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PAUL THOMAS SAUNDERS/BEAUTIFUL DESOLATION

2014-04-09 | Rock&Pops
<発売日>4/26

<JAN(規格番号)>0825646338627

www.youtube.com/user/PaulThomasSaunders


<キーワード>
秘めやかに、そして密やかに。英国郊外から静かに、そして厳かに鳴り響くサイケデリック・サウンドスケープ。 荒涼とした風景さえも美しく描き出す、早熟のシンガー・ソングライター、PAUL THOMAS SAUNDERSがその才能を今明らかにする。

<内 容>
■ 英国からまた新たな才能がひっそりと登場した。24歳の男性シンガー・ソングライター、 PAUL THOMAS SAUNDERSである。ジェフ・バックリィや、ニック・ドレイク、90年代半ばのレディオヘッドからの影響を感じさせるそのサイケデリックなサウンドスケープは、ジェイムス・ブレイクやボン・イヴェール、フリート・フォクシズにも通じる部分を感じさせる。

■ 少年のように特徴的なハイトーン・ヴォイスを持つ彼は、13歳から英国スタッフォードシャーにあるリッチフィールド・カテドラル・スクールで厳しく音楽を学ばされ、更にリーズ・カレッジ・オブ・ミュージックで学位を得た音楽エリートでもある。3ピース・バンド、THE FEVER DREAMSとしてリーズを中心に活躍していた彼は、2009年9月、初めてPAUL THOMAS SAUNDERSの名前でBOMBAY BICYCLE CLUBのリーズ公演のオープニングを務めた。

■ デビュー・アルバムのレコーディングをリーズ郊外で行った彼は、ロンドンのミュージック・シーンから出来るだけ距離を置こうとしていると語り、現在はブラントン近郊のホーヴを拠点にしていると言う。

■ カール・セーガンの1980年のスペース・ドキュメンタリー『コスモス』を見て以来、ヴァンゲリスに魅せられているという彼は、このデビュー・アルバムをレコーディングする時に、「ヴァンゲリスの失われたレコーディング音源みたいに聞こえるようにしたかった。アルバムに宇宙的なテーマを入れ込みたいと思っていた」と言う。実際に彼のサウンドには、時には聖歌隊の少年にも聞こえるヴォーカルもあり、天上的な空気感が漂っている。

■ 「僕は自分が音楽業界の一部であると考えていないし、またそうありたいとも思わない」そう語る彼とそのアルバムが、2014年の注目アーティストやアルバムに取り上げられていないのは、偏に彼の音楽の出来ではなく、彼がそう望んでいない、またそうしたことに居心地の悪さを感じているからに他ならない。「僕だって野心を持っているけど、それは本当に素晴らしい音楽を作りたいってことなんだ」密やかに語る彼は自身の音楽について、こうも語っている。「自分の音楽が他の誰とも似てないと思う。何故なら、何物にも染まりたくないと思っているから」

■ そんな彼だが、Julia StoneやThe Staves、そしてThe Head and The Heartとのツアーを通して、じわじわとその名前も存在も人々の間に広まり始めている。

■ 秘めやかに、そして密やかに。PAUL THOMAS SAUNDERSは静かに、そして厳かにサイケデリックなサウンドスケープを英国の片隅から世界へと発信している。荒涼とした風景さえも美しく描き出す、彼の音楽がここ日本にも届く日は近い。

<同時発売情報>