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旧中筋家住宅

2015-09-25 20:08:18 | 重要文化財
シルバーウィーク最終日の一昨日、またもや父母と共に‘重要文化財指定建築物巡り’に行って参りました。

行って来ましたのは、和歌山県和歌山市にあります旧中筋家住宅で、ここは3月から11月までの土日祝なら一般公開されているんですが、春分の日と秋分の日に、この住宅の主屋の3階にある望山楼という座敷が特別に公開されるので、この日を選んで行って来た次第です。
熊野古道に面している旧中筋家住宅は、江戸時代末期に大庄屋を務めた家柄で、明治の中頃に現在の屋敷構えが出来たとの事だったんですが、敷地面積は2,200㎡もあり、その敷地内には主屋を始め、蔵が3棟、茶室、長屋門形式の表門、賓客しか通れない御成門、人力車を入れるための車庫などもあり、大庄屋の住宅にふさわしい風格が備わっています。
特に主屋は、その広々とした部屋1つ1つに、接客のために心を砕いて設計されているのが、素人目にも明らかで、今回、特別に公開されていた望山楼に至っては、山々が一望できる事から名付けられ、出来た当初は、和歌山城や淡路島も遠望出来たそうです。
また、主屋の北と南には庭園があり、説明の方が‘この庭園には大きな木がないので見栄えがしないでしょう’などと仰っていましたが、個人的には見栄えがしないどころか、見応え抜群で、北にある庭園には、今年の5/20付けのブログで紹介した北田家住宅で、珍しいと思って見た洗濯場が、この庭園内にもあって驚かされましたし、南の庭園は、庭園側から主屋を見た時の景色が壮観で、私はもちろんの事、母も‘この景色は良いわね’と言っていました。

一昨日は、旧中筋家住宅を出た後、もう1件、重要文化財指定建築物を巡ったんですが、それは明日以降のブログにて紹介したいと思います。

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