風の樹人日記

写真付きで日記や趣味を書く

人に出会う。人を思う。人と話す。人と別れる。

2014年10月17日 | アート・文化

Dsc_1061

Dsc_1051

 毎日の1日1日に出会う人たちとの一寸した交換の中に、随分大きな感情の揺れや学びがあることに最近になって、特に気づくことが多くなりました。

 やはり、人は人に出会う社会に身を置かない限り、自分を見つめる機会が無くなっていくことも・・。

 昨日も例に漏れず、いろんな想いや感慨を積み上げる1日でした。

Dsc_1049

Dsc_1050

 atelierは、自分だけの空間だと、制作を「内攻め」(自分の心の深層を昨り表現すること)に専念します。  何時間かをね狭い室内を動き回って、「本を見たり」「画材を探したり」「洗いものをしたり」。

 その都度制作中の画面との距離が出来ます。

 制作中の画面に再び向かうとき、新たな思いが泳いでくる感じです。

 この画面たちは、全部制作途上の今日の断面です。

    まさに生きている瞬時を画面に留めたという感じでもあります。

      昨日の出来事の中でショックなことがありました。かって親友だった大学で教鞭をとっていらっしゃったK教授の邸宅が解体されているのを見つけたのです。  概ね解体を終わっています。  このお宅が建った時、F100号の大作や、屏風までお祝いにお届けしたことを、とっさに思いい出しました。   あの作品たちはどうなって仕舞ったのだろうと、淋しくなって落ち込んでしまったのです。  「位相」をテーマに長時間を懸けて描いた作品でしたし、東京の所属回にも出品した作品でしたので。  そんなことによく出会うことに成るこの頃でもあるのです。