人とタイヤとキーパーコーティング!

タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

「守る」「攻める」 形態の少しづつ違う三つの店の存在価値!

2014年10月21日 | 経営
タイヤ屋のオヤジに難しい作戦はありません、
「スタッドレスタイヤも雪が降れば売れるだろう。」といった他力本願の作戦です。

チラシをまいてアピールするのでもなく
宣伝活動をするのでもなく「あるがまま・ありのまま」で
ある程度の予測をして 売リ切れる範囲でスタッドレスタイヤとアルミホイールの
仕込み在庫をするだけです。
「売ってやろう」とか「売らねばならない」という力みはほとんどありません。
このことは上村タイヤ課長や臼井店長も良くわかっていて
私が指示する事も少なくなりました。
「自力」でできる準備はしますが 
売れる売れないは降雪という「他力本願」が大きく作用する傾向です。

当社にとってタイヤ小売事業は「守る分野」という考え方で
他店様と競争しても打ち負かされる弱者である事実を充分認識していることがあります。
なるべく競争という土俵に乗らない方法は 他社様他店様とは違う事を考えるに付きます。
同じタイヤを売るのに違いが出せるのか? という疑問がでますが
他店様の手法ややり方をよく研究すると やはり穴があるのです。

「守る分野」を土台として「攻める分野」として車美容業に乗り出したのも
生き残るための智恵が発動しただけです。
それが今現在 形態の違う三つの専門店という展開になっています。

タイヤ専門店
タイヤ・キーパーコラボ店 
洗車・コーティング専門店
それぞれどの業態が時代にマッチするのか どう変化していくのか?
完全に見通す事はできませんので 形態が違う店を運営するという事が
生き残る智恵そのものと考えています。

経営体にとってリスクを三分割している事になります。 
そうした「守りの意識」を土台にして「成長分野・攻める意識」の発現として
洗車・コーティング専門店が育ちつつあります。

経営という視点から見ると
三つの店があることは優劣をつけることでなく 
生き残るという観点から必要不可欠なことであります。
そのうえで 「成長する」という生命体に備わった可能性を追い求める道を歩きます。
人とは生命とは成長発展の方向性を備え付けられているのですから
「なぜ?」という疑問をはさむより 
「どうやって」という可能性を求める時
自然と成り行きでもそうした道へ導かれます。

タイヤ屋のオヤジも タイヤが売れなくなり儲からなくなりつつある時
「なぜ?」という考え方をせずに 「どうやって」という可能性を探した時
洗車・コーティング分野との融合にたどりつきました。
これも考えたのではなく その可能性を拓いてくれるかもという人と出遭ったというのが真相です。
その結果 三つの形態の違う専門店になりました。

*毛利元就の「三本の矢」 矢も一本では折れるけれど三本を束ねると折れないという教えを思い出しました。
*賢いウサギは三つの穴を住処にする。
 三という数は調和を象徴します。
「タイヤ専門店」「タイヤ・キーパーコラボ店」「洗車・コーティング専門店」で守りの意識を高め
「洗車・コーティング専門店」の展開で攻める。
攻守のバランスが安定を高めると信じます。


零細経営体を預かる立場として 
各店舗で働いてくれるスタッフには数値目標というものがあるのは当然とします。
けれど経営体としての数値でははかり知れない価値もあります。
その価値を説明するの役目でもあります。

お客様という存在にお役に立てる存在として 
数値の比較デジタルでは 店の価値が数値の優劣で決め付けるという愚かな事になりかねません。
アナログを重視すると波を見ますから 押してくる寄せ波もあれば引き波もあります。
時代の変化のなかで 引き波を感じるなら次は寄せ波を待つ心構えを組み
寄せ波がきているならその波が始まったばかりなのかピークに近いのか判断が要ります。
みんな一緒なら 波に乗り損ねるとみんな一緒に溺れます。
そういう視点が零細企業には生き残りの智恵として必要です。

踏みつけられても踏みつけられてもしぶとく生き延びる雑草の智恵です。
雑草の逞しさ 雑草の多様性 雑草の子孫繁栄  参考になりました。




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