河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

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OCNから2014/12引越。タイトルや本文が途中で切れているものがあります。

1541- シベリウスVn協、レイ・チェン、ブルックナー4番、ユベール・スダーン、東響2013.11.4

2013-11-04 19:01:12 | インポート

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2013-2014シーズン

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2013年11月4日(月)2:00pm サントリー
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シベリウス ヴァイオリン協奏曲
 ヴァイオリン、レイ・チェン
(encore)パガニーニ 24のカプリスより第21番
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ブルックナー 交響曲第4番 (ノヴァーク編纂1878/80年版)
 18′ 15′ 10′ 22′
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ユベール・スダーン 指揮
東京交響楽団
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レイ・チェンのヴァイオリンは肉太サウンドで明快でクリアなフレーム感覚が新鮮。曖昧なところが無いのが良い。この複雑で感情に流されないシベリウスにはうってつけ。
第2楽章の様に音を一つ一つそこに置いて次に進む、情感の漂いはこちら側のことかもしれない。このような演奏の方が自分としては積極的に曲に入り込むことが出来て、好みだ。
透徹したサウンドは鋭さとはやや異なるかもしれないが、興味深く楽しませてもらった。
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後半のブルックナー。どうも両端楽章の第2主題が速すぎる、特に第4楽章の第2主題のティンパニの叩きはマーラーの雑踏表現に近い、同じく第3主題は、ブルックナーのイディオムとは言えないであろう。
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ものすごくヘビー級でいいプログラムだと思いますが、前半と後半の落差が大きすぎる。
おわり