風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

おいおい・・・

2005-12-07 | 風屋日記
今日はちょっと辛口エントリー。
今朝の新聞を読んで黙ってはいられなくなった。

アメリカ産牛肉の輸入が今月中にでも再開とのこと。
冗談じゃねーぞ。
2年前に輸入禁止となった時と、どこがどう変わったと言うんだ。
結局はアメリカの言い訳と分かっていながら、
ゴリ押しに負けただけじゃねーか。

小泉さんの政治手法は
アメリカに尻尾を振り、虎の威を借りてアジアに強面を見せるやり方。
靖国問題しかり、エネルギー問題しかり、拉致問題しかり。
「国際貢献も日本の責務」と言ってイラクへ自衛隊を派遣したけど、
「アメリカへの貢献」の間違いじゃないの?
その証拠に、アメリカが介在していない紛争地域には
自衛隊を派遣しようなんて話はこれっぽちも出てこない。
アメリカにいい顔を見せたいがために
憲法まで改正しようとしている。

かつて「強い国、勢いのある国」に寄り添った結果が
日独伊三国同盟に繋がり、
世界の中で孤立化を強めた結果が彼の戦争だったことを
歴史に学んではいないのだろうか。
今アメリカは世界の中で孤立しつつある。
このままだと歴史は繰り返しそうだ。

小泉さんの内政も同じ。
社会補償も、インフラ整備も、財政問題も、
結局は弱者切り捨て、地方切り捨てだ。
高齢者への医療費自己負担増額や年金法改正、
郵政や道路公団の民営化も直接地方に影響が出る。
高速情報通信や放送のデジタル化も同じこと。
そこへもってきて、今度はガラス張りで文句の言えないサラリーマン層へ
低率減税と消費税率UPのダブルパンチが襲うことになる。

自民党の良識ある議員、党員の方々、
中身のないキャッチフレーズだけで衆目を集める小泉さんに
そんなに頼っているばかりでいいのかな?
選挙に勝つだけが仕事ならば、議員なんてのはいらないよ。

投票権を持つ皆さん。
本当にこれでいいのかな?
「何となく改革してくれそう」なんていう無責任な投票は
結局自分の首を絞めるだけだと思うけど。
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