淋しい写真だけでは、心が、ますます深まります。 自宅前の風景の今の更地です。
かって元旦に、瀬戸内海を描きたくなって、笠岡港から、丸亀までの島々を描いて回ったことがあるのです。
元旦に止めて頂いた「白石島」で1件だけの民泊は、「たった一人」だけの自己中心的な「正月の、しかも元旦」の勝手モノの宿泊を快諾頂いたのでした。 後になって、深く感謝した始末でした。 今では、遠い昔です。
雨空ですが、いつも出掛ける「へそ公園」の「花屋敷前」の駐車場から、急いで2点のスケッチをしてきました。
こんな風景を同じ時に描いても、こんなに異なってくるのですね。
でも、こんな簡略したスケッチにも、なんとなく安どしています。
台風のニュースを聞きながら、少しは、怯えているのです。こんな思いをあまりしなかったころから、随分弱気になっている「このごろ」にも驚いているのです。
自宅に帰ってみると、九州の友人から、昔の「毎日新聞」の記事が送られてきたのです。
なんとなく懐かしいだけではなく、今の自分を深く思っています。