風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

社会のルール

2010-11-13 | 世界・平和
「悪法もまた法」という言葉がある。
一定のルールに基づいて社会は構成されるのだ。
例えどんなに反対であろうとも、ルールはルール。

政府が決めたことに対して反対を唱えるのはOK。
民主国である日本は言論の自由がある。
しかし反対を唱えるのではなく
行動に出てしまうのはルール違反だ。
例えそれが義憤に駆られた行動だとしてもだ。
そうでないと法治国家の根本が崩れる。
(第一、法治国家ではない国の態度に
同レベルでガチンコしてどうすんの)

今回のことは2,26事件と同じ。
もし「・・・すべきだ」論でみんなが行動始めたらどうなる?
たまたま今回は映像流出だったが、
例えば自衛官が「・・・すべきだ」論で発砲したら?
そういう意味で今回のことは犯罪として裁くべきだろう。
でないとみんながてんで勝手に動き始める。

ところで、
政府に「映像を公開しなかった」と
責任追及をしようとする政党にはひっくり返った。
すでにそういう問題ではなく、
「公務員が勝手に行動した」責任を追及すべきだろう。
一体どうなってるの?
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