J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化等「岡山からJリーグ百年構想を」。情報リスペクトブログ。

カリスマの存在5

2005-10-26 23:08:24 | カリスマの存在
またこのテーマで書いてしまいました。最近このチームがYAHOOニュース等によく出ます。やはりカリスマ効果。しかしチームはなかなか強くなりません。昨日の続きで、内容を読んでとってもうらやましかったので、また書きました。

ドーハの悲劇を繰り返すな!ラモス瑠偉コーチ(48)が25日、練習前に選手へ、約10分間の熱弁をふるった。93年のドーハの悲劇での体験談を交え、下位で連敗中のチームを鼓舞した。今後、下位組との生き残りをかけた3連戦が控える。3連勝すれば日本がW杯初出場していた苦い過去を身をもって知っているだけに、残留争いから抜け出すため、今度は3戦全勝を狙う。
 ラモスがほえた。まだ選手たちが、眠り足りない様子を見せる午前9時30分。社長の激励に続き、目をギラギラとさせて話し始めたのは、ラモス・コーチだった。「ドーハの時と一緒だ。3つ勝てばW杯に行けたのに、それができなかった。次も3つ勝てばいいんだ。この3試合が大事なんだ」。93年のドーハの悲劇を忘れられない魂の男は、身ぶり手ぶりを交えて約10分も熱弁をふるった。
 次節で対戦するチームに敗れれば順位で逆転され、他の結果次第で、昨年と同じ入れ替え戦圏内へ突入する。さらにその後もとライバルとの直接対決が続く。負ければさらに苦しい状況になるが、3連勝すれば残留を確実にできる。
 12年前の天国と地獄を知るラモス・コーチは、危機感を覚えずにはいられなかった。「このチームは試合でも、先制されてまずいと思ってから慌てて集中力が出てくる。それでは取り返しがつかない。1つ勝ってもすぐに油断が出る」。
 日本代表の司令塔として出場した94年W杯米国大会のアジア最終予選。1分け1敗の最下位から連勝で首位となるが、最後の最後に夢を絶たれた。「普通にやれば勝てる相手に硬くなってしまう」と、当時と重ね合わせるように現状を分析。精神面を改善し、自信を持たせることこそチームの課題と感じた。「自分たちの力で、こういう時こそ男としてプライドを持って戦ってほしい」と、力を込めた。
 この日午前の練習後は、GKと約20分間1対1で話し込んだ。午後の練習では、ふてくされ気味に練習を早めに切り上げようとしたFW外国人の腕を引っ張って説得した。2戦10失点で連敗した前節に「もう黙っていられない」と宣言した通り、熱血指導に拍車が掛かってきた。MFは「あれだけ経験のある人。その気にさせられる」と話した。試練の三番勝負へ、チームが臨戦態勢に入った。
 「選手ではなく、男としてプライドを持って戦ってほしい。(敗戦)責任は監督とコーチが取る」。ラモスコーチは、サバイバル3連戦に“コーチ生命”をかける覚悟だ。
との事で、いいですねー。私もラモスの10分のドーハ話を聞いてみたいです。カリスマの存在が自らの貴重な経験談を語ってチームを鼓舞するって結構すごくて重要なことですよ。そういう面で現状もいいですが、現状を脱皮して強くならないと上では戦っていけないのかもしれませんね。

追記:ラモス改革開始!
ラモス瑠偉コーチが戦術面の指導を本格的に開始した。これまでは新聞を破るパフォーマンスや過激な発言などピッチ外で存在感を示してきたが、いよいよチームづくりにも着手する。紅白戦でFWを併用する3―4―3の新布陣をテスト。「前線の選手の能力を生かすためのシステム。初めて試したけど、守備に安定感を欠いた」と練習後に守備的選手を集めて守備の役割分担など細部の確認を行った。
 9月の就任後は陰でチームを支えてきたが、J2降格の危機に沈黙を破った。早野監督と意見をぶつけ合い、選手への指示を積極的に出すなど改革を断行。早野監督は「質問はラモスにして。そっちの方がいっぱい話してくれていいでしょ」と足早に引き揚げた。
いいなあ~ 熱い~
コメント (2)
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