J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化等「岡山からJリーグ百年構想を」。情報リスペクトブログ。

日本代表のこと・・・583

2024-03-16 00:01:52 | サッカー(日本代表、W杯等)

 リスペクトコラムです。
 先日の夕刊フジのコラムに、当ブログにとって興味深い内容が載っていました。日本協会の反町技術委員長が退任されるそうですが、田嶋ジャパンとの確執が浮き彫りになったような内容です。正直、もし森保監督が交代になるとしたら、後任は反町氏と勝手に思い込んでいました。過去にも強化委員長がそのまま就任した西野氏の例があるもので。でも、実際は違っていたようですね。反町氏は反主流派、アンチ田嶋ジャパンだった訳だと。何と2020年の就任時に早くも、日本協会の内部改革を唱えていたのですね。
   
【JFA反町康治技術委員長〝退場〟古い体制刷新できず…W杯8強入りへ実績ある外国人監督模索も田嶋会長「森保支持」覆せず】
「先月29日の技術委員会後、反町委員長は「99・9%、この任を離れることになった」と表明。森保ジャパンがW杯アジア予選のさなかで、男子のパリ五輪出場権が懸かるU―23(23歳以下)アジアカップも来月に控えるこの時期に、任期満了とはいえ代表強化の責任者が退任するのは異例だ。
 続けて発した言葉が意味深長だった。「大きく物事を変えようと思っても、変えられないものがあるじゃないですか、自民党のようにね」。2020年5月の就任時に「(JFAは)古い体制だった。痛みを伴うかもしれないけど、リノベート(刷新)していかないといけない」と意欲満々に所信表明したことを考えれば、「自民党」と例えたような「古い体制」を変えられなかったことへの無力感がにじむ。
 その決定打となったのが〝森保降ろし〟の失敗だ。W杯カタール大会では優勝経験国のドイツ、スペインを連破しての1次リーグ突破で日本列島が大フィーバーとなったが、決勝トーナメント1回戦敗退で終わってみれば16強止まりとこれまでの壁を破れなかった。
 JFA内では大会前から森保監督続投の流れができつつあったが、4年間の戦いぶりを総括する立場の反町委員長は次のW杯で8強を目指すには変化が必要と判断。実績ある外国人監督をリストアップした中でも、本命が「戦術マニア」の異名を取る現ウルグアイ代表監督のマルセロ・ビエルサ氏(68)だった。」
「外国人指揮官との意思疎通の難しさを痛感してきたJFA・田嶋幸三会長(66)は、スタッフや選手とのコミュニケーション能力が高い森保監督を支持。「田嶋会長の続投方針を覆せず、技術委員会の外国人監督路線は消滅した」とJFA幹部は明かす。
 かくして日本代表史上初となるW杯後の2次政権が発足し、組閣人事も「全て森保監督の意向を尊重した」(反町委員長)。名波浩コーチ(51)らの入閣も技術委はノータッチだった。さらに、昨年2月には約2年ぶりにポストを復活させた「ナショナルチームダイレクター」に山本昌邦氏(65)が就任。「自分を切ろうとした反町委員長とは、森保監督もやりづらいだろうという配慮。反町さんは五輪など年代別代表に専念して、A代表は山本さんが見ることになった」(前出JFA幹部)。実権をほぼ失った反町委員長は、4月から就任する新JFA会長の宮本恒靖専務理事(47)とのパイプも細いため、新体制でほぼ半減となるJFA理事からも外れることが決定的。本人も潮時と悟り、任期満了での退場を選んだ。」

 

JFA反町康治技術委員長〝退場〟古い体制刷新できず…W杯8強入りへ実績ある外国人監督模索も田嶋会長「森保支持」覆せず(1/3ページ)

 日本サッカー協会(JFA)の反町康治技術委員長(59)は任期満了となる今月限りで退任する。2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会で日本が16強で敗退後…

zakzak:夕刊フジ公式サイト

 

 うーむ、当ブログが書いてきた、今まで森保ジャパンや田嶋会長に対してのネガティブな論調とかなり似たよった内容が含まれている気がします。最近、カネ問題で批判の多い自民党に例えて、守旧派が日本協会を牛耳っている事を暴露したようなコメントでしたね。
「伴うかもしれない痛み」は山本氏のナショナルチームダイレクターの就任に伴うA代表から外れる事でした。強化委員長としての実権をほぼ失い、協会理事からも外れるのは口惜しい事でしょう。ご本人も潮時と悟り、任期満了での退場を選んだ様子。個人的には反町さんには山雅さんの第2次政権で、J2だけでなくJ1復帰に向けて力を尽くして欲しいと思います。あの強かった山雅さんの戻って欲しいですね。

 今後の日本協会ウォッチでのポイントは、宮本新会長が田嶋会長とどこまで違いがあるのか。田嶋会長が院政を敷いてしまうのか。強化委員長になられるであろう、山本ダイレクターがどこまで改革の意志を持っているのかですね。ここまで観ていくと、何かどこか外国で起こっている権威主義体制のように見えてきて、ため息ばかり出ます。こういうネガティブななかなか大手の雑誌メディアでは出てきませんが、夕刊フジさんのような存在のメディアだからこそ、ここまで書けるのかな。さて、A代表は来週にW杯アジア予選が開催され、その相手は北朝鮮です。なでしこは勝ちましたが、A代表はどうかな。
#がんばろう石川 #がんばろう能登

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする