風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

戦い終えて2

2005-07-17 | 風屋日記
うちの長男はものに執着がないというか、欲しがらない。
家族でぶらりと服屋へ行っても、
「別にほしいものないし、ヒマだから車で寝てる」ってな感じ。
お年玉も結構前からたまっていると思うのだが、
ここ何年かに買ったものは、自分の部屋に置くミニコンポの他には
日タイ辞典とタイ語文法の本ぐらい。
確かに、どう考えても少部数発行の本ばかりなので高価ではあるが、
それでもせいぜい8千円程度だ。


スパイク

昨日、長男が部室から引き上げてきたスパイク。
買ってからほぼ1年。
歯が擦り切れて短く、爪先には穴があき、中もボロボロだった。
他の部員の親達から話を聞くと、
夏の大会1ヶ月前ぐらいにはみんなスパイクを新調するか、
あるいは歯の付け替えなどの手入れに出したらしい。
物に頓着しない長男らしいといえばそれまでだが、
こんなスパイクを履いてプレーしたんだなぁ・・・と、ちょっと感慨。

実は6月末までサードだった彼。
ファーストに移ったはいいがファーストミットがない。
「買おうか?」と尋ねたら
「金かかるし(3~4万円)、どうせ型つける時間がないからいい」と、
実は本番で使ったのは、私が会社の野球チームで使った軟式用。
皮の薄さは守備用手袋でカバーし、何度かヒモも取り替えながら使った。
県内にも色んな選手がいるだろうが、
軟式用のグラブやミット使っていたのは彼くらいなんだろうな-。

親バカではあるけれど、その健気さにまたウルウルきちゃう訳だ。



すんませんねー、何日も続けて同じネタで(笑)
ま、それも今日が最後ですので。
コメント (3)
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