味園博之のブログ-文武両道「空手道と南洲翁遺訓」他古典から学ぼう

平成の今蘇る、現代版薩摩の郷中教育 
文武両道 「空手道」と『南洲翁遺訓』を紹介するブログ

魏徴曰く、古人云ふ、初有らざるなく、

2020-02-01 09:52:07 | ブログ
第4033号 02.02.01(土)

魏徴曰く、古人云ふ、初有らざる靡く、克く終有るは鮮し、と。願はくは陛下、此の常に謙し常に懼るるの道を守り、日、一日を慎まんことを。則ち宗社永く傾敗す
ること無からん。堯舜の太平なる所以は、實に此の法を用ふればなり、と。『貞観政要』472


魏徴が言った、「古人が『初めが善くないことはないが、終わりまで全うすることは少ない』と言っております。どうか陛下がこの常に謙遜し常に戒め恐れる道をお守りになり、日増しに謹慎なされますように。そういたしますれば、国家は永久に傾いてやぶれることはございませんでしょう。堯舜の世が太平であったのは、誠にこの法を用いたからでございます」と。472

 【コメント】堯舜の世が太平であったのは、常に謙遜し戒め恐れる道をお守りになったということは、人々が教えとして受け取り、それを踏襲することが大事だと思います。

 少なくとも世の人々から忌み嫌われるようであってはならないと思います。あおり運転みたいに。

 昨日も家内とふれあいスポーツランドへ行きましたが、往復の車の運転は、極めておだやかに模範運転を致しました。所が軽自動車の暴走・速度違反が目立ちました。

 これらは若い人が多く、事故の経験がないものと思われます。一旦事故をすると賠償などにも費用が要るのですが、未経験であれば仕方のないことです。

 今の私は身体がフラフラするのですが、車の運転は前方をしかと見てハンドル操作を確実にし、ペタルとアクセルを間違わなければいいと思い、徹底した安全運転に努めています。

 身体のフラフラについては、明日、鹿児島日赤病院にて血液検査を行うなど入院治療をすることにしています。鹿児島市内の脳外科様は旧態依然の治療しかしていないとのことです。

--------------------
◎今日のひと言「骨惜しみをしないこと」

 父が経営する鰹節製造工場が倒産したお蔭で、高校進学は夜間高校にすることにしました。その時の体験が高齢者になった今も生きています。

 兎に角骨惜しみをせず何事にも挑戦することが大事だと思っています。多分、私みたいに働いてきた人間はいないと思います。

 働くということは知恵が出るということです。勉強ばかりしていては、そう伸びは期待できないと思います。働いて働いて働きまくることが肝要だと思います。

 私の母がそういう人生を歩いてきたのでした。
 人の幸せはどこにひそんでいるかわかりません。何事にも臨機応変に決断し取組むことが大事だと思います。そうすれば、人間の幸運は、仕事に取組む場にあるといえましょう。そういう仕事の掟を将来にわたってどう生かしていくかが、人生の強運につながる決断だいえると思います。

-----------------
『善の研究』第419回

 しかし真正の世界主義というは各国家が無くなるという意味ではない。各国家が益々強固となって各自の特徴を発揮し、世界の歴史に貢献するの意味である。201

-----------------------