風の樹人日記

写真付きで日記や趣味を書く

地方雑誌の目次カットです。

2015年01月12日 | 日記

  年刊で出版を続けている、東播磨文化誌「子午線」も、もう、30年以上にも成るのでしょう。 確か創刊号は、題字・清水公照東大寺長老だったと覚えています。 その際にも表紙絵を描かせて貰った縁もあるのです。

          目次カットと、巻頭言カットは、何となく雑誌の品格を決めるようで、編集者は、ある種の思い入れが深まるのです。

  こんなカットですと、何気なく進めることが出来るものです。

  却って、私の日常が、逆に描くことで確認できる「利点」もあって、ほんの1時間もかけないで描き上げました。

 

 

    良く似た筆致の「墨一色」の、B3の作品も掲載して見ます。

 10年以上前の作品ですが、「美感」の居場所は、今も変わっていないようでした。


title「語り継ぐべきものー欣然として宿意」。ちょっと気取り過ぎでしょうか?

2015年01月12日 | 日記

                  M100号がようやくまとまり始めました。

 随分出口の見えない時間が経過しました。    100号と言えども、今までは意外に粛然とスムーズに進んだものですが、こんなに時間が懸る作業も久しぶりでした。

 いろんな人の関係などに釈然としないことを思い返し続けているうちに、その都度の想いをこめて心の中で「つぶやき」を繰り返したのです。  「結論は?」などと聞き返されそうですが、誰もがほとんど気にも留めないことでも、人それぞれの想いが生まれるものです。

 

  どの一部分を切り取っても、説明のつかない「想い」が漂っているものです。  伝達を大きな目的にするデザインと違って、共感・共鳴を得ることを目する美術をやっている積りなのです。

 コラージュをする予定の強い線は、2-3日時間を置いて見直して見たいと思います。  でも、何とか「未完成」のまま「一先ず完成」としようと思っています。 

 

 切り取った部分ごとが「絵」に成っているようで  何枚もの「絵」が同時に出来上がった気持にもなっているのです。  あとは、「色線」をきっちり固定して、表題をタイトルにして発表の予定です。