日常のあれこれをそこはなとなく

料理、わんことの日々、海外ミステリを中心とした読書、ソフトバンクホークス、JAZZなどを書いていきます。

砂金さんと秋満さん

2012-09-08 19:22:23 | 日記
思いがけない付合ということがあります。

夏に岩手県方面に旅行しました。朝早めに出たのですが、首都圏の渋滞に巻き込まれて、結構時間がかかりました。お昼は途中のSAで食べることにしました。宮城あたりなので、漠然と牛タンなどがいいかな、なんて思っていました。

時間的に鶴巣PAに停まりました。ところがここは小さなPAで、食事をするのはフードコートっぽいレストランか吉野屋しかありませんでした。夏休みのお昼時でかなり混んでいました。仕方なく、牛タンではなく牛丼を食べることにしました。

牛丼を持ってきてくれた若い女性のネームプレートを見ると、そこには「砂金」と書かれていました。



その昔、奥州平泉あたりは金が産出していました。その莫大な黄金を財源として奥州藤原氏は栄華を極めたのでした。金山から採れる金だけでなく、砂金がかなり採れていたことが知られています。砂金さんはその砂金採りの子孫なのでしょうか。写真は平泉高館から望んだ北上川です。ここからも砂金は採れていたでしょう。



僕は普段は自分で作った朝ご飯を持参して職場で食べています。これは全粒パンのサンドイッチとヨーグルト、バナナとグレープフルーツジュースです。自分で作れなかった時はよくマクドナルドを利用しています。

9月のある日、マクドナルドに行くと、見慣れない女性の店員がいました。見るともなくネームを見ると「秋満」と書かれていました。ちょうど秋の気配を感じた日に、秋が満ちるという名前の人に会ったわけです。



珍しい名前の人はたくさんいますよね。そういう人と、あるタイミングで会うと偶然の符合を感じます。

「秋満」は「あきみつ」さんと読むのだと思います。
まさか「しゅーまん」さんではないよね。しゅーまんさんだとトロイメライが聞こえてきそうだよね。
コメント
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