河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

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OCNから2014/12引越。タイトルや本文が途中で切れているものがあります。

872- プログラム行方不明コンサート 1977.9.21

2009-07-29 00:10:00 | 音楽

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1977年の聴いたコンサートより書いてます。

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1977921()19:00

郵便貯金ホール

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モーツァルト/歌劇「後宮よりの逃走」序曲

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ハイドン/チェロ協奏曲ハ長調

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ベルリオーズ/幻想交響曲

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チェロ、山崎伸子

尾高忠明 指揮 東京フィル

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この日のことはよく覚えている。頭にきたためかプログラムもどこかにいってしまいアップすることができない。たぶん、捨てたんだと思う。

幻想の第3楽章のイングリッシュ・ホルンがひどい出来で、聴いているほうが火の出るような思いをするぐらい恥ずかしい演奏で、トラブルによる代役だったのかどうかしらないが、あのような演奏(と呼べるかどうかも疑わしい)には後にも先にも遭遇したことはない。周りの聴衆もざわついていた。一番火を吹いていたのはプレイヤーだったと思うのだが、演奏後、指を差しスタンディングをさせる尾高の神経を疑った。さらし首でもしたかったのかしら。

ということで当時の感想はひどいの一語に尽きるのだが。。

チェロはうまくてよかったけれど、一所懸命弾けば弾くほど、なんだか悲しさを感じた。生活のためのプレイを感じるのだ。お金を払わせる必然性が欲しい。

それにしてもひどいオーケストラだ!!

これを何と言いあらわしたら良いのだろうか。田舎の学芸会の発表会という感じ。東京は人が多いから何とかなりそうな人どもを何とかかんとか集めることができるのだろう。このオーケストラ聴くのもうやめよう。

このごろの傾向でラッパも派手に鳴らすが、これじゃいけないとわかっていながら鳴らさなければいけない日本人のフラストレーションを感じる。

以上のような感想。あまりの罵詈雑言がひどく文章を少し変えた。

今じゃ、もちろん、東フィルは安心して聴けるし、オペラはこの団体が絶対必要なのはわかっている。でもこの日の演奏はひどかったね。どさまわりっていう感じで、聴くほうとしてもこのような演奏などを聴くにつけ、だんだんとコンサートを選択するようになってきた。オーケストラ団体の腕は団体としては聴く前にある程度分かってしまうわけで、よっぽど聴きたい曲とか著名な棒振りとかいい餌がないと、‘聴く前選択’もあながち間違っているわけでもない、となってしまうのだろう。

今、東フィルの演奏会、オペラもちろん、いってます。

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