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もう手放したくない

このごろ、毎日、バッハの「シャコンヌ」とテデスコの「悪魔の奇想曲」を1度ずつ通して弾くようにしています。この2曲はいずれ劣らぬ難曲大曲で、放っておくと必ず弾けなくなります。それでいて「一生大事にしたい」という気持ちが抜けない、大好きな曲です。
「シャコンヌ」については、「60歳でこの曲をコンサートで弾く」という目標があって、毎年春先に1〜2度ずつとりあげてきました。おかげで、59歳の今も「がんばれば何とかなるだろう」という気持ちで、ためらいなくプログラムに入れ、練習を始めることができます。
「悪魔の奇想曲」はそういう明確な目標がなかったため、若い頃に猛練習したにもかかわらず、いつしか弾けなくなりました。音楽教室を開いて2年目、「時間もできたし、久々に挑戦しよう」と練習を始めたら(この曲が原因かどうかはわかりませんが)、左手親指の付け根が腱鞘炎にやられました。そのとき「もうこの曲は一生弾けない」と思いましたが、昨年から今年にかけて「もうなおらない」とあきらめていた愛器(マツムラギター)が無事に修理からなおってきたのを機に、「よし、自分も」とばかりにじっくり腰を入れて毎日少しずつさらいなおしたら、ずいぶんととり戻してきました。もちろん若いころと同じような弾き方はできませんが、逆に「今だからこう弾く」というところもあります。
そんなわけで、この2曲は、(コンサートに出す出さないにかかわらず)継続的に弾き続けようと決めた次第です。具体的は「コンサートまでに日があるうちは2曲とも弾く」「コンサートが近づいてきたら、どちらか1曲を選び交互に弾く」という手法です。6月には「シャコンヌ」を弾きますので、「悪魔の奇想曲」の方も「2日に1度は弾く」くらいのペースで弾いていこうと思います。
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ヘンデルのサラバンド

「伊勢市クラシックギターを楽しむ会」コンサートでは、このごろリクエストを募っています。もっとも、あらかじめ「この中からどうぞ」という曲目のリストを提示してのことなので、こういうのが本当に「リクエスト」と言えるのかどうかはわかりません。
ただ、次には「その他自由にどうぞ。レパートリーの範囲内でお応えします」と添えてあります。この欄に「ヘンデルのサラバンド」と書いてくださった方があるので、久々に譜面を見てみました。
若いころ「難しいな」と思いながらも一生懸命練習した記憶があります。一時的には弾けていて、コンサートにも2〜3度出したはずです。でも今すぐには、弾けそうにありません。
実はこういう曲への(若いころの)私の取り組み方には共通点があります。
それは「無理な運指のままに、猛練習して弾いていた」ということです。
少々、運指に無理があっても、時間も体力もあるときに必死で練習すれば、ある程度は弾けるようになる場合があるのです。でも、年齢を重ねて無理がきかなくなると、そういう曲はたいてい弾けなくなります。
こういうとき、あらためて時間をとって(時間は必要です)、「今の自分で弾けるような運指はないか」、さらには「指の動かし方やフォーム、力の入れ方抜き方に無駄はないか」という視点でおちついてさらいなおすと解決策が無事に見つかり、今の身体でも、若いころ並みかそれ以上に弾けるようになることが珍しくありません。
「サラバンド」もそういう曲じゃないかと思います。
6月コンサートまでは3週間以上もあります。やってみましょう。これで無理なら、「この曲はもう一生弾けない」と潔くあきらめることにします。
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もしかすると世界初演?

一昨日(15日)、伊勢市クラシックギターを楽しむ会の第63回例会「ふえとギター、音楽の旅」を終えました。私の関わるコンサートで「ふえとギター」というネーミングがあれば、「ふえ」は井村律子さんの吹かれるリコーダーのことです。
今回のメインプログラムは、マルチェロの「オーボエ協奏曲ニ短調」です。
ギターとリコーダーの為に書かれた譜面がないので、自分たちなりに修正を加えながら音を移して練習を進めました。
初舞台でしたので少々余裕がなく、いくつかのミスがありましたが、アンケートには(記述場所でないところに)「マルチェロ、良かった」の一文が添えられていました。
演奏の完成度はまだまだ高くはありません。でも「ずっと大事にしていきたい」と二人とも思える楽曲に出会えたことを嬉しく思います。きっと、これからも、何度か取り上げることになるでしょう。
「この編成では誰もやっていないだろう。もしかすると世界初演かな」と期待して「マルチェロ オーボエ協奏曲 ギター リコーダー」で検索したら、果たして、何十年も前に海外でレコーディングされていました(笑)。
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トンネルの出口

今年の手製CD「オリジナルアレンジ 第2集」の制作作業が遅々として進みません。収録作業を終えて半月以上がたち、「なんとかGWの期間中にかたちにして……」と考えて、前半は着々とやっていましたが、部屋の乱れが起因していると思われるミス(楽譜紛失等)が続出し、これまた「連休中になんとかしよう」と思って重い腰を上げて片付け始め、途中で、「これを機に部屋の模様替えも」と欲張ったのが裏目に出て(笑)、今だにケリがついていません。
でも今日、やっと暗く長いトンネルの出口がほんの少し見えてきました。
もっとも「トンネルの出口」というのは「CD制作再開」でなく、部屋の片づけのことでして、実際のところ、CD制作よりもさらに急ぎの仕事(チラシ類作成等)がいくつか滞っています。……これを書き出すのは見送りますね。またまた出口が見えなくなりそうです(笑)。
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またまた先送り

今年の手製CD「オリジナルアレンジ 第2集」の収録曲は全部で24曲になりそうです。
実はもう1曲あったのですが、それぞれの譜面に張り付ける見出し(活字)の原稿を作った後、「あれ、あの曲が入っていないぞ」と気づき、譜面もどうにも見あたらず、おまけに、この1曲を無理して(書きなおすなどして)追加すると全部で奇数ページになってしまう……ということで、断念しました。
「あの曲」というのは、「浜千鳥」(作曲;弘田龍太郎)です。
この「浜千鳥」は、昨年の「第1集」用に譜面、音源とも(ト長調で)出来上がっていたはずが、「もっとやさしく書けるはずだ」という思いから、今年の「第2集」へ先送りを決め、編曲、収録とも(ハ長調で)やりなおしました(4月11日の日記参照)。
さんざん苦労したこの曲を入れ忘れるというのは、何というドジでしょう。
さがしてみると、先月録音した音源は、マイパソコンの中の「オリジナルアレンジ第2集」というフォルダにはありませんでしたが、USBメモリースティックの中で見つかったので、パソコンの中に「第3集」のフォルダを新しく作り、そこに入れました。
こうしておけば「来年もまた作ろう」という気になります。まだ今年のアルバムもできていませんが、今年と同様、1年間編曲譜を書きためて春先に収録……という手法をとることを考えれば、「1曲だけ先送り」というのもあながち悪い話ではありません。
ちなみに昨年の「第1集」で「先送り」を決めたのは「浜千鳥」を含めて5曲ありました。「浜千鳥」を除く4曲は、今のところ「入れられそう」ということで作業を進めています。

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私のGW

5月になりました。
ゴールデンウィークはいかがお過ごしですか?
私の方は、遊びに出る予定はひとつもなく(!)、レッスンが時々あるくらいで、それ以外の時間は、自分の練習をしたり、たまっていた実務の続きをしたりで、(いつもよりは)ゆったりと過ごしています。これはこれでいいものです。たまには、自分の生活や音楽活動のことを、じっくりと考える時間が必要ですよね。
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ふがいない

熊本地震から今日で2週間です。
メールマガジン「コンサートニュース伊勢」先週号の冒頭で、
「明日こそは、コンサートの会計を整理し、市民活動センターの事務所へ行ってわずかな額の義援金を預けてこなきゃ……」とこう書いたものの、忙しさにかまけて作業が遅れ、センターにも行けずに1週間たちました。なかなか行けないことは気になっていましたが、とうとう今日(発行日)を迎えてしまい、「このままでは、配信作業にとりかかれない」ということで、やっと午後、行ってきました。
日記にもかけないほどの、微々たる額を(熊本の現地でなくこちらの窓口に)おとどけするのに1週間もかかってしまいました。何ともはやふがいない限りです。被災地の皆さん、ごめんなさい。ごめんなさい。
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ト長調のアルペジオ練習

「収録ぼほ完了しました」と一昨日の日記に記しましたが、「そうだ! 反響板を片付ける前に、やっておこう」と思い立ち、昨日譜面を準備して今朝、1曲追加収録しておきました。
曲名は「ト長調のアルペジオ練習」とでも書いておきましょうか、自作「シャコンヌ ハ長調」や「カルリの子守唄」の素材として、これまでに何度も紹介してきました、カルリのよく知られたアルペジオの練習曲(ハ長調)を、今度はト長調に移調したものです。ただし、そのまま移しても普通には弾けまぜんし、響きにも少し難点があるので、低音進行その他に私の手が入っています。ですからやっぱり「アレンジ」と言っていいと思います。
私はここ2〜3年、原曲の「C⇒G7⇒G7⇒C」から始まる和音進行を「G⇒D7⇒D7⇒G」から始まるように調を移したものものを(コードネームと低音だけで)考え、原曲(ハ長調)と併用してきました。この方法をとると、ハ長調原曲だけを使った場合と比較し「疲れ」や「飽き」がある程度軽減させられるのです。指の「痛み」も緩和されると思います。
ただ、機械的に調を移すと、並行8度の「禁則」が生じ、響きが若干悪くなってしまいます。個人的には、それでも「その点を差し引いても、やってみる値打ちがある」と思いますが、ま、専門家の方々に笑われるといけませんので、この機会に、特に低音進行を自分流に考え直してみた次第です。その結果、コードネームだけ考えていた時よりも、「硬さ」が減って、より自然な響きに改善されました。正解です。
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収録作業ほぼ完了

ここ数日は、「音楽日記」を意図的に休んで、収録作業と編曲譜の作成にいそしんでいました。「これらの曲を録りました」という単純な報告すらできないでいますね。大変失礼しました。
でも、そのおかげで今年の手製CD「オリジナルアレンジ 第2集」の音源がほぼ出来上がってきました。
「音源ができると一段落」という気がします。でも実は、昨年はこの後の作業(譜面と音源の最終チェック、ジャケットの作成、ネットを通じてのお知らせ等)に何ヶ月もかかってしまいました。
たしかに、収録作業を進められるのは、年間を通じて限られた期間(今の時期)のみです。かといって、「収録さえ済めば、後は、いつでもできる」という気持ちでいると、間違いなく昨年度と同じ轍を踏むことになります。心したいと思います。

一方、この間、社会全体を大きく揺るがしているのは、今も九州地方を襲っている大震災です。亡くなった方々、ご遺族の方々にはお言葉もございません。謹んでご哀悼、お見舞いの意を申し上げます。被災地の過酷な状況の中を過ごしてみえる皆様、くれぐれもご自愛ください。

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3年がかり

今朝は、自作「花は花はの変奏曲」を収録しました。
作り始めたのが3年前の3月11日………東日本大震災からちょうど2年にあたる日で、譜面が完成したのがつい先日です。
「被災地の子どもたちにエールを送りたい」という思いで作り、これまでにもあちこちで弾いてきましたし、これからも弾き続けますが、私一人では、広がりに限界があります。せっかく作ったこの譜面が、たくさんの方の目にとまり、一人でも多くの方に弾いていただけますように………。
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もっと勉強しなきゃ

今朝は、自作「カルリの子守唄」を収録しました。
この曲は、最近書いた譜面の中でも一番の「お気に入り」で、すでに何度もコンサートで紹介してきています。自分なりに「完成した」と思っていた曲です。
でも昨晩、翌朝(つまり今朝)の収録に備えて、練習と譜面の最終チェックをしていたところ、「こちらの音の方がいいな」と思われるところが何箇所か見つかりました。
この曲に関しては、これまで好意的な感想しかいただいていませんが(コメントがなかったことはあります……笑)、見つかった以上はそのままにしてはおけません。
日付が変わる頃まで、譜面の修正やら、そこの部分の練習やらを行い、遅く床に就きました。
さすがに朝は20分ほど寝坊しましたが、それでも、この曲の練習と収録に必要な時間は充分キープし、なんとか計画通りに録り終えました。この曲は今年の楽譜付手製CDの目玉のひとつです。
今回修正した箇所というのは、いずれも、春先に学習しなおした理論書(基礎和声と編曲法)にあった内容と無関係ではありません。昨夜の奮闘のおかげで、この曲の響きはさらに改善されたと思います。
私の場合、直接ギターを弾いている時間に比較し、理論的な学習にかける時間はずいぶんと少なく、まだまだ「課題が山積み」という状態ですが、ほんの少しでも、勉強した成果がかたちになってくるのは嬉しい限りです。これを機に「もっと勉強しなきゃ」と思います。今の生活の中で、勉強する時間をひねり出すのは正直なところ、大変なんですが。

▽2015年6月17日の日記「カルリの子守唄」
http://blog.goo.ne.jp/hiro7167/d/20150617
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季節はずれ

今朝は「一月一日」と「もみじ」を収録しました。まずまずの出来です。
……しかし、季節はずれもいいところですね(笑)。
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先入観

昨日、4月のコンサートを終えたので、今朝より収録作業を再開しました。
私の場合、収録作業を行うときには、それがどんなにやさしい曲であっても、前日練習が必要です。前日にコンサートがある場合は、体力的にも時間的にも精神的にも余裕がありません。したがって、こういうときには特にやさしい曲を選んでおかなくちゃなりません。
今朝の収録曲は「カッコー」「浜千鳥」2曲でした。
「カッコー」は先週金曜日、三郷山を歩いているときに思いつきました。
「浜千鳥」は翌土曜日、三郷山を歩きながら運指を練りました。
実は「浜千鳥」は昨年から今年にかけて、3度も譜面を書きました。今日使ったのは4つめで、これだけがハ長調、はじめの3つはト長調です。でも、「ハ長調だとFの和音が出てくるから、左手がしんどくなるだろう」と思って書いたト長調の譜面は、いずれも1〜2箇所で、押さえにくいところができてしまいました。
昨晩仕上げて今日録ったハ長調のアレンジにもFコードは出てきますが、セーハ(左手人差し指で複数の弦を押さえる奏法)を一度も使わずに弾けるように処理し、結局これが一番簡単なアレンジになりました。
「はじめからハ長調で書けばよかったなあ」
どうやら、私の中には、「ハ長調だとセーハが出てくるから大変」という先入観があったようです。そのおかげで、膨大なロスタイムを作ってしまいました。
……今もト長調の譜面で奮闘してみえるNさん(教室の生徒さん、ご年配の方)のお顔が浮かんできました……Nさん、ごめんなさい。
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山でアレンジ

三郷山を歩いている時に、初心者用教材の定番曲「カッコー」のやさしいアレンジ(独奏)を思いつきました。
「オリジナルアレンジ 第2集」に入れられるといいな……と思って、帰宅後試し弾きをしてみました。どうやら使えそうです。
明後日に今月のコンサートを控えているので、長時間の楽譜書きは避けなければなりませんが、なにしろ短い曲です。日記をここまでにしておいて、今のうちに書き残しておきましょう。
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書きなおし、録りなおし

ここのところ毎朝、1〜2曲のペースで収録作業を進めています。
いえ、正確には「進めようとしています」でした。「上手く録れた」と思っても、時間をおいて聴いてみると「たいした演奏じゃないな」と感じ、パソコン中に作った音楽ファイルをその場で削除してしまうことがあるからです。
昨日録ったのは、ご存知「ゆりかごの歌」(草川 信)ですが、これは実は昨年の「オリジナルアレンジ 第1集」に入れるつもりで、収録まで済ませてあったのが、2〜3ヶ月後にあらためて聴いたときに、あろうことか、調弦のまずさが露呈し、「第2集」への先送りを決めることになったものです。このときすでに、収録に使った愛器(1976年作 マツムラギター)のフレットの磨耗が激しく、修理が必要な状態であったと思われますが、そんな言い訳は通用しません。
今進めている「第2集」の収録作業には、この楽器でなく、新しい方(1988年作)のマツムラギターを使っています。2本ともフレット交換を終えたばかりですが、コンサートにそなえ、古い方の楽器は基本的に第6弦をDに下げた状態になっています。
一昨日の晩、翌朝(つまり昨日の朝)の収録にそなえて、2年ほど前にアレンジしたこの曲を練習していて、「もう少し和声を大事にして書きかえた方が良くなるな」というところが5〜6箇所も見つかり、楽譜の修正と弾きこみを交互に行いました。
結果、編曲も演奏も昨年度よりいくらか改善されたと思います。これならコンサートにも使えます(修正する前のも何度か使いましたが……笑)。「昨年、ひどい音のままCDに入れて発表しなくて良かった」と胸をなでおろした次第です。
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