こんにちは浦田関夫です

市民の暮らしを守るための活動や地域のできごとを発信・交流しましょう。

yoronnha

2008年11月20日 06時21分16秒 | Weblog
 帰宅したら議会事務局から1枚のFAXが届いていた。
内容は、来年の1月から国保加入者で「資格証」(無保険状態)の子ども(18歳未満)に「短期の保険証を発行する」というものです。

 これは、10月議会で私が「せめて子どものいる家庭には国保証の発行を」と求めていたものです。その時市長は「考えていない」と冷たい答弁をしていました。
 これを、全国的な世論と厚労省の指導で実現に向けて動き出したものです。

 国保証は、保険料を1年半滞納すると保険証の替わりに「資格証」が発行されます。「資格証」では医療窓口で10割負担し、市役所で7割の払い戻し手続きをすることになります。しかし、この7割が「滞納額」と相殺され、本人に返還されない可能性があります。しかもそういう世帯は医療費の負担にも困る世帯です。
 唐津市の場合でも、保険証加入者の医療受診率は85%なのに資格証の方は4.5%と極端に受診率が下がることを市民環境部長が答弁しています。
病気になっても受診率が抑えられ「重病化」が社会問題になっているのもこのためです。

 国保加入世帯は約3万世帯で滞納世帯は3000世帯あり、そのうち274世帯が「資格証」世帯です。18歳以下の子どものいる世帯は22世帯で30人です。
 この30人に有効期間3ヶ月の「保険証」を来年1月から交付するというものです。

 一歩前進ではありますが、「3ヶ月」過ぎたらどうするのでしょうか。
他市では、「1年間有効の保険証を交付」しているところもあります。「子育て支援の観点」から実施するというならば、1年間を通して使える「保険証」を交付すべきです。
子どもには責任はないのですから。

 それにしても、一昨日担当課長と廊下で会ったのに、このことについては説明がありませんでした。
 この問題に一番に心を痛め実施を求めていたものにとって、そこで一言説明があってしかるべきだと思ったのに「事前通知は御法度」なのでしょうか。
コメント
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