近隣の市展は、コロナの問題で、中止をしたところも多いようです。
でも、伝統の「西脇市展」は、11月5日から8日まで、西脇市民会館で開催されます。
審査が おわった静かなな会場です。 審査は非常にエネルギーがいります。 生意気にも何十回も、いろんな展覧会の審査に関わってきました。 自分の所属していた美術結社の審査で、毎年のように出かけていました。が、この美術団体展の運営は大変です。
同好の士の集まりでありながら、「審査」の会場では、いろんな気持ちの揺らぎが出て、疲れが溜まってしまうのです。 市展会場には、審査を終えた作品が、何事もなかったように、 静かに、展示を待っていました。
いい作品がたくさん集まっていました。 第68回展だそうです。 20回あたりのころには、私も数年出品していました。 若さがみなぎっている作品から、練熟しきった人たちまでが、寄贈合う場は、同時に「審査員が審査」を受ける場でもあるのです。 結果が楽しみですし、開催期間に、ゆっくり「現在の西脇の文化の顔」を見せて頂きたいと思っています。 楽しみです。