ませるためではないから、この件には関わってほしくないと諭しますが・・・。
その日の夜、梢から直接話がしたいとメールが着て部屋に来ますが、梢は捕まった生徒がZEROのファンでZEROの真似をしただけだったことが判明したことを教えます。北菱は自分たちの手柄を早く発表しようとし、一葉はずっと証拠を揃えてから発表した方がいいと慎重な意見でした。しかし、北菱が手柄を急いで発表してしまい大騒ぎになってしまったことから、今回の件は責任感の強い一葉は全部自分のせいだと背負い込んでしまったようでした。梢は必死に彼女をフォローしたものの、自分では効果が薄いと感じ取ったため、颯太朗に一葉のことをお願いしにやってきました。颯太朗は今回の件は風紀執行部が主導で行っているものであり、依頼のない黄昏部が勝手に動くわけにはいかないと思ったものの、颯太朗が個人的に一葉のことが心配だったため、一葉の幼馴染として妹のお願いを聞き入れ、まだ学園に残っているという一葉のもとへ向かいます。
予告状の内容から天体望遠鏡が0時に狙われるのは分かっていたことから、望遠鏡がありそうな天文部の部室に向かった颯太朗。そして、部室近くに来ると犯人と間違われて一葉に取り押さえられてしまいますが、何とか誤解を解き、梢から頼まれたことは黙って自分も犯人のメッセージに気付いて捕まえに来たことを話します。その後、2人は0時まで待ちますが、ZEROは姿を見せることはありませんでした。責任は自分1人が背負い失態を取り戻そうとする一葉は捕まえるまで毎日張り込もうとしていたため、颯太朗は2人の方が効率が良いと提案し、一葉もそれに納得して、2人で張り込みを続けることになりましたが、翌日、新聞部にZEROが偽物であることを勘付かれたため、颯太朗は耶々の許可を貰い、黄昏部として偽物についての情報は流さないでほしいと頼みます。すると、澪はセイカ祭の件で借りもあるからこれで貸し借りゼロにするということで決着が付き一安心しますが、それでも噂は広まってしまうことは確実であることから、あまり時間的猶予は残されていませんでした。
連日張り込みを続ける2人。ZEROを待っている間、颯太朗はふと彼女が風紀執行部に入った理由を聞きます。一葉は小さい頃、クラスの子がイジメられているのを見て助けましたが、今度は自分がイジメの対象になってしまいます。それを助けたのは1人の男の子でした。それからしばらくして一葉をイジメていた連中が一葉に謝りに来た為、その男の子が解決したのだと考え、自分もその男の子のように自分が正しいと思ったことを貫きたいと思い、風紀執行部に入ったと話します。そんな話をしていると、怪しい人物が天文部の前に来たため、颯太朗が捕まえようとしますが、相手は色々な凶器を持っていたため、生身の颯太朗では捕まえることが困難でした。逃走する犯人に先回りした一葉ですが、犯人に襲い掛かられるとアーケンカードを使ってあっさりと撃退。ようやくZEROを捕まえることに成功しました。しかし、その男はZERO本人ではなく、命令されてやったと自白します。一葉はまた誤認逮捕してしまったのかと不安になったものの、颯太朗からZEROに命令されてやったということはそのグループの末端を捕えたんだと言い、上手く説明すれば新聞部は問題ないとフォローします。その後、まおりと颯太朗で犯人を尋問すると、成稜学園のOBであることが発覚し、まおりの知っている人物でした。今まで学園での不審者情報は全て実行犯である彼の仕業であることも判明しました。しかし、犯人からZEROのことを聞いて自分たちの知っているZEROのやり方とは違うと颯太朗は違和感を覚えます。とはいえ、一連の事件の実行犯を捕まえたことで、風紀執行部の失態は表に出ることがなくなったのでした。
実行犯が言ってたZEROは本物ではない可能性がある・・・実行犯がZEROから受け取ったという手紙に書かれたunderONEの署名は「ONE」が小文字だったことから、偽物ではないかと颯太朗は考えます。すると、その考えが正しかったことを証明するかのように本物のZEROから手紙が送られてきました。「見事な逮捕劇、おめでとう。しかし時は迫っている。気を抜いてはいけないよ」と。
【6章 耶々】
偽ZEROの一連の盗難事件も一段落した頃、生徒会から黄昏部へ正式な依頼を受けます。それは、差出人も宛先も不明の平面天球図と伝票に書かれた箱が送られてきたため、その宛先がどこなのか調べてほしいというものでした。世話になっている生徒会からの正式な依頼ということで耶々は引き受けたものの、適当に理由を付けてその依頼を颯太朗に回そうとしますが、朝陽に失敗するのが怖いのかと挑発されると、いつもは受け流すはずの耶々はその挑発に乗ってしまいます。
耶々と朝陽との間で一触即発の状態になったとき、エリサがやってきて場は治まり話は続けられますが、最初、荷物は配達人は何者かに指示されたらしく、その荷物を理事長に届けたようでした。しかし、理事長は自分のものではないと受け取りを拒否しますが、配達人はそう指示されたらしく一歩も引かなかったため、仲裁に入った生徒会が板挟みになり、困り果てて黄昏部に依頼するという形で耶々に預けることにしました。そうした理由は、耶々が理事長の娘であることから、一旦耶々が預かり形式的には凜堂家の物としておきたいから。しかし、耶々はそれを拒否し、尚且つ、朝陽に失敗したと思われるのも癪だったため、颯太朗にどうしたらいいか聞き、颯太朗も耶々が本気で困っているようだったこことから、颯太朗が荷物の宛先について考えることにし、すぐに送り主と宛先が判明します。それは耶々から母親へプレゼントされるものだったのではないかと。直接そのことを話さず推理を披露し、この荷物を届けると言うと、優理は気付いたようでしたが、朝陽は納得せず浮かない顔のまま黄昏部の部室を出て行きます。そして、適当な理由を言ってエリサと一緒に部室を出ようとすると、耶々から小声で「ありがとう」とお礼を言われます。この日は耶々の亡くなった父親の誕生日でした。それは大切な父親を忘れないという意思表示でもありました。
ある日の休日、コロッケを買い食いしている耶々を見かけた颯太朗は一緒に買い物に行きますが、その帰りに耶々がクレープ屋を見つけ食べたそうにしていたため、一緒に食べることにします。クレープを買って公園で休憩がてらそれを食べますが、その時、両親の話になり、耶々は1年前の立てこもり事件のことを話します。母親に反抗し、時計塔にある母親が大事にしていた天球儀を壊そうとして時計塔の七星の間に立てこもりますが、母親同様に彼女自身もアンティークが好きだったため、破壊することは出来ませんでした。彼女の目論見は失敗し、母親に起こられたとき、耶々は不出来な子と言われてしまい、望まれていない子だと理解したと話します。しかし、耶々はもうあんなことはしないし、今は黄昏部を作って颯太朗やエリサが入部してきて、分かり合える人たちに出会えて本当に良かった、今が幸せだと言って笑顔を見せるのでした。
ある日、エリサと一緒に依頼を終わらせてきた颯太朗ですが(依頼自体はガセでしたが)、部室に戻ると先程まで部室に残っていたはずの耶々の姿はなく、代わりにZEROからの手紙が置かれていました。そこへ耶々に用があった優理も来たため、この手紙を見て耶々も部室を飛び出しただろうから、暗号を解けば耶々の居場所が分かるかもしれないと思い、3人で考えることにしますが、耶々が書いたと思われるメモも一緒にあったため、そちらを見ると、とある古書のタイトルと数字が書かれていました。優理がその本は時計塔にあると言ったため、颯太朗と優理は図書室に向かい、エリサは何かあったときのために部室に残ります。途中、一葉や北菱と会い、新生会にもZEROからの予告状が着たとのことだったため、協力して謎を解こうということになり、耶々がいる時計塔へと向かいます。そのとき、時計塔の方から破壊音が鳴り響いたため、颯太朗たちは急いで時計塔の七星の間に向かうと、耶々も上から降りてきて探していた古書を見せます。異常があったのは七星の間の中央にあった天球儀でした。颯太朗たちが現場を調査しようとすると、同じくZEROからの予告状を受け取ったという新聞部の澪が来て、執行部の失態を追及しようとしたものの、今は早急に現場の安全の確認と先生を呼ぶべきだと颯太朗が言うと、それ以上追及はしてきませんでした。その後、颯太朗たちは現場を調べますが(北菱は何もしませんでしたが)、密室であったこと以外何も手掛かりは見つからないまま、まおりが駆けつけ、彼女に現場を任せることになったのでした。
天球儀が破壊された時、現場にいて更に鍵を持っていたのは耶々だけであり、状況的に時計塔であんなことが出来たのは耶々だけでした。颯太朗は耶々犯人説を否定するために一晩考えた結果、寝不足になってしまいますが、その眠気を吹き飛ばす事態になっていました。新聞部と北菱が耶々が犯人ではないかとでっち上げたのです。北菱が現場検証に協力しなかったのはこのためであり、その理由は黄昏部を預かっている生徒会への糾弾のためではないかと颯太朗は考えます。学園はそのことで騒然となっていましたが、優理たちがその場を治めたものの、耶々が部室にいると判明すると新聞部は黄昏部へと押しかけます。耶々は視線で颯太朗に助けを求めたため、颯太朗は彼女のことを信じ、新聞部に真っ向から対立。すると、エリサや雪、生徒会役員たちも颯太朗に賛同したことで、雰囲気に押され気味だった耶々から言質を取ろうとした澪の目論見は崩れ去りますが、それでも耶々が犯人ではない証拠がないと言うと、そこへ優理がやってきて逆に耶々である証拠もないと反論します。その後は水掛け論になることから、まおりが仲裁し、黄昏部には2日後の17時までの猶予を与え、それまでに真犯人を見つけ出すこと、そして新聞部はそれまで勝手な誘導や尋問は控えるように言い、機嫌を過ぎたら外部の検察機関を頼って徹底的な調査に乗り出すことを約束することで、新聞部を完全に封じ込め、黄昏部にチャンスを与えます。すると、澪は追及を諦めてはいなかったものの引き下がることにし、颯太朗は耶々が犯人ではない証拠・・・つまり、真犯人を見つけ出すため動き出すのでした。
颯太朗は、耶々、雪、エリサの4人で時計塔を調べますが、優理が事故直後の現場をアーケンで記憶していたため、それを雪のアーケンで念写したものと今を見比べて、違う部分を探しだします。すると、上層階で本棚を使ったギミックを発見し、その仕掛けを起動すると、七星の間に隠し部屋が出現。そこには犯人が隠したと思われるスピーカーと天球儀を直接破壊したと思われる金属バット、そして窓枠に縄のような跡を発見します。これだけでも耶々が犯人ではない証拠になり得ることから、早速生徒会に報告することにした颯太朗たち。そして、関係者全員のアリバイを確認をして、一葉からも時計塔の上層階に入室したログポートを受けとり、証拠物品がどのように使われたのかも弦のアーケンで調べ上げ、全ての証拠が出揃います。そして、期限の日に七星の間に関係者全員を集め、颯太朗は真犯人を暴きます。それは北菱でした。天球儀に興味があったという北菱はそれを調べていたところ、天球儀が老朽化のため崩れ去ってしまったため、誰かに罪をなすりつけようと思ったところ、1年前にここで天球儀を破壊しようとした耶々のことを思い出し、ZEROを装って黄昏部に手紙を出したようでした。それにまんまと引っかかった耶々は犯人に仕立て上げられてしまったのです。その後、スマホのタイマーとスピーカーを利用して時間差で音が鳴るようにし、事件発生時の自分のアリバイを作りました。そして、ログレポートにあった北菱の入室記録についても、本人は本を読んでいただけということでしたが、彼が読んでいたという本は耶々が借りており、時計塔の本棚には中身が何も書いてないただのノートだったため、北菱は言い逃れができなくなり、犯行を自供し始めます。北菱は新生会ももう終わりだと呟きますが、耶々は新生会が無くなると詰まらないというと、優理も耶々が何を考えたか察し、罪をなすりつけようとしたことは悪いことだが、学園のために考え続けてくれていた人を責められるわけがないと北菱に伝えると、北菱は懺悔を始めます。すると、優理は彼を許し、自分の罪を許された北菱は泣き崩れます。こうして、耶々の容疑は晴れるのでした。
北菱が罪を認め理事長にも弁償するという形で許してもらったことで天球儀破壊事件は解決し(北菱があんな乱暴な行動に出たのは、彼が所持していたオリジナルの黒いアーケンカード「FOOL」のせいでもあったが、あまりに危険なカードだったため事件後にまおりによって回収された)、生徒会と新生会が正式に和解。北菱までもが優理の信者となっていました。その会合に出席していた颯太朗でしたが、正式な場は少々居心地が悪かったため部室に戻ると、そこにはunderONEからの手紙が置いてありました。そして、その手紙にはこう書かれていました。「人々に暗雲ある限り、その記憶から、ZEROの名が失われることはないだろう」と。

春音アリス*グラム 共通ルート 感想
長かった・・・まさかこんなに共通ルートが長いとは思っても見ませんでした。体験版までのシナリオが終わると、今度はヒロイン1人1人にスポットを当てていくことになりますが、その1つ1つのエピソードが大体2時間30分~3時間くらいかかります。この時点で個別ルート並の長さを誇ってるので、実質ヒロイン5人分を1日で消化した気分になりましたw
体験版部分については体験版の方を見てもらうとして(爆)、先ずは優理編から。優理編は新生会との対立と生徒会の抱える問題について。前半は優理ちゃんの癒しパワー炸裂でしたねぇ~。鍋つかみを付けて登校するとか、ちょっとドジっ子なところがある優理ちゃん可愛い(*´Д`*)b バレンタインの時とか告白したようなものじゃね?って思ったりしたんですけどねw 彼女はその後も私を癒し続けてくれたので、個別ルートへの期待も膨らみます!エピソード後半は優理ちゃんを助けるために皆で動きだし新生会に逆転するという痛快な内容や、優理ちゃんらしい優しい方法で締められていたのは良かったです。優理ちゃんが皆に慕われるのもよく分かります!
続いてはエリサ編。時計塔の謎について少し触れるのかなって思ったけど、悠久の場所へ行ったりとか上層階層のこととかが分かる程度でした。何かあることは間違いないので、謎解きという意味では楽しみが増えましたね。犯人については動機が単純すぎたのがちょっと物足りなかったかな。それにしてもエリサちゃんの感情表現が豊かなところとか「ふみゅ?」とか言うところはすっごく可愛いですね!共通ルートでは異性に対して照れるということがなかったので、それがどう変わっていくか楽しみです。
その次は雪編。前作でも出てきた“悠久の場所”についてですね。しかし、行ったはいいけどすぐに出てしまったので結局何も分からず終いでした。掴みどころがない彼女ですが、どことなく猫っぽいところとか、なんだかんだで颯太朗のことを慕ってるところとかが可愛いですね。あと、黒ウサポを嬉しそうに抱きしめるシーンは可愛かったです。前作の明日葉ちゃんもそうだったけど、黒ウサポは人気あるんだな・・・w
4人目は一葉ちゃん。ここは前半が水着回で目の保養になりましたねw おっぱいいっぱい夢いっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!おっぱい( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!個人的にはやはりまおり先生の水着姿が良かったかなぁ~。あと雪ちゃんと一葉ちゃん。まぁ全員良かったですけどねw 後半はZEROを捕まえるために張り込みをするというもので、結果的にはZEROについて直接何か分かったわけではありませんが、張り込みしてる中で一葉ちゃんが風紀執行部に入った理由を話し、それが颯太朗がキッカケだったと分かったのは良かったです。ツンデレなのでデレた後が楽しみw
最後は耶々ちゃん。過去に何があったのか軽く触れていて、今回はそのことに少し関連して大事件が発生して耶々ちゃんが犯人に仕立てられてしまうという内容でしたが、ヒント自体はかなり多かったせいか、最後に推理の選択肢がなかったのは残念。ここにも選択肢は入れてほしかったかなぁ・・・。まぁあれだけ証拠が揃ってると普通に分かりますけどね。そういえば、何気に梢ちゃんファインプレーでしたね。1番の証拠を見つけましたし。一葉編でも彼女のために動いてたし、この子はやれば出来る子なんです!w
選択肢が多く、推理する要素があるので、1つ1つの言動や文章をチェックしていく楽しみはありましたが、あまりに長すぎたのでぶっちゃけ一気読みは疲れました(爆) まぁでも、共通ルート時点ではとても面白かったです。キャラが可愛いし、ヒロイン同士の会話も多くて可愛いし、青春してる感じがして。

そんなわけで、1人目は白羽優理ちゃんですよ~(*’∇’)

「春音アリス*グラム」のあらすじ・感想はこちら↓
共通ルート】【白羽優理編】【神咲エリサ編】【久遠寺一葉編】【凜堂耶々編】【藤乃雪編

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優理ちゃん可愛い!(*´Д`*)b

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