JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

移動耳より情報

2020-08-30 | シャック便り
[高雄・栂尾が京都市バスの均一区間内に]
京都市交通局と西日本JRバスは京都市北部にある高雄・栂尾地区でのバスの利便性向上について合意に達しました。それによると、

・市バス8系統の全便を高雄から栂ノ尾まで延伸(バス停2つ分)
・高雄・栂尾地区を市バス均一区間に編入し530円→230円に引き下げ。
・JRバスも同調し運賃を引き下げた上で「市バス一日券」を利用可能とする。
・栂ノ尾から先については運賃調整を実施。

現在市バス8系統はおおむね1時間に1本(日祝のみ40分ごと)、JRバスは1時間に2本運転されています。

この地区ではかつて市バス48系統がさらに先の小野郷まで走っていましたが過疎により撤退、国鉄バス→西日本JRバスに一本化されていました。残った8系統は現在市バスでは運賃が最高額となる路線で、この路線が均一路線に組み込まれることで多区間系統(調整系統:系統番号の背景が白)は洛西および南部のみに限られることになりました。

これら一連の改革は2021年3月から行われる予定です。
 

[東京バスが沖縄の路線バスに進出]
東京や大阪、北海道などで観光バスや路線バスを手がけている東京バスが沖縄本島南部の路線バス事業に進出することになりました。

中部観光バスサービスが空港-赤嶺駅-瀬長島-あしびなー-美らSUNビーチで運行してきた路線バスを9/14以降引き継ぎ、さらに10月上旬からはパレットくもじ-空港-赤嶺駅-道の駅いとまん-糸満市役所の便も新たに運行する予定です。

一方の中部観光サービスは親会社だったWBFホールディングスが経営難を理由に株式を手放した上に新型コロナウイルスの影響で路線バスの維持が困難になっており、路線バスを事業譲渡して観光バスのみにするとのことです。


[丘珠空港にボーディングブリッジを整備へ]
札幌の丘珠空港にボーディングブリッジを整備することとなりました。空港を運営する札幌丘珠空港ビルが設計入札を実施するもので、1番または3番スポットに1基を設置する見込みとのことです。

丘珠空港に通常乗り入れている北海道エアシステムのプロペラ機ではボーディングブリッジは不要ですが、フジドリームエアラインズが夏場のみ乗り入れているE170/175ではやはり必要になってきそうです。滑走路の延長も課題になっているだけに今後どうなるかは注目です。
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JALが2020年冬ダイヤの概要を公開

2020-08-28 | シャック便り
日本航空が10/25~2021/03/27までの冬ダイヤの概要を発表しました。

今年は新型コロナウイルスの影響があり、発表通りの運航がなされるかは未確定です。ご利用予定の航空会社のサイトから最新の情報を入手の上でご利用をお願いします。


[JAL]
新規路線として北海道エアシステムによる札幌丘珠-女満別便が週3往復(火・水・木)運航されます。この路線は2012年に一旦廃止されており8年ぶりの復活と言えます。一方でHACが9月に予定していたATR-600型機の2号機の受領が新型コロナウイルスの影響で来年度に遅れる可能性が出てきたとのことです。また増便として「羽田発着枠政策コンテスト」による新たに配分された枠を使い羽田-三沢線が1日4往復になります。

一方で丘珠-三沢便は女満別線の就航に伴い週4往復(女満別便の休航日)に減便されます。また外国人観光客が途絶えているため那覇-宮古の1日9.5往復(宮古行き9便・那覇行き8便)を8往復に戻し、この枠を再び石垣に振り分けています。

合わせて日本エアコミューターの便名がJACからJALに変更されます。


[全日空]
※いっこうに概要を公開しないため今回はご紹介を割愛させていただきます。事実上の子会社であるIBEXなどど路線調整を行うようです。


このほかスカイマークが下地島に就航します。羽田・関西・那覇線を就航させるとのことです。
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移動耳より情報

2020-08-27 | シャック便り
[第一マリンサービスが無料シャトルバスを運行]
那覇-本部(渡久地港)間の高速船を運航する第一マリンサービスが8/30より高速船に接続した無料シャトルバスを運行します。

渡久地港から瀬底島のヒルトンリゾート・ハナサキマルシェ・海洋博公園(水族館)を経由しオリオンリゾートまでを結ぶもので、乗船券の半券または予約番号を持っていれば乗船当日は何度でも無料で利用できます。乗船しない客については利用できないとのことです。


[やんばる急行バス四島線のバス停が追加]
やんばる急行バスが運行を始めた四島線(沖縄本島・瀬底島・屋我地島・古宇利島)のバス停が追加されました。追加されたのは渡久地港や古宇利島のハートロック、オーシャンタワーなどで、さらに多くの区間でフリー乗降ができるようになります。可能な区間は同社のサイトでご確認の上運転手に相談して下さい。

なお新型コロナウイルスの影響でやんばる急行バスは一部便が運休しています。ご注意下さい。


[JR九州高速船が4連休に特別航路を設定]
博多-韓国釜山間の航路を運航しているJR九州高速船が9月の4連休に特別航路を設定します。詳細はこちら

・博多-沖ノ島周遊(9/19・22) 沖ノ島は周回するのみで上陸不可
・博多-呼子-平戸(9/20・21) 区間利用も可

博多-呼子間は車だと1.5時間前後、バスの乗り継ぎでは2時間近くかかるのですが高速船なら僅か50分だそうです。これは驚きです。

国際航路は再開の目処が立たず、船を遊ばせる状態が長引きそうです。今回はテスト運航の意味合いがあるのでしょうが、好評なら土日祝だけでも続けても良さそうな感じです。
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CQオームがHF用ロッドアンテナを発売へ

2020-08-25 | シャック便り
近年はオリジナル商品の発売でも知られる岐阜の販売店CQオームさんがBNCのHF用ロッドアンテナ「Baby★Bazooka9-FullSet」を発売するようです。商品サイトはこちら


BNCロッドアンテナの基部にある短縮コイルを交換することで各バンドに対応させる設計で、7/10/14/18/21/24/28/29/50MHzの9バンドでの運用が可能という触れ込みです。類似のロッドアンテナはRHM8BやHFJ350Mがあります。

IC-705が発売されたことでHFポータブル機市場が賑わっており、対応商品として出てきたと思われますが、類似商品含めこのアンテナにIC-705やFT-818の組み合わせでは7MHzなどではワッチができてもQSOには至らないと思われます。28/50MHzではアースをしっかり取ることでEsには対応できるでしょうが、それ以外の用途ではワッチ用にしかならないと思います。パワーを入れようにもコイルが焼損するだけでしょう。


お値段は税込み15,976円。QRVしたいバンドのダイポールを自作した方が安いし飛ぶと思います。アンテナを工夫すると飛びに直接影響し面白いです。ぜひチャレンジしてみて欲しいと思います。
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竹生島 御朱印巡りと風景印巡り②

2020-08-23 | 御朱印めぐり
竹生島の宝厳寺への参拝と風景印・小型印巡りの続きです。

30分で長浜港に到着。暑いです。

とりあえず長浜駅に向かい、米原方面の電車の時刻を確認し風景印をもらいに行きましょう。

本局である長浜郵便局までは歩いて15分ほどと遠いです。熱中症にならないよう注意しながら歩いてゆきます。

風景印と小型印をお願いすると小型印は3種類あるとのこと。全部お願いしました。

風景印は長浜城と曳山です。毎年4月に行われる曳山は今年は中止となりました。

小型印は「戦国ワンダーランド」の一環で、近江八幡の信長に対し浅井長政の家紋です。

もちろん長浜発展の礎となった秀吉の五三桐もあります。

さらには石田三成も長浜の出身ですので三成の小型印もあります。

長浜郵便局と長浜駅の間に長浜元浜郵便局があります。

観光客の集まるエリアからやや外れておりのんびりしています。

長浜元浜局の風景印です。こちらも曳山が描かれています。


次の新快速はあと数分で発車します。さすがに暑くて「茶しん」のイタリアン+ホワイト餃子を食べる気になりませんし、名物の焼き鯖そうめんを食べる時間もありません。すぐ電車に乗り彦根で遅いお昼にします。

彦根に到着。代わり映えしないJRの電車よりも近江鉄道の電車の方が面白いですよね。近江鉄道は西武系の会社で、車両は西武鉄道で廃車になった車両をもらってきて彦根の自社工場で改造して作っています。

予算も人員も限られる中でペースは遅いものの、運転台を接合するなどの改造技術を今も維持しており一目置かれる存在だそうです。大手私鉄では京阪がある程度の車両改造技術を維持していますが、西武など他社では既に失われたところが多いと言われています。

ひこにゃんの分かりやすい案内です。

遅いお昼はこちらで。

滋賀県を中心にお店を展開しているちゃんぽん亭です。なのに「麺類 をかべ」の看板が上がっています。1963年に麺類が中心の食堂「をかべ」が彦根で開業、その後経営者が変わり「をかべ」の名物だったチャンポンにメニューを絞り「ちゃんぽん亭」として展開を始めたためのようです。

あまりにも暑いのでチャンポンではなく夏限定の韓国冷麺にします。あー冷たくて美味しいです。


それでは彦根郵便局を目指します。

途中に彦根駅前郵便局があります。

彦根駅前郵便局の風景印です。もちろん彦根城が描かれています。

こちらから徒歩数分で彦根郵便局です。

「ご自分で押しますか?」と言われましたがやめときましたhi

彦根郵便局の風景印です。彦根城と多景島が描かれています。多景島も琵琶湖に浮かぶ島で、こちらは日蓮宗の見塔寺がありますが無住で本土にある見塔寺の別院が管理しています。熊本にはくまモンの風景印があるそうですから、市内でひこにゃんの風景印を作ってもいいのかな、と思います(過去に小型印はあったとのこと)。

こちらの小型印はもちろん井伊直政に因み井伊家の旗印です。彦根藩は直政から明治まで転封されることなく続き、最盛期には35万石(現在の東京都世田谷区の約半分も彦根藩領)と譜代大名では最高の格を誇りました。

しかし桜田門外の変の責を問われ減封、長州征伐では赤備えが目立ちすぎ狙い撃ちにされるなど幕末は逆風続きで、幕府も彦根藩に冷淡であったため倒幕派に転換しています。これで結果的に井伊家は存続し、十六代当主の井伊直愛は1953年から9期にわたり彦根市長を務めています。ちなみに十八代当主は彦根市職員で彦根城博物館の館長さんです。


帰りは駅前のスーパー平和堂でお総菜を。平和堂の名物は鶏の唐揚げで、ショウガのきいたタレに漬け込み冷めても美味しいのが特徴です。暑いので今日はここまでとします。

「戦国ワンダーランド」の小型印はこのほか水口・八日市・大津中央局でも押してもらえます。水口と八日市は近江鉄道の沿線になるので不便なのが残念です。


最後に御朱印情報。
宝厳寺     3種を納経所で授与。
都久夫須麻神社 1種を授与所で授与。ただし自分で押すスタンプ形式で現在はコロナで休止中。
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竹生島 御朱印巡りと風景印巡り①

2020-08-22 | 御朱印めぐり
あまりにも暑いので移動運用はお休みし竹生島の宝厳寺への参拝と風景印・小型印巡りをしてきました。

竹生島は琵琶湖に浮かぶ4つの島の1つで、現在は長浜市に属します。西国三十三所の三十番宝厳寺があり、長浜・今津から琵琶湖汽船の、彦根からはオーミマリンの観光船が出ています。

琵琶湖汽船は京阪グループの船会社です。琵琶湖での近代的な航路は鉄道建設が後回しにされた大津-長浜間で1882年に鉄道連絡船が運航されたことが始まりで、数多くできた運航業者は大正初期には太湖汽船と湖南汽船にほぼ集約されます。このうち湖南汽船は京阪の滋賀県への拡張策に伴い傘下に入り、一方の太湖汽船は地元資本を中心とした反京阪グループで連合し1927年に琵琶湖鉄道汽船になります(この会社の鉄道部門が現在の京阪石山坂本線)。しかし大阪や京都へのアクセスを握る京阪に対して圧倒的に劣勢でわずか2年で琵琶湖鉄道汽船は京阪の軍門に降ります。

このときに船舶部門は(新)太湖汽船に再編され、1951年に琵琶湖汽船の社名に改められています。かつては生活航路も持っていましたが道路整備により全て廃止され現在は浜大津からの遊覧船と今津-竹生島-長浜航路を運航しています。

琵琶湖汽船の航路は長浜や今津からの単純往復だけでなく今津→竹生島→長浜のスルーでの利用も可能です。これが面白そうなので使ってみることにしました。約60分間島にいられます。


ということで振り出しは近江今津駅です。

駅から湖岸にまっすぐ行くと乗り場があります。途中寄り道すると今津郵便局があり風景印をもらえますが出発時間を考えるとやめておいた方がいいでしょう。

こちらで乗船券を購入。今津からの単純往復か長浜にスルーするかを選べます。

船は「びわ湖光秀号」。明智家の水色桔梗紋を配しています。

元々は「いんたーらーけん」という旅客船で、1981年に堅田の杢兵衛造船所で建造されています。40年近い老朽船・・・と思いきや内装はリフレッシュされており古さを感じません。元々琵琶湖は波浪が少ない上に淡水なので船体へのダメージが外洋に比べると少なく長寿命になるようです。

ミシガンなど他の船も杢兵衛造船所で建造されていますが何せ長命なのでドックでの整備や改装が主な仕事になっており、新造の際は他の造船所で船体ブロックを作ってもらい組み立てだけを行うのだそうです。

12時発の船で竹生島に向かいます。25分で着くそうです。


竹生島に到着。島全体が花崗岩の岩でできており、崖が切り立っています。唯一緩やかになっている島の南側に港があり、すぐに宝厳寺と都久夫須麻神社があります。敷地は僅かで島のほとんどは未利用地です。

お土産物屋さんの周辺のみは無料エリアで、あとは拝観料が必要です。お寺と神社で共通になっています。

それでは宝厳寺から。この石段を上がると本堂です。

724年に行基が開いたとされ、弁財天が本尊です。中世は延暦寺の下にありましたが現在は真言宗のお寺です。1558年に焼失しましたが信長に攻められていた浅井長政が復興のための木材を寄進、信長もそれを妨害しなかったそうです。ところが浅井氏滅亡ののち長浜に入った秀吉はその木材を流用し長浜城を建ててしまいます。さすがにバツが悪かったのか息子の秀頼の寄進という形で大阪城の唐門やなどを移築、これらが現在も残されています。

明治になると神仏分離令が出され、宝厳寺には廃寺と神社への変更が命じられますが宝厳寺や信者の反対に遭い、元の本堂を「都久夫須麻神社」として分離、宝厳寺は存続となります。

本堂を神社に譲ったため1942年に建てられたのが現在の本堂です。こちらに弁財天が安置されています。

本堂のそばに納経所があります。次の船に遅れないよう早めに頂きましょう。

本尊である弁財天の御朱印です。

こちらが西国三十番の御朱印と御詠歌です。西国霊場1300年記念の印は竹生島をかたどったものです。記念印の押印は今年までとされていましたが2022年3月末までに延長されています。今からでも間に合いますので集めてみてください。

それでは観音堂へ。

この唐門が大阪城から豊国廟を経て宝厳寺に寄進されたもので、秀吉の大阪城に由来する現存唯一の建物とされます。国宝に指定されています。

3月に修復されたばかりで極彩色が鮮やかです。まだの方は今こそと言えます。

この唐門を入ると観音堂で、こちらも重要文化財に指定されています。観音霊場である西国の三十番は千手観音で、60年に一度開帳される秘仏です。次回は2037年とのこと。観音堂も修復工事が終わったところで、記念に開帳しても良かったのでしょうね。

この観音堂を抜けると渡り廊下があります。これは秀吉の軍船「日本丸」の部材を使ったとされ「舟廊下」と言われています。

この先が都久夫須麻神社です。宝厳寺で触れた通り明治の神仏分離でできた神社で、宝厳寺の本尊である弁財天に比定される市杵島比売や浅井地方(東浅井郡など)の神である浅井比売などを祭神としています。

こちらの本殿は宝厳寺の旧本堂で秀吉から秀頼の時代に複数の建物の部材を利用して整備されたとされ、中心部と外側で建築様式が異なっています。この本殿も国宝に指定されています。

都久夫須麻神社は御朱印を拝観者が押すスタンプに変更しており、それも現在は新型コロナウイルスの影響で中止しています。


長浜行きの船に乗りましょう。

「べんてん」です。74t・航海速力21ノットで1983年にこちらも杢兵衛造船所で建造されています。この船も改装されて建造から37年の船とはとても思えない状態です。

このプレートは建造当初からのものでしょうか。途中でトン数が変更になっているようです。暑かったので冷房が気持ちいいです。


今回はここまで。長浜以降に続きます。
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福井市内風景印巡り②

2020-08-21 | シャック便り
福井市内の風景印巡りの続きです。

福井照手郵便局から戻って繁華街を北に上がると福井錦町郵便局があります。

付近は繁華街で「夜の街」となっています。一方で「六方焼き」の親玉菓舗、「汐うに」の天たつなど実力派の老舗が点在しています。

福井錦町郵便局の風景印です。こちらに描かれている橋は九十九橋のお隣に架かるさくら橋、銅像は幕末の志士・橋本左内のものです。左内は緒方洪庵に師事し、やがて幕末の名君松平春嶽を補佐するようになり一橋慶喜を将軍に推すものの安政の大獄で獄死し生涯を終えます。春嶽も倒幕派にあらがえず北陸唯一の大国(大和・播磨・伊勢など最も国力の高い13国)であった越前は明治以降目立たない存在となってしまいます。

一方自然が豊かで、鯖江の眼鏡・セーレン・日華化学など高い技術力を持つ企業も多いことから福井は持続可能な社会のモデルになるとも言われています。


福井錦町郵便局の南にヨーロッパ軒総本店があります。ご存知の福井名物ソースカツ丼の発祥の店です。

今回はこちら。「三種盛りスペシャル」です。一番人気のソースカツに加え海老・ミンチカツの3種が楽しめます。ミンチカツは単品だとなぜか「パリ丼」と呼ぶのですが、これも肉汁が一杯で人気が高いみたいです。一度食べてみて以降は気に入ったものを単品で頼むのも楽しいですよ。

お土産は西武百貨店の地下食品売り場にもありますし、駅前「ハピリン」の2階にあるお土産物屋さん、さらに駅ビルのスーパー「プリズムマート」にもあります。越前そばや永平寺ごま豆腐に味カツ(ソースカツ丼の上に乗っているカツ)、地元限定のドリンク「ローヤルさわやか」など色々あって飽きません。


少し時間に余裕があるので今庄で途中下車します。

駅の裏に今庄郵便局があります。

集配も担当している大きな局ですがお客さんは誰もおらず静かなところです。

今庄郵便局の風景印です。

今庄で降りたのは風景印だけでなくこちらも目的。

高野由平商店です。江戸時代に旅籠をやっていた際に若狭藩から甘露梅肉(練り梅)の製法を伝えられ、明治以降は甘露梅肉の製造販売店となっています。もちろん甘露梅肉も絶品なのですがこちらの紅梅液がお目当てです。

甘露梅肉を作る際に梅の実を砂糖漬けにするのですが、その際に出てきた梅シロップを土蔵で数年寝かせたものを「紅梅液」として売っています。これ、氷水で割ると暑さで疲れやすいこの時期の体にぴったりです。

昨年今庄から移動運用でQRVしており、その際に駅の案内所で買ったらあっという間に飲みきってしまったので大きな瓶で買っておきます。添加物など人工的な物は一切使っておらず安心して飲める点もポイントが高いです。甲類焼酎+紅梅液+炭酸水ってのも美味しいと思います。


荷物も一杯になりましたのでこれで帰りましょう。敦賀から大阪までは新快速で2時間少々(福井からは3時間少々)。大阪を17時頃以降に出る電車になると帰宅ラッシュに巻き込まれるため敦賀14時23分発の新快速がいいでしょう。

冒頭の繰り返しとなりますがこれが金沢ですと時間に余裕がなく電車に乗っている時間もさらに往復で3時間程度プラスされるため日帰り金沢は全くオススメしません。一方福井ですとこのように時間に余裕があり、あれこれ見て回って日帰りできます。ホントに金沢がいいのか一度考えてみてもいいと思いますよ。
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福井市内風景印巡り①

2020-08-20 | シャック便り
風景印巡り、今回は福井市です。

福井市内中心部では福井文京六郵便局を除く全ての郵便局に風景印が配備されています。

福井に行くに近江今津朝8時14分発の福井行きが便利です。乗り換えなしで10時前に福井に着きます。

#青春18切符の時期ですが、この電車を利用しても日帰りの金沢行きは無茶です。敦賀発の最終の新快速の時間を考えると金沢には短時間しかいられません。近江町「以外」の場所で食事して兼六園を早回りしたらもう帰りの電車の時間です。日帰りなら福井の方が時間に余裕があり、永平寺などにも足を伸ばせます。

福井に到着。福井駅周辺は少し歩くと福井大手郵便局があります。

福井駅に一番近い郵便局ですがお客はおらずのんびりムードの局です。

福井大手郵便局の風景印です。福井城址にある県庁が描かれています。

福井城は柴田勝家の時代と江戸時代では異なった場所にあり、江戸時代の福井城があった場所には現在県庁があります。

ちゃんとお堀が残されていて石垣に囲まれる形で県庁があります。

その県庁近くには福井中央郵便局があります。

福井中央郵便局の風景印です。中央郵便局の風景印はどこも総花的な図案になってしまいがちで、こちらも県の花である水仙や県庁へのアクセスとなる御本城橋などが描かれています。

「もう一つこんなのもあるのですが」ということで紹介を受けたのがこちらの消印。記念切手の発売日から数日間のみ使用される印です。


次の郵便局への途中に福井西武があります。

元は「だるまや百貨店」でしたが1970年に西武百貨店と業務提携し「だるまや西武」に、さらに1993年には西武百貨店に合併され「西武福井店」となっています。福井県で唯一の百貨店ですが人口が少ないのでお客は少なく、来年2月末で新館の営業を取りやめるようです。

福井県の小売業は大手が少なく、西武と同じグループのヨーカドーはありませんし、あのイオンすらお店がなく滋賀の平和堂などに限られます。このため百貨店だけが孤立してしまっており、このことも苦戦の理由だとされています。

福井市内では北陸新幹線の延長開業を控え再開発が進んでいます。

こちらは福井銀行の新本店です。

こちらは繊協ビル。元は1階に京福のバスターミナルが入っていましたが撤退し、取り壊されて再開発される予定だそうです。


西武から歩いて5分ほどで福井佐佳枝郵便局です。

ここもお客さんがいません。人のいない街ですね。

福井佐佳枝郵便局の風景印です。描かれている電車は局舎の前を走る福井鉄道のものです。調べてみたら80型という車両のようです。福井鉄道ではかつてこのような路面区間でステップを出して乗降させるタイプの電車を持っていましたが、現在は路面電車規格の床の低い電車に統一しています。

この80型は名義の上では大正時代の南海の車両で戦後すぐに福井鉄道に譲られましたが既に車体が古かったため1956年に車体を鋼製のものに交換、さらに足回りも1987年に交換、その後もちょこちょこと部品交換されたため、2006年の引退時点では南海由来の部品はほぼなくなっていたそうです。


さらに進むと九十九橋という橋があります。江戸時代までは足羽川に架かる唯一の橋だったそうです。しかも城下側の約半分は木橋となっており、万一の際はすぐ壊して防御できるようになっていたそうです。

この九十九橋のたもとに福井照手郵便局があります。

福井照手郵便局の風景印です。もちろん九十九橋が描かれています。


前半はここまで。後半に続きます。
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河北新報が投げかける不適切利用問題

2020-08-18 | シャック便り
宮城県の県域紙である河北新報が8/18付けの紙面で「アマ無線の不適切利用、被災地で横行 復興工事車両か 禁止された周波数使用」との記事を掲載しています。


内容は皆さんご存知の通り144/430MHzにおいてダンプカーなどの運転手が無免許で無線機を設置していたり、バンドプランを無視してQRVしている件で、震災後に違反行為が頻繁に確認できるようになったとのことです。

「そんなもの摘発すりゃいいじゃないか」と思う方もいるでしょうが、東北総通の人員は少なく取り締まりが追いつかないのが現状です。通信局の担当課長は河北新報の取材に対し「行政指導は強制力がなく、最後は利用者のモラルに頼るしかない。全ての周波数が使えないほど危機的状況ではないが、工事の受発注者双方に法令順守を促したい」と話しており、事実上お手上げであることを認めています。


この違法使用問題は某キュレーションサイトが時折摘発情報を掲載していますが、実際あんな物は「やってますパフォーマンス」に過ぎず、誰でも無線機を買えて違法行為をやりたい放題になっています。何十年も変わらず、むしろアマチュア局が減ったことでさらにひどくなっているようにも思えます。

復興工事での違法使用があるのなら例えば工事業者に違法使用を行わないことを入札条件とし、下請け含め違法行為が発見されれば工事代金の支払いを減額したり、一定期間指名停止にするなどの制裁を加えてもいいはずです。国交省に話を持ち込むことになるのでしょうが、それくらいは行ってもいいのではないかと思います。
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福知山風景印&小型印巡り②

2020-08-17 | シャック便り
福知山の「福知山光秀ミュージアム」を記念した小型印と風景印巡りの後半です。

次の郵便局は由良川を渡った先にあります。由良川は京都市北部の芦生付近から西に向かい、福知山付近で北に折れて宮津市と舞鶴市の境界となって日本海に注ぎ込みます。暴れ川として知られ、近年も福知山付近では何度か氾濫被害が起きています。

このため堤防は高く、電動自転車が有り難いです。


橋を渡ったところに福知山猪崎郵便局があります。

どうもバスとかがないのか不便なところみたいで、「ここまでどうやって来られたのですか?」と聞かれました。観光協会のレンタサイクルの件を話すと「その方法ですか」と納得されていました。

福知山猪崎郵便局の小型印です。

同じく風景印です。近くの福知山動物園にいる猿のみわちゃんがイノシシのうり坊に乗って動物園を散歩する風景が名物でした。いまはどちらも大きくなり乗っての散歩は取りやめられています。昨年にはみわちゃんが逃走、9日間逃げ回りようやく捕獲されたそうです。


再び橋を渡ります。

この藪は「明智堤」と呼ばれており、洪水対策で光秀が造営させたと言われていますが、光秀の時代のものではないという説もあるようです。

福知山内記郵便局に到着。こちらは専用の押印窓口を設けていました。

福知山内記郵便局の小型印です。尼子騒兵衛さんがデザインした光秀夫妻をモチーフにしたキャラクターがあしらわれています。夫婦仲は非常に良かったそうですが正室の煕子さんは1576年に病没しており、光秀の福知山への入城(1579年)の時点ではこの世にいなかったことになります。そこまでヤボを言っても仕方ないですよね。

同じく風景印です。

これでJRの線路より北にある郵便局は回り終えました。残るは線路より南の2局だけです。


福知山岡ノ町郵便局に到着。こちらへも坂があり、電動自転車が便利です。

「どれだけ回られました?」と話してきてくれましたので「三和と大江は無理ですが、あと残るは1つだけです」と話すと驚かれていました。三和はバスですが便数が多くないですし、大江も丹鉄で行く必要があります。

福知山岡ノ町郵便局の小型印です。どっかのピール会社みたいですねhi

同じく風景印です。


最後は福知山駅南郵便局です。

この周辺にはJRの福知山運転所(車庫)がありましたが、運転所を西の郊外に移し跡地が再開発され新しい街に変わっています。

福知山駅南郵便局の小型印です。

同じく風景印です。ご覧の通り由良川の向こうにある猪崎局以外は全て風景印に福知山城があしらわれていることが分かります。

ようやく8局回り達成です。


観光案内所に自転車を返しましょう。1時間45分で回りきりました。飲み物を買って園部行きの電車に乗ります。園部行きの電車は園部で京都行きの快速に接続しており、約2時間で京都に着きます。

電車は園部の手前の日吉駅で十数分の行き違い停車があります。京都方面から来る普通と特急をやり過ごすためで、駅のすぐ脇にある日吉郵便局で風景印をもらいます。

停車時間が長いので余裕でもらえました。

日吉郵便局の風景印です。日吉ダムがあしらわれています。

無事日吉駅に戻れました。


京都で降りてJR京都伊勢丹の沖縄物産展に顔を出します。コロナ対応で実演販売が縮小され、さすがにお客さんはまばら。いつも顔を出す泡盛倉庫の比嘉さんも後半のみでバーは開設されず販売のみとのこと。

神村酒造の中里専務がいましたので少し話をして泡盛の「暖流」を購入。オーク樽で寝かせた古酒に新酒をブレンドしたもので、オーク樽独特の風味があります。これを活かした飲み方が「暖流のハイボール」こと「暖ボール」で、神村酒造ではオススメの飲み方としてレシピを公開しています。すっきり飲めるので食中酒にもいいですし、1杯目で飲むのもいいですよ。

自宅の在庫が切れていたので暖流を1本購入。「沖縄でコロナが広まって帰れるのかなぁ」と専務がこぼしていましたが本当に大変なことになりましたね。


今回の小型印巡り、このように市内中心部の7局については自転車でも回れます。公共交通機関のみですと三和局がかなり難しくなります。風景印とセットでもらってゆくと楽しいと思います。
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