イラクでの斉藤さん拉致事件の報道をニュースで見ている。
いつもならここでイラク情勢やら政府の対応について語るところだが、
今日はちょっと違う、私が感じる感慨について。
斉藤さんは私とほぼ同世代。
中学校時代に傭兵についての本を読んで憧れ、10代で日本を離れたとのこと。
フランスの外人部隊でキャリアを積み、昨年暮に除隊、
そのキャリアを生かしてイギリスの警備会社に勤めたとの経歴を知った。
まるで浦沢直樹さんの漫画のストーリーのようだが、
私自身を振り返ってみるとどうだろう。
10代の頃海外に目が向き、そこで自分の居場所を見つけるなんてこと
とてもじゃないけど考えもしなかった。
高校~大学といろんなことを経験してきたつもりだが、
日本というちっぽけな国のコップの中でのことだ。
そう考える時、当時の彼にとんでもないスケールの大きさを感じる。
そして当時いったい私は何をしていたんだろう・・・と。
2年前と4年前に「アジア子ども文化祭(ACCF)」出演でお世話になったNGO、
「シャンティ国際ボランティア会(SVA)」にも同様の感じを受けている。
現在SVAの専務理事を務めておられる秦 辰也さんの著作を読み、
SVAが20数年前に、私と同世代の青年達によってスタートしたと知った。
当時大学で机を並べていたかも知れない青年達だ。
彼らが当時のカンボジア難民支援を行ったことが現在のSVAの母体とのこと。
ACCFに出演し、いっぱしの国際交流をしたつもりになっていた私にとって、
この事実は大変なショックだった。
そしてその時も思った。
この20年間、私は何をしていたんだろう・・・と。
学生時代、ニュースを見てはブツブツ言っていた。
徴兵制復活を言い出した当時の経団連会長に反発し、
憲法擁護や国際間系についても熱く語ったこともあった。
でもそれは友達同士でビールを飲みあいながらだったり、
親父相手に語ったものだったり。
自分は安全な場所にいて、文句ばかり言っていただけだ。
そして実際の現場や現状についてなどちっとも分かっていなかったのだ。
気がつくと家庭を持ち、40歳も越えて仕事もそれなりになっている。
何かをするには、別の何かを犠牲にしなくてはいけない。
もう遅い・・・と諦めるのは早いぞ(笑)
ささやかでも自分にできることはあるはずだ。
そう思って、まずはSVAの維持会員になり会費の協力をすることにした。
月々わずか2,500円だが、何もしないよりはいい。
昨年8月からブログをはじめた。
単なる日記だが、せめて自分の知っていることを他の方々に伝えたいと思ったからだった。
もちろん大上段に構える積もりはさらさらなく、自分のことばで語っているつもりだ。
そしていつか役に立つ日を夢見て英会話を習い始めた。
ACCF参加時に、コミュニケーション力不足を痛感したことがきっかけだった。
ネイティブな心やささやかな平和を歌で伝えることもできる気がする。
ね、和さん。
手垢のついた言葉だが、1度きりの人生。
どんな年齢、立場でも、それなりにできることはあるはず。
斉藤さんほど思いきったことはできないし、
SVAのように長いキャリアで築いたような大きなことはできないけれど、
自分のできることが何かある。
同世代の人達と、気持ちだけでも連帯したい(笑)
いつもならここでイラク情勢やら政府の対応について語るところだが、
今日はちょっと違う、私が感じる感慨について。
斉藤さんは私とほぼ同世代。
中学校時代に傭兵についての本を読んで憧れ、10代で日本を離れたとのこと。
フランスの外人部隊でキャリアを積み、昨年暮に除隊、
そのキャリアを生かしてイギリスの警備会社に勤めたとの経歴を知った。
まるで浦沢直樹さんの漫画のストーリーのようだが、
私自身を振り返ってみるとどうだろう。
10代の頃海外に目が向き、そこで自分の居場所を見つけるなんてこと
とてもじゃないけど考えもしなかった。
高校~大学といろんなことを経験してきたつもりだが、
日本というちっぽけな国のコップの中でのことだ。
そう考える時、当時の彼にとんでもないスケールの大きさを感じる。
そして当時いったい私は何をしていたんだろう・・・と。
2年前と4年前に「アジア子ども文化祭(ACCF)」出演でお世話になったNGO、
「シャンティ国際ボランティア会(SVA)」にも同様の感じを受けている。
現在SVAの専務理事を務めておられる秦 辰也さんの著作を読み、
SVAが20数年前に、私と同世代の青年達によってスタートしたと知った。
当時大学で机を並べていたかも知れない青年達だ。
彼らが当時のカンボジア難民支援を行ったことが現在のSVAの母体とのこと。
ACCFに出演し、いっぱしの国際交流をしたつもりになっていた私にとって、
この事実は大変なショックだった。
そしてその時も思った。
この20年間、私は何をしていたんだろう・・・と。
学生時代、ニュースを見てはブツブツ言っていた。
徴兵制復活を言い出した当時の経団連会長に反発し、
憲法擁護や国際間系についても熱く語ったこともあった。
でもそれは友達同士でビールを飲みあいながらだったり、
親父相手に語ったものだったり。
自分は安全な場所にいて、文句ばかり言っていただけだ。
そして実際の現場や現状についてなどちっとも分かっていなかったのだ。
気がつくと家庭を持ち、40歳も越えて仕事もそれなりになっている。
何かをするには、別の何かを犠牲にしなくてはいけない。
もう遅い・・・と諦めるのは早いぞ(笑)
ささやかでも自分にできることはあるはずだ。
そう思って、まずはSVAの維持会員になり会費の協力をすることにした。
月々わずか2,500円だが、何もしないよりはいい。
昨年8月からブログをはじめた。
単なる日記だが、せめて自分の知っていることを他の方々に伝えたいと思ったからだった。
もちろん大上段に構える積もりはさらさらなく、自分のことばで語っているつもりだ。
そしていつか役に立つ日を夢見て英会話を習い始めた。
ACCF参加時に、コミュニケーション力不足を痛感したことがきっかけだった。
ネイティブな心やささやかな平和を歌で伝えることもできる気がする。
ね、和さん。
手垢のついた言葉だが、1度きりの人生。
どんな年齢、立場でも、それなりにできることはあるはず。
斉藤さんほど思いきったことはできないし、
SVAのように長いキャリアで築いたような大きなことはできないけれど、
自分のできることが何かある。
同世代の人達と、気持ちだけでも連帯したい(笑)
だめならやめればよい。
だけど今はコンサートを優先しなければならないと思ってやってきた。
その中で断らなければならないことが出てきて困った。
そんな時もあるけど。
でももっと歌が上手になりたい。
どんなことでも、まず「やってみる」こと。
それがどんなにささやかな成果しか生まなくても、
やらなければ0ですから。
そしてその前に、自分ができることを探すことが必要。
自分に何ができるのか、周囲を見渡すことも大事かと。
シャンティって言うのは平和という意味だそうですね。
SVAの維持会員になられたと読ませていただいて少し驚きました。
すごいです。
私も、頑張らなくては。
Foster Planのボランティアのお仕事が来たので、しばらくブログには力を入れられなさそうです。
See you soon.
すごくないです。私は何も手を下す必要がない。
ただ単にお金で支援しているだけっていう後ろめたさがあります。
なにか具体的に汗を流す支援をしたいと思うのですが、
なかなか思うようになりません。
sunriseさんのFoster Planのボランティアは素晴らしいです。
ぜひ頑張って下さい。
Me either.