プリウスα

荷物を運ぶために、職場の車を借りました。トヨタのプリウスαです。

トヨタのベストセラーカー、プリウスを少し延長して３列シートにした、一応ミニバンです。発売当初は大人気で３ヶ月待ちとか４ヶ月待ちとか言われていました。すぐにあちこちで見かけるようになりました。

その辺を走っている車のかなりの割合がＨＶになったこのご時世に、ＨＶに乗るのは初めてでした。



何しろ、スタートボタンを押しても、うんともすんともいいません。ギアも、おそらくそれがギアなんだろうなという形状のレバーを動かしてＤに入れるだけで、何も変化が起こりません。アクセルを踏むと。ＥＶモードで動き出すので、エンジンがかからないのです。音もなくすっと動きます。とても違和感があります。



インパネは、普通のプリウスと違って、センターにまとめられています。エスティマなんかと同じタイプです。でも、はっきり言って、トヨタにしてはいけてなくて、雑然として何が何だかわかりません。データを並べりゃいいってもんではないと思います。

内装が白っぽい樹脂製で、けっこうこのクラスにしてはチープですい。明るい色は日差しが入ると窓に映り込んで、ミラーなどがほとんど見えなかったりしました。



このリアの造形が、いかにもとってつけたようで、僕は嫌いです。同じ頃ホンダが出したフィットシャトルもやや難ありのデザインですが、あちらの方がまだまとまっていると思います。

運転してみると、ＥＶ部分がとても遅くて、交通の流れに乗っていくためにはけっこう深くアクセルを踏まなければなりません。ブレーキもエネルギー回生タイプなので、ちょっと変な感触があります。ハンドルも路面の情報を伝えにくいタイプで、どれをとっても隔靴掻痒です。

ひとの車を借りておいて、文句ばっかりいっても仕方ないですね。ごめんなさい。