風の樹人日記

写真付きで日記や趣味を書く

「BIG LABO おおや村」へ行ってきました。

2012年05月31日 | アート・文化

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鳥取県との県境2012530_040

氷の山(1510m)を挿んで、養父市に到ります。

 過疎が進んで、高校の分校が廃校になった後の体育館を改装して文化施設にしようと云う目論見です。2012530_043

 

大屋川のむこうに養父市大屋地域局があります。  局と名付いていますが放送局ではありません。   市役所の大屋支所と言ったところです。

   わたしの街から150㎞近くある谷合の場所です。

  松田一戯と云う友人がいて、この「big labo おおや村」の立ち上がりやcommissioner的な役割を買って出ています。

  この松田一戯さんは、著名な「木彫作家」ですし、毎年公募展を開催している「おおやフォークアート展」のプランナーでもあるのです。

  そんな訳で、木彫、さしづめフォークアート作家が、この地でも何人も生まれてきています。

  その作家たちの共同制作atelierに建物の一部を開放して行こうとの試みも始めています。

 いろんな芸術家たちが、移住して呉れることも期待しているとも・・。

うっかりしていて、水曜日の昨日は休館日だったものですから、会場は閉廊でした。

    申し訳ありません。  和田大屋地域局長さんに出て来て戴いて、会場を見せて戴いたのです。   

  市内の作家と一緒に、宮崎県、京都府、朝来市の作家と私が賛助出品しています。

    会場は現代美術の競演と云うような雰囲気を持った好い展覧会になっていました。

 

    
 わたしの一寸旧い作品(ブログアップしたことがあるものも含まれています)の一部を掲載して見ます。

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      いずれも100号の作品です。  展示作品はもっと沢山あります。

  明日もこの続きを・・・。2012526_026_3

   今日発信するハガキ絵も何点か。

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「ものごと」は、何かの拍子に進むのですね。

2012年05月30日 | アート・文化

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 隣町の図書館で子供の絵と発達段階の関係を2時間ぶっ通しでお話ししました20日。  その続編で「ワークショップ」が具体化しました。

 またまた軽い気持ちで、先だって開催した美術館のワークショップの延長で、この図書館でもやって見ようとの話に賛同してしまいました。  例のように、雑木や木の枝を使った「居そうで居ない動物」を造って見ようとの企画です。    同時に、「子供たちと家族が一緒に,造ろう」との試みを、この地方では当たり前の自然物を使った造形遊びに展開しようと云うことです。    主催者の多可町図書館員とサポーターの4人が遣って来られました。

 もちろん、現在開催中の「横尾少年に会いに行こう」展を鑑賞して戴くことになりました。

  展示会場に入りますと、横尾さんの青少年期の頃の街の風景写真や、彼自身の子供の頃の写真を随分興味を持ってご覧になっています。当然少年期の横尾さんを彷彿させる話題で盛り上がっていきます。 

   そうなんですよね。何事によらず、「参加すること」から始まるのです。

 ワークショップで造る参考作品は、美術館中庭に制作途中で放置された何点かをご覧戴来ました。   

   次は、シュミレーションを指導案に明文化するところから始まるのです。2012526_003
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    雑木の特性を生かした造形が、何ともひょうきんで、きっと子供たちの心を触発する筈です。

  そんな午後、今度は「三田市民大学」の企画についての意見をとのことで旧知の短大学長が、atelierに来られたのです。

  「そうだ、午前中に出会った、≪限界集落に造詣の深いA君が好いのでは・・。≫」と云うことになって、午前中に出会ったばかりの彼に電話したのです。  ついでにもう一人、県陶芸美術館副館長に講師の紹介をお願いしたのです。  いずれも快諾戴けて、概略が整って、異常な気候の中を、学長もやれやれ顔で帰って行かれたのです。

  何でも無いやり取りが、一歩ずつ、物事を進めて行くのです。  

  日常は、大なり小なり、そんな調子で進んでいくことなのだと今更ながら気付いて、いろんな事業が進んでいく不思議を見るように、何とも言えない気持ちに陥りました。

  そうそう、漸く「三田国際master'sマラソン―ポスター」に使う「絵」が出来上がりました。

  後はデザインです。   2012529_001

   その部分です。 2012529_007
   やっぱり絵描きは絵を描いているのが一番落ち着きます。

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コメント、キャッチコピーも遊び心で・・・。

2012年05月29日 | アート・文化

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 「コメント」を入れて見ようと

楽しんで葉書絵を描いて見ました。

   人の所作は、どの所作だって、ふっと気持ちが表れるのです。

     いくらでも言葉が生まれてきます。

 

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いずれ何方かのところへ・・。

    受け取って戴く方もご迷惑なことですね。

   制作が思うように進まない時の手慰みです。

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       昨日の20号のポスター用の絵が行き詰りましたが、徐々に出口が見えて来たようです。    

  キャッチコピーだけ出来ました。  

      「わたしのいまを確かめる。

       この走り。

       三田の冬。」       2012528_010

        次案 「三田を走る。

            どの風景も

            私のもの。」

 

   など原案が生まれたのです。  どんなものでしょうかね。

    楽しみながら、推敲を深めます。  designが定まるまで・・・。

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            奥の間には、今日の花が入りました。

           いつもお世話になっているお花の大好きなSさんが届けて下さったのです。

         「有難うございます。」


薔薇・幟旗・Marathonポスター。

2012年05月28日 | アート・文化

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  「豪華な深紅のバラ」。

  手に抱えると、ずっしり重い花束です。

  ごく周辺の方々10名が、ちょっとしたきっかけにパーティを計画して下さったのです。

  久しぶりに顔を見る方々ばかりです。

     ≪薔薇≫の絵を描いて下さいとの心配りです。

     一家言をお持ちでもあって、それぞれの一口コメントが、的を射ていて、酒宴の席なのに耳を傾けています。  面白いものですね。  「ON SLOW」(アウグスティスの箴言です)「A BIT OF amateur」(乾由明) など、含みのある言葉が飛び交います。

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            始めて言葉を交わす知友たちが、永年の親交があるように意見を交わしています。

 

             昨日も午後のひと時をatelierで過ごしました。  やはり、絵描き虫なのでしょうかね。 別に義務付けている訳でもないのに、10キロ離れた山中へ、時間があれば、知らず知らずに走らせている車も、少し運転に注意をしなければならないな、と思うようになっています。  この道では「スピード違反」と「貰い事故」など苦い体験があります。

  道端に「ほたる祭り」の「幟」が上がっています。  はや、今年も「蛍」の季節が来たのですね。 山間を縫うこの道に並行して流れる「畑谷川」には、蛍が帰って来ました。  何年か前から「ほたる祭り」が始まっています。  この幟の文字もどうも私が書かせて戴いた文字なのです。2012527_002

      昨日の20号の制作は1時間ばかり続けました。 例のポスターのための原画なのです。

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  少しずつ進んでいきます。

  今年のマラソンがどんな想いで開催されるかを探っているのです。


教室は元気です。

2012年05月27日 | アート・文化

土曜日は教室子供たちの来訪があって、いつもの賑やかさで元気を貰います。

 夜の教室には、いろんな年代の人が遠くから集まってきます。

 と言っても昔のような賑やかさではありませんが、私が年老いたものですから、同じ年代の方々もサロンのように立ち寄って下さるのです。

 「絵手紙」のような親しめるものを描いている人もありますが、「風景スケッチ」や「静物画」「人物画」のようなものを描いている人もあります。  でも、何人かが、公募展に出す事も楽しみなようで、大きな絵を描く人も何人かあります。

 「県展」に出せないものだろうかと、今年も6人が始動しました。もちろんベテランも同じように挑戦しようとの目論見です。  市展よりもやや大変なのは、入選率が25%に決まっていることです。

 つまり4倍です。 一般的な市展の入選率は、60%ぐらいのモノなので、とりあえず壁面に並ぶことを目標にするのです。  県展は、入選者全員が新聞紙上に発表されるのも魅力のようです。

 全国美術結社での出品は手数がかかるうえ、どうしても身内だけの展覧会になっていますので、常連の絵で傾向で決まってしまう感じです。   ついつい、各結社の特徴が薄くなってしまって、魅力が無くなり、ただ、全国結社に入っていないと仲間が生まれなくてさびしくなるのでしょうか、付き合い出品をしている人も多いのですね。

 結社の意味も薄れて来たのかも知れません。「人間は群れて生きる動物です」こんなところにもサロン的な傾向が出るのでしょうか。

 昨日の昼の子供の「共同制作風景」を。

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   元気印の子供たちや、考え込む子供もいます。

 リーダーの力で大きな「自分たちの絵」を描き上げるのです。

     わたしは相変わらず葉書絵を描き続けています。今日から発送いるハガキのための「ハガキ絵」なのです。

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