<新刊情報>
書名:微生物の科学~おもしろサイエンス~
著者:中島春紫
発行:日刊工業新聞社
人類は、微生物の存在が知られていない時代から感染症との戦いや発酵食品の製造を通じて微生物との付き合いが続いている。同書は、基本的事項を抑えながら、特に有用微生物の育種と利用を中心に紹介する。これから微生物学を学ぼうとするときに、最初に手にする本としても最適。
<新刊情報>
書名:微生物の科学~おもしろサイエンス~
著者:中島春紫
発行:日刊工業新聞社
人類は、微生物の存在が知られていない時代から感染症との戦いや発酵食品の製造を通じて微生物との付き合いが続いている。同書は、基本的事項を抑えながら、特に有用微生物の育種と利用を中心に紹介する。これから微生物学を学ぼうとするときに、最初に手にする本としても最適。
東京医科歯科大学の野田政樹教授らは、沖縄科学技術大学院大学との共同研究で、加齢による骨粗鬆症の病態に重要な役割を果たす遺伝子を特定した。
同研究チームは近年、メッセンジャーRNAの分解を促進する分子として報告されているCnot3に着目し、骨量減少のメカニズムにCnot3が関与するのか、またCnot3の候補標的の探索を行った。
その結果、Cnot3はRANK遺伝子の発現を抑制することにより、加齢による骨量低下を抑えていることが示され、この遺伝子が加齢に基づく骨量減少を内因性に抑止する機能を持つことを世界で初めて発見した。