第4038号 02.02.08(土)
若し其の位、尊極(そんきょく)に居り、聡明を炫耀(げんよう)し、才を以て人を凌ぎ、非を飾り諌め拒(ふせ)がば、則ち上下、情隔たり、君臣、道乖(そむ)かん。古より滅亡するは、此に由らざるは莫きなり、と。『貞観政要』474
それゆえ、周易に『蒙昧(智恵が明らかでない)な偽りのない心によって正を養う』といい、『明智をくらまし隠して民衆に臨む』と称しております。もし、極めて尊い位に居り、聡明な知恵を輝かし、才能をもって人をしのぎ、自分の悪いところをとりつくろい、諌めを拒絶するときは、上下の心が隔たって、君臣の間の道がそむきます。古来から国家が滅亡するのは、すべてこういうことをすることによるものであります」と。474
【コメント】「自分の悪いところをとりつくろい、諌めを拒絶する」ということは、国家が滅亡する遠因とありますが、国家も個人も同様だと思います。
要はそこに素直さがないということです。非は非として素直に認め、そして果敢に努力をするということが一番大事なことであります。何もできなくとも、くさらず日々地道に努力する姿は、人生に挑む尊い姿だと思うのです。
私は体がフラフラしていたので、漢方薬局のせんじ薬を飲みました。それでもよくならないので耳鼻咽喉科の薬も飲みましたが、改善しませんでした。
そこで鹿児島日赤病院へ行くことにしたのでした。日赤では、タップテストと称して---腰からずい液を抜きました。先の2月5日に退院し、6日から9日まで自宅で過ごし、10日月曜日に日赤病院へ行くことになっています。そこで手術をするか否かの判断をするのだそうです。
次の手術をすれば、激しい運動は出来ないとのことです。70年空手道をしてきた私が空手道は出来ないとなれば死を宣告されたようなものです。ですから、手術は辞めることにしたいと思っています。
今日8日は空手道教室の日ですので、思いっきり指導をしてみたいと思っています。
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◎今日のひと言「ねばり強い努力と勤勉性」
自分が理想とする人生に挑むためには、ねばり強い努力と勤勉性が欠かせないと思います。父の事業倒産の御蔭で尻拭いをせざるを得なくなったおかげで、夜間高校へ行き、そして漁業組合への支払い等々をしてきました。
夜間高校時代3年生の時、当時の電電公社の入社試験に合格しました。そして父の名義を借りて夜間の電報配達もしてきました。
丁度その頃から私のねばり強い努力と勤勉性が定着してきました。それは壮絶というに相応しい生き方でした。
そして53年前の1967年、鹿児島電気通信部へ転勤になりました。1975年に今の錦江台に新築したのでした。その頃も谷山の八色書店で漢籍70巻を購入しました。その頃、月刊誌15巻を20年間講読してきました。
当時は気違いと呼称される位、ねばり強い努力と勤勉な日々であったと回想しています。睡眠時間20分という日々を2週間続けたこともありました。
とにかくやらねばならないという積極性が、健康を維持出来たのだろうと思っています。思うに、人生の幸福や繁栄が他人の助力や後ろ立てではなく自分自身の力によって勝ち取られることを、しっかり自覚しなければならないと思います。ねばり強い努力と勤勉性を!!!
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『善の研究』第422回
余は先ずかつて述べた実在の論よりして、この両見解は決して相矛盾衝突することがないと断言する。元来現象に内外の区別はない、主観的意識というも客観的実在界というも、同一の現象を異なった方面より見たので、具体的にはただ一つの事実があるだけである。
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若し其の位、尊極(そんきょく)に居り、聡明を炫耀(げんよう)し、才を以て人を凌ぎ、非を飾り諌め拒(ふせ)がば、則ち上下、情隔たり、君臣、道乖(そむ)かん。古より滅亡するは、此に由らざるは莫きなり、と。『貞観政要』474
それゆえ、周易に『蒙昧(智恵が明らかでない)な偽りのない心によって正を養う』といい、『明智をくらまし隠して民衆に臨む』と称しております。もし、極めて尊い位に居り、聡明な知恵を輝かし、才能をもって人をしのぎ、自分の悪いところをとりつくろい、諌めを拒絶するときは、上下の心が隔たって、君臣の間の道がそむきます。古来から国家が滅亡するのは、すべてこういうことをすることによるものであります」と。474
【コメント】「自分の悪いところをとりつくろい、諌めを拒絶する」ということは、国家が滅亡する遠因とありますが、国家も個人も同様だと思います。
要はそこに素直さがないということです。非は非として素直に認め、そして果敢に努力をするということが一番大事なことであります。何もできなくとも、くさらず日々地道に努力する姿は、人生に挑む尊い姿だと思うのです。
私は体がフラフラしていたので、漢方薬局のせんじ薬を飲みました。それでもよくならないので耳鼻咽喉科の薬も飲みましたが、改善しませんでした。
そこで鹿児島日赤病院へ行くことにしたのでした。日赤では、タップテストと称して---腰からずい液を抜きました。先の2月5日に退院し、6日から9日まで自宅で過ごし、10日月曜日に日赤病院へ行くことになっています。そこで手術をするか否かの判断をするのだそうです。
次の手術をすれば、激しい運動は出来ないとのことです。70年空手道をしてきた私が空手道は出来ないとなれば死を宣告されたようなものです。ですから、手術は辞めることにしたいと思っています。
今日8日は空手道教室の日ですので、思いっきり指導をしてみたいと思っています。
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◎今日のひと言「ねばり強い努力と勤勉性」
自分が理想とする人生に挑むためには、ねばり強い努力と勤勉性が欠かせないと思います。父の事業倒産の御蔭で尻拭いをせざるを得なくなったおかげで、夜間高校へ行き、そして漁業組合への支払い等々をしてきました。
夜間高校時代3年生の時、当時の電電公社の入社試験に合格しました。そして父の名義を借りて夜間の電報配達もしてきました。
丁度その頃から私のねばり強い努力と勤勉性が定着してきました。それは壮絶というに相応しい生き方でした。
そして53年前の1967年、鹿児島電気通信部へ転勤になりました。1975年に今の錦江台に新築したのでした。その頃も谷山の八色書店で漢籍70巻を購入しました。その頃、月刊誌15巻を20年間講読してきました。
当時は気違いと呼称される位、ねばり強い努力と勤勉な日々であったと回想しています。睡眠時間20分という日々を2週間続けたこともありました。
とにかくやらねばならないという積極性が、健康を維持出来たのだろうと思っています。思うに、人生の幸福や繁栄が他人の助力や後ろ立てではなく自分自身の力によって勝ち取られることを、しっかり自覚しなければならないと思います。ねばり強い努力と勤勉性を!!!
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『善の研究』第422回
余は先ずかつて述べた実在の論よりして、この両見解は決して相矛盾衝突することがないと断言する。元来現象に内外の区別はない、主観的意識というも客観的実在界というも、同一の現象を異なった方面より見たので、具体的にはただ一つの事実があるだけである。
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