河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

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OCNから2014/12引越。タイトルや本文が途中で切れているものがあります。

1544追補- 都響会員と楽員の親睦パーティー2013.11.9

2013-11-09 23:50:00 | インポート

2013年11月9日(土)3:45-5:15pm
東京芸術劇場 2階 cafe奏(かなで)
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都響会員と楽員の親睦パーティー
~マエストロ・インバル指揮者デビュー50周年ならびに新マーラー・ツィクルスの成功を祈って~
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都響の定期を半期分初めて買って親睦パーティー出席の抽選を申し込んだらあたったので、買ってなかった夜の歌のチケットを購入し、それを聴いた後、パーティー出席と言う自分にとっての2部構成。
マエストロのお話から始まって、立食で出席者たちとわきあいあい、サインをしたりクイズをしたりと、あっという間の1時間半でした。
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色紙にサインをもらいました。それと昔のプログラムを持ってきたのでそれにもサインをしてもらいました。この昔のプログラムは都響のものではなく日フィルのもの。
「おぉ、あーいつだったか、あーあれネ、ふーん」結構そっけない。
1977年6月18日(土)7:00pm 東京文化会館
モーツァルト 交響曲第40番
マーラー 交響曲第1番
エリアウ・インバル 指揮
日本フィルハーモニー交響楽団
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当時の表記はエリアフとエリアウ両方あったと記憶。このプログラムではエリアウとなっている。またこの日の演奏はNHK-FMで放送されている。(GM1は持っている)
NHKは当時のヘッセン放送の録音テープを多量にFMで流していたわけですが、みんな音が良質で色で言うとグリーンっぽく、うなじを流れる髪のようなしなやかなフランクフルトのサウンドが今でも耳に浮かぶ。
この時代、フランクフルトと大地の歌などもやっていたので、ほかの面白い時代音楽たちとともにマーラーも昔から共に有ったということですね。

指揮生活50年と言うことは、1963年からということになるのでしょうか、長い指揮者生活だと思います。売れれば売れるほどあちこち飛び回りで大変。
フランクフルト放送交響楽団が日本初来日したときの指揮者はインバル、このコンビのマーラーは、まさにマーラーいわく、私の時代がきたということを、私と言う単語をむしろマーラーではなくインバルと置き換えてもいいぐらい光り輝く自信に満ちたサウンドであったわけです。
色々なことを思い出させてくれた楽しいひと時でした。ありがとうございました。
おわり


1544- マーラー7番、夜の歌、エリアフ・インバル、都響2013.11.9

2013-11-09 23:16:39 | インポート

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2013-2014シーズン聴いたコンサート観たオペラはこちらから
2013-2014シーズン
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2013年11月9日(土)2:00pm 東京芸術劇場
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マーラー 交響曲第7番 夜の歌
 Ⅰ 22′
 Ⅱ 15′
 Ⅲ 11′
 Ⅳ 12′
 Ⅴ 17′
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エリアフ・インバル 指揮
東京都交響楽団
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3:45-5:15pm 東京芸術劇場 2階 café奏(かなで)

都響会員と楽員の親睦パーティー
~マエストロ・インバル指揮者デビュー50周年ならびに新マーラー・ツィクルスの成功を祈って~
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都響の定期を半期分初めて買って親睦パーティー出席の抽選を申し込んだらあたったので、買ってなかった夜の歌のチケットを購入し、それを聴いた後、パーティー出席と言う自分にとっての2部構成。
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インバルのことは自分の中では、フランクフルト響までの思いが強く、だいたいあすこらへんで燃焼が終わっている。バブル終焉期のころですね。それ以来、好き嫌いの範疇ではなくなっている。とりあえず1977年の日フィル客演公演のプログラムを色紙代わりに持参。
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マーラーが、自分の時代がいつか来る、と本当に言ったかどうかわからないが、たしかに彼の時代は来て、かれこれ50年ぐらい経つのではないだろうか。複雑サウンドを高性能オケでこなしていく今の時代にこそ彼の曲は相応しいのだろう。
でも、これはないかな。
11/8 夜の歌 ダニエル・ハーディング&新日フィル
11/8 夜の歌 エリアフ・インバル&都響
11/9 夜の歌 ダニエル・ハーディング&新日フィル
11/9 夜の歌 エリアフ・インバル&都響
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これなどは、自分の時代が来た」典型的なケースで、地域を広げていくと同じようなケースがあちこちにあると思う。マーラーがブレークしてから50年ぐらい、いまだブレークし続けているということなのだろう。けれども、まぁ与えられた 配膳に従うか。マーラーに言わせれば、これのどこが問題なの?ということかもしれないし。
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この前の悲劇的(2013.11.3)でも感じたことだが、演奏に締まりが出てきて、言葉はよくないかもしれないが大衆受け路線から、昔の演奏のようなフレーム感覚に優れた演奏に回帰してきているのかなと思った。前日(2013.11.8)のハーディングのホップステップジャンプの演奏ではなく、いたってオーソドックスで正面から切り込んでいる。自然体で歌わせているようでいて都響に滲みこんでいるインバルのマーラーをあらためて原点回帰させたようなリフレッシュでいい演奏だったように思います。
都響の音は清らかに流れる。気張っているようには見えず、従ってかなり高精度なスキルで周波数の合っている波形が見えるようだ。
この7番においても清らかなサウンドは変わることなくホール全体に響き渡る。昔の日本のオーケストラとは様変わりした。変われば変わるものである。
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親睦パーティーに続く。
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