河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

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OCNから2014/12引越。タイトルや本文が途中で切れているものがあります。

1614- ベートーヴェン1番、ブルックナー1番(リンツ稿)、小泉和裕、都響2014.3.24

2014-03-24 22:31:06 | インポート

2013-2014シーズン聴いたコンサート観たオペラはこちらから
2013-2014シーズン
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2014年3月24日(月)7:00pm 東京文化会館
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ベートーヴェン 交響曲第1番
        10′5′4′6′
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ブルックナー 交響曲第1番(ノヴァーク:1866年リンツ稿)
        12′15′9′14′
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小泉和裕 指揮 東京都交響楽団
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ブルックナーの初期作を改編前の初期のオリジナル稿でやるという意欲的なプログラム、1番を二個並べ、ビルディングとしてはコンパクトな感じもする。
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ブルックナーは第1,4楽章のソナタでは第3主題が少し不明瞭な曲ではあるのだがそれなりにわかる。小泉の棒は、その第2主題のテンポをかなり速めにとり引き締める。反面、1,2,3主題ともに同じような速度感で曲としてのスケールがあまり出てこない。
アダージョ楽章の深い沈み込みが印象的。
荒い曲ではありますが、全体フレームは曲サイズからはみ出さない折り目正しい演奏で、同曲を知るにはいい演奏だったと思います。
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前半のベートーヴェンは、これも引き締まった佳演。楽章追うごとにテンポアップ。スッキリと終わる。
両曲ともに新鮮な演奏でよかったと思います。ブルックナーのほうは指揮者がしたいこと沢山ありそうでした。
おわり