JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

札幌御朱印巡り

2022-08-04 | 御朱印めぐり
風景印巡りと一緒にコソコソ続けている札幌市内の御朱印巡りです。

まずは新琴似神社へ。風景印巡りでご紹介した新琴似郵便局の近くにあります。

1887年に陸軍屯田兵歩兵第一大隊第三中隊が新琴似の地に入殖、入地後ほどなく中隊本部の隣にあった泉の湧き出るところを神社として整備したのが始まりです。天照皇大御神・豊受大神・神武天皇を祭神としています。

1945年には空襲に備えて戦闘機が隠されたとのことですが、周囲は戦後急速に宅地化され、新琴似神社の境内だけが緑を残しています。

現在の本殿は2006年に整備されたものです。

新琴似神社の御朱印です。


続いては新善光寺です。歓楽街すすきのの南に接しており、他のお寺も含めすすきのとの境をなしています。

新善光寺は浄土宗の寺院で、東京の増上寺から北海道布教のため派遣された大谷玄超が1884年に開山しています。この頃他の宗派も北海道で布教活動を行っており、新善光寺に加え東本願寺札幌別院・中央寺(曹洞宗)・西本願寺札幌別院・経王寺(日蓮宗)が札幌では大きなお寺とされます。中央寺と経王寺はお参りして御朱印や御首題を頂いています。

その後1946年の札幌大火で焼失しますが、1964年に本堂を再建しています。

「御朱印を書いている間にお参りはいかがですか」とのことで本堂にお邪魔しました。広くて立派な本堂です。浄土宗なので本尊は阿弥陀如来ですが、こちらの阿弥陀如来像は1964年の本堂再建時に京都の寺町高辻にある浄国寺から譲られたようです。その後の調査で平安時代後期の作と判明し、重要文化財に相当する価値が認められましたが、管理を考慮して申請を見送ったそうです。

新善光寺の御朱印です。

まだまだ札幌には御朱印を頂ける寺社があります。少しずつ回りたいと思います。


今回の御朱印情報です。
新琴似神社 1種を社務所で授与(限定御朱印がある場合あり)。500円。
新善光寺 1種を寺務所で授与。
コメント
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