一昨日夜にNHK総合で放送された
「SONGSスペシャル 時を超える青春の歌 ～作詞家・松本隆の45年～」
メインは写真の３人の対談。
揃ったこと自体すごいことだけど、
それぞれの感性が絡み合ってなかなか深く、面白かった。
松田聖子さん「赤いスイトピー」から作詞を受け持った松本さんは
作詞のみならずプロデュース役まで担ったのだと初めて知った。
松任谷由実さん（作曲時の名は呉田軽穂）を起用したのも
「アイドルの女王とニューミュージックの女王の対決」を意識したという。
「赤いスイトピー」から「瞳はダイヤモンド」までに
少女から大人の女性まで成長させた松本さんのプロデュース力がすごい。
他にも太田裕美さん、寺尾聡さん、南佳孝さん、KinKi Kidsなど
単なる歌の歌詞を書いただけではない力を感じる。
もちろんはっぴいえんど時代から
その独特な言語感覚は出色で注目されていたんだけど
この人の本当の姿は作詞家ではなくプロデューサーだと思うのだ。
