1969年2月に海上保安庁が出した海上保安庁水路部編『南支那海水路誌』第2巻(トンキン海湾北浜~香港島付近 海南島 西江 珠江)の「楡林湾」の項には、
「鹿廻頭角 Lu-hui-tou Chao(Cape Saloman)は半島の南端で、高さ
276mの鹿廻頭嶺 Lu-hui-tou Ling がある。
三亜角 San-ya Ling はこの半島の西端で……」
と書かれています。同書でも、1954年版と同じく、鹿廻頭角=Cape Saloman と書かれていますが、1954年版にはなかった、鹿廻頭角の漢語音がアルファベットで付記されています。
1981年1月に海上保安庁が出した海上保安庁水路部編『南支那海水路誌』では、地名はアルファベットで表記され、その漢字表記が付記されています。同書には、
「Luhuitou Jiao鹿廻頭角は、Jinmu Jiao錦母角燈台の西北西方約5・7
Mにあり、険しい海岸のある半島の南端で、その後方に峰(高さ275mがある。
Dongmao Zhou東瑁州(東洲)はLuhuitou Jiao鹿廻頭角の西北西方約
4Mにあり……
Ximao Zhou西瑁州(西洲)はLuhuitou Jiao鹿廻頭角の西北西方約7M
にあり……」
と書かれています。
1991年3月に海上保安庁が出した海上保安庁水路部編『中国・台湾沿岸水路誌』には、
「San-ya Chiangは、Chiao Lingとその南東方約9.5MにあるLu-hui
-t’ou Chaoとの間に湾入している。
Lu-hui-t’ou Chaoは半島の南端であり、その北方約1kmにあるLu-
hui-t’ou Chao(高さ276m)の方へ隆起している。
San-ya chiaoはLu-hui-t’ou Chaoの北北西方約1.5Mにあり、同
半島の西端を成す」
と書かれています。
佐藤正人
「鹿廻頭角 Lu-hui-tou Chao(Cape Saloman)は半島の南端で、高さ
276mの鹿廻頭嶺 Lu-hui-tou Ling がある。
三亜角 San-ya Ling はこの半島の西端で……」
と書かれています。同書でも、1954年版と同じく、鹿廻頭角=Cape Saloman と書かれていますが、1954年版にはなかった、鹿廻頭角の漢語音がアルファベットで付記されています。
1981年1月に海上保安庁が出した海上保安庁水路部編『南支那海水路誌』では、地名はアルファベットで表記され、その漢字表記が付記されています。同書には、
「Luhuitou Jiao鹿廻頭角は、Jinmu Jiao錦母角燈台の西北西方約5・7
Mにあり、険しい海岸のある半島の南端で、その後方に峰(高さ275mがある。
Dongmao Zhou東瑁州(東洲)はLuhuitou Jiao鹿廻頭角の西北西方約
4Mにあり……
Ximao Zhou西瑁州(西洲)はLuhuitou Jiao鹿廻頭角の西北西方約7M
にあり……」
と書かれています。
1991年3月に海上保安庁が出した海上保安庁水路部編『中国・台湾沿岸水路誌』には、
「San-ya Chiangは、Chiao Lingとその南東方約9.5MにあるLu-hui
-t’ou Chaoとの間に湾入している。
Lu-hui-t’ou Chaoは半島の南端であり、その北方約1kmにあるLu-
hui-t’ou Chao(高さ276m)の方へ隆起している。
San-ya chiaoはLu-hui-t’ou Chaoの北北西方約1.5Mにあり、同
半島の西端を成す」
と書かれています。
佐藤正人