1977年聴いたコンサートから書いてます。
今日はコンサートではなく映画。
●
1977年9月3日(土)15:00
日比谷公会堂
.
映画「人間ベートーヴェン」
20のエピソードでつづる楽聖のある日々
(1813~1819年)
日本語スーパーつきカラー(1時間50分)
日本語版監修 属 啓成
.
同時上演
カラヤン/ベルリンフィル
ベートーヴェン/交響曲第9番「歓喜の合唱」
(カラー25分)
●
なんだかとっても懐かしいですね。この映画は当時新作。また、カラヤンが映像に凝っているころでもあり抱き合わせ上演なのかしら。
今なら両方とも映画館で上映することはまずない。どちらもDVDですね。観たければ。。
プログラムの下のほうに、
.
ニラサワフィルム/
ドリームライフ・コーポレーション/
ミリオンコンサート
.
と書いてある。
ニラサワ・フィルムとあるので、ドリームライフというのは今のレーベルのドリームライフのことだと思われるが、このような上映を昔からやっていたわけでたいしたもんだ。
昨今の演奏家の映像は今なら簡単に手に入るが、昔は困難でそんなとき字幕付きで(クラシックを)やっていたわけだから。
●
当時の感想をひもとくと、といっても感想はなく、ただ、ラストシーンで、ベートーヴェンが、たしか、現代の交通量の多くなった道路のなかを、馬車に積んだ所帯道具を後ろから眺めながら歩く姿が印象に残っている。
●